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11 歳の女の子にとって外見はとても気になる重要なことです。洋服やアクセサリー、化粧、そして髪形は自信を得るための大事な要素で、鏡の前では常にチェックを怠りません。しかし、イスラエルの長く美しい黒髪の少女ケリーは大きな決断をします。自分の髪を切り、それをがん患者のためのかつらを作っている団体に寄付することにしたのです。この物語は、髪を寄付するまでのケリーが、その葛藤と不安を視聴者と分かち合う感動的な実話です。美容院で髪を切る場面、鏡に映る自分の姿と向き合う瞬間、そしてケリーの髪でかつらを作ってもらった幼いがん患者の少女リザとの対面。カメラは感動的瞬間の数々を捉えていきます。審査委員団は、若い世代による寄付やボランティア活動の意義を世界中に伝える、このドキュメンタリーの強い教育的価値を高く評価するものです。