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~新井満の笹だんご~より

笹だんご

レシピ監修 笹団子研究会 五十嵐祐子 先生

新潟の郷土菓子、笹だんご。もっちり歯切れのいいよもぎのだんごが、あんとベストマッチ! 定番のつぶあんはもちろん、昔ながらの甘みそあんもお試しください。

【初回放送】2018年4月16日

新井満の笹だんご

材料 さあ、はじめましょうか!

つぶあん6個、甘みそあん6個
<生地>
もち粉 175g  
上新粉 75g  
砂糖 30g  
ぬるま湯 200ml  
乾燥よもぎ 30g  
重曹 適量 笹、よもぎ下ゆで用(1リットルにつき小さじ1)
<甘みそあん>
みそ 50g  
砂糖 60g  
くるみ 20g 砕いてあるもの
みりん 10g  
かたくり粉 5g 少量の水で溶いておく
<つぶあん>
つぶあん 180g 1個につき30g
<仕上げ用>
36枚 1個につき3枚
いぐさ 12本  
米油 少々(ごく少量) サラダ油でも可

作り方

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準備

【中身】
■かたくり粉は水で溶いておく
■つぶあんは直径3㎝くらいに丸めておく
【仕上げ用】
■(乾燥笹の場合)重曹を入れた湯でゆで、布でさっとふいて汚れをとっておく
■いぐさは一晩水につけてやわらかくしておく

生地をつくる

step1
重曹を入れた湯で、乾燥よもぎを柔らかくなるまでゆでる。

step1

step2
ゆで上がったらざるにあけ、軽く水洗いして水けを絞る。

step2

step3
よもぎと水50ml(分量外)をフードプロセッサーに入れて、ペースト状にする。

step3

step4
もち粉、上新粉、砂糖をバットに入れ、手で軽く混ぜ合わせたら中心にくぼみを作る。

step4

step5
くぼみにペースト状にしたよもぎを入れ、全体になじませる。
なじんだら、ぬるま湯を加えながら柔らかくツヤが出るまでこねる。

step5

step6
ツヤが出たら12等分にする。

甘みそあんをつくる

step1
フライパンにみそ、砂糖、みりん、くるみを入れ、木べらでかき混ぜながら、強火で加熱する。

step1

step2
沸騰してきたら水溶きかたくり粉を入れて、焦げ付かないように練り続けながら水分を飛ばす。

step2

step3
水あめより少し固いくらいになったら火を止める。

step3

step4
バットにあけ粗熱をとる。

step4

step5
粗熱がとれたら冷凍庫で3時間ほど冷やす。
※あんがスプーンにくっつかなくなったらOK

step6
冷やした甘みそあんを直径2㎝くらいに丸める。

step4

あんを包む

step1
生地を直径5~6㎝に広げる。
※中心を厚めにすると破けにくい。

step1

step2
中心にあんを入れて、端を合わせるようにして閉じていく。

step2

step3
手に油をつけ、手のひらで転がして丸く形を整える。
※油をつけると笹の葉にくっつきにくくなります。

step3
 

仕上げ(結び方)

step1
笹を2枚少し重なるように並べる。
※葉先を自分側に向け、ツルツルした面を上にする。

step1

step2
ステップ1の笹の中央にだんごを置き、片手にもつ。

step2

step3
ステップ2の上にもう1枚笹をかぶせる。

step3

step4
下側の笹をねじって、小指でおさえる。
上側も同じようにねじって、親指でおさえる。

step4

step5
いぐさの端から20㎝くらいのところを持って、長いほうを親指でおさえた部分に2周まきつける。

step5

step6
斜めにおろして、小指でおさえた部分にも同じように2周まきつける。

step5

step7
中央で、20㎝残しておいたいぐさと交差させ、真横に2周まきつける。

step5

step8
中央で、ほどけないようにぎゅっと結ぶ。

step5

step9
蒸し器に入れ強火で15分蒸す。

step5

たべごろと保存方法

笹だんごは出来たてが一番おいしいです。つぶあん・甘みそあんも夏場でなければ常温保存可。
消費期限はつぶあん、甘みそあんどちらも3日程度です。

完成
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