"運動嫌い"が心配 <番組内容>
今回のテーマは「子どもの運動」。
特に、運動が嫌いで、ふだんからあまり運動をしていないという子の保護者に集まってもらい、悩みや疑問を語り合う。ゲストは、運動がちょっと苦手だというサバンナの高橋茂雄さん。さらに、スペシャルゲストとして、元体操のお兄さんの小林よしひささんが楽しく運動できる方法について教えてくれる。

<「子どもの運動」現状は?>
専門家として子どもの発達と運動の関係に詳しい茨城大学准教授 渡邊將司(わたなべまさし)さんが参加。
子どもの体力は1985年をピークに急激に低下しているという。
その後、教育委員会や地域で対策が取り組まれるようになったが、ほとんど横ばい状態だ。実はいま、運動をする子としない子で、運動能力は大きく二極化しているという。
運動習慣のある子どもの能力は高くなっている一方で、運動習慣のない子どもの能力が低くなっている。

<ホゴシャーズの意見>
・ボールを渡しても楽しそうではない。外で全く遊ばない。
・「外出ておいで」といっても、行かない。寒いし、疲れちゃうといっている。宿題もあるし、休ませてくれと…。
◇どうして運動しないの?◇
どうして運動をしないのか?まちのなかで聞いてみると、主に4つの理由があがってきた。
①苦しい…「走ると苦しい」「疲れる」
②できないのが恥ずかしい…「自分だけが逆上がりができないのがイヤ」「みんながゴールして待っている中で、ひとりで校庭を走るのがイヤ」
③環境がない…「ボールの数が足りない。」「いっしょに運動する友だちがいない。」
④必要性を感じない…「運動しても、将来役にたたないのではないか?」

<ホゴシャーズの意見>
・自分自身も運動嫌いな子と全く同じ気持ちで育ってきたので、気持ちがよく分かる。
・運動に必要性を感じないといわれると、どう説明したらいいか戸惑ってしまう。
<専門家の意見>
公園に行っても魅力を感じないということもある。日本の公園面積は欧米に比べて小さいうえ、似たような公園が多い。その場所ごとに特徴をつけてあげれば、もっと行くようになると考えている。
運動、好き・得意になってほしい?
運動が嫌いな子のホゴシャーズにアンケートをとったところ、嫌いでも苦手なままでもいいのではないか?という声が半数近くを占めた。
さらに、ホゴシャーズからは「大人になったら運動をやるようになる」「嫌いと思っている時間を楽しいと思う時間に変えたほうが有意義だと思う」などの意見も…。

◇子どもが、運動が嫌いなとき、保護者はどう関わればいいの?◇
子どもが、運動が嫌いなとき、保護者はどう関わればいいのか。子どもの脳と運動の関わりに詳しい東京大学の教授で日本体育学会会長の深代千之さんによると、「運動しないと身体の機能が劣化する。」という。
思い通りに動かなくなる、小さい段差につまづく、Tシャツが脱げなくなるなど、大きな問題が起きると指摘。
そもそも人間は、進化する中で運動しながら生活をしてきており、運動しなくてもいい時代はここ40年から50年ほど。子どものころに運動の基本が作られるため、運動はしなければならないという。
さらに、小学校の時期に必要な運動として、「きついトレーニングではなく、走る・跳ぶ・投げる・打つなど、いろいろな動作を覚えることが重要」だという。
小学生のころは、脳と身体の末梢神経が急速に関連付けられるため新しい動きを覚えやすい。さらに、覚えた一連の動作が大脳から小脳に格納され、一生使える動きの記憶に変わるという。子どものころに覚えた自転車や泳ぎかたが大人になっても覚えているのはこのためだ。
しかし、運動は無理にやらせると嫌がるので、子どものころに楽しんで、面白がる環境を築いてやることが大切になるという。

<尾木ママの意見>
運動はとても大切!いま「子どものロコモティブシンドローム」が大問題になっており、基本的な生活の骨格を支えるためにも運動は不可欠になっている。
子どもの意見を尊重することは絶対大切だが、運動においては、生きる力などさまざまなところに関わっているので、全く運動しないわけにはいかない。大人の責任として、子どもたちにどう面白がらせるような環境を作るのか、研究しないといけない。
子どものときに必要な運動量は?
WHOの基準や、文部科学省の幼児期運動指針などによると、子どものときに必要な運動量は1日60分。
この運動も、スポーツにとらわれることなく、徒歩や犬の散歩、掃除、遊びなども運動に含まれるという。
子どもの時期は、なるべくたくさんの種類の遊びやスポーツを経験することが大切だという。
◇運動を楽しむ環境をどう作ればいいのか?◇
静岡県にある公園で、外で遊ぶのがあまり好きではない子どもたちが、運動遊びに挑戦。
教えてくれるのは、元体操のお兄さんの小林よしひささん。
教えてくれたのは、“バナナ鬼”。ふつうの鬼ごっこは捕まったら終わりだが、バナナ鬼は友達が2回触ったら復活し、再び逃げることができる。さらに運動量も多く、とっさに止まったり体をひねったりするなど、さまざまな動きもできる。
続いて行ったのが、フラフープ。みんな思い思いの遊びを始めた。子どもたちは遊びのなかで、知らず知らずのうちに手首や体幹を使った動きをしているのだ。
さいごに、陸上競技場にやってきた一行。そこで始めたのは、“工作”。ペットボトルを短い円筒型にきりとって、片側にビニルテープを巻き付ける。名付けて、「ペットボトルジャイロ」。これをうまく投げると何メートルも飛ぶという。
手首をうまくひねるのがコツ。最初はうまくいかないが、練習すると、だんだん遠くへ飛ぶようになった。子どもたちに感想を聞くと、できるようになるにつれて楽しくなってきたという。

