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第3回 :: メールは盗み見られないのか?  

ホワイトボックス 1 : 暗号化
暗号化

電子メールは、そのまま送ると盗み見されてしまう可能性がゼロではない。たとえ盗み見られても、文章の意味を理解させないための技術が暗号化。
メールの文字を含め、コンピューター上ではすべてのデータは0と1のデジタル信号に変換されて処理されるが、暗号化とはその0と1を一定の法則に則って、復元が可能なように入れ替える作業。入れ替え法則は、"暗号化アルゴリズム"と"鍵"によって定められる。


ホワイトボックス 2 : 公開鍵暗号
公開鍵暗号

暗号化技術の弱点は鍵。一般的な暗号では、送信者と受信者が鍵の受け渡しをする必要があるため、盗み見しようとする側からすれば、そこがねらい目となる。
そこで鍵の受け渡しそのものを必要としない暗号が考えられた。それが公開鍵暗号。公開鍵暗号にはいくつかの方式があるが、番組で紹介したのは、初めて実用化されたRSA暗号。RSA暗号では暗号化するときと暗号を解く(復号化)ときで異なる鍵を使う。
2つの鍵を作るのはメールの受信者の方。暗号化のための鍵はインターネット上に公開するが、復号化の鍵は受信者が秘密に隠し持つ。暗号を送りたい場合、送信者が受信者の公開鍵を入手して、それを使って暗号化する。一度暗号化してしまえば、受信者にしか復号できず、盗み見しようとする第三者はもちろん、暗号化した本人である送信者にも復号できない。


ホワイトボックス 3 : クラック
クラック

より強固な暗号を開発するためにもっとも大切な手法が、既存の暗号を破る=クラックすること。
破れない暗号は強い暗号だと評価され、破られればその弱点を補強、それを繰り返すことで現在使われている暗号は作られてきた。
今、世界の暗号研究者が、しのぎを削って開発しているのが、究極の暗号と呼ばれる量子暗号。
量子暗号では、もし盗み見られれば痕跡が残るため、絶対安全な通信が可能になると言われている。


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