タイトル ゲームでまなぼう 分数
国・地域名 アメリカ
機関名 ワシントン大学 ゲーム サイエンス センター

分数を楽しく学ぶためのオンラインのパズルゲーム。燃料切れで立ち往生している宇宙船、救助のためにプレーヤーは適正な量の燃料をレーザービームで分け与えなければならない。必要とされる燃料を供給するには、レーザーの分波器を使い1/2や1/3など量を調節する必要がある。段階別に7つのステージが用意され、それをクリアするにはより複雑な分数が必要となってくる。分数に苦手意識を持つ子どもにも、ゲームによって理解を深めてもらうことを目的として制作されたものである

最優秀賞をいただき光栄です。この作品はワシントン大学ゲーム サイエンス センターに所属する大学生、大学院生、開発者、デザイナーから成るチームで作成しました。初期教育課程で子どもたちが習得に苦労しがちな算数の概念に焦点をあてたゲームシリーズの第1弾です。このプロジェクトの最大の特徴は、開発中のゲームのすべてが、ユーザーに個別対応できるところです。それぞれの子どもの学習傾向や具体的な間違いに合わせて、そのユーザーに最もふさわしいバリエーションを提供します。生徒たちがゲームから学ぶのと同等、あるいはそれ以上に、ゲームもまた、子どもたちのことを学んでいます。このようなゲームを使えば、算数の難問だって楽しくなることを示すのが私たちの長期目標です。いずれは、算数の宿題をすべてゲームプレイに変えたいと思っています。
(ゾラン・ポポヴィッチ)

「ゲームでまなぼう 分数」は、楽しさと教育性が共存する世界で数学的概念を生き生きと表現することで、教育者・生徒双方にとっての長年の課題に見事に答えています。分数だけを扱いながら、リアルな遊びの体験を提供し、楽しく挑戦の意欲を駆りたてます。ユーザーは高いゲーム性によって数学の世界に自然に引き込まれ、直観的に学ぶことができ、さらに教育者や上級ユーザーは、カリキュラムに合わせて新しいレベルの教材を作ることができます。このゲームはその教育的の達成において、「日本賞」の精神を十分満たしたものであると感じました。

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