VTRで紹介した「ペットボトルジャイロ」の作りかた
① 胴体の真ん中が丸いペットボトルを、5センチから8センチほどの高さの円筒になるように切り取る。
※あらかじめ、ペンでペットボトルの周囲に輪を描いた後、はさみなどで小さな切れ込みをいれると、きれいに切り取れます。
※小さなペットボトルは5センチほど、大きなペットボトルは8センチほどの高さになるように切り取ると、よく飛びます
※きれいにまるく切り取ると、風の流れを受けてよく飛びます。
②切り取った円筒の片側の切り口に、ビニルテープを円周にぴったり沿うようにして5~10周ほど巻き付ける。完成。
飛ばしかた
・ビニルテープを巻きつけたほうを前に向けて、ひねるように投げると飛んでいきます。
<ホゴシャーズ・ゲストの高橋茂雄さんの意見>
・体育が大嫌いな子だったのに、楽しそうに運動をやっていたので感動した。
・お手伝いすることも運動だったら、余裕で1時間ぐらい運動できそう。
<尾木ママの考え>
・運動が嫌いでも、保護者のちょっとした後押しで変わるきっかけがつくれるかも。
・運動しないことで起きる問題を、決して家庭任せにせず、公共的な視点をもって取り組むことが大切!
子どもたちが集まれる場所、公共のスポーツ施設などいろんなところを充実させていくことがベスト。
END
*番組へのご意見ご感想をお待ちしております。
投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:25 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク
シリーズ 虐待を防ぐには(5)「"しつけ"どうすればいいの?」<みんなの声>
■doスキルを興味深く拝見しました。 こどもを「○○選手」と呼んで実況中継ごっこにしたらやりやすかったです。
一緒にお風呂に入っている時に「次は右足を洗っています。さすが○○選手ていねいですね。」等と言っていたら3歳の娘も楽しそうに洗っていました。
【みのむし】
■しつけの方法として、PCITという方法を紹介してもらえたことは本当に勉強になりました。
ふだん、「怒りたくない、怒鳴りたくない」と思っていても強い口調で子どもを怒鳴ってしまうこともあります。逆に、感情的に怒鳴ってはいけないと思うと、弱い口調になり、どう子どもに伝えたら良いのか言葉に詰まってしまい、うまく叱れないこともあります…。
子育てって本当に難しいなぁ、、大変だなぁ、、と実感していたところでした。
そんな中、たまたまこちらの番組でPCITを紹介しているのを見て、「そうか、これを目指せばいいんだ!」と、子育てを頑張るためのチカラをもらえました。
子どもが困った行動をおこした時に冷静に対応するには、親の忍耐力も試されているような気がしています。
疲れている時、時間がない時などに、ついつい声を荒げてしまうことがあるので、気をつけたいです。
うまくいかない日もありますが、温かみがあって、正しい要求もできる母親を目指していきたいです。
【しらゆき】
■あまり怒りすぎると子どもが顔色うかがって育ってしまいそうな気がします。親が叩いて育てるとお友達にも叩いて自分の意見をわからせようとしてしまいそうです。
【イチゴママ】
■6歳の次男のしつけのことで悩んでいます。落ち着きがなく、衝動的に行動するのが危なかしく、発達障害も疑い、療育に通っています。療育に通えば何か好転すると思いましたが、相変わらず私の言うことをなかなか聞かず、イライラしてしまいます。育児書を読んだり、自治体の相談なども活用していますが、なかなかうまくいきません。
今回の放送を見て、発達障害の有無に関わらず、親が子どもにどう関わるかという姿勢が、子どもの行動や人間性につながるということがわかりました。しつけをするには、親子関係において信頼関係が築かれていなければいけないことがわかり、自分は次男や療育を行う機関などに期待するばかりで、私自身何も努力していないことに気付きました。「特別な時間」を持つのはすぐには難しいですが、今度こそ自分が変わらなければならないと感じています。
マルベリーさんの長男さんのように、母親の姿勢を見て、子どもの行動が変わってくれるといいなと思います。
【まるさん】
■今回のしつけのテーマ、すごく良かったです!
このシリーズまたやって欲しいです。
発達障害や、知的障害など少数派かもしれませんが、接し方なども放送してほしいです!
【YH】
■世の中、社会の基本は家庭です。
子どもの心を作っていく親が根拠のないネット情報などに惑わされることなく学べるこういう番組は必要だと思います。
昨年 私にも孫ができ見守る祖母という立場になりました。
私の娘も忙しい子育て世代。ついトゲトゲしてしまう時もあるでしょうが幼少期こそ親子で温かい世界に触れて会話をしてもらいたいと思います。
【はるちゃん】
■番組中でもマルベリーさんが挑戦されていた丁寧語で語る、が効果があるといいますか、伝わりやすいと思います。私も第一子を育てているときは、未熟親だったので、かなりぞんざいに子どもに命令口調で語っていた気がします。でも、彼女の成長とともに子育てサークルや幼稚園・小学校のPTA役員や子ども会の保護者会長をしていくうちに、「自分の子どももよその子どもと同じように丁寧に語りかけ、対応する」ほうがいい感じに伝わることを子ども自身から教えてもらいました。丁寧にしつけをすることは、親としての自分を育てることでもあるのだと思います。ウワサの保護者会で『めざせ丁寧にしつけをする保護者』ムーブメントを起こしませんか?
【ササニシキ】
*番組へのご意見ご感想をお待ちしております。
投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:00:00 | カテゴリ:みんなの声 | 固定リンク
シリーズ 虐待を防ぐには(5)「"しつけ"どうすればいいの?」<番組内容>
「シリーズ 虐待を防ぐには」の5回目、今回は、“しつけ”について!

