がんを引き起こす原因1 喫煙・飲酒

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喫煙による影響

喫煙による影響

たばこには大変多くの物質が含まれています。そのなかで、主に体に影響を与えるものはニコチンとタールです。
ニコチンは、脳の神経に作用する物質で、強い依存性があります。ニコチン自体に発がん性はありませんが、体内で発がん性のある物質に変化することがわかっています。
タールは、たばこのフィルターを通しても体内に入り込んでしまう化学物質の結合体の総称です。タールには約60種類もの発がん物質が含まれていることがわかっています。
長年たばこを吸い続けてきた肺は、細い気管支にもタールが入り込み、外側も内側も真っ黒になっています。肺についたタールはなかなか取れませんが、禁煙すると少しずつきれいになるといわれています。
喫煙の影響は、喫煙本数より喫煙期間のほうが大きいため、本数を減らすのではなく、今すぐきっぱりと禁煙することが大切です。禁煙すれば少しずつでもリスクは減り、約20年後には非喫煙者と同レベルまで下がることが期待されます。いまさらやめても遅いと諦めず、禁煙外来を利用するなどして無理なく早く禁煙しましょう。

飲酒による影響

飲酒による影響

過度の飲酒はがんの原因になることがわかっています。男性についての研究で、時々飲む人を基準にした場合、1日当たりアルコール量69g以上飲む人は1.61倍とリスクが高くなっています。
他の病気のリスクも勘案した飲酒の上限は、毎日飲む場合、アルコール量に換算して1日23g以内です。
アルコール量23gとは、具体的には、日本酒で1日1合、ビールなら大瓶1本、ワインではグラス2杯などです。この適量をよく覚えておき、飲酒はほどほどにとどめるようにしましょう。1日の適量を守るのはなかなか難しいので、適量を超えて飲む機会があれば、休肝日を作って1週間の飲酒量を調整するとよいでしょう。
特に女性は肝臓が男性よりも小さいなどの理由から飲酒の影響が大きいため、適量をしっかり守りましょう。

この記事は以下の番組から作成しています

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