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野球

2013年1月

尚志館センバツへ

2013年1月28日

 ついに大隅半島から甲子園へ――
1月26日、志布志市の尚志館高校に日本高野連から待望の知らせが届きました。
3月に行われる春のセンバツ高校野球への出場決定の報告です。
鹿児島の長い高校野球の歴史の中で、春夏を通じて大隅半島の高校の出場は初。
関係者のみならず、志布志の皆さん、県全体が沸きました。

写真1

 緊張の面持ちで、報告を受ける尚志館野球部員

写真2

 イエ―イ!!出場おめでとう!!

写真3

 鮎川隆憲監督の胴上げ 出場決定に「ホッとした」とのこと


センバツ高校野球は3月15日に組み合わせ抽選会が行われ、22日に開幕します。
自慢の打撃力でセンバツへの切符をつかんだ尚志館。
その打力をさらに磨くとともに、守備と走塁にも力を入れて準備するとのこと。
大隅初の甲子園から、次は大隅初の甲子園1勝へ。頑張れ尚志館!!

プロ生き残りをかけて 細山田選手

2013年1月7日

 今回は、鹿児島城西高校出身でプロ野球、DeNAの捕手、細山田武史選手を紹介しました。
鹿児島城西高校では、1年生のときからレギュラーを獲得した細山田選手。
肩の強さと攻撃力が評価され、ドラフト4位で当時の横浜に入団しました。
プロ3年目には、初ホームランを打ったほか、チームの捕手としては最多の84試合に出場し、将来を担う若手として活躍しました。しかし、昨シーズンは打撃不振に陥りました。
1軍の試合に出場する機会はありませんでした。今シーズンは、年俸が65パーセントの減額。
もはや、後がないところまで追いつめられました。
細山田選手は、「2012シーズンは、自分でチャンスをつかめなかった。
つかむ姿勢が足りなかった」と話しています。
 今、細山田選手は学生時代の気持ちを取り戻そうとしています。早稲田大学では、斎藤佑樹投手とバッテリーを組み、六大学野球の優勝に貢献しました。
レギュラーの座をつかむために、「ライバルに負けたくない」と持ち続けた気持ちが今、改めて必要だと感じています。
細山田選手は「大学1年生のときは、いかに上級生に自分を認めさせてやろうかという気持ち、自分じゃなきゃ駄目だという気持ちがありました。野球を始めた頃の、もっと、遠くに飛ばしたい。
もっと、うまくなりたい。そういう単純な気持ちがパワーになる」と考えています。
 このオフには、かつて横浜で一緒にプレーし、セパ両リーグで首位打者を獲得した、内川聖一選手にバッティングを学び、シーズンに向けた準備を進めてきました。
 今シーズンは、1軍定着、そして、レギュラーを目指しています。

2012年10月

県関係選手のドラフト指名

2012年10月29日

 今回の「チェスポ!」。
 まずは25日(木)に行われたドラフト会議から。神村学園の柿澤貴裕選手が楽天から6位、曽於市財部町出身・大阪学院大学の金田和之選手が5位での指名を受けました。
 柿澤選手といえば神村学園のエース。右の本格派として最速148キロの速球を武器に、チームの3季連続甲子園出場の原動力となりました。一方で、左の強打者としても活躍。今年の夏の大会・決勝でライトスタンドを軽々と超えた場外ホームランは、鹿児島の高校野球ファンの記憶に残っているでしょう。
 柿澤選手は今回のドラフトでは楽天から「バッター」として期待されての指名でした。指名後の記者会見に集まった多くのマスコミ関係者も当初は"投手"としての指名と思っていたことから、質問も"投手"としての活躍や目標に集中しました。その後、柿澤選手は「バッター(野手)としてでもプロでがんばりたい」と意気込みを示してくれました。
 その柿澤選手について、NHK鹿児島放送局高校野球解説の満薗浩さんに解説しもらいました。満薗さんは柿澤選手と同じ、右投げ左打ちの強打者として高校、社会人野球(三菱重工業長崎)で活躍し、都市対抗野球では準優勝を経験されています。満薗さんは、柿澤選手は「バッター」として好不調の波がとても少ない印象であり、安定したバッティングを期待できること。長打力とともに天性の野球センス、そしてもちろん、投手出身ですから、「肩の強さ」を武器に守備力も計算できることなど、期待を込めて分析していました。プロでも鴨池の場外に飛ばしたようなホームランを見せて、仙台のファンを興奮させて欲しいと思います。
 そして、阪神から5位で指名を受けた大阪学院大学の金田和之選手。曽於市財部町の出身で、財部小・財部中を卒業後、隣町の宮崎県都城市の都城商業に進みました。父の宏明さんによると野球を始めたのは小学校3年生の時、中学時代から実力が注目されはじめ、多くの高校野球の強豪校から声がかかったそうです。学業の方も中学時代は常に上位5位以内に入るなど、「文武両道」を実践していたそうです。

