「学校・勉強」

< 学校・勉強 >

● テストは変わる
● 不登校 親の悩み
● みんな同じにしなくちゃダメ?
● 道徳が教科になった!
● どうなる?これからの部活
● キャリア教育 大事なことは?
● あぁ 宿題!
● スペシャル「"学校"に行かないという選択」
● 習い事は難しい? 
● はずかしい? 授業のダンス
● 校則スペシャル 後編
● 校則スペシャル 前編
● シリーズ 不登校 ~学校に行かない学び方~
● 好き?嫌い?図工の時間
● どうして勉強しないといけないの?
● PTAは何のため?
● 学校の先生とどう付き合う?小学校編
● スペシャル 「不登校~保護者ができることは?」
● 高い教育費!どう支える? 
● “プログラミング教育”って、なに?! 
● 親の受験ストレス どう乗り切る?
● 早期化する小学校の英語教育 ウチの子 大丈夫!?
● わが子がいじめの傍観者だったら・・・
● わが子がいじめ加害者になったとき・・・
● 自分で勉強する子に育てたい  
● 入試が変わる?授業が変わる?アクティブラーニングって何?
● PTAやりたい?やりたくない?
● いじめ パート2 子どもを元気にするために
● いじめ パート1 子どもにどう向き合う?
● 新年度のストレス 子どもの声を聞こう
● ウワサの職員会議~教えて!先生のホンネ~
● 部活の悩み!こうして解決
● 親子を悩ます!?夏休みの宿題
● 新学期のお悩み

 

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2019年06月15日 (土)

テストは変わる <番組内容>

今回のテーマは「テスト」。
お笑いトリオ「パンサー」の向井慧さんをゲストに話し合った。
猛勉強の末に希望の大学に合格したという向井さんは、テストが好きだったというが、ホゴシャーズからはため息が・・・。
「「大切なのはテストの結果だけじゃない」と思いながらも、どうしても気になってしまうという。

<ホゴシャーズの意見>
・間違いが目についてしまい、「どうして間違えたの」って聞いてしまう。
・点が悪いと夫がものすごく怒る。なんとかしなきゃと思うけど焦るのは、自分ばかり。本人はいたって平然。


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◇テストはそもそも何のために作られたのか?◇

<専門家 田中耕治さん:佛教大学教育学部 教育における評価について研究>

・テストは1910年代のアメリカで作られた。個人の能力を客観的に調べるため、集団を対象に使われた。
・日本では「試験」として明治初期からスタート。当時は一人一人が合格点を目指すためのものだった。
・戦後受験競争が広がると、テストは、人と比べる競争のための道具として使われるようになる。
・受験競争は過熱し、社会問題へと発展。そこで2001年、文科省は「テストは人と点数を比べるものではなく、学習の到達度を測るためのもの」と方針を改めた。
・田中先生によると、テストは本来、次の学びにつなげていくためのものだという。

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◇テストの結果を見た後、どんな言葉をかけたらいいの?◇

<専門家 坪田信貴さん:塾主宰>

・子どもの性格を見極めながら接すること

(例) 楽天家タイプの子どもの場合はポジティブな言い方だと聞く耳を持ちやすい
 ×「そんなんじゃ就職先もないよ」・・・ネガティブ
 ○「もっと頑張れば、いい大学に入れるよ!」・・・ポジティブ

(例)コツコツやる堅実なタイプの場合はテストの結果が悪いとパニックになりがち
 →「間違えた問題をやり直そう」など具体的にやることを示すと落ち着けるかも!


子ども自身が、テストの結果をどう受け止めているのか?
子どもの表情をよく観察してから、どんな言葉をかけるのか考えよう!

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<専門家 田中耕治さんの見解>

・評価の基本は観察から始まる。喜んでいるのか?落ち込んでいるのか?観察しよう。
・“出来なかったところ”ではなく“出来たところ“を見ると、子ども達の達成感につながる。
・出来たところを「どうしてできたの?」と聞くと子どもが答えを導き出した方法を振り返り、力になる!

