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リンク集

番組をご覧になって、さらに深く知りたい!と思った皆様に、参考にして頂けるリンク集を用意いたしました。

アドバイザー:ITアナリスト 長橋 賢吾さん
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第4回 ::迷惑メールがたくさん来るのはなぜ?

1) さらに知る "ボット"
 番組で紹介された"PCを遠隔操作するウイルス"=ボット。ボットは不特定多数に向けて迷惑メールを送信するだけでなく、特定のサイトに一斉にデータを送信することで、処理不能にする=標的型攻撃をしかけることもあります。
では誰がボットを作って攻撃しているのでしょうか?
 ボットを使った犯罪で犯人を突き止めるのは非常に困難ですが、明らかになっている例もあります。
インターネットのセキュリティ向上を支援する非営利研究組織であるHoneynetプロジェクトによれば、2007年6月に登場したあるwebサイト攻撃ツールは、2006年のはじめ、その原型がロシアのウェブサイトで公開され、それを"Dream Coders Team"が改良して作成したと指摘しています。 問題は、たとえロシアで作成したツールであっても、インターネットでは国境に関係なく全世界に攻撃が可能になります。こうした問題を解決するためには企業・国家での国際的な協調が必須になり、日本では内閣官房情報セキュリティセンターがこの役割を担っています。

2) さらに知る"フィルタリング"
 番組で紹介されたメールのフィルタリング、ここ10年でメールフィルタリングの技術は飛躍的に進歩しました。その代表格がベイジアンフィルタです。
 既存のメールフィルタリングの場合、『ある単語が含まれている場合、迷惑メールと判断する』という単純なものでした。たとえば、「大セール中」という単語を迷惑メールとしてみなす場合、「大特価セール中」という単語は別の単語として扱われます。
一方、ベイジアンフィルタでは、過去の迷惑メール履歴から到着するメールに対して確率的に迷惑メールの推定をします。
 ベイジアンフィルタが100%正確に判定するとはいえません、ただ、迷惑メールのデータが蓄積されればされるほど、ベイジアンフィルタの精度は上がります。こうしたこともあり、現在、多くの組織でベイジアンフィルタが利用されています。

3) さらに知る"リテラシー"
 迷惑メールを完全撲滅するためには、番組で紹介されているように送信認証を厳格に適用することが考えられます。ただし、現時点ではすべてのプロバイダーが送信認証をサポートしているわけではないので、現時点ではすべてのユーザーで厳密に送信認証するのは難しいと言えます。
とはいうものの、迷惑メールは日に日に増えていく一方です。この問題を対応するためのもう一つのアプローチが迷惑メール規制です。
そのため2008年12月1日に改正されたのが「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」(いわゆる"迷惑メール法")です。
改正以前は、メールの件名に「未承諾広告※」を追加することで事前に同意を得なくてもユーザーに広告が可能であり、規制の効果は限定的でした(オプトアウト方式)。改正後は、事前に同意を得ることが原則となりました(オプトイン方式)。オプトイン方式に変更したからといって、迷惑メールが減ることには直接つながりません、ただし、企業・政府・ユーザー、それぞれに取り組むことが迷惑メール撲滅の一歩といえそうです。


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