どうつきあう?子どもの怒り <みんなの声>

 

◆はじめまして。12月25日の放送を実家で拝見しました。アンガーマネンジメントは、大人でも必要です。低学年のうちに怒りに対する教育を受ける機会があった児童たちは幸せです。素晴らしい授業でしたね。私の娘も小学校で素敵な教員に出会うことがありました。低学年のうちにその先生から指導を受けたことで、正しいことの物差しのようなものが子どもの心に形成されたような印象を受けました。公立中学校に進学して間もなく、同じ小学校から進学した特別支援学級の男子生徒が別の小学校出身の生徒から暴力を受けたそうです。娘は同じ小学校出身の生徒と協力して、男子生徒に寄り添って様子を見たり、なぜそんなことをしたのかと対峙したり、担任を呼びに行くなど手分けし対応することができたそうです。このように低学年のうちに受けた素晴らしい教育は、後々に良い影響をもたらすのです。早いもので、先生と出会って20年が経ちました。娘は今、正社員で働いていた企業を退職して日本を飛び出し、自立に向けてもがき苦しみながら、海外で就活しはじめて一年が過ぎます。心配ではありますが、今はまだ援助もせず見守っています。

 

 

 

 

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2021年12月25日 (土)

どうつきあう?子どもの怒り<番組内容>

今回のテーマは、子どもの“怒り”
誰だって怒ることはあるけれど、わが子がその気持ちを抑えきれずに、人やものを傷つけてしまったら大変!

子どもの心のケアに詳しい臨床心理士の松丸未来さんとともに、怒りとの上手なつきあい方を考える。

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ホゴシャーズのお悩み 息子が怒りをコントロールできずトラブルに…

コウモリさんは、次男(中1)が怒りをコントロールできないことに悩んでいる。
数年前から、弟とゲームをしている時などに、些細なことで腹を立て、弟に手を出してしまうことが気になっていた。
事態が深刻かもしれないと思うようになったのは、中学に入ってから。
クラスメートに注意を受けたことが気に食わず、暴力をふるってしまったのだ。

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コウモリ
さん「ささいなことで相手を攻撃してしまう。そのたびに注意しているのに改善しない。どうすれば?」

<松丸さんのアドバイス>
・もちろん行動としては間違っていたが、怒りの感情を抱くことは自然なこと。怒りも大切な感情の一つ
・怒りには、「相手にわかってほしい」「この状況から逃れたい」といった、SOSのメッセージが含まれていることも。
・「なんでそんなことで怒るの!」「それぐらい我慢しなさい!」などと、怒ったこと自体を否定するのはNG
・まずは子どもの話を、否定せずに、言葉を挟まずに聞く。気持ちを受け止めたうえで、暴力という行動自体を改めるように導く。

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大人が気持ちを受け止めたおかげで、怒りと上手につきあえるようになったケース

かいとさん(中2)は、小学生のころ怒りをコントロールできず、暴力をふるったり物を投げたりした経験がある。
そのたびに、先生には「何してんだ!」「そんなことしたらダメだろう!」と厳しく叱られた。しかし、かいとさんは「何もなく怒っているわけではない。自分を嫌な気持ちにさせてきた相手も悪いのに、なんで自分だけ怒られるんだろう…」と納得がいかなかったという。

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転機が訪れたのは、4年生のとき。クラスメートに無視されたと感じたかいとさんは、怒りが爆発し暴れてしまった。
駆けつけた担任の先生は、かいとさんをいきなり叱ることはせず、怒ってしまった理由に耳を傾けてくれた。その上で、「それはつらかったね」と共感してくれたのだ。それで気持ちが落ち着いたかいとさんは、「人にものを投げるのはまずかったよね」と先生に指摘されても、素直に受け止められた。

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さらに、先生の提案で相手の子とも話してみたかいとさん。決して意地悪をしようとしていたのではないことを知った。
それ以来、誰かと揉めても、「なんでそういうことするの?」と相手の言い分を聞くようになり、自分の気持ちも言葉で伝えられるようになった。怒りが爆発することもなくなったという。

尾木ママの見解>
・怒りには、原因が必ずある。その原因を先生や親は丁寧に聞き、受け止めることが不可欠。
・「そんなことされたんだ。それは怒っちゃうよね。大変だったね。」と声をかけ、子どもの気持ちに寄り添う。
・「自分の気持ちをわかってもらえた」という安心感で気持ちが落ち着けば、おのずと自分の行動を反省できる。

