日本賞2020事務局長あいさつ

新型コロナウイルスの脅威と、いま世界中が闘っています。この状況の中で日本賞に何ができるのか、私たちは世界各地の教育コンテンツ制作者とともに考えてきました。その過程で、今だからこそ日本賞を開催し、世界の教育で何が起きているかを知らせなければならないと確信するに至りました。

今年の日本賞は、55年の歴史で初めてのオンライン開催となります。例年東京に集まっていた審査委員には、それぞれの国からオンラインで審査していただきます。最終審査に進んだ作品をオンラインでご覧いただけるシステムも、試験的に公開します。そして、授賞式もオンラインで実施します。あわせて、原宿のホールを使った公開イベントも実施し、海外の制作者と会場を結んでオンラインで議論する場も用意します。

今年の日本賞を通じて伝えたいことは二つです。一つ目は、このコロナ禍の中で世界の教育メディアが何に取り組んでいるか、その中でどんな新しいコンテンツが生まれたか。二つ目は、Black Lives Matter に象徴される多様性尊重の動きが、教育コンテンツを大きく変えようとしていること。

世界の教育メディアは、この困難な状況の中でも歩みを止めることなく、前に進もうとしています。日本賞2020で、その熱意と勇気をみなさんに知っていただき、次の時代を切り拓く知恵として共有していきたいと思います。教育と教育メディアに関心を持つすべての方々のご参加を、心からお待ちしています。

日本賞事務局長 田中瑞人

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