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レシピ監修・調理指導 エコール 辻 東京 喜多村 貴光 先生

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11月29日アンコール放送 タタン姉妹のタルトタタン

タルトタタン

監修 エコール 辻 東京 百野 浩史 先生
100年前のフランスで、タタン姉妹の失敗から生まれた
タルトタタン。りんごの旨みが凝縮した絶品タルトです。
家庭で作りやすいように、鍋2つとオーブンを使った特製レシピをご紹介します。

タタン姉妹のタルトタタン

材料 さあ、はじめましょうか!

◆直径18cm 丸型 1台分
<タルト生地>
 薄力粉 100g  
 バター 50g 食塩不使用
 塩 ひとつまみ  
 卵黄 20g M玉1個分
 水 20ml 冷水
 打ち粉 適量 強力粉
<タルトタタンのりんご>
 りんご 10個分
皮と芯を除いて
約1800g
1個200g~230g位のもので、果肉がしっかりして酸味の強いもの
 砂糖 180g グラニュー糖を使用
りんごの重さの1割
 バター 60g 食塩不使用
砂糖の重さの1/3
 ※りんごは今回は「つがる」を使用。「ふじ」や「紅玉」など季節によって 使い分けて下さい。

味わいのキメテとかまどのオキテ

キメテ 時間をかけて引き出すおいしさキメテ

キメテ 時間をかけて引き出すおいしさ

オキテ1 鍋は2つ!りんごは隙間なく!

オキテ2 干し柿のような食感を目指せ!

オキテ1 鍋は2つ!りんごは隙間なく!
オキテ1

オキテ2 干し柿のような食感を目指せ!
オキテ2

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作り方

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準備

■丸型の内側にオーブン用の紙 を敷く。
■バターは1cm角程度のキューブ状に切り、冷蔵庫で冷やす。(タルト生地、タルトタタン両方とも)
■薄力粉はふるって冷蔵庫で冷やす。
■卵黄と水はあわせて冷蔵庫で冷やす。
■オーブンは180℃に温めておく。

タルト生地を作る

step1
フードプロセッサーの容器に準備した薄力粉、塩、バターを入れてバターが細かい粒状になるまで混ぜる。

step1

step2
ステップ1に卵黄と冷水を加えて、生地がまとまるまで混ぜ、ラップフィルムで包み、冷蔵庫で1時間休ませる。

step2

step3
休ませた生地を冷蔵庫から取り出し、打ち粉をしながら直径約20cm、厚さ3mmになるようにめん棒でのばし、冷蔵庫で最低30分冷やす。

step3
タルトタタンを作る

step4
りんごの皮をむき、4等分してから芯を取り除く。

step4

step5
直径20~24cm程度の鍋を2つ用意し、砂糖を90gずつ、バターを30gずつ入れ、準備したりんごを鍋に隙間なく並べて入れ、10~15分中火にかける。
※焦げそうであれば少量の水をたす。

step5

step6
鍋底が薄いキャラメル色になればりんごの向きを入れかえ、さらに弱火で15分程度煮込む。
※焦げそうであれば少量の水をたし、さらに2~3回りんごの向きを変えながら煮崩れないように煮込む。

step6

step7
りんご全体が柔らかくなり、表面が薄いキャラメル色になれば用意した丸型に全てのりんごと煮汁を入れて180℃のオーブンで1時間焼き、オーブンから取り出し粗熱をとる。
(焼き上がりは、りんごの周囲が透きとおりつやのある状態が目安です。)

step7

step8
のばしたタルト生地の表面にフォークを使って空気穴をあけ、粗熱の取れたステップ7の表面に隙間なくかぶせて(余分が出れば切りとる)180℃のオーブンで40分焼く。

step8

step9
パイ生地が薄い茶色になればオーブンから取り出し、丸型に入れた状態で粗熱をとってから冷蔵庫で一晩休ませる。
※しっかり冷やす。

step9

step10
翌日、冷蔵庫から取り出し、型とオーブン用の紙 を外してお皿に盛り付ける。

step10

たべごろと保存方法
焼き上がってすぐは型からきれいにはずれません。一晩休ませて翌日にお召し上がりください。

完成

りんごをたっぷり使ったタルトタタン。
凝縮されたりんごのうま味を、心ゆくまで味わって!

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