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第1287回
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平成29年7月28日(金)公表

日本放送協会第1287回経営委員会議事録
(平成29年7月11日開催分)

第1287回 経 営 委 員 会 議 事 録

<会 議 の 名 称>

第1287回経営委員会

 

<会 議 日 時>

平成29年7月11日(火)午後0時50分から午後5時00分まで

 

<出 席 者>

〔委  員〕

  石 原  進 本 田 勝 彦 井 伊 雅 子
    小 林 いずみ   佐 藤 友美子 堰 八 義 博
    高 橋 正 美   中 島 尚 正 長谷川 三千子
    宮 原 秀 夫   森 下 俊 三 渡 邊 博 美
  ◎委員長 ○委員長職務代行者(以下、「代行」という。)

 

〔役  員〕

  上 田 会 長 堂 元 副会長 木 田 専務理事
  坂 本 専務理事 児 野 技師長 根 本 理 事
  松 原 理 事 荒 木 理 事 黄 木 理 事
  大 橋 理 事 菅   理 事 中 田 理 事

 

 

<場   所>
放送センター  22階経営委員会室  21階役員会議室

 

<議   題>

 

○ 視聴者のみなさまと語る会(立命館大学)登壇者報告

 

付議事項

 

○ 視聴者のみなさまと語る会(松江)開催報告(資料)

 

1 議決事項

 (1) インターネット実施基準の一部変更について(資料1)(資料2)(資料3)

 (2) 新放送会館建設のための用地賃貸借契約および土地交換の合意書の締結について(資料)

 

○ 平成29年度役員目標ヒアリング

 

○ 説明会「NHK国際放送の充実強化の取り組みについて」

 

 

議事経過

 

 石原委員長が開会を宣言し、経営委員会を開催。

 

○ 視聴者のみなさまと語る会(立命館大学)登壇者報告
 7月7日(金)に開催された「視聴者のみなさまと語る会(立命館大学)」に登壇した佐藤委員、宮原委員、森下委員から感想の報告を受けた。

 

<会長、副会長、専務理事、技師長、理事入室>

 

 本日の付議事項および日程について説明。第1286回(平成29年6月27日開催)および第1283回(平成29年5月9日開催)の「平成28年度予算総則の適用について」の議事録を承認し、所要の手続きを経て、平成29年7月14日に公表することを決定した。

 

 

付議事項

 

○ 視聴者のみなさまと語る会(松江)開催報告(資料)

 (歌川経営委員会事務局長)
 平成29年度、2回目の開催となる「語る会」を、5月20日土曜日、松江放送局で開催しました。時間は午後0時30分から2時35分までの2時間5分です。
 登壇は、経営委員会から、石原委員長、小林委員、長谷川委員の3名。執行部から、松原理事、黄木理事、松江放送局の木村局長の3名を加えた合計6名で、司会は中川緑アナウンサーでした。
 公募の結果、はがき、ホームページなどを通じて72名から参加の申込みがあり、会場のスペースの関係から抽選を行い、43名に参加案内をお送りしました。当日は、20名が「語る会」に参加されました。
 「語る会」終了後には、「『ブラタモリ』の歩き方」と題して、山名 啓雄エグゼクティブ・プロデューサーによる講演会を開催しました。
 概要や反響等については、報告書の1〜2ページに記載しています。
 冒頭、協会の基本方針や重要事項の説明として、小林委員が経営委員会や公共放送の役割、平成29年度の収支予算と事業計画について説明しました。その内容は3〜5ページに記載しています。
 意見聴取は「経営全般」と「放送」の2つのテーマで実施し、「受信料の公平負担」「NHKグループのガバナンス」「2020年に向けた取り組み」「難視聴対策」「地域放送の充実」など、多岐にわたる意見や提言が寄せられました。これらは6ページ以降に掲載しています。
 終了後の参加者当日アンケートの結果とアンケートに記された具体的内容は23ページ以降に記載しています。

 

 

1 議決事項

 (1) インターネット実施基準の一部変更について(資料1)(資料2)(資料3)

 (坂本専務理事)

 インターネット実施基準の一部変更の総務大臣への認可申請案についてご審議いただきたいと思います。
 今回の変更案は、放送番組を放送と同時に提供するサービスの改善・向上の検討に資するために行う「試験的提供」に関するものです。
 お手元に、実施基準の変更案と現行の内容との対照表をご用意しました。先月13日の経営委員会でもご説明したように、変更案では、地域放送番組の配信に関する項目や、ピョンチャン五輪での試験的提供については実施時間を16時間以内とすることなどを盛り込みました。
 変更案の内容は、先月経営委員会にもご報告し、公表もいたしました。その後、NHKとしてパブリックコメントを行い、意見の募集を行いました。
 パブリックコメントの概要について説明します。実施した期間は、先月14日から2週間です。あわせて35件のご意見が寄せられました。提出の方法は、NHKホームページ上の専用メールフォームからが32件、郵送が3件でした。提出者は、団体が16件、個人が19件でした。
 主なご意見を紹介いたします。まず資料の1ページは、試験的提供Aなどでの早戻しや見逃しの実施予定について確認したいというご意見です。民放連とキー局から寄せられました。右側の欄にご意見に対するNHKとしての考え方を書いています。これについてはまだ具体的な試験内容は検討中ですが、民放とは事前に十分話し合いを行うことが重要と考えています。
 続いて、主にネットを利用する人が多いと考えられる10代の若者の利用状況等の検証を要望するというご意見です。2ページです。
 それから、地域放送番組の配信について。地域の放送局のフタかぶせの運用の負荷などを検証し、民放の経営判断に資するようにしてほしいというご意見です。こちらは、6ページから7ページにかけてです。民放連、キー局2局とローカル局4局から寄せられました。
 続いて、結果の共有を望むご意見です。14ページから16ページです。民放各社との試験的提供の成果の共有には、よりいっそう努めてまいりたいと考えています。
 次に18ページですが、権利処理に関して、得られた知見を民放にも共有させてほしいというご要望です。また、先駆ける形で権利処理のルール作りが行われ、民放の事業に影響が出ないようにしてほしい、というご要望も寄せられました。これについては、可能な範囲で情報提供や説明に努めるほか、懸念される点、課題についても十分配慮したいと考えています。
 20ページから、ピョンチャンオリンピックに関してですが、民放と十分協議してほしいというご要望です。これは民放連、キー局3社、ローカル局5社から寄せられました。ピョンチャン五輪は、JC、ジャパンコンソーシアムの枠組みで民放と共同で権利を取得しています。試験的提供については、JCのパートナーである民放と協議の上、実施することになると考えています。
 24ページと、25ページから26ページにかけては、直接、意見募集の対象ではありませんが、常時同時配信のあり方についてのご意見となっています。
 ご意見を踏まえ検討した結果、実施基準の変更案については、先月13日にご説明した原案と同じ内容で総務大臣に認可申請を行いたいと考えています。本日、議決をいただけましたら、総務大臣への認可申請を行います。認可申請ののち、パブリックコメントでいただいたご意見と、ご意見に対するNHKの考え方について、NHKオンラインで公表することにしています。

