

鹿島神宮の神官の家に生まれ、鹿島中古流の剣を学ぶ。17歳で回国修行に出て、京に上り、大内義興の屋敷に寄宿し、多くの剣豪と真剣勝負を行う。30歳で郷里に戻り、千日間鹿島神宮に参籠して、「一つの太刀」を修得し、「卜伝」と号する。


新右衛門の実家・卜部吉川家の家臣。実戦の経験があり、新右衛門の回国修行の供をして、新右衛門をさまざまな面でサポートする。


新右衛門の妹。鹿島神宮の巫女(みこ)である物忌(ものいみ)に仕え、回国修行に出た新右衛門の無事を祈っている。ドラマの語り手でもある。


平賀丹後守の娘。新右衛門に助けられ、恋をする。悲劇的な過去を背負っていて、新右衛門が真剣勝負を行うことを恐れる。


新右衛門の実父で、鹿島神宮の神官であると同時に、鹿島城の宿老を務める武士でもある。幼いときから新右衛門に厳しく剣を仕込んだ。


新右衛門の実母。夫の覚賢とともに、いつも回国修行に出た新右衛門の身を案じている。


戦国大名の大内義興に支えられ、前将軍・足利義澄を都から追い落として将軍職に返り咲いたが、義澄との確執が続き、命を狙われる羽目になる。


多くの剣豪を輩出した鹿島でも抜きん出た剣士で、新右衛門の少年時代からの剣の師匠。師を超えるような剣士となることが新右衛門の目標となる。


物忌は古代より神託を伝える巫女として鹿島神宮で最も重んじられてきた神職。龍子は新右衛門が鹿島の太刀を受け継ぐ者と予言し、新右衛門の修行が成就するよう祈り続ける。


伊豆を平定した後、小田原に進出し、関東に勢力を伸ばそうともくろむ戦国の覇者。若い新右衛門に「戦わずして勝つ道はないのか」と問いかけ、生涯に影響を与える。


将軍・足利義尹を支える大名・大内義興の家老。新右衛門は大内家の食客となって、10年近く京で過ごす。新右衛門の良き理解者であると同時に、新右衛門の力を大内家のために利用する。京での新右衛門の父親的存在。
