100万人の行動宣言

ロゴ

とりくみ事例

---
-行動宣言を使った授業・とりくみ事例

黒板

生徒が行動宣言を使って授業をしました!①
兵庫県神戸市立櫨谷中学校
写真
生徒会執行部が一人ひとクラスを担当 全校一斉のいじめ授業
写真
まずは どんなことが「いじめ」にあたるのか班ごとに考える
写真
次に「いじめる人」「いじめられる人」「それを見ている人」三者の気持ちを話し合い いじめがおこる原因を考える
写真
最後は いじめがないクラスを作るために一人ひとりができることを行動宣言に書く
 
 
生徒が行動宣言を使っていじめの授業をしました②
兵庫県神戸市立櫨谷中学校
写真
卒業まで3カ月 生徒会執行部が学校生活をふりかえり授業のテーマを決める
写真
いじめがおこらない理想のクラスを作る方法を考えることに決定
写真
放課後や休日を使い授業のシュミレーションを生徒同士で実施
写真
意見をいいやすい雰囲気を作るために授業の小道具も作る
 
 
写真
授業は「いじめ」が起きないクラスとはどんなクラスなのか?班ごとに意見を出しあうことからスタート
写真
卒業までいじめは絶対おこしたくないという意識を高める
写真
次に中学校生活をふりかえり楽しかったことをみんなで黒板に書き出す
写真
みんなの意見から「友だち」という共通のキーワードを発見する
 
 
写真
みんなが同じ思いをもっていることに気がついたあと行動宣言を書く
宣言を見る
interview
黒板

黒板

行動宣言の授業・とりくみの中身

ねらいそのような授業・取り組みをしたねらいは?

 神戸市では年に2回、『いじめアンケート』というものを配ります。その質問の中で「困っていることがあったら誰に相談しますか?」という項目があります。この項目を集計すると、圧倒的多数で1位は友達なんです。2位は親・兄弟で、担任の教師は最後の方だと思います。そんな状況の中、教師主導の授業をしてもただのきれいごとを並べる整理整頓の授業にしかなりません。
 そこで、同じ生徒の立場の生徒会執行部に授業をしてもらうことを計画しました。生徒が生徒に訴える言葉は教師の何倍も心に響くものであると思います。心を響かせるのが道徳のねらいです。生徒が生徒に授業をすることでいじめをなくしたい、学校をよくしたいという気持ちを共振して大きくできると思いました。

取り組みの中身行動宣言の授業・取り組みの中身

生徒が行動宣言を使って 授業をしました①


5月
生徒会執行部が全校一斉のいじめの授業をすることを職員会議で認めてもらう
教師が授業案・ワークシートを作成しました

矢印

6月
授業案・ワークシートを使用した授業を、教師が生徒会執行部の前で見せて授業をするイメージをつかんでもらいました
特に発問の重要性、それに対する答えをどう受け止め、次の展開に持っていくかという点を中心に指導
また 授業をおこなう生徒が、いじめについての考えを深めるためのアンケート・面談をしていきました

PDF
アンケート
矢印

7月
本番1週間前~ 早朝や放課後の時間を使って毎日授業の練習おこないました
生徒たちは、教師役・生徒役に分かれて授業のシュミレーションを繰り返しました
進行の途中で詰まったり、時間配分で悩んだりした場合は、教師が個別にアドバイスをおこないました

● 授業展開案

PDFで開く
学習事項・内容 指導上の留意点 備考
導入10分 ※休み時間中にグループの形を作り、ワークシートを配る。

最初の会話
(あいさつと自己紹介☆生徒会が授業をしている理由を語る)



①どんなことが「いじめ」だと思う?

<グループディスカッション>・・・5分
・自由に会話→班長が起立→順番に発表

(集団・複数)で いじめ が(続く)ことがつらい

クラスにいじめがあったらみんなイヤだ!

☆いじめをなくしたいという気持ちを語る

○「先生とは違うこと」「生徒会としてより、クラスの一人の生徒としていじめはあってはいけない思い」を自分の言葉で話す。
○具体的な誰もが気付く簡単な例を示して、発問
○身近なものからエスカレートしたものまで色で分ける
身近なところにある
他の人が考えたこともすべてがいじめ



○( )を①で引き出せればマークし、出なければ導く
集団生活のクラスでいじめが続く
みんなイヤだ→だから今日はみんなでいじめのことを考えよう
ワークシート
PDF
展開25分

②「いじめる人」「いじめられる人」「それを見ている人」の気持ちは?

<グループディスカッション>・・・5分
・それぞれの立場の気持ちを班で考える

③いじめをゼロにするには??

・各自が考える→発表(挙手か指名で)

④でも、1番いいのは
「いじめる人」「いじめられる人」「それを見ている人」の関係が『起こらない』こと

では、いじめが起こらないクラスとは?

