 第26回コンクール前田賞受賞番組 |
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「月の満ち欠け」
参加機関: インド教育工学中央研究所（ＣＩＥＴ）
部門: 子ども
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【番組の内容】
月の満ち欠けについて、その変化の段階を子どもたちにわかりやすくシンプルに解き明かし、同時に、授業の進め方に関するアイデアを教師に提供している。
番組では、主人公の少年が、まず夜毎に変わる月の形を毎日同じ大きさの絵に描き、壁に貼っていく。一月分の30枚を揃えてパラパラと動画にして月の満ち欠けを見る。月にまつわる「月とペガサス」のお話など、様々な角度からのアプローチで子どもたちの興味をひき、街灯の下でのゲームによって影が変化する様子を描き、月の満ち欠けを解明するためのヒントをうまく提示している。
【審査委員の講評】
実験やゲームなどの体験を通して発見しながら学習することは、子どもたちにとって魅力的であり、この番組は教育番組としての原点をふまえている。
番組では、「学習」が観察から始まり、資料調べ、実験へと展開することを示唆する。内容がシンプルにわかりやすく説明されながら、同時に詩的な暖かみを感じさせる。
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