 第21回コンクールユニセフ賞受賞番組 |
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「終わりのない日々」〜ネパールの少女労働〜
参加機関: デンマーク放送協会
部門: 中等
時間: 25分30秒
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ネパールに15万人以上いるといわれる、年少労働者の過酷な実態を告発するために制作された再現ドキュメンタリー。カーペット工場で働く少女の体験をもとに構成されている。
ネパールの山村に住む少女サリは、病気の父が亡くなり、家計を助けるためにカトマンズに働きに出された。工場に売られた彼女は、１日16時間、常に監視下に置かれる中でカーペット作りをさせられる。一緒に働く少女の中には、病に倒れたり、仲介人のレイプによって生まれた子どもを育てている者もいた。借金を返すため妹のグリも工場に送り込まれ、期日に間に合わせるために夜中まで少女たちの重労働が続く。できあがったカーペットは、大もうけをねらうヨーロッパの商人たちに買われていく。
「ナレーションと映像だけで音響効果のないシンプルな構成が、深刻で救いのない児童虐待の様子を表現するのに効果的」「ネパールが抱える、深刻な労働搾取や子どもの人権侵害の実情をえぐり出した秀作」との評価を得た。
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