 

 採決の結果、原案どおり議決。

 

 (2) 新放送会館建設のための用地賃貸借契約および土地交換の合意書の締結について(資料)

 (大橋理事)

 新放送会館建設のための用地賃貸借契約および土地交換の合意書の締結について、説明します。
 新しい札幌放送会館の移転整備は、平成25年11月にNHKと札幌市との間で、現札幌放送会館敷地と札幌市が所有するリンケージプラザ等跡地との交換に向けた協議に関する基本合意書を締結し、平成32年度に新放送会館の運用開始、平成33年度に土地交換することを目途に計画を進めてまいりました。
 3ページ目の整備スケジュール表をご覧ください。平成25年度に基本合意書を締結して以降、整備計画の策定から始まり、設計者選定・設計と計画を進めてきました。先月6月15日に、建設工事の施工者が入札で決定しましたので、新会館の建設着工の段階になりました。つきましては、平成33年度に土地交換を行うまでの間、札幌市からリンケージプラザ等跡地を賃借すること、および協議を進めてきた土地交換の合意書を締結することについて審議をお願いいたします。
 2ページは対象地の概要です。新放送会館の建設予定地は、札幌市が所有するリンケージプラザ等跡地、約1万300平方メートルです。この土地を借用し新会館を建設・運用開始したあと、現会館を解体撤去して土地を交換することになります。
 下の位置図をご覧ください。赤で示したところが新会館、青で示したところが現会館の場所になります。新会館の周辺には道庁や道警、裁判所などの官庁施設も多く、業務上良い環境にあります。
 3ページは賃貸借契約の主な内容です。賃借する物件は、リンケージプラザ等跡地で、契約期間は平成29年8月1日から土地を交換する前日までとなります。賃借料は年額で約8千万円です。次に土地交換合意の主な内容を説明します。新会館の建設工事が始まることから、お互いの土地を交換することを合意書に明記します。そして、土地交換の契約締結時期と交換の実施時期は、新会館が運用を開始し、現会館の解体撤去が完了した後とすること、土地の価格は、土地交換契約の締結時点における価格とし、差金が発生する場合には金銭精算とすることも表記いたします。なお、土地交換契約を締結する際には、あらためて理事会、経営委員会に諮ります。
 今後のスケジュールですが、この2つの契約を締結したあと、早速8月から建設工事が始まり、平成32年1月に完成する予定です。そのあと放送設備工事を行い、平成32年9月ごろの運用開始を見込んでいます。土地交換は、現会館の解体撤去が完了する平成33年度中となる見通しです。

 (長谷川委員)

 新会館は現会館よりもずいぶん広々とした敷地につくられるようですが、人々をひきつけるものはありますか。

 (大橋理事)

 基本的には、NHKの地域の放送会館は、標準仕様が決められておりますので、あまり大きな違いはありませんが、場所柄、ちょうど道路を挟んだ前には植物公園があり、非常によい環境にありますので、そこにマッチしたデザインのものを建てようと考えています。
 営業のコールセンター機能を整備しますので、それを織り込んでやや広めのスペースをとっています。
 また、寒さが非常に厳しい場所ですので、つららができにくいようにするなど、地域に応じた工夫はいくつかあります。

 (堰八委員)

 札幌の放送会館につきましては、長年、早く建て替えをしてほしいという要望があり、札幌の人たちも非常に喜んでいます。住民の皆さんと交流ができるような空間もあると思いますので、ぜひそこを有効活用して、北海道の情報を国内外に発信するすばらしい放送会館を作っていただけることをお願いします。

 

 採決の結果、原案どおり議決。

 

 以上で付議事項を終了した。

 

<会長、副会長、専務理事、技師長、理事退室>

 

○ 平成29年度役員目標ヒアリング
 荒木理事、松原理事、根本理事、坂本専務理事、木田専務理事に対して、平成29年度役員目標ヒアリングを実施した。

 

○ 説明会「NHK国際放送の充実強化の取り組みについて」
 NHK国際放送の充実強化の取り組みについて、担当理事より説明を受け、意見交換を行った。

 

 

 上記のとおり確認する。

 

 平成29年7月25日    

石 原  進

 

 

高 橋 正 美