解説アーカイブス これまでの解説記事

視点・論点

中央大学教授 佐々木 信夫

6月21日、東京都の舛添要一知事が辞任しました。高額な海外出張、公用車の公私混同使用、政治資金の流用疑惑など、この春から都政を混乱させた一連の問題に対する責任をとっての辞任でした。
これで、都知事の任期途中での辞任は、国政に転ずるため辞任した石原慎太郎氏、医療法人から5千万円を受け取った問題で辞任した猪瀬直樹氏、それに続く、3人目の辞任となります。
舛添氏の在職期間はわずか2年4ヶ月で、1年足らずで辞めた猪瀬氏に次いで、歴代都知事の中で2番目に短いものでした。
東京都ではここ4年足らずの間に、3人もの知事が辞任するという異常な事態にあり、これは戦後都政の歴史においても、日本の地方自治の歴史においても例がありません。
1300万人が暮らす首都東京の政治に、いったい何が起きているのか、考えてみたいと思います。

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立命館大学特別招聘教授 浜田 寿美男

5月24日、衆議院本会議において「刑事司法改革関連法」が可決、成立し、この3年以内に、施行される運びになりました。今日は、この法律のうち、刑事事件における被疑者取り調べの録音・録画、いわゆる取り調べの可視化について考えてみたいと思います。

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國學院大學 教授 四宮 啓
 
裁判員制度が施行されて7年が経過しました。今年の3月までの統計では、裁判員裁判によって8、900人以上の被告人に判決が言い渡されました。また67、000人以上の人々が、裁判員や補充裁判員となって、法廷に座わり証拠調べを聴き、評議・判決に参加しています。
 裁判員制度は、定着に向けて概ね順調に運営されてきたと言えるでしょう。
しかし課題も浮かび上がっています。今日は裁判員裁判への国民の積極的参加が必ずしも進んではいないという点について考えてみたいと思います。

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自殺総合対策推進センター長 本橋 豊
 
10年前、2006年に自殺対策基本法が制定されてから、日本の自殺対策は大きく進みました。そして、今後の対策をさらに推進するために、今年4月1日に改正自殺対策基本法が施行されました。今日は、改正された自殺対策基本法に基づく日本の新たな対策の方向性はどのようなものなのか、自殺問題の現在の状況と今後の課題、とりわけ地域の特性に応じた対策について、私がこれまで関わってきた秋田県や京都府の経験を踏まえつつ、お話をしたいと思います。

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千葉大学真菌医学研究センター教授 亀井 克彦

今日はカビによる病気についてお話したいと思います。

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国立国語研究所 石黒 圭

 今日は、日本語の語彙力を強化する方法をご紹介します。
 学校教育では、どの教科を学ぶにしても、そのもとになるのは国語力だと言われます。企業でも、新入社員に求める能力の第一位は、10年以上コミュニケーション能力で変わりません。国語力やコミュニケーション能力の基盤となるのは、言葉の力、すなわち語彙力であり、語彙力がその人の理解力や表現力、さらには思考力を支えています。それでは、どうすれば語彙力が身につけられるのでしょうか。

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東京大学大学院教授 塚谷 裕一
 
 日本列島も梅雨本番、春の花と新緑の季節も一段落して、木々の緑がいっそう濃くなってきました。快適な気温ですから、野山に出かけてみようと思っても、雨は降っているし、森の中は暗いし、ちょっと億劫ですね。
 植物にとっても梅雨の季節は良し悪しです。水は潤沢にありますが、いかんせん、雨の日が多くて陽の光が少ない。
 それでも木々の梢の方なら明るく光が照らしますが、木の根元、森の地面近くの林床では、そうはいきません。ただでさえ雨雲で暗いところを、頭上を覆う葉の茂みが完全に光を遮ってしまいます。
 植物にとっては、どれだけ陽の光を使えるかは死活問題ですから、森の中の林床は、好ましくない環境と言えます。
 ところがそんなところに好んで生え、人知れず花を咲かせる一群の植物があります。それが本日の主題、腐生植物です。

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東京大学 大気海洋研究所 教授 蒲生 俊敬

日本は小さな島国です。その面積37万8千平方キロメートルは、世界の61番目でしかありません。しかし、我が国のまわりには広大な海があります。沿岸から200海里(約370 km)の範囲を「排他的経済水域」と呼びますが、我が国の排他的経済水域は、447万平方キロメートルと、国土の12倍もの面積があります。これは世界第6位の広さです。

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麻布大学いのちの博物館 上席学芸員 高槻 成紀

シカといえば、ほとんどの皆さんは子ジカのイメージから可愛い動物、あるいは奈良のシカからおとなしい動物だという印象をお持ちでしょう。登山やハイキングで野山を訪れシカにであったという方もいらっしゃるかもしれません。しかし今、日本の山ではこのシカが増えすぎて、様々な問題を引き起こしており、場所によっては壊滅的ともいえる被害をもたらしています。今日は今、日本の山でおきているシカの問題についてお話したいと思います。

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東京ゲンジボタル研究所代表 古河 義仁
 
初夏の風物詩、ホタル。日本各地で「ホタル祭」や「ホタル観賞会」が行われています。皆さまは、ホタルをご覧になったでしょうか?

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