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いしかわGOODニュース

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2月9日(火)放送分
テーマ「“全国丼サミット”で町おこし」

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今回のテーマは1月に金沢市で開催された「全国丼サミットいしかわ2010」
石川県で丼といえば能登半島の新鮮な食材で作る「能登丼」が思い浮かびますが、その地域ならではの丼は全国各地にあります。今回、能登丼をはじめ、関東や四国・九州など全国各地から数々のご当地丼が金沢に集結しました。
全国各地のご当地丼が味わえるとあって、一日で7,000人が会場を訪れました。
このイベントを地域活性化のきっかけにしようという取り組みを取材しました。
 

イメージ 先月、金沢市で開催された「全国丼サミットいしかわ2010」。
全国各地のご当地丼、26種類が一堂に会しました。

イメージ こちらは千葉県のご当地丼。
全国一の漁獲量を誇る伊勢海老を使っています。

イメージ 身はサクサクの天ぷらです。

イメージ こちらは愛媛県の「鯛飯」です。
こうしたご当地丼が、300円から1000円程度で食べられます。

イメージ そして、皆さんご存知!能登丼です。
海の幸をふんだんに使った海鮮丼です。

「おいしかったです。またやって欲しいです。」

イメージ 全国初となるこのイベントを企画したのは、「奥能登ウェルカムプロジェクト推進協議会」。
官民一体で、能登半島への観光客誘致に力を入れています。

奧能登広域圏事務組合 野中 淳也さん

その一人、奧能登広域圏事務組合に勤める野中淳也さん。
一人でも多くの人に、能登丼を味わってほしいといいます。
「色んなところの地域で同じように1つのことに向かってPRした方がやっぱり宣伝効果も高いですし、やっぱ地元にお金を落としてもらえるようにしてもらえればなって思います」

イメージ 野中さんが、仲間と共に能登丼を企画したのは3年前のことです。
過疎で高齢化が進むふるさとを活性化させたいという思いからでした。

イメージ コンセプトは能登の新鮮な食材を、地元産の器や地元の木材で作った箸で食べることです。

イメージ 現在能登丼を提供している飲食店はあわせて63店舗。
ここ2年間の経済効果は、1億8千万円を超えています。

イメージ 全国丼サミットを5日後に控えたこの日。野中さんは、出店に際して新しいメニューを開発している飲食店を回っていました。やってきたのは能登町の国民宿舎。

能登町 国民宿舎 料理長 馬場 雅弘さん

料理長の馬場雅弘さんです。

イメージ この国民宿舎では、併設しているレストランで、地魚のフライ丼を出してきました。

イメージ 新しい丼を作るにあたって、目をつけた食材がこちら。地元の海であがった今が旬の寒ブリです。

イメージ 産卵をひかえて、一際脂がのっているプリプリの身を厚めに切ります。

イメージ 続いてお湯に通しますが、このお湯がポイントなんです。
実は、日本海でくみ上げた海洋深層水を沸かしているんです。

料理長 馬場 雅弘さん

「食べた後の匂いとか、口とかに入った時の感覚が全然違うんですよ。深層水で、きちんとした水でやった方が旨味が増すんですよ」

イメージ 新メニュー、『能登鰤甘辛煮丼』。
甘辛く煮たブリを、能登町産のコシヒカリに盛り付け、水菜となますを添えて完成です。

料理長 馬場 雅弘さん

「せっかくのこんな丼企画たててるがんに、何年も一緒やったらやっぱり食べてる人も飽きてくるじゃないですか、やっぱ食べる人の魅力を感じさせるには、かわってかな ならん」

イメージ さらに訪ねたのは、輪島市門前のそば屋です。
このお店では、ある食材を使った新しいメニューを売り出そうとしています。

イメージ これ、何の肉だと思いますか?

イメージ その答えは、車で走ること30分。
雪で覆われた山の中にありました。
全部雪なんですけど、ここに何がいるんですか?
野中さん「あれ見て下さい、あれ。」

イメージ あれ。あれ〜鹿じゃないですか?
目の前に現れた牧場。そこにはおよそ100頭の鹿がいました。

イメージ 地元の農協が特産品にしょうと、15年前から飼育しています。大自然の中で育った鹿は肉質がいいと評判で、東京の高級ホテルからも注文がくるそうです。

そば屋店長 塗師 康徳さん

「鹿肉というのが地元の農協さんの方で飼育されてると聞きまして、あっこれを使ったらもしかしたらおもしろいんじゃないかなということでやってみたんです。」

イメージ どうしたら、鹿肉を使ったおいしい能登丼ができるのか。
このお店では試行錯誤を繰り返しました。
その結果、鹿肉をごぼうと一緒にそばつゆのタレで煮ることにしました。

イメージ こうして生まれたのが、『鹿肉すき焼き丼』。
うん、おいしい。でもこれ癖になるような感じですね。

イメージ そして迎えた全国丼サミットの当日。
能登丼の新メニューはどれだけ人気を集めたのでしょうか。
こちらは鰤の甘辛煮丼のお店。
作るそばから、次々と売れていきます。

「おいしいです。やわらかいというか、ふわぁって口の中で溶けるような感じの味ですね。」

イメージ ご覧下さい。鹿肉のすきやき丼を買い求めようと並んだ人々です。30分まちの人気でした。

そば屋店長 塗師 康徳さん

「御陰様で鹿肉の方がなんか好評のようで思った以上に反響がありましたね。」
今の気持ちどうですか?
「嬉しいです。正直嬉しいです。」
販売開始から1時間半。鹿肉丼はあっという間に売り切れました。

奧能登広域圏事務組合 野中 淳也さん

「1つの丼っていうよりも、それを実際にお米を作ってくれる人とか、その魚をとってきてくれる人とか、そういう人たちにもどんどん光があたるようになって、でもっとその地域自体が盛り上がっていって、それが他の、今こられている県外の人たちともっともっと手を組んで、大きなうねりにしていきたいなと。」


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いろんな丼がありましたが、どれも最終的には完売しました。
その中でも一早くなくなったのはVTRの冒頭に出てきた愛媛の鯛飯や、香箱ガニを使った能登丼でした。今回のイベントが大好評だったこともあって、もう次の全国丼サミットの開催地が決まっています。2010年10月、神奈川県の小田原市で開催されるということです。
 



番組では、皆さんからの質問や疑問を募集しています。

●宛て先●
〒920−8644 NHK金沢放送局 『いしかわGOODニュース』 係
FAX 076−224−7122
Eメール hyakumangoku@nhk.jp



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