タイトル 電球に潜む陰謀
国・地域名 スペイン
機関名 メディア3.14

電球は「意図的な旧式化」が初めて適用された例である。「意図的な旧式化」とは消費者に製品の買い替えを促すため、製品の寿命を制限したり、新しいモデルを発表することを言う。一定期間を過ぎると機能しなくなるようプログラムされたプリンター、すぐ伝線してしまうストッキング、交換不能のバッテリーや次々とモデルチェンジを繰り返す自動車。そこに隠された秘密を明らかにする。一方で経済発展の源でもあった「意図的な旧式化」は、深刻な産業廃棄物の増大や、消費者の不満の原因ともなった。経済発展、環境への影響など、これからの消費社会のあるべき姿を問いかけるこの作品は、学校や大学でも繰り返し上映されている。

映像制作者として、ドキュメンタリーを作るということは、視聴者に事実と情報を提供し、彼らが世の中の動きについて自らの見解を出し、世の中を動かすための議論を開始することができるよう手助けすることにつきます。科学や教育や知識のための祭典は、この目標を達成するための最良の舞台かもしれません。私の作品を日本で紹介し、表彰していただいた「日本賞」の皆様に心から感謝します。今回の受賞は、制作に関わったすべての人間にとって、たいへんな名誉です。
(コジマ・ダノリッツァー)

「電球に潜む陰謀」が前田賞を受賞し、私たちは大いなる幸せと名誉を感じています。なぜなら、高品質な科学ドキュメンタリー番組と、テレビの教育的な可能性を通じた社会への貢献で世界的に知られるNHKから受けた賞だからです。この作品の大きな影響は計り知れないと思います。視聴者は、持続可能性に関する議論のこれまで「隠されてきた」側面に気がつくからです。私たちの創造の才を認めてくださった審査委員およびダノリッツァー氏をはじめとする制作チームの努力に感謝します。
(ホアン・ウベダ)

TOP