【詳報】北見市長選挙出口調査の結果は

2023年9月10日

10日に投票が行われた北見市長選挙で、NHKは有権者の投票行動や政治意識を探るため、出口調査を行いました。出口調査の結果を詳しくお伝えします。（NHK北海道選挙取材班）

調査は市内10か所の投票所で投票を終えた有権者1455人を対象に行い、66.4％にあたる966人から回答を得ました。
一方、９日までに有権者のおよそ11％が期日前投票を済ませていますが、これらの方々は調査結果に含まれていません。

支持政党別の投票行動

出口調査では、投票した人にふだん支持している政党について尋ねました。
結果は、自民党が41％、立憲民主党が11％、日本維新の会が２％、公明党が３％、共産党が６％などとなっています。
特に支持している政党がない、いわゆる無党派層は31％でした。

それぞれの政党の支持者がどの候補に投票したのかを見ていきます。
自民党や公明党北見支部などから推薦を受けた現職の辻氏は、自民党の支持層の90％台半ば、公明党の支持層の70％台半ばの支持を得たほか、立憲民主党の支持層の50％台後半、そして特に支持している政党はない、いわゆる無党派層のおよそ70％から支持を得ました。
一方、共産党の新人の大場氏は、共産党の支持層の90％台半ばの支持を得たほか、立憲民主党の支持層のおよそ40％、そして無党派層のおよそ30％から支持を得ました。

年代別の投票行動

年代別に投票先を見ていきます。
10代と20代の70％台後半が現職の辻氏に、およそ20％が新人の大場氏に投票しています。
30代の60％台後半が辻氏に、30％あまりが大場氏に投票しています。
40代の70％あまりが辻氏に、20％台後半が大場氏に投票しています。
50代の70％あまりが辻氏に、20％台後半が大場氏に投票しています。
60代の70％あまりが辻氏に、20％台後半が大場氏に投票しています。
70歳以上の70％台後半が辻氏に、20％あまりが大場氏に投票しています。