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セッション1
「教育コンテンツ、その過去・現在・未来〜日本賞50年に見る〜」パネリスト: |
司会・進行: |
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![]() 元BBCラーニング学習開発局長 (イギリス) |
![]() ディレクター / 脚本家 / プロデューサー フィンランド放送協会 (YLE) |
![]() NHK放送文化研究所 上級研究員 |
![]() イタリア放送協会 RAIエデュケーショナル 国際事業コンサルタント (イタリア) |
セッション2
「異文化へのリテラシーのために」パネリスト: |
司会・進行: |
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![]() 公共メディア連盟会長 (パキスタン) |
![]() イエロ・アニメーション |
![]() 南アフリカ放送協会 |
![]() CEO, プロデューサー カメラ・ルシーダプロダクション |
![]() 国連広報センター所長 |
セッション3
「デジタルコンテンツの明日 〜クリエイティブ・フロンティアカテゴリーにみる最新トレンド〜」司会のミルナー氏が「急速に進化するデジタルメディアが教育にどのような意味を持つのか、みんなで答えを探っていきたい」と投げかけ、パネリストそれぞれの視点によるプレゼンテーションでセッションが始まった。
ミルトン・チェン氏「デジタル技術が学習に与えた影響をまとめると3点になる。
(1)以前より圧倒的に豊富な知識を提供できるようになった。
(2)頭と心そして手、子ども自身の体すべてを使って学ばせることが可能になった。
(3)子どもたちが主人公となり、主体的に学ぶことができるようになった。我々は“あなたが学びの中心に”という意味で、“EdYOUcation”という言葉を使用している」。
田川欣哉氏「教育番組『ミミクリーズ』ではデザイナーとして参加した。教育の専門家と共に開発した関数を視覚化するアプリや日本政府のビッグデータ可視化システムなどを通して、デザイン・視覚化によって理解を深めることを考えている。新しい作品づくりに挑戦するためには、心をオープンにし、定義されていないことにも対応しなければならない」。
その後、会場ではクリエイティブ・フロンティア カテゴリーの一次審査通過作品が紹介され、それに続く質疑応答では「日本では、FabLabやFabCafeといった新しいプラットフォームが出現しても、教師がその存在を知らない」「デジタルコンテンツの多様化を活かすためには、教師にその使い方を教える“先生のための先生”が必要」「情報があふれる現代社会では、検索した結果をどう受け止め、どう考えられるかが重要」等、活発な意見交換が行われた。
最後にチェン氏と田川氏は、「教育は子どもの好奇心をかき立てるものでなければならない。子どもが抱く疑問をどのようなことでも受け止める姿勢が大切」、「若者にたくさんの選択肢を与えることが大人の使命。自分の目標は、定義されていないことに対応できる人材を育てることである」と、それぞれの思いを述べた。