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◇テストが変わる!◇

記述問題が増えているという最近のテスト。現場の教師達の実感を聞いた。

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・小学校から大学まで、記述問題は確実に増えている。
・採点が難しい!採点基準や模範解答例を用意してもそれを超えた答えが子どもから出てくる。教師の価値観によって採点にばらつきがあってはいけないので難しい。
・しかし、知識はただ覚えるものではなく、使うものだということを経験として学べるのはいいことだ。

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<尾木ママの意見>
いま、テストとともに、「学力」の概念も大きく変わる時代に入っていると感じている。
是非ネットなどで、実際の変わり始めている入試問題などをチェックしてみて!




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2019年02月23日 (土)

不登校 親の悩み <番組内容>

学校になじめず他の学び方を選ぶ子どもが増える一方、子どもが学校に行かなくなると親の中には「ゲーム漬けで心配」「どうしたらいいのか先が見えない」と悩む人も。

そこで今回は、かつてわが子の不登校を経験した親30年以上不登校の子どもとその親をサポートしてきた、奥地佳子さんを専門家としてお招きし、不登校の最中にどう過ごしたらいいのか話し合った。

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◇親の悩み:子どもがゲームしかせず心配◇

そら豆さんの長男、しんさん(中1)は小4から不登校。今は家でゲームをして過ごしていることが多い。適応指導教室も合わず、クリニックや教育相談も進展がない。ゲームにしか興味がない息子をそら豆さんは心配している。

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<専門家・奥地圭子さんの見解>
NPO法人東京シューレ理事長の奥地さん。
不登校の子どもと親を30年以上サポートし続けてきた経験からお話されたことは・・・

・ゲームは子どもにとっては大切なもの。気持ちが落ち着いたり、元気が出たり、心の充電をしたりするのに役立つことも。
・親が制限をかけると、隠れてでもやるし、罪悪感が増してしまう。



◇心配事に精神科医が答える◇


ホゴシャ~ズの不安について、高岡健さん(岐阜県立希望が丘子ども医療福祉センター児童精神科部長)に聞いた。

① ゲームばかりで大丈夫?
本格的なゲーム依存症の目安は「昼も夜も寝ないでゲームをする」「食事を一食もとらない」。
そうでない限りは、オンラインゲームなどでは共通の趣味を通じた仲間とのコミュニケーションをしているという認識を持つことが大切。

② 昼夜逆転が心配
学校や世の中から距離をとって休みたいという気持ちが働いている。昼間に寝て、夜に活動しているほうがエネルギーをためやすい状態なので心配はない。

③ 見守るだけでは家から出なくなるのでは?
不登校は「自分との対話」をする時間。ここで対話を重ねることができないと、あとから“ひきこもり”によってそれを挽回しようとすることも。
自分との対話ができるよう、安心で安全な環境を提供することが大事。

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◇経験者はどう過ごしていた?①◇

パパイアさんの長女(21歳・会社員)は、小1~小5不登校。
家庭を中心に学ぶ「ホームエデュケーション」のネットワークに入り、学校の勉強はせず、家で海外のアニメを観たり、自然の中で遊んだり、好きなことを楽しんで育った。大人になった今、当時を振り返ると、毎日我慢していやな時間を過ごすよりも、いい時間を過ごして楽しかったと語っている。

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◇親の悩み:子どもが学校に行かない自分を責めてしまう◇

トカゲさんの娘は、去年不登校になったばかり。
学校に行かなきゃいけないと自分を責めて、一人でボーっとしてベランダから身を乗り出すこともあるという。


<奥地佳子さんの見解>
・行くべきなんだ、でも行けない自分はダメだ、という苦しくて仕方ない姿が現れている。
・「今のあなたでいいんだよ」ということをどうやって感じてもらうかが大事。
・本人の気持ちに沿ったやり方は何か?「どうしたい?したくないことは?」としっかり聞いて、時間をかけてやっていく。


◇経験者はどう過ごしていた?②◇

しめじさんの長男(28歳・社会人)は小1~不登校。
近所に学校に行っていない子がいなかったため「学校に行かなくていいなんて言うのはお母さんだけ!」と言っていたという。しかし10歳の頃、学校に行っていない子たちが全国から集まる会に参加し、大勢の子どもたちが元気にゲームをしているのを見てから、だんだん気持ちが変わっていったようだ。


<尾木ママの見解>
・経験者の皆さんが語ることは、特殊なケースではない。
・教師としての経験からも、全然大丈夫だと断言したい!


