2010年01月18日 (月)『ER14』ルカとアビー


夫婦の間にまだ解決しなければならない問題がひとつ残っているルカとアビー。
二人のこれまでの道のりをおさらいしておきましょう。

【ルカ】
クロアチア出身のルカ・コバッチュは、故郷で最愛の妻ダニエラと幼い娘ヤスナ、息子マルコを亡くしています。
当時は内戦が勃発中。ダニエラは空襲を恐れて家族で疎開することを希望していましたが、ルカがインターンシップを終えることを優先したために疎開の機会を失い、結局妻と二人の子供が住むアパートが爆撃を受けてしまいます。帰宅したルカの目の前で家族は息を引き取りました。このとき以来、ルカは神への信仰を捨ててしまいます。

アメリカに渡ったルカは、シカゴのカウンティ総合病院に勤めることに。
彼はそこで看護師長のキャロル・ハサウェイ(ジュリアナ・マルグリース)に心を動かされます。
キャロルは少し前にカウンティを去ったダグ・ロス医師(ジョージ・クルーニー)との間に双子が生まれ、シングル・マザーとして奮闘していました。
キャロルもルカに気持ちが動き始めるのですが、ある患者の家族愛に触れて、自分にとってダグがかけがえのない存在であることに気づきます。
キャロルはルカにこう告げてダグの暮らすシアトルへと去っていきます。
「どこかで誰かがあなたを待っている。奥さんのようにあなたを愛してくれる人が必ずみつかるわ…」

その後、ルカはアビーをジョン・カーター医師(ノア・ワイリー)と奪い合うことに。ルカとジョンはアビーをめぐってフェンシングで決闘まがいのことまでしでかすほど。

ルカは混乱するコンゴでの医療活動に従事したときに民兵組織に銃をつきつけられ、いましも殺されそうになりますが、そのとき彼は一度捨てた神への信仰の言葉を口にします。民兵たちはその姿を見て銃をおろし、ルカは無事アメリカへ戻ることになります。

【アビー】
アビーは看護師として『ER6』に登場。当時はリチャード・ロックハートと結婚していました。そう、ロックハートは別れた夫の名字なのです。
夫の名前を名乗り続けるのは夫に未練があるからではありません。本名のワイゼンスキーがアメリカ社会ではなにかと色がつく東欧系の名前であるため、夫の名前を引き続き名乗っているのです。

アビーの父親は彼女が幼いときに家族を捨てて出奔。
母親のマギー・ワイゼンスキー(サリー・フィールド)は心の病をわずらっています。
アビーは自分もそして子どもも母と同じ病気になるのではないかと悩みます。その結果リチャードとの子どもを中絶してしまいます。その日を境に夫婦関係が壊れて離婚することに。

アビーは医学部に進学していたのですがリチャードが払うと約束していたその授業料を滞納したために、看護師を続けざるをえなくなった時期もありました。リチャードはアビーが払った授業料で医師になっていたというのに。
ちなみに看護師のキャロル・ハザウェイは一時医学部を目指していましたが、最終的には医師になる夢をあきらめています。アビーはキャロルが断念した道を歩み続ける登場人物としてルカの前に現れたわけです。

アビーは高校時代のボーイフレンドの影響でかなりのヘビー・スモーカー。おまけにアルコール依存症を一度克服した過去があります。そのため薬物依存症を克服しようとしたジョン・カーター医師のスポンサーになることを頼まれたこともありますが、彼女自身がアルコール依存症を再発したとき、今度はジョンに助けられます。

一時、アビーはジョンともつきあった時期がありますが、ジョンはアフリカでの医療活動に従事するためにカウンティを退職。

そしてルカとアビーの間に子どもができます。このときもアビーは中絶を決意してクリニックまで行くのですが、最終的には産むことに決めます。

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と書くと、なんだか不幸のかたまりのようなルカとアビーですが、そんな二人がどうにか結婚し子供が生まれたのは『ER13』でのこと。
『ER14』では、ルカのお父さんが亡くなり、アビーのアルコール依存症が再々発し、モレッティ部長との間にあんなことがあり、今最大の危機を迎えているというわけです。

今後の二人の人生に目が離せません

投稿者:YUKI | 投稿時間:11:50

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