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怒りのコントロールについて学校で教える取り組み

品川区立の小学校では、どうすれば怒りをコントロールできるのか、具体的な場面を想定しながら教えている。
この日、2年生の教室で行われていたのは「悪口を言われたときにどうするか」をみんなで考える授業。

まず先生は「怒りは自然な感情」という前提を確認した上で、悪口を言ってきた相手に対してどんな行動をとりうるか、子どもたちに問いかける。すると、「悪口を言い返す」「相手に嫌だと伝える」「無視する」など、様々な意見が。

さらに、それぞれの方法がお互いを傷つけないか、あるいはお互いにとってフェアか、確認していく。例えば「悪口を言い返す」は相手の心を傷つけるので、安全ではない。このようにして、子どもたちは怒りがわいたときに適切な行動を選択することを学ぶ。

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松丸さんの見解>
・「怒るのは悪いことじゃない」という価値観がクラスで共有されるのはとてもよい。キレてしまう子がいたとしても、周囲は「何か理由があるのかもしれない」と思い、優しく接することができると思う。

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大切なのは、自分の中に怒りがわいたらどう行動するか、心が平静なときに考えて決めておくこと。
大人もぜひ心がけたいですね。


END

 

 

 

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気になる!子どもの言葉づかい <みんなの声>

 

◆「気になる子どもの言葉づかい」について見ていて、ヒトデさんが話していたゲームで「死ね」って、家の高校生の息子もまだ使います。ゲーム以外にも日常的に苛立ちで親に対して言われることがあります。TVでの子ども達も「ほんとに死んで欲しいから使う」ってことではないとのこと。私も息子に「言われた方は気分が悪い」と伝えたことがあります。「繰り返し伝えていく」はしてます。しかし言い過ぎもかえってイライラさせてしまうのではと思います。 家だから親の前だから使うのかな?と思ったこともあります。

 

◆子供の言葉遣いにモヤモヤすることもありましたが、その都度言い続けることが大事だと分かりました。子どもは必ずしも悪い意味で使っているわけではないことを知りました。自分も年老いたなぁと感じてしまいました。自分の気持ちを押し付けるのはやめたいと思いました。視野が狭くなっていたのは自分自身だと気付かされました。子どもたちはあんなに頑張っているのに。

 

 

 

 

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夫の家事育児と妻のホンネ <みんなの声>

◆今日の保護者会、奥さんが子育てのために、沢山のことを諦めてきた事へのモヤモヤ感にとても共感して涙が出そうでした。 

 

 

 

 

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知ってる?性の多様性 ~中学生のホンネ~ <みんなの声>

 

◆中学生だけでなく、大人の人達も一緒に考えたり話し合ったりしているところが発展を感じました。日々色々なところで性別を聞かれます。模試を申し込む時にも男女を聞かれます。私はいつも疑問に思います。なぜ性別が必要なのか性別を聞いて意味があるのかと思います。 性別を答えたくないと見る度に思います。私は、生物学的女性ですが自分を女性だと思ったことはありません。男性だとも思ったことはありません。ズボンもスカートも両方着たいです。好きな服を身につけたいです。 りゅうちぇるさんが、自分の性を作ればいいとおっしゃったことになんとも言えない気持ちになりました。 NHKの番組はよく見るのですが、こうして感想を送ったのは初めてです。自分の視野が広がるのが楽しいです。 これからも色んな番組を作り続けてください。

 

◆ジェンダーの回を、視聴した。女子生徒がズボンを着用することについては、ジェンダー以外のメリットもあると思う。ズボンなら盗撮のリスクがスカートより低いと思う。冬の寒い時期はお腹を冷やさなくて済む。ジェンダーに関係なく女子生徒がズボンを選べるようにしてほしいと思った。今政権を取っている自民党はオジサンが多く保守的。選択的夫婦別姓にも二の足を踏む。性的マイノリティーの権利も当分認めそうもない。まずは政治家のジェンダーに対する考えをアップデートしなければ日本は世界から周回遅れになる。


◆男女の性差はスペクトラム。ジェンダーサイエンスで明らかになっている。最新研究も紹介して正確な知識を持てるようにしてほしい。


◆政治家や専門家、文科省官僚にジェンダーについてインタビューしてほしい。どうしたら、誰もが行きやすい日本になるか、探ってほしい。


※「ウワサの保護者会」では、番組のご感想やご意見、ご自身の子育てエピソードなどをお待ちしています!