◇文部科学省・不登校の子どもの追跡調査◇
「中学3年生のときに不登校だった子どもが5年後どうしているか」文科省が調査し、平成26年に発表したデータでは、およそ82パーセントが進学・就職をしていた。

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◇不登校を経験し、現在は仕事に就いているケース◇

障がい者の生活介護施設の職員として働く戸田淳介さん(34)。
・中学2年から不登校となり、「学校に行かない生き方は自分の中になく、人生どうなっちゃうんだ」とずっと自分を責めていた。
・中学を卒業し、行かなくてはならないところがなくなったことで気持ちに余裕が生まれ、フリースクールに通い始め、音楽と出会った。
・その後児童館で週2のアルバイトから仕事を始め、今の職場の職員に。
・職員になろうと思ったきっかけは音楽。今働く施設の利用者たちはバンドを組み、本格的な活動をしているのだ。大好きな音楽に触れながら毎日生き生きと働いている。
・不登校の辛かったとき、親がしてくれてよかったことは?
「もがいていたときに一緒に付き合ってくれた。親は、今のその状態のその人を認めて寄り添ってもらえたらいいのかな。」

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<お悩み中のホゴシャーズの感想>
・今すごく気持ちが焦っていたが、本人がやりたいように見守るという選択肢もあると分かった。


<専門家・奥地圭子さんの見解>
どの子も成長する力を持っている。それを信じて対応されることが大事。


<尾木ママの見解>
今が充実していれば必ず未来は切り開けるから、安心して今を大事にしていってほしい。





END

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2019年01月26日 (土)

みんな同じにしなくちゃダメ?<番組内容>

本当は違う意見だけど、周りに合わせちゃうこと、ありませんか?

その原因は「同調圧力」かもしれない。
同調圧力とは、集団の中で多数意見が暗黙のうちに少数意見を従わせるよう強制する圧力のこと。
子どもたちの間でも日常的に起きているが、そのせいで嫌な思いをしていることも。


<尾木ママの見解>
・「個性の伸長」「個性を大事に」と言っているのに、「同調圧力」なんて全く反対の言葉。
何が起きているのか解きほぐしてほしい。

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<ゲスト 鴻上尚史さんの見解>
小学生の頃からみんなが「みんなと同じにすることを求めている」と感じていた。
日本は同調圧力が強い社会だから、みんなが少しでも楽に生きるためには少しでも抑えた方が良い。

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<ホゴシャーズの意見>
エゾリスさん)海外から帰国後、子どもたちが「みんなと同じ」であることに執着するようになった。
うしさん)子どもの自主性が強く、あまり周りに合わせない。この先うまくやっていけるのか親として不安。


◇周りに合わせた方が良い?◇
うしさんの娘は幼い頃に病気をしたため、周りと同じように遊んだり勉強したりすることができない時期があった。それ以来、ずっと自分のペースで日々を過ごしてきた。
うしさんは、いまもマイペースな娘が今後社会の中でうまくやっていけるのか心配している。

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<ホゴシャーズの意見>
カッパさん)娘は自分の意見を言ったことで辛い思いをした。言い方に気をつけた方が良いとアドバイスした。
トナカイさん)日本の学校は個性が見えにくい。みんなと合わせるように教育しているから、子どもたちも同じであることにこだわるのでは?
チェリーさん)自分はよく同調している。必ず誰かと関わらないと生きていけないのだから、合わせられるところは合わせるほうが集団生活においては上手くいくんじゃないか。

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◇なぜ、わたしたちは同調するのか?◇

東京大学大学院教授心理学博士、亀田達也さんによると・・・
・大勢の意見に合わせる「同調」はヒトが普遍的に持っている性質で、ヒトの生き延びに役立ってきた。
・たとえば、はじめて来た街で駅がわからないとき、多くの人が歩いて行く方向について行くと、駅に着くことがある。同調が役に立ったことになる。