虐待などの事件の中には、「しつけのつもりだった」という言葉が親から聞かれることがある。
「しつけ」と「体罰」の境目はなんなのか?と戸惑う親も多い。
こうした状況がある中、昨年末に厚生労働省で「親の体罰に当てはまる具体的な行為」が検討された。

これに対して思春期の子を持つ親たちからは・・・

タイムさん 「これが虐待って言われたら、まあまあみんな虐待してるのかなって…」
きんかんさん 「私は教えるために叩きますし、私は私の考えを通しちゃうかも…」
などの声が聞かれた。

そこで今回は、専門家や尾木ママとともに、「しつけ」について考える。
親子のコミュニケーション改善から子どもへの効果的な指示の出し方を導く心理療法から、上手なしつけ方のヒントもご紹介!
【ホゴシャーズたちのしつけは?】
タイムさん 「長女が生まれたときは、『立派に育てたい!』という気持ちから、ガミガミついうるさく言ってしまう」
きんかんさん 「うちは、いっぱい怒鳴っていっぱい叩く。やっぱりちょっと痛みを感じないと覚えないので。おかげで悪いことはしなくなった」
ナッツさん 「私は『自分で学んで下さい』って思うのがしつけ。でも、夫はガンガン怒って厳しい!」
◇ナッツ家の厳しいしつけ 『厳しくしつける親の気持ち』
・12歳のツバサくんと暮らすナッツ家のリビングには、小型カメラが置かれている。

単身赴任の夫が置いたものだが・・・
ナッツさん「朝、『ツバサがまだ起きてないけど、今すぐ起こして!』とガンガン電話がかかってくる」
・もともと生活のすべてに厳しい夫・たろうさんは、ツバサくんが小学校に上がる前から、時には手をあげて厳しくしつけてきた。今では、毎日の勉強を写真に撮って送らせて、できていないと説教に…
なぜ、そこまで厳しくしつけるのか?

たろうさん 「何かあったときに、ふんばれる人であってほしい。虐待のニュースを見ると、もしかしたら自分もあそこまでいってしまったかもしれないが、みんなが守ってくれた。感謝する一方で、親としては子どもに成長してほしい。最善の方法は何だったのかと、今でも悩みながらです」
【専門家のアドバイス】
精神科医の加茂登志子(かもとしこ)さんによると・・・

・体罰は、即時的な効果はあるが、逆に、不安や恐怖がなければ言うことを聞かなくなるということが、すりこまれていくところがある。
・つまり、親の言うことは聞くが、家の外では言うことを聞かない、あるいは、いじめをする側にまわる、などのことが起きてくる可能性が高くなる。
【そもそも、しつけって?】
子どもの成長や発達に詳しい、東京大学名誉教授の汐見稔幸(しおみとしゆき)さんによると・・・
・社会生活の中で、守らなきゃいけないルールを身に着けた上で行動できるようにしていくことが「しつけ」。
・着物を縫うときの「しつけ糸」と同じ。こういう風にするものだと子どもに分からせるために縫うが、成長とともに徐々に外して、子どもが自分で本縫いしていくことが大事。

【尾木ママのアドバイス】
・ちゃんと育ってほしいという愛情は、大事。
・体罰ではなく、もっと効果があるかもしれないという方法論を、もっと知るといい。
それでは、どうすればいか?
■子育ての4つのスタイル
アメリカの発達心理学の研究によると、子育てについて親は4つのタイプに分けられるという。

・そして、これらの親に育てられた子どもが思春期、青年期になったときに見られる傾向がこちら。

目指したいのは、リーダーシップのある親。
子どもは自信があって、感情のコントロールも上手になるという。

きんかんさん 「自分は、完全に独裁タイプ。実は、息子は自分の考えや意見をほとんど言わない子になってしまった。私が全部コントロールしてきたのが原因か・・・」
【専門家のアドバイス】
加茂先生 「まず、自分にマイナスの点、弱点もあったことに気がつくところがすばらしい。そして、その弱点に手当てをしていくのが重要なポイント。中学生であっても、やり方はたくさんある。例えば、温かみを出すというのは、どうやるのか、体罰にならないしつけは、どういうふうにするのかということを知らなかったり、経験がなかったりするだけで、めざしたい理想はあって、そこにいきたいんだけど、いきにくいという状況になっている」
尾木ママ 「子育てに手遅れはない」

