脳梗塞とは

脳梗塞は脳卒中の1つのタイプで、ほかに脳出血、くも膜下出血などがあります。
脳には首から太い血管がのび、さらに太い血管から分かれた細い血管が脳の奥まで張り巡らされ、脳の神経細胞の隅々まで血液が供給されています。
脳梗塞は、血栓(血のかたまり)が脳の血管に詰まるために引き起こされる病気です。脳の神経細胞に十分な血液が供給されなくなり、さまざまな障害が起こります。一方、脳出血は脳の血管が破れて出血することで障害が引き起こされます。くも膜下出血もまた、脳の太い血管の分かれ目にできたこぶが破裂し、脳の表面に出血が広がる病気です。
脳卒中の3つのタイプの中で最も多いのは、脳梗塞で脳卒中全体の約7割を占めています。
脳梗塞の主な原因「動脈硬化」と「心房細動」
症状のない小さな脳梗塞「ラクナ梗塞」とは