西郷どんを訪ねて ゆかりの地巡り

西郷どんを訪ねて ゆかりの地巡り

5 鹿児島市 <中薩摩・南薩摩>

西郷どんを訪ねて 第九回

注目! 西郷どん流リーダー論

(平成29年12月5日 情報WAVEかごしまで放送)

オープニング

幕末・明治に多くの若者たちをひきつけた、リーダーとしての西郷どんの生き様や思想。実は今これが、部下たちとの関係に悩む経営者や管理職の間で、注目されているんです。今回はビジネスマンの間で話題の西郷どん流リーダー論について取材してきました。

いま注目の「西郷どん流リーダーシップ」とは、一体どんなものなのか。
それを知るため、まずは東京に向かいました。

上野西郷像

上野の西郷銅像の前で待っていてくれたのは、人材育成コンサルタントの吉田幸弘さんです。

吉田さん

吉田さんの著書の中には西郷どん流リーダーの流儀がたくさん。

部下に最高の仕事をさせるのがリーダーの醍醐味である優秀な部下との大仕事は上司は補佐役に徹する

「部下に最高の仕事をさせるのがリーダーの醍醐味である」
「優秀な部下との大仕事は、上司は補佐役に徹する」

部下の能力を引き出し、大きな度量で仕事を任せるリーダー力。
幕末・明治にきら星のごとく現れた個性的な人材たちに大いに手腕を振るわせて、
大変革を成し遂げた西郷どんの「部下を輝かせる力」に注目しています。

そんな「西郷どん流」を現場にいかそうとしている経営者もいます。

中島さん

こちらはさいたま市の税理士事務所所長の中島由雅さん。 今年5月、経営者だった父が亡くなり、急遽従業員80人を抱える事務所を引き継ぎました。 自分が部下に認められていないと感じる焦りから感情的になることもあったといいます。 そんな時に出会ったのが、部下を主役にする「西郷どん流」のリーダー論でした。

どんな相手とでも協力関係になる可能性を考える

「どんな相手とでも協力関係を築ける。」
これは中島さんが好きな言葉だそうです。

「西郷どん流」の実践として、まず始めたのが部下の意見や提案を聞くことでした。

部下の意見を聞く

自分の考えを部下にわからせるのではなく、自分が部下の思いや意見を理解する。
耳を傾けはじめたとたん、部下たちは目を輝かせて様々なアイディアを提案してきました。部下に大切な仕事を任せるようにもなっています。

中島さんと吉田さん

実は中島さんと本を書いた吉田さんとは以前からの知り合い。
西郷どん流リーダー論も直接教えてもらっていました。

中島さんは、部下を信じて仕事を任せる「西郷どん流」を実践することで
経営者として成長していきたいと考えています。

集合写真

「西郷隆盛のようにひとりひとりの力を最大限にいかして根を張ってもらえるような、そんな土のような存在になっていければなと」
中島さんはこのように仰っていました。

変化の激しい時代にリーダー1人の能力では限界があり、
新しいことに挑戦するためには部下に失敗を恐れず挑戦させることが求められているため、西郷どん流リーダー論が必要なんですね。

さて話は変わり、こちらの写真、分かりますよね?

敬天愛人と内アナウンサー

「敬天愛人」です! なんだか内アナウンサー、嬉しそう。
こちらは西郷どんが、自らの座右の銘をしたためた書の複製です。
鹿児島市の西郷南洲顕彰館で撮影させて頂きました。
この額、3万円で販売されているとのことなんですが、こちらを買い求める企業が、今年だけでも10社。それも、すべて県外の企業だったそうです。

「天を敬い、人を愛す」

敬天愛人

私利私欲のためではなく、人のため、社会のためにつくすことを第一に考える西郷どん流は今でも多くの企業の社是として、部下を導く指針になっていると感じました。

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