※11月14日(土)Eテレで放送された番組の再放送です。
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世界で唯一の教育コンテンツの国際コンクール「日本賞」。今年は、1965年の創設から50年を迎える。半世紀の間に、8700件の作品がエントリー。近年は、デジタル技術の発展も映し出し、2000年以降は、WEBサイトやゲーム、アプリなどの応募が増えるなど、教育コンテンツの裾野を広げてきた。
日本賞が力を入れてきた取り組みのひとつが、開発途上国の制作者への支援。企画のアイデアを持ちながら予算やリソースの壁に当たって作品を簡単には実現することができない環境にあることが多いアジアやアフリカの制作者たち。彼らを育て、企画の実現をめざす企画部門は、日本賞ならではの取り組みだ。
今年は55の国と地域から339作品がエントリー。10月15日から22日まで、世界各国から最終候補者や審査委員たちが集まる。候補者たちは、どんなプレゼンテーションをして頂点を目指すのか? 審査委員たちは、どんな議論を戦わせるのか? そして部門最優秀賞やグランプリの栄冠を手にするのは?
番組では、会期中の参加者たちに密着し、日本賞の1週間をドキュメント。世界の教育コンテンツの多様で豊かなありようとその可能性を描く。同時に、50年を迎える日本賞が教育コンテンツの発展に果たしてきた意味を考える。