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第19回 :: プログラムを知らなくてもパソコンが使えるのはなぜ?  

ホワイトボックス 1 : GUI
GUI

現在、私たちがパソコンを使うとき、画面を指差すように直感的に操作している。これを実現しているのが「GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)」だ。「GUI」を支えている1つ、マウスは1951年にアメリカのエンゲルバート博士によって生み出された。「2つの車輪を使って移動方向、速度、距離を算出しPCに伝える」という原理はその後のマウスにも受け継がれている。マウスの登場、フォルダやアイコンといった表示方法などによって、コンピューターは、プログラムを知らない一般の人にも使いやすいものへと変わっていったのである。


ホワイトボックス 2 : USB
USB

パソコンが身近になったもう1つの理由に、様々な機器の接続が簡単になったことがある。代表例が同じコネクターを使った規格「USB(ユニバーサル・シリアル・バス)」だ。「USB」登場以前はコネクターの形は機器ごとに違っていた。さらに、コンピューターが持っている接続窓口のうち、空いているのはどこか探し出し、何をつないだか、設定する必要があった。「USB」はコネクターの形が同じで、パソコン内部にある窓口もあらかじめひとつ決められている。つないだ機器とのデータのやりとりは、「USBコントローラー」というチップが、各機器からのデータをパケットで受け取り、優先順位をつけてパソコンに送っている。「USBコントローラー」のおかげで、複雑な設定を行わなくても、複数の機器を同時に使うことが可能になっているのだ。


ホワイトボックス 3 : ユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザイン

パソコンをさらに多くの人が使いやすくしようという「ユニバーサルデザイン」の研究が進んでいる。東大先端研で開発が進められているのは、目の不自由な人が画面を読み取るための装置。画面の文字を音声で表現。さらに、ダイヤル操作で読む速度を変える、マウスにつけられた突起が震えることで画面情報を利用者に伝える、といった機能がある。また、「ブレイン・マシン・インターフェース」という研究も進められている。これは、キーボードやマウスなどを使わず、脳波や脳の血流を読み取り、人の考えを入力する新しいインターフェースだ。


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