◇イライラ怒鳴り声のマルベリー家が、半年で大きく変化!?
マルベリーさん 「ここに全部一回しまって!水筒とお弁当箱、出して!」
・3人の子どもをしつけようと格闘し、怒鳴り声が響いていたマルベリー家の夏・・・

・効果的なしつけを学ぼうと、マルベリーさんは、「PCIT」(ピーシーアイティー)という親子の関係を良くするための心理療法を受ける。

・ここでは、プレイルームで親子が遊ぶ「特別な時間」をもうけ、この間、子どもに対してやってはいけないこと「ドントスキル」と、 やるべきこと「ドゥスキル」を使い、子どもが楽しくのびのびと遊べるようにする。

・これを家でも毎日5分10日間続けると、反抗的だったかいとくんの態度は、大きく変わった!

ナッツさん 「これを5分やったあとに、またバーンって怒ったら意味がない?」
【専門家のアドバイス】
加茂先生 「基本的には、5分をやる一方で、言葉の暴力や体罰をやめる必要はある。しかし、その1日5分はすごく重要。親御さんの練習の時間でもあり、5分であっても親子の時間というのは宝石のような時間。それをお子さんたちに体験してもらうのだ」
◇いよいよしつけの段階へ!

・PCITには、さらにステップが。
・「5分の特別な時間」で親子の良い関係を強化したら、それを土台として「良い指示の出し方」を学ぶ。
・後半では、親が子どもに、してほしいことを伝えるための、8つの効果的な指示の出し方を学ぶ。

1週間後、マルベリー家を訪ねてみると・・・
マルベリーさん「ゴミ、ここに入れて下さい」 (指示するときは、具体的に1つだけ。言い方も丁寧に)

・かいとくん、お母さんの言うことをすぐきいた。
それどころか、ゲームの途中でも、洗濯物を畳むお手伝いをすぐにやってくれた!
・そして、どうしたことか、お兄ちゃんまで、自分からすぐにお風呂を洗ってくれた!

そうたくん 「お母さんが変わったのがうれしい。自分も少し変わらなきゃいけないなと思う」
きんかんさん 「今までどれだけ自分が勝手な指示や要求を子どもにしていたのかがよく分かった。叱る怒るばかりじゃなくて、子どもの考えを引き出せるようにやっていこうかと思った」
【専門家のアドバイス】
・小学校低学年じゃなくても、塾の送り迎えの時間、食事のとき、宿題を見ているときにドゥ・スキルとドント・スキルを実践するだけで効果的。

【尾木ママのまとめ】
尾木ママ 「しつけというのは、丁寧に説明すること。共感力の豊かな子になると、悪さもしなくなってくる。今回、体罰禁止のガイドラインが出たのは歴史的な転換点で、私たちが前進していくきっかけを作ってくれたんだと思えればいい」
◇「ウワサの保護者会」では、これからも「虐待」について、考えていきます。
みなさんも、番組ホームページやツイッターに、ご意見をお寄せ下さい!

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:25 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク
大調査!放課後の居場所 <みんなの声>
■大阪府箕面市に子どもも含めた人の居場所があります。箕面市民の頃、娘や息子と利用、活動し、イベントなどを開催したり。祭りもやったなぁ!番組で取り上げられていたところと似ていますね。鹿児島に移動してからは、「子ども劇場活動」をしていました。「子どもたちに、文化活動するための3つの間:仲間、空間、時間」を目標に掲げての活動。息子はただ今大学4年。彼は映像学科で製作を学んでいたのですが、子ども劇場活動での体験や活動の記憶が、その学びを随分と支えてくれたようです。彼の卒業制作は、『おもいやりはひとからひとへ』と題した2分少しのワンカット回しの作品。「いろいろ、いろいろ、ちゃんとわかってたんだなぁ」と感慨深いものでした。「子どものしあわせ」を考え、行動することは、私たち自身を幸せにしていくことと思います。子どもたちの放課後をダイバーシティな豊かなものにして行く努力を諦めないでいたいものですね。
【ササニシキ】
*番組へのご意見ご感想をお待ちしております。
投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:00:00 | カテゴリ:みんなの声 | 固定リンク
外国ルーツの子どもとつくる新たな学校 <みんなの声>
■自分自身、日本で生まれ育った外国にルーツを持つアフリカ系日本人なので今回の放送は興味深いものだった。特に外国にルーツを持つ子どもへの教育支援が多くの場合、自治体任せで地域によってバラつきがあるのは改善すべき点だと感じた。
【アレックス】
*番組へのご意見ご感想をお待ちしております。
投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:00:00 | カテゴリ:みんなの声 | 固定リンク
外国ルーツの子どもとつくる新たな学校 <番組内容>
今回のテーマは「外国ルーツの子ども」。
日本に住む外国人は282万人。この30年間で2.6倍も増加。
いま学校にも、外国ルーツの子どもが増えている。