 

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2021年12月11日 (土)

気になる!子どもの言葉づかい<番組内容>

「ワンチャン!」「それな!」「死ね!」・・・
お子さんは、こんな言葉を使っていませんか?

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今回、番組で行ったアンケートには、
「このまま大人になっても使い続けたらどうしよう?」
と、子どもの将来を心配する声が多く寄せられた。

子どもの言葉づかいが気になった時、親はどうしたらいいの?

ゲストは、“若者言葉はよく使う”という岡田結実さん。
子どものホンネに耳を傾けながら考えていく。

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うめさんのお悩み】
子どもが話す言葉の意味が分からない・・・

言葉づかいに厳しい両親のもとで育ってきたという、ホゴシャーズのうめさん。
今、中学2年生の長女あやめさんの言葉づかいが気になっている。

それは、自分には意味が解らない、「ワンチャン!」「それな」などの若者言葉。

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例えば、車に乗って、家族で食事に出かけた時のこと。
うめさんがよく行くラーメン屋をうっかり通り過ぎてしまったとき、あやめさんが「ワンチャンあるね!」と言った。
その時、うめさんは、そのラーメン屋に戻った方がいいのか、次の店を探すのか悩んでしまったという。

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「当然分かるだろう」と思って当たり前に話してくるあやめさん。
あやめさんが社会人になったとき、TPOをわきまえず、今のような言葉づかいをしてしまったらどうしよう…と、
うめさんは心配している。


こんな“若者言葉”、みなさん知ってますか?

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ちんぷんかんぷんな様子の尾木ママうめさんに、岡田さんは大笑い!

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答えは・・・・?

「草」→「笑い(WARAI)」
「ワンチャン」→「ワン(一度の)チャンス」
「エモい」→エモーショナル(心が揺さぶられるような)感じ
「はにゃ?」→あれ?

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子ども達は「若者言葉」をどんな気持ちで使っているのか?ホンネを聞いた

集まってくれたのは、うめさんの長女あやめさんと、10代の3人。

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よく使う言葉を教えてもらったところ、ポイントが見えてきた。

[1] とにかく短い言葉 「うぇ」「ヤバい」「それな」
そういちろうさん「短く済ませられるのがいい」
とわさん「自分が驚きを言葉で表そうとしたら、とっさに出てくる」

[2] 友だちとつながれる言葉
あやめさん柔らかいニュアンスで、共感の気持ちを表すことができる」
あんなさん「『尊い』という言葉を使うと、みんなと共感しあえる」


<専門家 柏野和佳子さんのアドバイス>
いわゆる“若者言葉”は、仲間内ではちゃんと伝わっているので、使ってはいけないというわけではない。
ただ、子ども達はまだ、丁寧な言葉づかいに慣れていない。
大事なのは、自分の言葉が相手に伝わるかどうか。
アルバイトや就職活動をするようになり、多くの大人と話す機会を得て、「こういう場合は、自分の言葉が伝わらないんだ」という経験を積み重ねていくと誤解がないように話をしないといけないということを自然と学んでいく。

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続いては・・・
ヒトデさんのお悩み』
子どもが「死ね」という言葉を使っている

中1の長男が、ゲームをしながら「死ね!」という言葉を何度も使うことを心配している。
「そんな言葉づかいをするならゲームをしてはいけない」と取り上げる事もあったが、長男の反省には繋がらず、いくら注意をしても直らない。
最近は、ゲーム中だけでなく、日常でも家族に向かっても言うようになってしまった。
いつか、長男に「死ね」と言われた誰かが、本当に死を選ぶような事態になったらどうしようと、ヒトデさんは悩んでいる。

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子どもはなぜ「死ね」と言う言葉を使うの?ホンネを聞いた
あんなさん「クラスではみんなふざけて使っている。重く考えずにパッと言ってしまうんじゃないか」
あやめさん「イラ立ち。その場の感情を表す端的な言葉。本当に死んでほしいとは思っていない」


子どもが言ってほしくない言葉を使った時、親はどうしたらいいのか?