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しかし、同調が悪い方向に働くときもあると、亀田さんは言う。
たとえば「はだかの王様」を例に考えてみる。

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・みんなが王様は裸だと思っているのに誰も言わない。
・一人が黙っていることが、他の人を黙らせる圧力になる。
・その「同調圧力」は連鎖して、みんなを黙らせる。
・個人個人は生き延びられたとしても、結果的に集団全体のパフォーマンスや振る舞いはひどくなる結果に。



◇自分はどうしてる?◇

<ホゴシャーズの意見>
ソルトさん)毎日同調しまくってるなあと再認識。生き延びるためだったんだと納得。
カッパさん)学校で、ちがう意見を言うのは大人でも難しい。
トナカイさん)誰かが発言すれば他の人も言いやすくなるかもしれないと思って発言するようにしている。

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<尾木ママの見解>
教師としては、保護者会などで意見を言ってもらうことは大切。自分は根回しをして多くの保護者に言ってもらえるよう計らった。学級や学校も変わっていかなかねばらないが、誰かが現状を打開しようとする姿勢を持ち続けることが大事。

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<鴻上さんの意見>
昔は、夜飲みに行って会社では言いにくいようなことを言うなど、オフの場でコミュニケーションをとっていた。ところが、今そうしたことはなくなって、意見を言う場がないのではないか。波風立たないようにしてきたら、ものすごく窮屈な社会ができてしまった。厄介な状況。

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◇良い方向に働くことも◇

<鴻上さんの意見>
・しかし、同調圧力が良い方向に働くこともある。東日本大震災の時、ずたずたの道路を1週間で直したことに世界中が驚いた。ものすごい力があるがために、個性を押しつぶす暴れ馬のようにもなるということ。



◇子どもは抜け出せる?同調圧力◇

<ホゴシャーズの意見>
チェリーさん)子どもが悪いことや間違ったことに同調するのは嫌だと言って欲しい。
トナカイさん)子どもも良くない事には関わりたくないはず。正直に一線を置いて欲しい。


◇同調圧力から抜け出したトナカイさんの娘の場合◇
トナカイさんの娘は小学生の時に、休み時間に勉強をしていたことをからかわれた。それ以来周りを気にして勉強をあまりしなくなった。

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しかし、中学に入ってからテレビのクイズ番組で正解を連発する大学生を見て、頭のいい人はかっこいい!と感じ、難しい大学に入るという目標ができた。

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目標ができたひかりさんは、周りのことも気にしなくなり、再び勉強するようになった。
周りを気にして悩んでいた頃の自分に、今の自分から贈る言葉。「自分に負けるな」。


◇同調圧力とのつきあい方◇

<ホゴシャーズの意見>
チェリーさん)周りでからかうのは悪い。勉強していい。
ソルトさん)学校では、みんな同じにするように言われているから、違うことをしている子がいると、周りの子どもたちが不安になるのでは?
エゾリスさん)なにかしらの自信があれば同調圧力に流されることもない。

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<鴻上さんの意見>
一定の年齢からは孤独と戦わなければいけない。自信が大事なんだけど、子どもが自信をつけるには実は親の無条件な肯定しかない。先にマイナスを言う親に育てられた子はずっと不安なまま。そうすると同調圧力にも負けるし、自分を持ちにくい。

<尾木ママの見解>
スマホで24時間ずっと誰かとつながって、どうしたって合わせられてしまうような環境では、いかに自分を大事にして自分の目標をしっかり持ち、自分と戦える子どもにするかが勝負。ひとりでグラウンド走るなんて立派なこと素晴らしいこと。応援してあげてほしい。

<ホゴシャーズの意見>
ソルトさん)自分の意見を言うばかりでなく、自分と違う意見を受け入れることをもっと意識していくことも必要では?
エゾリスさん)親から変わっていくべき。
トナカイさん)これから日本には外国人もたくさん入ってくる。自然と変わっていくのでは。


<鴻上さんの意見>
「同調圧力」という言葉を知ることから始まる。そして日本は同調圧力が強いんだよ、良いこともあるけど悪いことも大きいんだよということを、みんなが共有すれば必ず変わる。

