セッション4   お話

ルシアン・バッテル

ゲームデスク社 CEO
先駆的教育及びゲーム開発者として、学校教育とそれにつながる社会での学び方に革命的変革をもたらそうという運動の先立として全米で活躍している。米ロサンゼルスに本部を置くゲームデスク社CEOとして、インタラクティブなカリキュラム作成とデジタル出版を手がける。これまでの学校のあり方を、実地的でデジタルな環境に変えることで、生徒たちが生来の才能を開花させ育んで行けるよう変革するとともに、ゲームを基本とした学習を通じてSTEM(科学・技術・教育・数学)能力を習得させることを目指している。ゲームデスク社は最新ビジネスに関する米情報誌“Fast Company”により、近年、世界で最も進取の気性に富んだ10の教育企業に選ばれたほか、バッテル氏は自ら開発したPlayMaker School(おもちゃ作り学校)というホームページにより、「新しい学習領域を開拓した人」にも選ばれた(2014年)。15年にわたって、ゲームやシミュレーション、新しい学校モデル造りを導入することで学習領域を拡大進化させてきた。また、ATT社やEducade.org社と協力し、オンライン教材として最大規模の「ゲーム詰め合わせ」を立ち上げ、教師のために授業計画の基準を整理し、遊びをベースにした授業計画を提供している。南カリフォルニア大学(コンピューター科学部)にゲーム開発プログラムを導入したひとりであり、講師を務めたこともある。

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