<子どもの発達心理に詳しい渡辺弥生さんのアドバイス>
「「死ね」と言ったら、ただ、それは使ってはいけない言葉だと伝えるだけではなく、自分が「死ね」と言ったことで、言われた相手が「死んだ方がいいのかもしれない」と感じて、本当に死んでしまったらどうする?」と、子どもたちが具体的に想像できるような表現で、繰り返し思いを伝えることが大事。

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それに対し、ヒトデさんは…、

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柏野さんアドバイス>
子どもは、言葉を言われた側の気持ちを、想像することがまだ難しいときがある。
親が、もし子どもから「死ね」と言われたら、素直に気持ちを表して悲しい顔をする。子どもが自分のイラ立ちを相手に伝えるために「死ね」という言葉を選んだのであれば、「死ね」という言葉では相手に気持ちは伝わらず、誤解を生んでしまうリスクがあることを繰り返し伝えていかなければいけない。親は、諦めてはいけない。

岡田さん感想>
親がずっと向きあってくれた経験というのは絶対に忘れないので、ヒトデさんのその言いつづけてきた努力というのは私はいつか報われると思う。
親が自分に向きあってくれた思い出がすごく大切かなと思う。

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自分たちの言葉は相手に正しく伝わっている?

座談会に参加した4人の子どもたちは、国立国語研究所の柏野さんを訪ねた。
そこで、柏野さんからある問題が出された。

「このマンガ マジヤバい!」このヤバいってどういう意味?

この問題に、全員が「面白い」という意味だと答えた。

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しかし、辞書で調べてみると・・・・・いい意味では書かれていなかった。

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当然良い意味も載っていると思っていた子どもたちだったが、今回、良い意味をはっきりと載せていたのは5種類の国語辞典中、1冊だけ。

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子ども達は、「ヤバイ」という言葉は、人によって悪い意味でも良い意味でも受け取られる可能性のある、誤解が生まれやすい言葉であることを知った。

柏野さんはもうひとつ誤解が生まれやすい言葉を教えてくれた。
それは「ふつう」
子どもの「普通に美味しかったよ」は、褒め言葉で使われることが多いが、親の世代の多くは、平均以下と捉え、「まずかったの?」と思ってしまうというのだ。

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このように、いい意味で使った言葉が、受け手にとっては悪い意味で捉えられてしまう言葉はこれからも増えるかもしれないということを、子ども達は学んだ。

尾木ママの感想>
若者言葉も含めて、大人ももっと言葉を知ることが大事


柏野さんの感想>
言葉が相手にどう伝わるかということは、親子で一緒に考えていくことが大切


岡田さんの感想>
子どもの世界って広いようで狭い。
価値観をもらうという意味で親や先生と考えると、視野が広がるんじゃないか

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<END>



 

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ホームエデュケーションって何?<みんなの声>

 

 ◆いつも素晴らしい番組をありがとうございます。『ホームエデュケーション』の回を観させて頂き、とても感動したのでお伝えさせて頂きます。私の息子も同じような環境で成長してきたのですが、他のご家庭でどのようになさっているかは普段のお付き合いでは見えにくいです。番組内では、1日、1週間の過ごし方がとても良く分かり、子どもの気持ちと親の気持ちを理解することも出来ました。最後の『子どもの力を信じる』というアメリカの方のメッセージに感動しました。また偶然ではありますが、同じ日のNHKニュースでは鎌倉市の不登校生徒の学び「かまくらULTLAプログラム」の様子(地引き網)が報道されました。学校以外の学びの機会が必要とされていることを感じることが出来ました。

 

◆学校がつらくなったとき(死にたいほど学校に行きたくない、いじめられる、教師から嫌な事を言われる、クラスにいじめがあることに絶望する、クラスの先生の対応に絶望するなど)、どうすればよいか特集してほしい。親に相談できれば親に話す。 子供相談に電話やメール、ラインで相談する。先生に相談できれば先生に相談する。 相談しても解決しなければ、学校に見切りをつけて、転校する。不登校のまま塾に通う。親ができるならホームエデュケーション、不登校の居場所、フリースクール、通信制高校付属の小中学生向け居場所など。学校は命をかけて通うところではない。転校だって、学力のみで判定する高校や大学の入試制度を使えば、不利にはならない。 学校に縛られる社会の意識を変えるべきだと思う。

 

◆ホームエデュケーション、色々大変そうですが、応援したいです。不登校のお子さんが生き生きと自分らしく学べる場所の情報は、すぐに見つからないので、これからも「ウワサの保護者会」で放送してほしいです。親の相談窓口などもわからないことが多いので、教えてほしいです。