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2019年01月12日 (土)

道徳が教科になった!<番組内容>

今年度から正式な教科になった「道徳」がテーマ。
番組には、「教科になるってどういうこと?」「何が変わったの?」など、心配する保護者の声も。

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【ホゴシャーズの意見】

・教科化、大賛成! 教科としてきちっと学んだ方が絶対将来には役に立つ。
・不安ばかり。先生からも不安の声を聞いている。


◆そもそも、道徳が教科になって何が変わったのか?◆

① 「教科書」ができた
・道徳が教科になる前、「道徳の時間」で使われてきたのは多くの場合”副読本”。
・正式な教科になったので、国の検定を通った“教科書”が主な教材になる。
・教科書は、道徳で学ぶべき「項目」に沿って作られている。

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<項目> 
希望と勇気、努力と強い意志/親切、思いやり/規則の尊重/生命の尊さ など
学年によって学ぶ項目の数は異なるが、小学5年生だと22個。



②「議論」を重視する
・子ども同士の議論を通して、「自分ならどうするか」と考える力を大事にする。
・取材で訪れた学芸大学付属世田谷小学校2年生のクラスでは「アリとキリギリス」をテーマに学習。
「キリギリスは本当になまけ者なのか?」について議論をしていた。

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子どもたちから出た意見
“アリが働いているときは、ぐうたらしていなかったし歌をうたっていた。だから怠けてないのでは?”
”やっぱり怠けていると思う“



③「評価」をつける
・「よい」「もう少し」など、数値によって評価される国語や算数とはちがい、道徳の評価は「文章」。
・学習指導要領によると、評価の書き方は「児童の成長を積極的に受け止める」「他の子と比べない」。
・評価を児童に渡す通知表に記載するかどうかは、各学校の判断に任せられている。
・ただし、学校には必ず評価の記録を残すことになっている。

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【ホゴシャーズの意見】

●道徳で学ぶ22の項目について

・「善悪の判断」と「個性の伸長」は矛盾しているように感じる
・22項目全部は多いのでは?

●評価について
・成績表は子どもと話をするきっかけになる。できれば必ず評価を教えてほしい。
・息子は発達障害がある。どういうふうに評価されるか不安。


<実際に通知表を見たホゴシャーズは>
・誰にでも当てはまるような、当たり障りのない内容が書いてあった。
・コピーして貼りつけたような文言だった。




◆現場の先生の本音は… 覆面座談会◆

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【先生たちの意見】

●教科書について
・「親切、思いやり」など、学ぶべき項目が見出しに分かりやすく書かれていることがあり、児童は「どんな発言をすれば先生が喜ぶか」分かってしまう。結果、議論の幅が狭くなる。
・教師の手腕によるところが大きく、教科書のせいではない。

●考え、議論する道徳について
・すごく賛成。とにかく、考える子どもになってほしいと思うので。
・「この行動は良いか悪いか」というような単純な二項対立の議論になりそうだ。議論というものは、もっと深いもののはず。

●評価について
・当たり障りのない、金太郎アメ的な評価になってしまう。
・本当に道徳に評価は必要なのか、考えてしまった。



【ホゴシャーズの感想】

・教科書に項目が書かれていると、子どもも項目に寄せた発言をする。
・正解ばかり言っても仕方が無い。場違いな意見が議論を深めると思う。



【尾木ママの見解】

考え、議論する授業のためには本音で議論ができる、ということが絶対的な条件。
いろんな本音が出てくると、「じゃあ、どうする?」と議論がグッと前進する。





◆子どものホンネを引き出すために◆

枚方市立西牧野小学校の3年生のクラスでは、議論をとても大切にしている。
道徳の授業で「疑問に思ったこと」を子どもたちから募り、「特別活動」の時間を使って話し合っている。

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森本先生
「道徳の場合は、与えられている質問・回答すべき問題があるが、自分たちの中から『なぜ?』
という疑問が出ないと、話し合っても深まらない」

