金曜特集

ほっと@アジア FRIDAY

6月24日(金)

大学准教授タレント J.A.T.D.にしゃんたさん
今回のゲストは来日25年になるスリランカ出身のにしゃんたさん。
子供のころから「大きくなったら外国へ行き、たくさん学んで、たくさんお金を稼ぎたい」と、自分の部屋に世界地図を貼って、毎日夢が叶うよう願っていたそうです。
そんなにしゃんたさんに高校時代、ボーイスカウトの活動で、初めて海外へ行くチャンスが訪れました。行先は小さい頃から何度もテレビで観ていた「日本」。

見るもの、聞くものすべてが刺激的だった日本に、すっかり魅了され高校卒業後に両親が自宅を担保に用意してくれたお金を手に、単身日本へ再訪。

まったく分からなかった日本語。理髪店へ行けば、モミアゲどうしますか?切りますか?を「お土産いりますか?」と、聞き間違え、「髪をカットしてくれて、お土産くれるなんて、日本は良い国だな」と思ったり、タクシー運転手に「ここで下ろして下さい」と言ったつもりが「ここで殺して下さい」と言ってしまうなど、数々の失敗談を重ねながら日本語や日本文化を学びました。

その後、大学から大学院へと進み、経済学の博士号を修得し、大学の准教授になったにしゃんたさんですが、一見、サクセスストーリーに見える出世の影で外国人であるがゆえの制度の壁に何度も泣かされてきたのだそうです。
そこで日本帰化の申請が可能となった6年前、大好きな日本へ恩返しがしたいと「にしゃんた」から「多原樹一」になったのです。

日本人以上に日本人らしい、にしゃんたさんですが、ここ数年、その才能をより発揮して“落語”の舞台でも活躍しています。

友人である落語家、桂春蝶さんに勧められて始めた落語だそうですが、アマチュアの全国大会で準優勝するなど、本人もすっかりソノ気になり、今では寄席に出演するだけではなく、全国各地へ呼ばれる講演会での余興としても定着し、人気となっています。

最後はこの日の出演のために用意してくれた短編落語「みょうばん丁稚」を披露して頂きました。

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