 

◆先日の「ホームエデュケーション」の放送回を観て、思うところがありましたのでメールをさせていただきました。 我が家の子たちはホームエデュケーションではありませんが、「オルタナティブスクール」と呼ばれる学校で学んでいます。 不登校の子たちが通うフリースクールとは違いますが、インターナショナルスクールのように、独自のカリキュラムで公立などの小学生と同じように6年間をそこで学べるスクールになっています。子どもたちのやりたい事にとことん打ち込める時間があったり、運動会などの種目も子どもたちが企画したりと、主体性を大切にしているところが気に入って入学しましたが、私たちが住んでいる市では、そこで学ぶことを選択すると、地域の小学校に籍を置くことはできず、除籍されてしまいます。
一旦は地域の学校に入学し、それでも馴染めない、またはそれに相当する理由がある場合(つまり不登校児との認定)でしか、公立校へ籍を置いたまま他のスクールへ通うということは認められず、我が家のように公立への入学手続きをせず、最初からオルタナティブスクールへ進学した場合はすぐに除籍となってしまいます。 私たちの地域では、インターナショナルスクールも同等の扱いで、除籍になるようです。 除籍されるということは、中学受験などをする場合、一条校の内申書や出席票などの提出が必要な学校へは、どれだけ進学を希望し、受験勉強をしたとしても受験資格そのものがないことになり、進学の幅も狭まってしまいます。
最近では日本にもオルタナティブスクールやサドベリースクールが色々とできており、多様な学び方を選ぶ子たちが増えている反面、そういった子たちの扱いは、教育委員会の考え方により、地域差が大きいのが実情です。本人の希望する学び方を選択することが、将来の進学の幅を狭めてしまうという、本末転倒な事態に陥っている地域や家庭があることを知っていただきたくメールをさせていただきました。 オルタナティブスクールやサドベリースクールはまだまだ認知度も低く少数派ではありますが、子どもの新しい学びのカタチとして、全国の保護者の方にスクールの素晴らしい点と実情に興味関心を持っていただきたいと思っています。

 

 

 

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2021年11月20日 (土)

子どものダイエット<番組内容>

今回のテーマは、心も身体も成長期真っただ中の子どものダイエットについて。
スタジオゲストは、中2の男の子と小5の女の子の母でもある、渡辺満里奈さん。
番組でホゴシャーズにアンケートをとったところ、子どもの体型についての悩みが多く寄せられた。

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アラマンダさんのお悩み】
「食べることが大好きな息子。でも…少しやせた方がいい?」

小学6年生のしんくんは現在、身長150センチ、59キロ。健康診断で中等度肥満と判定された。
食べることが大好きなしんくん。母のアラマンダさんは、糖尿病の家系であることもあり、このままでいいのか心配している。そこで、少しでも体重が減るように、魚や野菜を多くするなど献立を工夫しているのだが…。

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それでも体重がなかなか減らないアラマンダ親子が訪ねたのは、「小児肥満外来」。
CTスキャンや血液検査で体の状態を調べてみると…内臓脂肪がたまっていて、血糖値も高め!
このままでは、糖尿病になる可能性もあるかもしれないとの診断が…。

しかし、先生から言われたのは、…体重を減らす必要はないということ。
しんくんは、成長期でこれからも身長がもっと伸びると予想されるので、とりあえずは体重を維持して身長が伸びるのを待ち、その上で肥満度は下げていこうと教えてもらった。

診察後、しんくんは体重維持のために毎朝体重計に乗っているという。
朝体重が増えていたら、その日は少なめに食べればいいとわかるからだ。
お母さんには何度言われても「うるさい」と思っていたが、先生に教えてもらったらやる気になれたという!

