おもな出演者 | 浪花の華 〜緒方洪庵事件帳〜

おもな出演者

緒方章(おがた・あきら)

…窪田正孝

 備中足守藩の武家の三男に生まれる。幼い頃から体が弱く、武芸の道に進むことをあきらめ医学の道を志し、蘭学塾「思思斎塾」で修業中。勉学に熱心で人並み外れた集中力と記憶力を持つが、人づきあいは苦手で、おつかいを頼まれても大坂の商人にいいようにあしらわれてしまう。左近と知り合い、持ち前の正義心から一緒になって様々な事件に関わっていく。

左近(さこん)・お佐枝(おさえ)

…栗山千明

  謎の男装の麗人。平時は大坂の龍天王寺(架空)の門前にある饅頭屋「高麗屋」の看板娘。時にお佐枝という名前で、大坂の物見遊山客を案内する浪華講のガイドを勤める。実は左近は龍天王寺に属する楽人の集団「在天楽所(ざいてんがくそ)」の楽人で、裏では大坂の町を守る闇の守護神「在天別流」の中心人物だった。剣の達人で武士を嫌い、大坂の町を何よりも愛している。

中天游(なか・てんゆう)

…蟹江敬三

 大坂きっての蘭方医にして、蘭学塾「思思斎塾(ししさいじゅく)」の主宰者。普段は蘭学の研究に没頭して診察は妻のお定に任せているが、いざという時には自ら執刀する。大坂人らしい自由闊達な気質で、常に真実を追究することの大切さを、章達塾生に伝えている。妻のお定には頭が上がらない。

お定(おさだ)

…萬田久子

 天游の妻。普段は自ら女医として塾に隣接した診察所で診察にあたり、患者の人気も高い。塾にあっては塾生達の母親代わりとなり、皆の面倒を見る頼れる存在である。時に悩む章を励ますが、怒ると怖く、天游も頭が上がらない。

耕介(こうすけ)

…杉浦太陽

 天游夫婦の一人息子。普段はお定の治療を手伝いつつ、蘭方医として修業中。自らの恋人・おあきの事件を通して章と親交を結び、左近とも知り合う。以後、在天別流の事件に関わる章を、陰に日向に手助けする。

若狭(わかさ)

…池内博之

 在天別流の1人。普段は「高麗屋」で饅頭を作る口数の少ない職人だが、ひとたび事件が起きると様々な姿に身をやつし、大坂の町を守るため闘う。中国伝来の武器を駆使する武道の達人。何かと左近の前に現れる章を、けむたく思っている。

弓月王(ゆづきおう)

…宮内敦士

 「在天別流」の総代。秦の始皇帝の末裔ともいわれる。表向きは公家の高い位を与えられ、「在天楽所」の総代として華麗な舞を舞うが、大坂の町を守るためには幕府とも朝廷とも対立することをいとわない。時に組織のため左近を自らの影武者に仕立てる冷徹さを持つ。

赤穂屋(あこうや)

…芦屋小雁

 大坂市中のうどん屋「赤穂屋」の主人。実は町の情報を、裏の裏まで知り尽くしている情報屋。在天別流を得意先にしているが、金になるなら敵味方なく情報を売る、たぬきオヤジ。

新井幸次郎(あらい・こうじろう)

…梶原善

 大坂東町奉行所の、ボンクラ同心。手下の清蔵とともに大坂の町をいばって歩いているが、肝心の事件の解決には、あまり役だったことがない。商人たちからも、影ではバカにされている。天游夫婦と、何かと相性が悪い。

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