2008年12月03日 (水)ワンセグの不思議!
携帯電話でワンセグ放送を受信する方を多くみるようになりました。全メーカ出荷累計では3500万台ほどあるそうです。ワンセグの名前が何に由来しているかは、以前の説明でご存じですね。地上デジタル放送1チャンネルを13等分し、このうちの12セグメントを固定受信のハイビジョン用に、1セグメント(ワンセグ)を移動受信用の情報などに割り当てたことから、「ワンセグ」との名前がつけられました。余談ですが地上のハイビジョンを「ワンセグ」と比較するために「12セグ」と呼ぶこともあります。
さて、ワンセグ放送の大きな特長は、①情報量が固定受信のハイビジョンに比べ、映像で約40分の1であること、②雑音に対する強さでは、固定受信ハイビジョンより強いことなどです。一般にデジタル伝送での「情報量」と「雑音に対する強さ」は、片方上げれば他方が下がる天秤のような関係になっています。
①ワンセグでは1秒間の映像を15枚としています。12セグの30枚に比べればワンセグ映像の動きがやや気になるのも、やむなしといったところでしょうか。選局してから映像がでるまでに時間がかかるのもこのためです。参考までに映画は24枚です。
②ワンセグは手で持つ高さでの受信となるため、屋根上にあるアンテナが受けるような電界強度は期待できません。このため、地上高1.5mくらいの電界強度でも、安定受信できるよう雑音に強い方式を採用しています。
ワンセグ携帯電話には、アンテナが内蔵されています(外部のアンテナと内蔵アンテナを併せ持つタイプもあります)。このアンテナはゆるやかに指向性を持っていますので、四角いノイズが出る場合は、本体の向きを変えてみましょう。さらには受信する位置を高くしたり、電気機器などのノイズから遠ざけるほか、鉄筋コンクリートの室内であれば窓の近くへ移動することもよいでしょう。
投稿者:かなデジスタッフ | 投稿時間:18:43 | 固定リンク