外国ルーツの子どもが増えることで「多様な文化に触れ合える」といった声もある一方で、番組には学校の先生や保護者からは様々なモヤモヤが寄せられた。
そこで!ウワサの保護者会では、学校の先生、外国ルーツの子どもの保護者、日本人の保護者に加えて、フィリピンにルーツを持つタレント秋元才加さん、専門家の山脇啓造さん(明治大学教授)をお呼びして、これからの学校のあり方をホンネで考えていく!
■秋元才加さん(フィリピン生まれ。母親がフィリピン人)
子どもの頃、母が学校から配布される書類が読めず、難しい話は先生や友達に聞いて、自分で対応していた。

番組では全国の先生300人にアンケートを実施。
外国ルーツの子どもが増えたと感じている先生は64%。増えたと感じた人の中で、悩みを感じた先生は66%。

◇外国ルーツの子どもと向き合う先生の思い◇
・大分県の由布院小学校。2019年の夏。ネパール人の男の子(小2)が転校してきた。
・初めて受け持つ外国ルーツの子ども。担任の先生は『言葉の壁』『文化の壁』『保護者とのやりとり』で戸惑うことも。
・例えば、体育の授業でケガをしたときも、言葉が通じず原因が分からない。日本独特の掃除や給食のルールを1から教える。さらに、日本語の文字が苦手な保護者に、学校行事のお知らせ内容を電話で伝えることも。

◇外国ルーツの子ども みんなの本音◇
<先生たちの本音>
■いざわさん(元中学校教師)
・外国ルーツの子どもの保護者に、運動会の持ち物について電話で連絡。ちゃんと伝わっているか不安だった経験がる。
・不登校ぎみなブラジルルーツの子どもを担当したときは、性格が明るく、いつも笑顔で「大丈夫!」と言うため、何が原因かわからず戸惑った経験も…。

<外国ルーツの子どもの保護者たちの本音>
■パームさん(インドネシア人の夫と結婚しイスラム教徒に改宗)
イスラム教徒は、女性の肌の露出が好まれない。そのため、校長先生に「娘がプールの時、水着ではなくラッシュガードを着たい」と交渉したがNGだった。しかし、校長先生が代わって再び相談をすると、あっさりOK。校長先生によって対応が違うことに困惑。
■ナディさん(両親共にイラン人でイスラム教徒 6歳の時に来日)
イスラム教徒は、宗教上の理由で豚肉が食べられない。給食で豚肉を食べないようにしていたら、みかんと牛乳だけの日もあった。空腹を満たすため、家に帰ってから食事をすることも・・・。
■ホオズキさん(中国出身で日本人の夫と結婚)
PTAの仕事が大変!うちの学校はポイント制(PTAの仕事をするとポイントがたまる制度)。日本語が心配だったので、ポイントが大きい執行委員などを引き受けることができず、とにかくポイントをためるのが大変。



日本人の保護者からは「授業のペースを外国ルーツの子どもに合わせるため、学力低下がないか心配」という声も。
<尾木ママの意見>
「子どもも親も学校の先生も大変になっている大きな要素は、学校の『一斉主義』。一人一人の子どもに合わせるというのが本来の教育の姿」
◇外国ルーツの子どもの受け入れ制度を整えた学校◇
・横浜市にある南吉田小学校。全校児童およそ730人のうち、半数が外国ルーツ。現在19の国と地域の子どもが通っている。
・日本語が得意ではない子どもに簡単な言葉で授業を教える「国際教室」が各学年にあり、来日して間もない子どもたちに基礎的な日本語を教える「初期指導教室」も設置、それぞれに専任の先生がついている。そのため、担任の先生は通常のクラス運営に専念できる。
・授業中に外国ルーツの子どもに同時通訳をするボランティアもいる。そのおかげで、外国ルーツの子どもも、日本人の子どもも、同じペースで学ぶことができる。
・外国ルーツの子どもの保護者対応のために、職員室には外国語でプリントを制作したり、電話対応をするスタッフが2名常駐。日本語が苦手な保護者も安心。
・このような体制を整えるために、横浜市が市内にある公立学校にかけるお金は、年間およそ1億5千万円。「将来的に日本を支える人材になる」として予算を組んでいる。
・現在 南吉田小学校では、子どもたちが異文化に興味を持つようになり、保護者からは「公立のインターナショナルスクールのよう」と評判も上々だ。

◇外国ルーツの子どもと共に暮らしていくためには◇
■山脇さん(明治大学教授)
南吉田小学校のエリアは2010年代から外国ルーツの子どもが増え、保護者から不安の声があがった。
そこで、どんな体制が学校に必要なのか?校内にプロジェクトチームを作り考えていった。
これまで外国人の問題は自治体任せだったが、2019年に「日本語教育推進法」ができたため、国から自治体への支援が増えていくと思われる。

<はじまりだした外国ルーツの子どもへの支援>
■かすたねっと(文部科学省)
国は、各都道府県・市町村教育委員会等で公開されている、世界各国の言語に翻訳された教材や、保護者向けのプリントのひな形など、様々な資料を検索、利用することができるサイトを開設している。