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続いては・・・
ピーナッツさんのお悩み】

「体型を気にしてダイエットに励む娘。…太っていないのに」

中学3年生のことみさんは、標準体重と比べるとやややせぎみ。だけど、ダイエットをしている。
なぜなら、夏に卓球部を引退して体重が2キロ増え、「脚が太くなったかも…」と感じたからだ。
そして見た目にこだわるのは、憧れのファッションを着こなしたいと思っているからだ。

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SNSや動画サイトでダイエットの方法を調べたところ、「食べるお米の量を減らせば体重が落ちやすい」とあったので、ことみさんは、昼か夜のどちらか、お米を抜くことにした。結果、2か月でマイナス3キロ。元の体重よりも軽くなったが、まだダイエットはしばらく続けようと思っている。
しかし、父のピーナッツさんは…「成長期で本来伸びるはずの背が伸びなかったりしないか」と心配している。

<内科医・鈴木眞理さんによると・・・>
成長期はエネルギーを確保することがとても重要で、減らしすぎとか食べないとなるとリスクがあるという。

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成長期のダイエットのリスク
[1] 骨粗しょう症になりやすくなる
骨粗しょう症の予防は成長期に始まっており、14~18歳で全身の骨の“カルシウムの倉庫”の大きさが決まる。これが大きいと、年を取って骨のカルシウムが減っても、骨折しやすい危険域に届くのが遅くなる。いかに思春期に骨のカルシウムを上げておくか、倉庫を大きくしておくかが大事。
[2] 身長が伸びなくなる
成長期に栄養が不足しすぎると、本来伸びるはずだった身長が伸びなくなってしまう。
[3] 月経不順や不妊症になる
体脂肪が減りすぎると女性ホルモンの分泌が低下し、月経が止まったり、将来不妊症になるおそれも。





<行き過ぎたダイエットは、命に関わるケースも>

今回、マロウさんの娘・アカネさん(仮名・中2)から、拒食症の体験をつづった一通の手記が寄せられた。

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去年の冬休み。体重が少しだけ増えてしまったことから、ダイエットを始めた。腹筋などの筋トレを、毎日2時間ほど。
すると元の体重にすぐ戻ったが…「もっと痩せたい」と、現状では満足できずにダイエットを継続した。
食べ物のカロリーを調べ上げ摂取するカロリーを計算することに没頭。一日に摂取する総カロリーの目標を、900キロカロリーにまで落とした。それは、14歳の女性に必要な量の半分以下。

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アカネさんは母に気づかれないよう、ご飯を食べるフリをしてほとんど捨てていた。
母のマロウさんが事態に気づいたのは、ダイエット開始から3か月後。
骨ばって浮き出たうなじにショックを受け、すぐ病院に連絡した。
病院で測ると体重は31キロ、脈拍は1分間でわずか40。
「神経性やせ症」(拒食症)と診断され、翌日から5か月間、学校に通うことができなかった。

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鈴木先生の解説
成長期の子どもが標準体重の60%くらいまでやせると、エネルギーが足りなくて心臓はあまり打たなくなり、血圧は下がり、体温も下がる。体は省エネモードになり、無理をすると心臓が止まる事もたまにある。
拒食症は精神疾患の中で最も死亡率が高い。6年間ほど経過を見ると6~11%亡くなっている。


<どうして食べることをせず、拒食症になってしまうの?>
前の日の努力が翌朝の体重に数字で出るのはとても魅力的。成果がすぐ出るのでハマりやすい。
さらに、脳の活動も弱くなる。脳で記憶する力や、途中で止まって考え直す余裕がなくなってしまうので、気づいたら危険な状態になっていることが多い。

<母親が気づけなかったのはどうして?>
他のやせる病気では元気がなくなるが、拒食症はなかなかその変化に気付きにくい。また、冬場は着ぶくれしていればなかなか分からない。気づかないのは決してお母さんのせいではない。

<親はどういう事に気を付けていればいい?>
干渉や監視ではなく、優しい観察を続けて。出かけていくときに足の細さや身のこなしなどを見ておくなど。
また、拒食症にかかると笑わなくなる。テレビも見ず、ユーモアも低くなる。小さな変化に気づいてあげて。

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尾木ママの感想>
行き過ぎたダイエットを防ぐための土台にあるのは、やっぱり親子の信頼関係やコミュニケーション力。
いろんな社会的な圧力を受けたとしても、最後はそこが大事!

