主人公の女の子・ギャビーは、自転車の補助輪をパパにはずしてもらう ことにするが不安でたまらない。しかし紆余曲折の末、意を決して挑戦し たギャビーは、意外に簡単に自転車に乗れてしまう。「案ずるより生むが 易し」というお話。同時に成功の陰には、隣人たちの温かい協力があると いう教訓もそれとなく暗示する。このギャビー物語を縦軸に、アニメやコ ントを挿んでアルファベットの「Ｄ・Ｖ」の２文字と数字の「14」が教え られる。

　この番組は、番組誕生当時の企画意図を尊重しながら、一層の高品質な 幼児番組をめざして、番組構成、演出の改善、異文化交流等の新しい試み に取り組んでいる。 番組開始から４半世紀にわたり今日まで、高い人気を維持し、子どもの 等身大の目線から子どもたちを楽しませ引きつけるこの番組の斬新な発想、 内容、技法などすべてにおいて優れていると高く評価された。