<共にくらしていくためには>
■秋元才加さん
今年はオリパラもあって、日本的にも多様化、外国ルーツに対する意識も高まっている時期。ここからスタートにして、日本で多様化が進んでいくといいと思う。
■ももさん
外国ルーツのお子さん保護者のことも、日本人の子ども保護者のことも、平等に考えて、みんなが納得できる学校になったらなって思います。
■ナディさん
異文化ルーツの人たちは、もっとこうしたら学校が良くなるかもしれないっていう目線を持っていることもあるので、一緒にもっと日本の学校を良くしていける仲間だって思ってもらえると嬉しい。私も頑張っていきたい。
<尾木ママの意見>
子どもたちは、すでに外国ルーツの子どもたちと一緒に生活をしている。
大人がもっと子どもたちを応援してあげられるように、異文化を共有していける社会、学校をつくっていくことが大事。

あなたの身近にも異なる文化を持つ人たちが。
まずは、お互いを知ることから始めてみませんか?
END
*番組へのご意見ご感想をお待ちしております。
投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:25 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク
聞いてよ!尾木ママ <みんなの声>
■あだな。今年大学を卒業する息子も、一時期泣いたり、怒ったり、ケンカしてました、幼稚園から小学生のころ。
調節性内斜視で、視力を出すために3歳から眼鏡をかけたので、「メガネザル」と言われたり、「かわいそうに」と言われたり、わざと眼鏡を壊されたり、仲間はずれにされたりと、あれこれありました。でも彼が小学生低学年のころ、眼鏡をかけたアニメや映画のキャラクターが大ブーム。眼鏡男子も流行。だ~れもバッシングしなくなりました。そして学年が上がるごとに眼鏡をかける子が増えて、彼を罵っていた子も、眼鏡男子に。息子はそのとき、「眼鏡男子世界へいらっしゃ~い」と言って、笑いあったそう。そんなものです。人の口や気持ちって。どんなときも自分を好きでいれば、大丈夫です。なんとかなります。「掘り起こす」より、「ともに同じ世界にある」ことで、ほとんどのことは、うまくいきます。アセラズ、アワテズ、アキラメズ、子育てグランドロマン楽しみましょう!
【ササニシキ】
*番組へのご意見ご感想をお待ちしております。
投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:00:00 | カテゴリ:みんなの声 | 固定リンク
聞いてよ!尾木ママ <番組内容>
今回のウワサの保護者会は、「聞いてよ!尾木ママ」
番組ホームページに寄せられた子育てのお悩みにこたえる。

一緒に考えるゲストは、
雑誌などで人生相談の連載を受け持つ作家・演出家 鴻上尚史さん。
3人の子どもを育てる くわばたりえさん。

1つ目のお悩みは、沖縄県石垣市みーさんから。
小学3年生の長男が髪型をネタにしたあだ名で呼ばれて悩んでいます。
毎日のように「ハゲ」「ゆでたまご」などと言われています。
担任の先生に話すべきなのか、子どもをなぐさめて励まして静観すべきなのか、
こんなとき 親はどうしたらいいんでしょうか?
【VTR】
自宅に伺い、話を聞かせてもらった。
あだ名で悩むかずま君は、小学3年生。
家では、いつも弟を楽しませて兄弟げんかもほとんどしない、優しい性格。
母親のみーさんは、「また今日も言われた、あの子に言われた、この子に言われた…」と毎日悩む息子に対して、子どもの気持ちに共感するだけでいいのか、「気にするな」と言っていいのか、向き合い方に悩んでいるという。

かずま君の気持ちも聞かせてもらった。
「お坊さんとか一休さんとかおにぎりとかハゲタマとかハゲと言われる。
かまってほしくって言ってんのかなぁって思うけど、言ってる人がどういう気持ちで言ってるのか、知りたい」
あだ名を言うのは複数名の友達。一緒に遊ぶ仲のいい子も、言うのだそう。

母親のみーさんは、嫌だという気持ちを友達に伝えてみたらと提案。
かずま君は、「やめてほしい」と友だちに言ったが、いつも明るく笑っている性格なので、本気だというのが伝わらない・・・
また、髪型を変えることもかずま君に提案したが、それはイヤだという。
かずま君の理由は?
「このほうが好きだから。さわった感じでも気持ちいいし、運動していても汗たれてるときでもすぐ風が当たったら乾くし、涼しいし。
自分自身が変わるのも、きついかも。なんかいい方法が見つかればいいんだけどね…」

【スタジオでは・・・】
●くわばたさんのVTRの感想
・すごく優しい子なので、みんながちょっかい出したくなるのかなと思った。
・友達に「さわったら気持ちいいよ」など、髪型のいいところをアピールするのはどうか。
●鴻上さんのVTRの感想
・嫌な思いをしても、髪型を変えない、自分を変えないというのはすばらしいこと。
・かずまくんは、言う側に動機があるはずだと思っているが、言ってる側は、おそらく動機はない。
「やめて」と軽く言うのではなく、「なぜそういうことを言うの?」ということを、順番にちゃんと時間かけて一人ずつしゃべっていくのがいいのでは。
・一対一で話し合っても、全く分かってくれない場合は、親や先生が登場すべきだが、友だちと向き合うことは、かずまくんの成長に、ものすごいプラスになると思うので、親はドキドキするけど、ちょっと見守ってあげてみては。
●尾木ママのVTRの感想
・低学年の大きな特徴で、言っている子どもたちも、悪気はないことが多い。本能で、言い返さないタイプの子にからむ。
・かずまくんのえらいところは、「やめてよ」と、ちゃんと意思表示をできるところ。
・言われる子どもが、嫌と思わないニックネームというのが大事なので、嫌なら気持ちを伝えよう。