・各自のワークシートに記入する。
<グループディスカッション>・・・10分
・グループで発表しあう。
・班で意見をまとめて班長が板書→確認
○班で3者の関係を一つずつどんな気持ちか考えさせる



○考えた意見を数人発表


みんなが考えた方法は全部正しい
○3者の関係が「起こらない」こと
いじめがゼロになる
いじめが起こらない

○1番話し合って欲しいところなので十分な時間をとる。
○発表内容を各班の班長に記入してもらい、それをみて感想を言う
まとめ10分

⑤一人ひとりができる行動は?

・自分(生徒会)の行動宣言の発表
→みんなに行動宣言を書いてもらい、
書き終わった人に発表してもらう。

・今日の感想といじめがない学校にしたい気持ちを語る
 ※ニックネームはあとでいいので内容だけかいてもらう
・時間が余ればワークシートの感想を記入させる

○表にはニックネーム裏には本名を記入するように注意する。

思いを語る
○今かくかどうかで時間調整
○行動宣言は評議、プリントは担任先生に回収を依頼する。

生徒が行動宣言を使って 授業をしました 2回目


1回限りのイベントとして終わりにしたくないと思っていたため
授業が終わった後に「振り返りの授業を計画しないか?」ともちかけました
生徒たちは達成感を感じていたこともあり、二つ返事で2回目の授業をおこなうことが決定しました

12月
2回目の授業内容は、生徒会執行部に考えてもうらうことにしました
まずはどんな授業をしたいのか考えてもらうきっかけにアンケートを実施しました

その後 授業のテーマを決める話し合いを行います。1回目の授業が終わった後のクラスの状況を話していると
どのクラスでも目立ったいじめは起こっていなかったが体育会・合唱コンを経て、なんとなくクラスの仲間意識に微妙なすれ違いが起きていることに気がつきます。授業のテーマは「誰もが行きたくなるクラスを作るために自分ができることを考える」ことに決定しました

PDF
アンケート
PDF
アンケート

● 授業展開案

PDFで開く
学習事項・内容 指導上の留意点 備考
導入10分 ※休み時間中にグループの形を作り、ワークシートと前回の「行動宣言」を配る。

最初の会話
(       )

①いじめがないクラスってどんなクラス?

<グループディスカッション>・・・5分
各自記入→自由に会話→班長が班で1つの意見にしぼる
→大きな紙に書いて前の模造紙に張る

この意見は、この○年△組だけの意見

もう少し深く考えてみよう!

○休み時間のうちにやれることは済ませておく。


○前回のつづきを意識させる
○前回の行動宣言を改めて見て、自分はorクラスはどうかわったか問いかける


○思いのまま話せるように促す


○話し合いをしているときに班長にまとめたものを書いてもらう用紙とペンを配る
ワークシート
PDF
展開25分

②-1

・指名する

②-2

・指名する

つなぎの会話
(       )

③学校が「楽しい」って思えるときってどんなとき??

<グループディスカッション>・・・5分
・班長板書

④これらの意見から見える共通点は??

○その班の班長に詳しく状況を聞く
○その意見以外の班長に聞く
○踏み込んだ質問をすることで①の意見を練っていく
○時間を考えながら2つ目にいく
○1つ目の意見が練り続けられるなら
2つ目に行かずにより練ってもよい
※時間がなければ1つだけでOK




○各自のワークシートに記入しないですぐに班で相談を始める


○学校を楽しくしているのは友・仲間の存在など、でた意見からまとめる
まとめ10分

⑤友達の友達は私、一人ひとりができる行動は?

・前回の行動宣言からあたらしい行動宣言へ
・前回の行動宣言をみて、その反省から新たな行動宣言を書く。
・2つを並べて発表

・今日の感想と私が感動したとき、生徒会を終えて、感想を語る
 ※ニックネームはあとでいいので内容だけかいてもらう
・時間が余ればワークシートの感想を記入させる

○今回の授業を受けて、前回の行動宣言を見直し、新しい行動宣言を書く
○表にはニックネーム、裏には本名を記入するように注意する。

思いを語る(自分の体験談)
○一週間クラスをみていて気づいたことを語る
○今書くかどうかで時間調整
○行動宣言は評議、プリントは担任先生に回収を依頼する。

苦労したこと行動宣言の授業・取り組みをすすめるにあたっての工夫、大事にしたことなどあれば、教えてください

 生徒が授業を行うにあたって、一番大切なことは自分の言葉でいじめについて考え、語れるようになることです 生徒にはアンケートに答えてもらい、いじめについての考えを整理する機会を作りました。さらに、アンケートを基に面談をしながら、教師と生徒が一緒にいじめについて考えを深めていくようにしました
黒板
コメント
コメント