取材に訪れた時は、道徳の時間には友情について学習した子どもたち。
特別活動では、そこから発展して「人に頼ってもいいものなのか?」について話し合うことに。

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道徳と特別活動の時間では、先生も児童も輪になって座り、ボールが回ってきたら発言をするというルール。
子どもの疑問から議論を深める「フィロソフィー・フォー・チルドレン」と呼ばれる手法だ。

議論は展開し、子どもたちは「友だち」について思うことを次々に発言していた。

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【ホゴシャーズの感想】

・押し着せではない議論をしている。安心して発言できる学級づくりができている。
・自分たちで導いた議論なので、みな生き生きしている。



◆まとめ◆


【ホゴシャーズ】
・道徳が正式な教科になって1年たてば、また課題などが見つかる。親としてもできることを考えたい。
・学校で道徳について考えたら、親がやるべきなのは実践の場を作ることだ。

【尾木ママから】
・子どもがホンネでしゃべると、大人を超えるようないろんな意見が出る。
・学校任せにしないで、家庭でも「今日はどんなこと道徳で議論したの?」って聞いてみてほしい。

 






END

 

 

 

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2018年11月10日 (土)

どうなる?これからの部活<番組内容>

今回のテーマは「部活」。

いまや全国の90%近くの中学生が入っている部活だが、長時間の練習や教師の負担が大きな問題になっている。
2018年3月には、スポーツ庁から運動部の活動基準を示すガイドラインが発表される事態に。
これから部活はどうなるのか?

スタジオには、かつて部活に没頭したという井上咲楽さんペナルティ ヒデさが登場。
部活に実態に詳しい名古屋大学の内田良准教授も参加し、みんなで話し合った。

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◇部活の時間が長い!?◇
ホゴシャーズの中には、1週間に6日くらいは部活の練習をしてほしいという声がある一方で、練習時間が長いため、子どもが疲れているのではと心配する声も。

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<専門家・内田良さんの意見>
・実は全国的にも練習時間、練習日数、大会の数が増えている。
・そもそも部活の活動時間に決まりはない。 「隣の学校もやっているからウチもがんばらないと」と、過熱しやすいのでは?


◇教師のホンネは?◇
いまの部活のあり方は教師の働き方にとっても大きな問題。
そこで実際に部活の顧問をしている教師たちにホンネを聞いてみた。

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◆教員の半分ぐらいは部活の顧問はやりたくないという感覚があるが、やりたくないとは言いにくい。
◆顧問が考える「部活を過熱させる原因」は3つ。
 ①教師としての評価:授業ではなかなか評価されないが、部活をやっていると”良い先生”と思われがち。
 ②子どもの熱意:試合をしたいといわれると断れないが自分の拘束時間は増える。子どもの笑顔を見ると断れない。
 ③保護者:長ければ長いほど良いと思っている保護者もいる。お守りをさせられている感じがする。「前の顧問はやってくれたのに」と言われるとつらい。

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◇部活のガイドラインが発表◇
今年3月、スポーツ庁が運動部の活動基準を示した「ガイドライン」を発表。
週に2日休みをとること、活動時間を2時間程度にとどめる、など具体的な目安が記載されている。


<専門家の意見>
・実は文部科学省は20年前にも「部活は週2日休む」というガイドラインを出している。
 しかし、実際はその後過熱してしまった。
・だからこそガイドラインを徹底させるうえで大事になるのが、“保護者の理解“。


◇ガイドラインで変わった!静岡の場合◇

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・国とは別に、独自に部活のガイドラインを作った静岡市。
活動日は週4日・土日どちらかは必ず休み、と決めた。
・部活に打ち込む生徒たちからは「練習が少ない」と心配の声もある一方、これを機に練習メニューを効率的に変えることができた、という声も。
・静岡市の大里中学校では、部活のない日に「放課後サークル活動」を始めた。
公民館の協力を得て、各種スポーツ教室や心理学の講座など18種類のサークルを開催。保護者や大学生のボランティアが指導していて、生徒の参加は自由だ。

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<ホゴシャーズの感想>
・部活の時間を短くするには保護者の協力も大切になると感じた。
・保護者として何ができるのか、今一度考えなければと思った。