あだ名に悩むわが子に、親はどう向き合えばいいのか・・・
●尾木ママの見解
・みーさんがしているように「共感」をするのは大前提として大事。
・「共感」はハートのクッションをイメージして「わかるよ」「つらいよね」など、親の意見は言わずに、子どもの気持ちをいったん受けとめよう。
・「共感」だけでなく、「壁」も同時に行ってほしい。
・「壁」は、親の価値観や捉え方を子どもにしっかり示す。
例えば、「好きな髪型を変えないことは、いいことだと思う」という価値観や、「学校に行きたくないくらいの気持ちだったら、いつでも守るよ」という親の姿勢だ。

●みーさんの感想(電話)
そこまでしっかり親の指針を示せばいいんだという自信がなかった。
壁になろうという意識が自分の中でなかったので、すごく勉強になりました。
2つ目のお悩みは、大阪市のクリさんから。
小学2年生の息子が、友達と遊びません。
友達と遊ばないと、将来的にコミュニケーション能力の低い子どもになるのではと心配です。
このまま見守っているだけでいいのでしょうか。

●クリさんがスタジオにきて、気持ちを聞かせてくれた。
・学校の先生は、「孤立してることもないし、グループで作業をしないといけないときには、発言もしているし、協力してやっている」と言うが、休み時間に、1人で本を読んでいたり、絵を描いたりしている。
・子ども自身は、悩んでいる感じはない。
・ただ、「友達に声がかけられないのかな?」と思い、「鬼ごっこ入れて」って言ってみよう!と、話しかける練習をしようとしたら、「そんなことはしたくない。遊ぶのは家に帰ってパパやママ、弟とも遊べるから、無理して声をかけたくない」と言われた。
【VTR】
友だちと遊ばない子どもには、いろんなタイプがあるということで、小学2年生のひろと君が、家でどう過ごしているのか取材させてもらった!

・まずは、毎日行うという「クイズの出しあい」
読んだ伝記の本から、ライト兄弟の問題を出す、ひろと君。
ひろと君「ウィルバーが死んだのは何歳から何歳まででしょう?」
・それに対する、母からのクイズ問題は「豊臣秀吉の昔の呼び名はなんでしょう?」
ひろと君は「木下藤吉郎!」と答えた。
・いつも、読んだ本やテレビの情報からクイズを作って、お母さんと出しあうのが好き。
他にも、将棋や、ブロックあそび、読書など、家には好きなものがたくさんあるみたい。
・何度も読んでいるという、齋藤孝さんの本。なぜ、この本が好きなのか聞いてみると・・・
ひろと君「このキャラクターは、元気者で。この人は、食べっぷりとか。俺はどれかな?と。」
ひろと君は、自分に似ているキャラクターがどれかということに、興味があるみたい。

スタジオでは・・・

★クリさんの不安①
「私といるとすごく楽しそうだが、子どもがそれだけで満足して、居心地が良すぎて、もっと友だちの間でもまれないといけないのでは?」
●鴻上さんの意見
・将棋で手加減しているのを、ぼちぼちやめるといい。そうすると、もっと成長を感じると思う。
「僕は、息子に小5で負けましたからね、将棋。」
●尾木ママの意見
ひろと君が、本の中で「自分はどのタイプかな?」と言っていたのは“自分磨き”といって、自分のことを徹底して見つめて、自分とは何者だろう、どういうタイプかなと、自己分析すること。
これをしっかりやっておくと、小学校5年生、6年生ぐらいで個性がはっきりしたとき、自分の趣味と同じ子や、同じようなタイプの子と出会ったときに友達になれると、お母さん以上の友達になりますよ。
★クリさんの不安②
「自己分析ができていたりとか冷静に見るところはあるが、まだ小2なので、本能のまま、楽しい鬼ごっこに、うわーっと入っていくような子どもらしさが、まだあってもいいのでは。」
●鴻上さんの意見
・鬼ごっこをやりたくてたまらないというのと、伝記本を読みたくてたまらないというのは同じこと。
同調圧力に負けないで育ってほしい。
・そのうちまわりから、「お前あれしないと変だよ、これするの普通だよ」と言われはじめて、本当はやりたくないのにやりはじめたりするのは、もったいない。
3つ目のお悩みは、浜松市のかーかさんから。
娘の学校のことを知りたいのですが、話してくれません。
あの手この手で聞こうとするも、話してくれません。
あれこれ聞かない方がいいんでしょうか。

スタジオでは、電話で、かーかさんに気持ちを聞いた・・・
★かーかさんの不安
「・友達関係とか、どんなふうにして遊んだとか、全て知りたい。
・楽しく遊べたときはいろいろ話してくれるが、1人で帰ってきたりとか、テンションが下がり気味の日は何も話してくれなくて、さらに心配になる。
・この先、学年が上がるにつれ、もっと話してもらえなくなるかも。不安。」
【VTR】
今回、学校のことを親に話さないという小学生・中学生・高校生の子どもたちに意見を聞かせてもらった。
●まずはあやめさん、小学6年生。
学校のことを親に話さない理由は…「話してもムダ」!
「お母さんの思っているいい子・悪い子と、私たちが思っているいい子悪い子の価値観が違うっていうのが大きい。」
「『友だちが、こういうことを知っていてすごいんだよ』と言っても、『それ常識?お母さんから見るとただ自慢している人なのかな?』とかそういうふうに思われちゃうときついのかな。」
「否定しないでほしいなっていう気持ちがある。」