渡辺さんの感想>
大人がちゃんと子どもを守ってあげないといけない。「そのままのあなたが大好き」「そのままのあなたがとても魅力的」といつも伝えてあげたい。


子どものダイエットは、大人のダイエットとは違うもの。
安易に始めず、まずはリスクについて、親子でしっかり話し合いましょう。



END

 

 

 

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これって"やりすぎ教育"?<みんなの声>

◆やりすぎ教育 泣きながら観ています。ひとり息子は、中1のGW明けから2年の終わりまで不登校でした。最初はとても焦って無理矢理引きずり出して車で校門まで送る日々。息子にとっても私にとっても、とても辛い時期でした。うちは共働きだったので、部屋にこもる息子を一人残して仕事に行きました。何がきっかけかは覚えてませんが、「帰宅したら自殺していたらどうしよう」と考えるようになり、学校に行くよう言わなくなりました。毎日、息子が生きていることに安堵したことをよく覚えています。息子は変わらず全く外に出ようとしませんでしたが、テレビで知った芸能ニュースや社会情勢の情報を話してくれるようになり、私も手が回らない家事をお願いして、息子が家にいることが当たり前と考えるようになりました。中3からは登校を開始し、高校は皆勤賞、今は教員として働いています。息子がどのように自身を切り替えたのかは、今でもよくわかりません。今日の放送で、「死ななくてごめんなさい」と言われたと。うちの息子も同じように考えていたのではないかと、重ね合わせました。今日の放送を観て、救われる親御さんがおられますように。

 

◆子供が無理と言ったら教育虐待。私立だと先生が無理に補習したり追試で合格するまで残したり、部活辞めたいと言っても受理しなかったりする。これも教育虐待なんだろうな。あまり、取り上げられないけど。

 

◆"やりすぎ教育" の回。屋外に自由に遊べる空き地が少なすぎる。習い事や塾を辞めさせても近所に遊べる場所が無ければ、親子でストレスが溜まるばかり。近所の歳の違う子達と遊んでいたら、社会的スキルの基礎は自然に身につくと思う。

 

 

 

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2021年11月13日 (土)

ホームエデュケーションって何?<番組内容>

ホームエデュケーションって、知っていますか?
いま増えつつある、学校に行かない子どもたちが実践する学びの一つ。そんな子どもたちの教育に長年携わってきた朝倉景樹さんをスタジオにお招きして、ホームエデュケーションについて考える。


ホームエデュケーションとは?
家庭を拠点にいろいろな社会の資源を生かして学んでいくこと。学校のように時間割に沿って家で学習するやり方や、子どもの興味・関心を中心に学んでいくやり方などがある。北欧やイギリスなど多くの国で義務教育としても認められている学び方だ。


ホームエデュケーションを実践する2人の小学生

あきらくん(9歳)の場合>
ホームエデュケーションで学ぶあきらくんのある一週間がこちら。

ヒヨコの餌やりのあと、午前中はお母さんのマコモさんと教科学習をする。国語と算数、英語は毎日勉強する約束だ。その後は自由に過ごす。この日は、ドラムの練習をした。

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友達と遊ぶ時間も大切にしている。
ホームエデュケーションをしている子どもたちが週1回集まって外遊びをする会に、ほぼ毎週参加している。

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あきらくんが今のような生活をするようになったきっかけは、新型コロナで学校生活が一変したことだった。

あきらくん「(鼻炎があって)マスクをするのがイヤで、学校では遊ぶ時間もちょっとだけでずっと勉強だし。
でも、学校が悪いと思っているわけじゃなく、俺が行きたくないと言ったから。
いつもの家にいる俺と違うなと思って。

そこで両親は、知人も実践していたホームエデュケーションをやってみることにした。

そんなあきらくんが最近のめりこんでいるのがゴーカート。イギリス人で、車のエンジニアであるお父さんに、エンジンの仕組みやチューニングの仕方を教えてもらっている。
時々、サーキットに行ってゴーカートを走らせる。ゴーカートを通して大人の知り合いもどんどん増えている。それ以外にも、ボランティアやスイミングなどやりたいことでいっぱいだ。

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あきらくん「やっていて楽しい。俺が思っていたのと合っているという感じ。」



まさとくん(12歳)の場合>
まさとくんは小学生になってからほぼずっとホームエデュケーションで学んでいる。

小学校1年生の頃から、学校になじめなかったまさとくん。母のローリエさんは悩んだ末、学校に無理に行かせず、まさとくんが楽しめることを探した。実験や工作などいろんなことをやっていく中で、、まさとくんが一番興味を持ったのが、伯父さんがくれたパソコンだった。

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そんなまさとくんの1週間は、ほとんどがパソコン関係。
週に2日、プログラミング教室に通っている。

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一つは、本格的なプログラミング言語を教えてくれる教室。
そこでは、小学生ではやらないような、大人が学ぶレベルのプログラミングを学んでいる。
もう一つは、同年代の子どもたちと遊びながら学べる教室だ。