写真1 金田和之選手

 「写真提供 大阪学院大学」

 高校時代は2年生の時の夏の宮崎大会では昨年の優勝校に対して5安打完封勝利を飾るなどし、決勝まで進みましたが、惜しくも甲子園出場はなりませんでした。関西六大学野球では3年生であった最優秀投手賞を受賞。ベストナインにも選ばれ、リーグNO.1の投手としてその名をとどろかせました。今年も春のリーグ戦から「6試合連続完封」を飾り、プロのスカウト陣からも注目を集めました。
 金田選手は電話で「チェスポ!」に出演していただきました。ちょうど関西六大学野球の優勝校決定戦の試合を終えた直後でした。優勝は飾れませんでしたが「悔いのない4年間だった」と振り返ってくれました。
 進学先が大阪なので、阪神タイガースの試合はよく見に行っており、まさに意中の球団からの指名に本人や周囲もとても喜んでいたそうです。年末には鹿児島に戻ってくるそうですが、歓迎ぶりもすごいことでしょう。来年早々からはプロのキャンプも始まります。「六甲おろし」に薩摩隼人の魂を込め、奮闘を期待したいです。
 以上!「チェスポ!」でした。

センバツを目指す鹿児島代表の2校

2012年10月22日

 10月27日から長崎県で秋の高校野球、九州大会が始まります。
来年春のセンバツ出場の参考となる重要な大会。出場する2校、鹿児島情報と尚志館を紹介しました。
(1)鹿児島情報
 秋の九州大会は13年ぶり2回目の出場です。
カギを握るのは、県大会の6試合すべてで先発したエースの二木康太投手。
1メートル83センチの長身、右投げで角度があるボールを投げ込みます。
コントロール抜群で、県大会では53イニングを投げて、与えた四死球はわずか4つです。
高い制球力は、練習前に毎日必ず行う13キロのランニングから生み出されます。
走り込みで下半身が安定し、投げる際に体がぐらつかないことがコントロールの良さにつながっています。
鹿児島情報は、二木投手を中心に守り勝つ野球でセンバツ出場を目指します。

(2)尚志館
 秋の九州大会ははじめての出場です。
チームの注目は打線です。県大会では打率が3割をこえ、6試合で6本のホームランを打ちました。
「打」のチームを目指し、1試合で6点以上とることを目標としていて、練習の8割はバッティング練習です。選手は、空いた時間も打力アップにつなげます。
バッティングで選手が入れ替わる10秒間。
選手は真っ直ぐ伸ばした体を片方の腕だけで支え、体の軸となる「体幹」を鍛えます。

写真1 「体幹」を「体感」する筆者

(「体幹」を「体感」する筆者)
また、バッティングを待つ選手は、バスケットボールほどの大きさで5キロの球を投げて、最大限の力を引き出す体の軸をチェックします。

 体幹トレーニングで軸が安定し、力強いバッティングにつながり、県大会でのヒットの3分の1は長打でした。
九州大会では、攻撃を前面に出して、大隅半島から初の甲子園出場をめざします。

2012年6月

熱戦が繰り広げられたNHK旗

2012年6月4日

 高校野球・夏の鹿児島大会の前哨戦であるNHK旗が6月1日に閉幕しました。
神村学園が優勝、鹿児島商業が準優勝。ベスト4には、伊集院と志布志が入りました。今大会は、鹿児島市以外の学校の躍進が目立ちました。
 優勝した神村学園は、秋と春、そしてNHK旗を制覇しました。ストレートに勢いがある右の柿澤、追いこんでからのスライダーが持ち味の左の平藪。2人の好投手を擁して、4試合で失点はわずか2でした。
攻撃では、機動力が目立ち、決勝では6盗塁。常に次の塁を狙っています。
 準優勝は、鹿児島商業。打線は勢いがつくと止まりません。チャンスを逃さない、切れ目のない打線で1試合平均5点以上をあげました。投げては、エースの福永が緩急を織り交ぜ、相手打線を翻弄。夏は、17年ぶりの甲子園を目指します。
 ベスト4に入った伊集院。右の宮内は、低めの変化球が持ち味です。大迫は、コントロールの良さで勝負。エースの山下は、力強い球を投げ込みました。タイプの違う3人の投手が力を合わせました。
 志布志は、12年ぶりの出場でした。1年生の時からエースの福永は、抜群のコントロールで相手打者を抑えました。165センチと小柄なエースが、チームを初のベスト4へと導きました。
 今大会は、大口高校が14年ぶりの出場。徳之島からも2校選抜されるなど、話題の多い大会でした。
夏の甲子園をかけた、1ヶ月後の鹿児島大会では、選手たちの躍動するプレーに期待しましょう。

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