シンボルキャラクターのゾウさんと親友のバニーのアニメを軸に、短いコンテンツをテンポ良く展開している幼児向けの番組。音がバラバラな猫のコーラス隊を指揮者がまとめるアニメ、ひげを生やした女性の漫談、外見は全く同じでありながら利き腕が異なる双子の姉妹、ウサギとカエルが食べ物を通じてお互いの個性を尊重するというアニメ、砂で火山を作る実験、一人一人の名前をたたえる歌・・・など内容ごとにテーマがあり、バラエティーに富む構成で視聴対象の未就学児童を飽きさせない内容となっている。

今年の幼児向けカテゴリー最優秀賞受賞と聞き、番組チームも私も大喜びいたしました。受賞の意味するところは、私たちが誇りとしている仕事を評価していただけたということです。我々は過去3年間、この象の番組シリーズを190本ほど制作してきましたが、常にベストを尽くすよう努力して来ましたこの作品が幼児のための番組であることを、常に念頭に置いています。そのため番組では3歳から6歳までの幼児の特定の能力や必要性に焦点が当てられており、私たちは番組のあらゆる要素が幼児の実際の環境と結びつくよう心がけています。積極的に目指すことは、幼児たちを促して自分たちの周りの世界を探索させたり、日常生活の中の物事に好奇心を抱かせて自分の目で周りを見回したりさせることです。私たちは幼児の想像力を鼓舞し教育的に価値のあるものを提供したいのです。賞をいただいたことで、この番組の質的向上によりいっそう努めるよう励まされました。
ハイケ・システィヒ、子ども番組プロデューサー

「ゾウさんだいすき』は番組の構成がよく練られており、さまざまな人物やキャラクターの個性的な味わいが、一般的なストーリーに新たな魅力を与えています。あらゆる部分で、対象年齢層に必要とされているものを独自の手法でみせ、子どもたちが自ら周りの世界を発見し、積極性を高めていくことができるように後押ししています。多民族の世界に住む子どもたちの他言語に対する興味を促すためのクリエイティブなアプローチが見られます。

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