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子どもたちが番組を企画、取材、制作し、自分たちの願いや思いを込めた作品を発表するという形式のシリーズ。この回は、エイズで亡くなった少女の同級生が企画・制作したドラマ。演じているのも生徒たち自身である。
14歳の少女ジェリは、母親に、大人の女性として認められるために割礼をしなさいと言われる。割礼を受け、成熟した女性であることを示すために男の子たちとつきあうようになり、やがて妊娠。「男の子たちとつきあいなさいとは言わなかった」と言う母親と言い争う。ジェリは出産するが、赤ちゃんがエイズに感染していることがわかる。体調が悪く、病院のベッドで苦しむジェリ。ラストシーンは、赤ちゃんのお葬式である。
ジェリがエイズに感染した原因は何か。割礼で使われたナイフか?不特定多数の男性とつきあったことか?古いお産のやり方か? ――番組はその回答は出さずに、視聴後の教室での議論に余地を残している。 |
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