さらに、プログラミングを追究するため英語も学んでおり、海外に留学する目標を持っている。

まさとくん「中途半端なくやれる。自分に合うと思ったことはとことん突き詰めていけるのがいいと思います。」

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ホームエデュケーションを始めるまで

ローリエさん
・不登校になった息子を最初は一生懸命学校に行かせようとしたが、そうするとどんどん衰弱していってしまった。
・断崖絶壁に立たされたような気持ちだったが、思い切って公教育を降りてみた。
・すると、学校に彼を合わせるのではなく、彼が何をやりたいか、どう生きたいかを中心に探していけばいいと気づき、そこからすごく楽しく道を探っている。

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ホームエデュケーションについて気になること[1]
学校との関係は?

マコモさん
・先生が気にかけてくださって電話をくださったり、家で一緒にドラムを演奏したり交流がある。

ローリエさん
・月に一度学校に状況報告に行く。
・担任、校長先生ともに息子の成長を喜んでくださり子どもを真ん中に据えて立場を超えて話し合える関係性になっている。

尾木ママ
・お二人のお話聞いてほっとした。子どもファーストで歩み寄っておられて素敵だと思う!

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朝倉景樹さん
・ホームエデュケーションの子どもは小・中学校の場合は、多くは地元の学校に籍を置く。
・その小・中学校を卒業することができる。



ホームエデュケーションについて気になること[2]
親が大変では?

マコモさん
・教科学習を親が教えるのは難しく、今も試行錯誤している。
・お金もかかるが、子どもが一生懸命好きなことをしていると周りの方がゴーカートをくれたりすることも。親だけでは無理で周りの方にたくさん助けてもらっている。

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ローリエさん
・自分の仕事もある中、スケジュールの管理が大変。



ホームエデュケーションについて気になること[3]
周囲の人はどう受け止めている?

マコモさん
・自分はホームエデュケーション家族のコミュニティがあるので気にならないが、祖父母や親せきが心配したり、学校に行かせたいお父さんと、無理やり行かせなくてもいいというお母さんの意見が合わない、ということはよく聞く。



海外のホームエデュケーション事情

アメリカでは、およそ200万人がホームエデュケーションを実践しているといわれる。支援する団体も多数あり、その草分け的存在が、ミシガン州にあるクロンララスクールだ。その創設者であるパット・モンゴメリーさんに話を聞いた。

1978年からホームエデュケーションの家庭のサポートを行っていたが、当時は「学校に行かないことを助長している」と周囲から繰り返し批判されたこともあった。しかし、パットさんたちは活動を続け、90年代にはアメリカのすべての州でホームエデュケーションが法律で認められるようになった。

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パット・モンゴメリーさん(クロンララスクール創設者)
・法律で認められるようになると、おばあちゃんや近所の人、親戚などが心配しなくなった。
・批判もしなくなり、「家で学んだ子は大学なんて絶対に行けない」などと言わなくなった。
・最も大切なのは、大人が子どもを信じること。自分の子どもを信じてください。



日本での法整備や支援は?
育教育機会確保法(2016年)があり、学校外の学びを認めている。フリースクールに通う子の家庭に費用が援助されたり、学校に行かない子どもを支援する活動に助成が出る場合もある。

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全体を振り返って

マコモさん
・その子に合ったいろいろな学びがあるといいし、そうしたコミュニティが広がるといい。

ローリエさん
・息子の場合はつながる先がたくさんできて、恵まれているが、初めて「ホームエデュケーショをやろう」という方もいろいろな人たちと繋がれるといい。
・いろんな人たちと一緒に育ててもらえると思えると可能性も広がるし心強い。

朝倉景樹さん
・ホームエデュケーションを始めるとき、お子さんがいきなり何かに夢中になるものを見つけられるとはかぎらない。
・ぼーっとしていたりテレビやゲームの時間が長いかもしれない。そういうときは、無理に「何か夢中になれることを見つけなさい」というのではなく、「今、この子は疲れていそうだから休んだ方がいいかもしれない」や、「今うちの子はどういうことを体験しているんだろう」と受け取ることが大切。

尾木ママ
・本来学びは大人が押し付けるものではなく、子どものためのもの。どんな子も本人にとって一番いい、学べる方法を見つけることがすごく大事だと思います。

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END



投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


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