伝七捕物帳

ドラマのみどころ

黒門町の伝七は 罪を憎んで人を憎まず。粋で優しい岡っ引き。

遠山奉行から預かった 紫房の十手にかけて、悪い奴らは許さねぇ

恋女房の切り火に送られ、お江戸の悪をくじくため、伝七親分は今日も行く。

伝七捕物帳 シーン写真

脚本家のことば

森脇京子

伝七捕物帳 シーン写真

今まで書いた時代劇は京都、大阪、島根など、西日本を舞台にしたものが多く、和歌山言葉などは「~して頂けませんかのし」と、かなり癖も強かったが、兵庫出身の私は、さほど抵抗無く、台詞を書いてきた。ところが今回、初めての「江戸弁」はかなり手強かった。「~だぜ」という語尾が、数年前にブレイクしたお笑い芸人の口癖とも相まって、妙に“気障”に感じられたのだ。 しかし、ドラマを書き進めるうちに、江戸弁が実に“粋”であることに気付かされた。弱者の為に命を賭ける生粋の江戸っ子・伝七は、少し、やせ我慢しても、潔く決断し行動する。そんな“心意気”が“粋な江戸弁”として発せられる。時に色っぽくもある。「江戸弁」は、まだまだ深い気がしている・・。

演出家のことば

吉田啓一郎

伝七捕物帳 シーン写真

『長年続いた中村梅之助さんの伝七捕物帳を息子の梅雀さんで撮る』という事、そして、中村家の代々続く歌舞伎の名血筋を引いた『中村梅雀さんの時代劇を演出する』ということで私は燃えました。 今作の中で特にこだわったのは、『江戸の人々の生き様』です。 今ほどすべてに恵まれた時代ではない江戸時代、その時の衣装や小道具など庶民の生活、シンプルだからこそ奥深い人間の情が描ける。それが時代劇の原点だと私は思っております。 先人が築き上げてきた時代劇というものを大事にしながら、新しい時代劇の挑戦をした今作は、私が今まで撮ってきた時代劇とは一味違った作品になったと思っています。

制作にあたって

内堀雄三(ユニオン映画)

伝七捕物帳 シーン写真

40年前、中村梅之助さん主演「伝七捕物帳」を制作したユニオン映画にとってご子息の中村梅雀さんを迎えてBS時代劇「伝七捕物帳」をお届けできることは何よりも縁を感じますし、嬉しい限りです。今回の「伝七捕物帳」はすでに風格のある岡っ引き伝七の魅力はもちろんのこと、全9話の縦糸に恋女房に絡む哀しいエピソードを設定したことで人間伝七が見せる夫婦愛が更なる魅力になっています。梅雀さんも信頼している松竹撮影所のスタッフと強力な共演陣が参加した今回のBS時代劇は全く新しい「伝七捕物帳」の第一歩だと確信しています。

制作にあたって

銭谷雅義(NHKエンタープライズ)

伝七捕物帳 シーン写真

中村梅之助さん主演のドラマ「伝七捕物帳」が始まったのは1973年。当時私は高校生で、毎週楽しみにしていたのを覚えています。今回、梅雀さん主演の「伝七」に携わることが出来たのは大きな喜びです。単に事件の謎を解き明かすだけではなく、事件に巻き込まれた人々が幸せになれる落とし所を探していくという「伝七」の原点を踏まえつつ、主な登場人物の背景を彫り込み、ドラマとしての奥行きを出すことを心がけました。迫力を増した殺陣(たて)も見どころの一つです。お楽しみいただければ幸いです。

番組情報/制作スタッフ

【放送予定】
2016年7月15日(金)スタート<連続9回>
BSプレミアム 毎週金曜 夜8時から8時43分

【出演】
中村梅雀 田中美佐子
徳重聡 上遠野太洸 原田夏希 ベンガル
螢雪次朗 石橋蓮司 松平健 ほか

【原作】
陣出達朗

【脚本】
森脇京子 山本むつみ

【音楽】
沢田完

【主題歌】
ももいろクローバーZ「Hanabi」

【制作統括】
銭谷雅義(NEP) 内堀雄三(ユニオン映画) 山本敏彦(NHKドラマ番組部)

【演出】
吉田啓一郎 山下智彦 宇喜田尚

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