2009年8月

地上デジタル放送のキャリア本数と情報量


地上デジタル放送は、6MHzの帯域の中で、5617本の搬送波(キャリア)で放送しています。このうち、ワンセグ用には432本です。

http://www.nhk.or.jp/kanadigi-blog/900/22035.html

http://www.nhk.or.jp/kanadigi-blog/900/22894.html

 

これだけ多くの搬送波(キャリア)が一定時間に、それぞれの振幅の値を維持します。この一定時間が終了すると搬送波(キャリア)5617本は、また次の振幅値を一定時間ホールドします。

この一定期間とは、1シンボル期間と呼ばれ、有効シンボル期間(1008μ秒)とガードインターバル期間(126μ秒)の和で1134μ秒(1.134m秒)です。

地上アナログ放送の信号が1本の搬送波(キャリア)を中心にして常に変化する信号を伝送しているのに比べ、地上デジタル放送では5617本の搬送波(キャリア)が1134μ秒の間、同じ状態を保持します。

搬送波(キャリア)5617本のうち、伝送のために必要なパイロットキャリアなどを除くと、映像、音声、データのためのキャリアは4992本です。

このキャリア1本で1シンボル期間に、振幅と位相を組み合わせた情報を1個送ることができますが、固定受信(12セグ)では、キャリア1本で1シンボル期間にその振幅と位相を変えた送り方は64とおりあり、受信機側では(000000)から(111111)まで64とおりの6ビットとして識別します。

キャリア4992本のうち、ワンセグのキャリア432本は、キャリア1本で1シンボル期間に、その振幅と位相を変えた送り方は4とおりで、端末機側では(00)から(11)まで4とおりの2ビットとして識別します。

投稿者:かなデジスタッフ | 投稿時間:12:48 | カテゴリ:デジタル放送とは | 固定リンク

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