<専門家の意見>
・部活は、楽しいというのが原点。
・トップアスリートを育てるための仕組み・楽しむための仕組み、2つ用意するのが重要だ。

<尾木ママの意見>
・部活のよいところを残しつつ、学校とは本来どういう役割なのか?もう一度問い直すことが重要


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2018年10月27日 (土)

キャリア教育 大事なことは?<番組内容>

今回のテーマは「キャリア教育」。将来の社会的・職業的自立に向けた教育のことだ。
保護者は、子どもの“自立”のために何ができるのかを考えた。

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<尾木ママの見解>
・大きな企業に就職すれば一生安泰なんていう時代ではない!
どんな職業につくかということよりも、もっと大事なことがある!

 

◇「職場体験」 どう思う?◇


・キャリア教育の代表的な活動は、職場体験。公立中学校の約98%で実施されている。

<ホゴシャーズの意見>
・買い物に行ったときに、慣れないながらも一生懸命対応している職場体験の中学生を見て、とてもいいと思った。
・娘が小学生のときに近所のスーパーに職場体験に行ったが、お店の裏側を見せてもらって目を輝かせて帰ってきた。


職場体験を貴重な経験ととらえ、好意的な意見の他、こんな経験談も。

◇コハダ家の長女・ハナさん(高1)の職場体験◇
・ハナさんは中学2年生のとき、職場体験が実施されることになった。ハナさんが希望した職場は「郵便局」。
・ところが、郵便局は希望者が多く落選。実際に行ったのは子ども向けの施設だった。
・仕事は、部屋の飾り付けをしたり、子どもたちと遊び相手をしたりすることだった。
・ハナさんにとっては仕事とは思えず、意味のある体験だったかどうか疑問が残ってしまった。

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<ホゴシャーズの意見>
・中学生ができる仕事は限られるので、仕方ない部分もあるかもしれない。
・職業体験の受け入れ先に聞くと、子どもを放ったらかしにはできないので、自分の仕事ができなくなるという声を聞いたことがある。
・希望ではない職場に行ったときにこそ、「こんな職業がある」「実はこれ面白い」という気づきがあるのでは?


<尾木ママの見解>
・人口が多い都市のマンモス校では職場を探すだけでも大変。
・第一希望の職場に行けない子には、どんなことに注目して体験に行けばいいのか、どんな仕事にどんな意味があるのか、丁寧にアドバイスすることが大事。

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◇現状のキャリア教育の課題◇


キャリア教育に詳しい法政大学の児美川孝一郎(こみかわ・こういちろう)教授によると、今のキャリア教育には2つの課題があるという。

課題①「イベント型」
現状では、職業体験は年1、2回で終わるイベントになっていて、自分の将来に結びつけにくい。

課題②「夢追い型」
夢の職業を目標に設定し、その仕事につくためにはどうすればいいのかを考えさせるやり方。
その夢が実現しなかったときにうまく転換ができないということがある。

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<ホゴシャーズの意見>
・夢や目標を持つのは悪いことではない。しかし、小学校のときからの夢を実現できるのはほんの一握りの人だと思う。
・知り合いの中学生は進路希望で会社員と答えたら先生に叱られたと聞いた。弁護士ならよかったのか、と思ってしまった。
・夢がきちんと決まっているお子さんのほうが少ないのでは?

<尾木ママの見解>
・夢を追いかけているときは全力で頑張っている。そこで身につけた力は全く違う職業に向かったときにも生きる。
自分は前進できていると実感すると、自己肯定感も高まる。

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◇キャリア教育の目的は「自立」◇

・文部科学省はキャリア教育の目標を「社会的・職業的自立」としている。
・つまり、就職だけが目的ではなく、「自立」が大きなテーマになっている。
・では、保護者は、子どもに自立を促すためにどうすればいいのか?ヒントを探るためミルラ家にお邪魔した。


