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くらし☆解説 「世界発信!2.5次元ミュージカル」

中谷 日出  解説委員

(キャスター)
みなさんは2.5次元ミュージカルって聞いたことがあるでしょうか?既に日本では人気のコンテンツになっているということですが、この度この2.5次元ミュージカルを世界発信するための協会が設立されました。2.5次元ミュージカルを世界発信する意味は何なのか?中谷日出委員に聞きます。
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Q.2.5次元ミュージカルって何?

・2.5次元ミュージカルというのは、2次元で描かれたの日本のアニメ・マンガなどを舞台作品としてミュージカルに変換したものを指しています。
・マンガ・アニメが2次元、それを忠実にミュージカルとして立体化したものなのでファンが2.5次元と名付たそうです。

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Q.従来のミュージカルとどう違うの?

・日本のマンガ・アニメ・ゲームを忠実にライブエンターテイメントにしたものなので観客は自分の大好きなマンガ・アニメの世界が現実空間に現れたように感じるんです。マンガ・アニメのいわば刷り込みがあればこそのミュージカルということです。
・中でも大変な人気を誇る「テニスの王子様」はキャラクターや物語を忠実に再現しています。マンガのキャラクターが生身の姿で目の前にいると思えるほど、小道具はラケットのみ。コートとベンチだけのものすごくシンプルなセットを照明効果で観客を物語に引き込んでいきます。テニスボールもスポットライトで表現してマンガのスピード感そのものです。
・観客は、目の前で演じられているミュージカルとマンガ・アニメの世界を頭のなかで融合するように演出されているんです。
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Q.なぜ今2.5次元ミュージカル?

・実は、この2.5次元ではありませんが、日本のマンガ・アニメミュージカルは、かなり歴史があるんです。マンガ・アニメミュージカルとして古くは皆さんよくご存知のあの「ベルばら」こと「ベルサイユのばら」この「ベルサイユのばら」は1974年に始まっているんです。長い年月を経て2.5次元へと進化して、日本国内では既に固有のジャンルとして定着しているといってもいいと思います。
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・こちらのように誕生期、成長期、そして開花期と規模は大きくなって2.5次元と呼ばれるようになったようです。
2013年の延べ観劇数は160万人を超え新しいマーケットが誕生しました。
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・今やチケットも中々手に入らないほどなんです。
・これまで舞台化されたタイトルの一部をあげてもご覧のように(図例)みんなが知っている作品ですよね。
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・公演総本数も年間70本に届く勢いです。
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Q.そんな盛り上がる状況の中 今回、日本2.5次元ミュージカル協会が設立されたんですよね?

・今、日本国内では、ゲーム会社やレコード会社など、舞台制作を行う会社が急激に増えているんです。その理由は、インターネットなどによって映像コンテンツなどが膨大に増えています。が、ビジネス的には今一つ元気がありません。その反動で今、リアルな演劇、ミュージカルなどライブエンターテイメントの元気がものすごくいいんです。実は、みんなリアルな体験が好きなんです。
・そんな元気なリアルエンターテイメント業界の人々が集まって、、業界が国内で競争するだけでなく協力してその質を高めていくことが、今 最も大切ということで、それぞれが培ってきたライブエンターテイメントのノウハウを共有していこうということでこの協会が生まれました。
 

Q.日本2.5次元ミュージカル協会は何をするの?

・代表理事の松田誠さんは会見でこのような発言をしています。
「2.5次元ミュージカルを世界スタンダートにするため、、、、、、、、」
・まずは欧米のミュージカルのように世界のスタンダードなコンテンツになるための地固め
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・国内外の市場調査・人材の育成・それぞれのノウハウを共有しさらなるクオリティーの向上・2.5次元ミュージカル化の可能性のある原作を発見など。
そして、同時に世界へ発信して世界スタンダードを目指すということです。代表理事の松田さんは、日本の2.5次元のノウハウを結集したオールジャパンだと語っています。
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Q.世界市場で発展できるのか?

・クールジャパンという言葉がありますが、今海外で日本文化は、大変人気があります。特にマンガ・アニメの人気は根強いです。むしろ熱狂度は海外のほうが高いかもしれない。
・そんなマンガ・アニメの立体化なので可能性は大いにある。
・最近の作品で「テニスの王子様」や「セーラームーン」など人気タイトルは、特に海外からの視線もあつい。既に台湾、と韓国で公演を行っていますが総計13000人を動員しています。
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Q.さらに世界市場で発展するための課題は?
 

・代表が言われるように世界スタンダードになるためには海外での権利関係や興業のノウハウなどをしっかり踏まえた枠組みづくりが必要だろう。

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