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原案 パティシエ 河田 勝彦監修 エコール 辻 東京 喜多村 貴光 先生 外はカリッ、中はしっとり柔らかな食感、ラム酒とバニラの香りも豊かなボルドー名物のカヌレ。 本場で研究を重ねた河田勝彦さん直伝の本格レシピを、家庭用オーブンでも作りやすいようにアレンジした特製レシピです。
カヌレ型にポマード状にやわらかくしたバターを指で薄くぬる。
ステップ1の上からハチミツを指で薄くぬる。
<1日目> 鍋に牛乳、バニラ(縦に裂いてナイフの先で種をこそげてさやと一緒に)を入れ、火にかけて沸騰させる。沸騰すれば火を止めラップをして置いておく。熱がとれれば冷蔵庫に入れ一晩休ませる。
<2日目> 鍋に分量のバターを入れ火にかけて混ぜながら薄い茶色(ハシバミ色)になるまで熱し、焦がしバターを作る。すぐに鍋底を軽く水にあてて粗熱をとっておく。 ※「ハシバミ色」とは、ヘーゼルナッツの実の ような薄い茶色のこと。
粉と砂糖をボールに入れてよく混ぜてから中央をくぼませてステップ1の牛乳(バニラごと)をすべて加えて混ぜる。 ※混ぜすぎると粘りがでるので混ぜすぎないこと
卵黄と卵白をよく溶いてステップ3に入れて混ぜ、さらにラム酒と焦がしバターを加えて混ぜる。
ラップを密着させて一晩冷蔵庫で休ませる。
<3日目> 休ませた生地を軽く混ぜて全体の濃度を均一にしてこし、型の8分目まで流し入れる。
200℃のオーブンで約1時間焼成する。型から出してしっかりとした焼き色がついていれば焼き上がり。常温で冷ます。
保存は常温で4~5日。焼皮がバリッとしている当日がお勧め。(時間がたつと焼皮が柔らかくなることがあります)
外側はカリッ、中はしっとりやわらか、ラム酒とバニラの香りが豊かなカヌレ。