第29回「日本賞」<2002年>優秀作品
　
青少年番組の部
　
番組名 オープン・ストーリー
大声で叫びたいときもある
機関名 　 フィンランド放送協会 （YLE）
「オープン・ストーリー」シリーズでは、孤独、麻薬、いじめ、人種問題、摂食障害、友情など、いろいろな問題について考えた作文キャンペーンの作品を紹介している。

ジャスミンとジュリアは12歳の双子の姉妹。ジュリアが麻薬を使うようになり、2人の関係は変わってしまう。ジャスミンは妹の秘密を守るべきか、それを皆に知らせる責任があるか、2つの気持ちの板ばさみになって悩む。この話をもとに、作文キャンペーンで寄せられた３つの異なる結末が紹介されている。
番組名 分かってなるほど！ 第15回
機関名 　 西部ドイツ放送協会 （WDR）
6つの問題を提起し、それぞれ答を出していく中で「なるほどそうだったのか」という体験ができる週1回の30分番組。今回はシャリーとラルフが空気についていろいろな発見をする。問題は(1)風船が割れるとき、なぜ大きな音がするのか、(2)どうやって空気は包装フィルムの中に入るのか、(3)吸う息と吐く息の違い、(4)エアバックの働き、(5)しゃっくり、(6)パラグライダーについての「レポーターの宿題」の6問。2人の司会者が驚くような事実や冒険物語を、ユーモアをまじえながら語り、まだ答が出ていない世界の多くの問題に答えを見つけていく。

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