北極海がアツイ!日本の新研究船の役割は?異常気象解明・資源開発・安全保障も
公開:2024年5月2日(木)午前11:48
2024年5月2日(木)
◆日本の北極域研究船「みらいⅡ」の建造中の様子が先日初公開された
北極海に面するロシアなどは昔から多数の砕氷船を持っていますが、ここ数年、中国やイギリスなど多くの国が北極海の探査を行える新たな船を建造しています。
きっかけは急速に進む気候変動で、北極海の氷が溶けてきたことです。北極圏は気温の上昇が世界平均のさらに2~3倍もの速さで進んでいる文字通りホットな場所で、世界や日本の異常気象の解明のためにも研究が欠かせないとされます。2026年年竣工予定の「みらいⅡ」は、厚さ1.2mの氷の海を航行できる砕氷能力に加えドローンや無人潜水機なども駆使してデータを集めます。
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