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第16回 :: ケータイはなぜこんなに多機能になったの?  

ホワイトボックス 1 : ケータイOS
ケータイOS

通話のみならず、メール、インターネットと機能が増えることによって、基本ソフトであるOSが必要となった。しかし、携帯は大きさや電力の制約があるため、PCのように、OSを無制限に大きくするわけにいかない。そこで取り入れられたのが優先順位をつけることで複数の機能を処理するという考え方。「ケータイOS」はこの考え方を導入することで、少ない容量にもかかわらず、いくつもの機能を処理することが可能となった。現在の「ケータイOS」はさらに進化し、PCのOSのように複数の機能を同時に処理している。


ホワイトボックス 2 : RFID
リチウムイオン電池

2004年、ケータイに搭載された「RFID」は電波による個人認証する機能である。たとえば、ケータイを改札にかざすと、ケータイに内蔵されたチップと改札が、わずか0.1秒の間に、残額、乗車区間などの情報を微弱な電波でやりとりし、改札を通ることができている。チップに記載された個人認証のデータと、ケータイの持つ通信機能を使って、ネット上からアプリケーションをダウンロードすれば、さらに新しい機能を増やしたり、しかも減らしたりすることさえ、自由にできるのだ。


ホワイトボックス 3 : ユビキタス
燃料電池

2001年、ケータイに新しく搭載されたGPS。「持っているだけで位置情報がわかる」ことによって、ケータイに新たな機能が加わった。現在、GPSと2つのセンサーを組み合わせることで、新しいサービスが開発されている。それは、ケータイをかざすだけで、向けた方向の地図情報が画面に表示されるというもの。2つのセンサーがケータイの傾きや動きを測定し、それとGPSをもとにした位置情報を加え、かざしている方向の情報がわかるという仕組みだ。「人間が思っていることを携帯が先読みし、サポートしてくれる」ユビキタス社会が、ケータイの発展によっては、到来するかもしれないのである。


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