100万人の行動宣言

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とりくみ事例

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-行動宣言を使った授業・とりくみ事例

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行動宣言でクラスの憲法(ルール)を作りました!
神奈川県 横浜市立東汲沢小学校
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5月 クラスの課題をみつめるためにいじめをノックアウト「ホンネで話し、書いてみよう!」を視聴
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友達関係の悩みを語り合い最後に、行動宣言く
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クラスメイトの行動宣言を一覧にして共有 
 
 
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みんなの行動宣言からクラスの憲法(ルール)を考える
 
 
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6年1組31人が守る 六一三一憲法
クラスの憲法(ルール)を振り返りました
神奈川県 横浜市立東汲沢小学校
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行動宣言から作った憲法を思いだす
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第9条「人の悪口は禁止!」が守れていないことが判明
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どうして守れていないのか理由を発表
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悪口を言わないためにはどうしたらいいのか話し合う
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みんなの意見を参考に再び行動宣言を書く
宣言を見る
interview
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行動宣言の授業・とりくみの中身

ねらいそのような授業・取り組みをしたねらいは?

行動宣言は終着点ではなく、スタートだと考えています。まずは、自分やクラスの課題をとらえる話し合いが大切です。それを踏まえた一人ひとりの行動宣言を考え、そこからクラス全員で守っていく目標(ルール)を作ることで「自分たちが考えて作った目標だから守っていこう」という責任を感じてもらえると思いました。
また、子どもなので、宣言したまま意識してないことが有ります。そのため、ある時期にきちんと振り返ることが大切なのです。一旦決めたことに責任をもたせること、こだわる環境や指導を加えないと、マイナスのサイクルを生み、めあて自体が意味をなさなくなってしまいます。つまり、年度当初から、振り返ることを前提として計画をしていました。

取り組みの中身行動宣言の授業・取り組みの中身

5月 行動宣言を実施

いじめをノックアウト 2014年「ホンネで話し、書いてみよう!」を全編視聴した後、番組のワークシートを使用して、友だち関係の悩みを語りあいクラスの課題を見つけていきました。最後は、きれいごとにはなるかもしれないが、そうありたい具体的な行動宣言を書いていきました。

● 授業展開案

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児童の活動 予想される生徒の反応
(生徒から出そうな質問や疑問)
評価と支援
(先生が具体的にやること)
資料
① 番組を見て、クラスの課題を考える ・「今日は いじめをノックアウト という番組を見ます。自分でいろいろなことを考えながら見てください」 2014年「ホンネで話し、書いてみよう!」 冒頭にまるごと視聴
② 番組の感想をワークシートに記入・発表する ・いじめは人ごとだと思ってはいけないと思った。
・死ねとかうざいとか、ついつい言ってしまうことが積み重なるといじめになる。
★子どもたちにホンネで考えてもらうために 教師もエピソードを話す
「先生も小さい頃、嫌なあだ名で呼ばれ続けた。でもみんなが盛り上がっていたから言い返せなかった。」
ワークシートを活用する
PDF
③ワークシートの記述をもとに、グループで交流する。 ・みんな授業ではきれいごとを言っている気がする。
・授業ではいけないとわかっていても、実際に遊びの場で盛り上がると、相手を傷つけてしまっていることに気づかなくなる。
★全体化しにくい子も意見を伝えることができる工夫をする。
※子どもたちのホンネを引き出す。
④ ゆさぶりの発問
「『授業ではみんなきれいごとを言う。』『授業では悪口がいけないとわかる』と言っていたよね。じゃあこの授業が終わったら、もとに戻るのかな?」
「いじめ(悪口)はいやだと思っているよね。じゃあどうすればいいと思う?」



・相手の嫌がることはしちゃいけない。
・いじめはいけないから注意する。
★この時点で、個々の努力と集団で守るべきことの必要性があることに気付かせる。
⑤ 行動宣言を書く ☆きれいごとにはなるかもしれないが、そうありたい具体的な行動宣言を書けるようにする。 行動宣言用紙
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6月 行動宣言をもとにクラスの憲法(ルール)を作る。

クラスメイト全員の行動宣言は一覧表にしてみんなで共有しました。その後、行動宣言をもとに、クラスみんなで守っていくルールを話し合いをしながら作り上げていきました。大切にしたいキーワードを抜き出し、組み合わせる。守るべき条文の優先順位はどうするのか?たっぷり時間をかけてできあがったのが全9条からなる憲法です。元々、社会科の授業で聖徳太子が作った17条憲法を勉強していたので、17条作るぞ!という意気込みで頑張りました。しかし、話し合いを進めていくうちに、ホントウにクラスに必要なルールは9つであることに気がつきました。

PDF
ワークシート
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12月 行動宣言の振り返り、新たな行動宣言を作る

半年後、「6131憲法」を振り返り、何ができていないのか?どうしてできていないのか?子どもたち自らで考えていく場を作りました。特に守れていなかったのは、第9条の「人の悪口は禁止!」。一人ひとりの課題を、クラス全体の課題として向き合わせることで、これからどうしていくべきか?改めて気をつけていく道しるべとなる行動宣言を書きました。

● 授業展開案

PDFで開く
児童の活動 予想される生徒の反応
(生徒から出そうな質問や疑問)
評価と支援
(先生が具体的にやること)
資料
①以前に書いた行動宣言を見て、自分が意識できたかどうかを確認する。 ・行動宣言はすっかり忘れていた。
・行動宣言は全く意識できていなかった。
第10回「行動宣言を振り返ろう」の番組内の授業を参考に進める。(視聴しない)
②クラスで考えた憲法を見て、自分が意識できたかどうか確認する ・クラスで決めた憲法は守れていたことはある。
・憲法の中でも絶対に守れていないのはある。
★実態に寄り添う
「自分が書いたことは忘れる。けれども、みんなで決めたルールは守るようになっているね」
③ワークシートに記述し、自由に交流する。 ・憲法を守れてなくても、大きないじめはない気がする。
・そもそも悪口やかげぐちは全く減らない。
・悪口を絶対に言わないは無理。
★いろいろな友達の意見を見ることで偶発的に会話が生まれ、本音に迫る話が出せるか注視する
・ワークシートや会話から全体化すべき話題を判断する。
ワークシートを活用する
PDF
④卒業(ゴール)を意識させこのままでいいのかを問い、改善の方向付けをする。

★ゆさぶりの発問
「悪口が平気で飛び交う、このままの状態で卒業していいの?」



・でも卒業だから、気持ちよく過ごしたい。
・もっと具体的にするべきことを考える。
・一人だけの問題ではなく、周りが協力できないか考える。
★個々の努力だけでなく、集団として考える。
★相手意識をもって生活する大切さに気付かせる。
⑤改めて自分が意識していくことを行動宣言に書く ★前回と変わらない記述にはなるかもしれないが、今現在みんなが課題とすることに焦点を当てた具体的な行動宣言を書けるようにする。 行動宣言用紙

苦労したこと行動宣言の授業・取り組みをすすめるにあたっての工夫、大事にしたことなどあれば、教えてください

 常に意識していたのは、教師が一方的に、「いじめはダメ!」「いじめがないクラスを作ろう!」と呼びかけるのではなく、「どうしていじめはダメなの?」「いじめがないクラスを作るためにはどうしたらいいの?」「悪口が横行している状態で、卒業式をむかえていいの?」と子どもたちが自らの課題と向き合い、ホンネで語り合うことができる場をつくること。自分なりに問題意識をもったうえで行動宣言を書いていくことを大事にしました。
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