●みおさん中学3年生。
小学生の頃から、学校のことは何を聞いても「普通」としか答えない。
「もう普通ですね、学校は。好きでも嫌いでもなく。
例えば、『嫌なことあった』と言ったら、『何、何、何、何?』って、すごい聞かれると思うので、『普通』っていう。
友達とギクシャクした関係になったり、すごい嫌なことがあったり。
そういうときに聞かれると、気持ちがよどみます。」
「楽しいことも、『こんなことがあったよ。』って言ったら『誰、誰、誰?どんな子?どんな子?』と追及されて、イチから説明も面倒くさい。」

●ももこさん高校2年生
「親は、楽しかったという前提で話を聞いてくる。
先生が、小学校高学年の時は特に好きじゃなくて、居心地のいい場所ではなかった。
『そんな楽しい話ないよ。』っていう感じだった。」
学校のことを聞きたい親は、どうしたらいいと思う?という問いに対しては…
「子どもの様子を見て、明らかに楽しそうに帰ってきたときだけ聞いてみるとか、そこから徐々にとか聞くようにすれば、自分だったらもうちょっと答えるかな。」

スタジオでは・・・
●かーかさんVTR感想(電話)
・子どもたちは、思ったより大人の考えを持っているんだなって思ったのとうちの娘も「普通」って言葉をよく使うので、「普通」って普通なんだっていうその言葉にホッとしようと思いました。
●尾木ママの意見
・子どもの個人的なプライベートなことだけを聞くのではなくテレビを一緒に見て、楽しいニュースや事件をきっかけに、それを共通の話題として話してほしい。
日常から親の価値観を話しておくと、トラブルが起きたときに相談してもらえる、信頼関係の強い親子関係になる。

●かーかさんの感想(電話)
学校のことばかり考えていたので、もうちょっと視野を広げて子どもの好きな話題からでもいろいろ思いを聞いてみようかなと思いました。
●くわばたさん感想
子どもって、勝手にこっちが、「ちっちゃくて守ってあげよう」と思うけど、今日子どもたちの意見をたくさん聞いて、大人と子どもじゃなく、人と人として関わらないといけないと、改めて思いました。
END
みなさんも番組ホームページに、子育てのお悩みや、ご意見をお寄せください。
投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:25 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク
片づけられない!<みんなの声>
■リアルと再放送、両方拝見しました。ネクタリンさん、セミナー開けるくらいすごい!実は、私は今や片付けられない大人でーす。独身時代は完璧に片付けていて、実家をきちんと保っていたのはこの私。結婚しても、上の子だけの時は、モデルルームみたいに出来ていたのに、下の子が授かり以来、崩壊。子どもたちが下宿などで別居している今も、まんま膨大な書籍と紙類に囲まれ暮らしています。ちなみに子どもたちの住いは、ミニマルで、めちゃくちゃ片付いています。3年前、私が2ヶ月入院したときなど、娘が勝手に私の大切な書類など(友達からの手紙や文学賞の賞状やレアグッズ)や夫の論文の下書きを破棄。部屋はキレイになったけど、大変なことになりました。でも、私、お友達や高齢の親たちのお家を片付けたり、失せものを見つけるのは天才的なんですけど。きっと個人的思入れのあるものを処分できない質なんだなぁ、きっと。まあ、片付けられないのも1つのキャラということで、いかがでしょう。結局は、家族でワイワイやるのが楽しいのでは。そうそう、災害防災対策として、日頃ムダと思えるものも役立つので、あんまり目の前のキチンとにとらわれませんように。
【ササニシキ】
■4歳の娘が、「片付けられない」を気に入ってしょっちゅう見ています。将来ランドセルを片付けるところを想像して遊んでいるみたいです。そこまで持っていくのが面倒くさい気持ちわかります。自分も小学校中学校のころリビングで宿題やるし、手近に置いておきたかった。親としては将来汚部屋にならないか…というところですが、大人になったら片付けられるようになる確約があればやってあげちゃうかな!?片付けてないことと、言っても片付けてくれないとこでストレスになるのも嫌だし、難しいところですね。
【そまり】
■子どもの片付け、奥深い意味があったんですね。中学生くらいになったら片付けくらい出来るだろうと思って子どもの様子を見ていましたが、部屋が荒れていくばかり…
小さい頃は「お片付けしようねー」と言えば、おもちゃ箱に片付けていたのに、いつから部屋が散らかっていても平気な子になってしまったのだろうと思っていました。
確かに小さい頃に比べたら、子どもに目を向ける時間が減っていたかも!と思いました。
仕事や家事が中心の生活になっていたと反省しました。もっと、子どもと話しをしようと思いました。
【なんてん】
*番組へのご意見ご感想をお待ちしております。
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