ドラマのみどころ

シーン写真

中村梅雀版「伝七捕物帳」の続編が登場。

中村梅雀が演じる新たな「伝七捕物帳」(2016年放送)のシリーズ第2弾。

北町奉行・遠山左衛門尉から特別に紫房の十手を授かる奉行直属の岡っ引き・黒門町の伝七が、人情に厚いところを見せながら難事件を鮮やかに解決して行きます。

今シリーズのテーマは「命の大切さ」と「人が自由に生きることの素晴らしさ」。

天保の時代を背景に、「どんなことがあっても人は生きていなくてはならない」と願う伝七の思いを、何かいわくがありそうな新レギュラーの男女との関わりも交えて描きます。

情に厚い伝七親分が〝命の大切さ〟と〝生きることの素晴らしさを〟胸に、
紫房の十手を引っさげて庶民を苦しめる悪と闘う!

脚本家のことば…森脇京子

今年も七夕は雨だった。
伝七捕物帳の舞台は、今からおよそ180年前の天保時代。当時は旧暦で七夕は八月だから、今より晴天率は高かっただろう。江戸っ子も、夜空を見あげ、織姫と彦星の逢瀬に想いを馳せたに違いない。
暦はもとより、制度も習慣も今とは全く違う当時の暮らしを描くには、様々な資料を調べ、時代考証の先生のご指導を仰ぎ、ドラマとしてのリアリティーを模索し、構築していく。が、今も昔もちっとも変わらないと感じる事がある。それは“命”を慈しみ育む人の心だ。江戸時代から現代まで“命”は、脈々と受け継がれ繋がっている。きっとこれからも永遠に変わらない。伝七親分の決め台詞「ヨヨヨイ~めでてぇな!」には、そんな願いを込めている。

演出家のことば…吉田啓一郎

「伝七捕物帳2」は、出来る限り新しい資料を精査しながら、天保の時代の人間模様を前面に出し、時代劇の勧善懲悪の世界を描いていきました。梅雀氏の淡々とした芝居は子供時代から成駒屋三代の血が濃く流れているからでしょう。梅雀氏の芝居、動きは素晴らしい。視聴者がこの時代劇を楽しんで、感動していただければと思っております。

制作にあたって…内堀雄三(ユニオン映画)

中村梅雀さん演じる伝七のさらに磨きのかかった十手捌きの殺陣(たて)や粋でテンポのいいセリフ回し。各話ごとに伝七と絡む変化に富んだ登場人物たち。また伝七と同じ長屋に住む夫婦の秘めた意外な真相や子を宿し出産するまでの過程を全八話を通して描く波乱含みの展開など、「伝七捕物帳2」は前シリーズ以上に見どころ満載です。さらに注目して頂きたいのは、伝七とお俊の実にさりげない夫婦のやり取りや仕草です。微笑ましくもあり、時には強い絆と人を思いやる情の深さを感じさせる世話物としての魅力が、この作品の絶妙な隠し味になっていると確信しています。

制作にあたって…陸田元一(NHKエンタープライズ)

今回のシリーズでは、時代背景を大事にしたいと考えました。
同じ江戸時代でも、年代によって社会状況は異なります。伝七が活躍するのは天保の時代。収入を米に頼る幕府と武士の懐は困窮し、庶民の力が一層増していた時代です。
その歯車を逆転しようとしたのがいわゆる「天保の改革」ですが、最早流れを止めることは出来ず、10年後の黒船来航をきっかけに、時代は幕末へと移っていくことになります。
時代の変革期には、他人を支配したり押さえつけようとする者、自分だけ得をしようとする者もまた多く現れます。伝七が命の大切さと、人がまっすぐに生きることの価値を信じて戦う姿は、同じく変革期を生きる私たちを勇気づけてくれることでしょう。

主題歌:一青窈「七変化」

中村梅雀 写真

“七変化”はアジサイの異名です。ひとつの枝からピンクやら黄色やら、去年は白だったのに今年は紅とか青の花を咲かせ、花の色が様々に変わるのでこう呼ばれ、時とともに変化するのはまるで人生のようです。
江戸時代にはその青さからか“幽霊花”と言われて見向きもされなかったそうですが、今回主題歌のお話をいただいた【伝七捕物帳2】の主人公・伝七は、人が見過ごしてしまうようなところまで目を光らせて、強きものをくじき弱き者を助けるので、紫陽花にもきちんと目を向けて、美しいと愛でていたのではないでしょうか。
罪や過ちを犯してしまう原因は人の心にあります。卑しさや妬み、そねみ、どうにも避けられないことやうっかりの出来心含めて、いろんな形に変わって、人の心に巣食います。この曲を聞いて、心に潜んでる悪い種が、良心の花を咲かせてくれると嬉しいです。文字通り七変化して、カラフルな夢を咲かせて欲しい。
作曲してくれた、いきものがかり・水野さんがサビ頭をひゅるりと歌って創ったと聞いてそのまま生かさせてもらいました。“ひゅるり”と世界が翻って、自分の信じる方向へ様変わりしたら痛快!
ぜひたくさんの人に、此の痛快な時代劇、【伝七捕物帳】を観て頂き、格好いい男の正義と男気を貫く姿に励まされて欲しいです。

放送予定・スタッフ

【放送予定】
2017年8月4日(金)放送開始
BSプレミアム 毎週金曜 よる8時から8時43分 <連続8回>
【原案】
陣出達朗
【脚本】
森脇京子、山本むつみ、森下直、伊藤崇
【音楽】
沢田完
【主題歌】
一青窈「七変化」
【出演】
中村梅雀 田中美佐子 徳重聡 上遠野太洸 小芝風花 大塚千弘 風見しんご ベンガル 螢雪次朗 松平健 ほか
【演出】
吉田啓一郎、宇喜田尚、清水一彦
【制作統括】
陸田元一(NHKエンタープライズ)、内堀雄三(ユニオン映画)、土屋勝裕(NHK)

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