◇「自立」に向けて親ができること ミルラ家の場合◇

ミルラ家の一人娘、タマキさんは赤ちゃんのころから重度の食物アレルギーがあり、今でも外食をするときには事前に、そのレストランでどんな食材が使われているかなど入念に調べる必要がある。
・そのときにミルラさんが大事にしているのが、タマキさんと一緒に調べること。
・お店に直接電話をする時には、やりとりをすべて聞かせることにしている。
タマキさんが大人になったときには、自分一人でやる必要があることだからだ。

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・こうした経験を重ねるうち、タマキさんは、将来、アレルギーがある人でも安心して外食ができる店を探せる検索システムを作りたいと、自然と思うようになったという。

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<キャリア教育の専門家・児美川教授のアドバイス>
・親は、職業を決めさせることよりも「人に接することが好き」「物に向き合うのが好き」など、本人の資質に気づかせ、方向を示すだけでもいい。
・一緒に見つけてみようと、並走してあげることも大事。

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<尾木ママの見解>
・子どもは「自己決定」を繰り返す中で、やりたいことを見つけ、社会で生きる力を身につける。
・大学に行って、就職することだけが大事ではない。
・2030年頃には、労働人口の約49%が就いている職業は人工知能やロボットなどで代替可能と推計されている。
・社会のあり方がどんどん変わっている中、キャリア教育は「どんな風に自立して自分で生きていくのか」を考えることを大事にしていくべき。




END

 

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2018年09月08日 (土)

あぁ 宿題! <番組内容>

ウワサの保護者会! 今回のテーマは子どもの「宿題」。

最近の宿題は、調べ物など自主的に学習を進めるものや、予習型の宿題が増えているそう。
親の負担も大きく、保護者にとっては大きな悩みのタネ…。

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ホゴシャーズのエピソード>
・やれば5分で終わるものをやらないで、けんかになってしまう…。
・「やらなくてもいい」というと、「やる」という。子どもの気持ちが分からない。


子どもはどう思っているのか、聞いてみると、
「宿題は面倒くさい」「飽きる!」など、進んでやりたくない気持ちのほうが大きい。

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ホゴシャーズの感想>
・疲れてしまう子どもの気持ちはよく分かる
・子どもの気持ちが分かる反面、提出期限を守ることも大切。
やりたくない気持ちも、やらなきゃいけないこともどちらも分かる。


◇宿題を子どもにどうやって促している?◇

ホゴシャーズ
・音楽を聴きながらやると、やる気が出るというが、やる気がわかないときも!
・「いつやるの?」と聞くけど、結局後ろ倒しになってしまう


◇心理学者に聞いた やる気を高める方法 ◇

【京都教育大学 伊藤崇達さん(学習心理学)】によると・・・

宿題は、単調・中身や期限が決まっていて、そもそもやる気が起こりにくいもの。

そこで
取り組みやすいところから始める
簡単なところから始めるなど
低学年の子はお母さんがちょっとそばにいるだけで安心して、やる気が出てくる。寄り添う時間は短くてもOK

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宿題へのやる気を高めるの方法を紹介

友だちとやる/メリハリをつける/ごほうび/簡単なところからやる/将来の夢をイメージする
机をキレイに片付けてからやる/興味・趣味に関連づけて考える

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ごほうびも有効?! 
専門家によると 宿題へのやる気が全くないときには、ごほうびを与えても良いが、学習よりご褒美が目的になったり、要求がエスカレートしたりするリスクもあるので注意が必要とのこと 


尾木ママの意見>
・ごほうびに物質的なものというのは。、中学生になったらほとんど効かなくなる
・大事なのは言葉。ほめる、トロフィーなどで、伝えることが大切


◇保護者が気をつけるべきこと◇

伊藤准教授によると、「しなさい」「やりなさい」ということを強く言いすぎると
子どもの「自由にやりたい」という気持ちが妨げられ、抵抗しようという気持ちが芽生える。
・「子ども本人に決めさせる」ことがポイント。
 

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 <ホゴシャーズの意見>
・「やりなさい」と言い続けても宿題を進めることはなかったが
ある日子どもに「きょうの予定は?」と聞いたところ、宿題をやる時間を自分で決めていた。
自分で決めたことだから守らなきゃという気持ちが芽生えたようだ。

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尾木ママの意見>
・自分でなにかを決定し、遂行できると子どもはうれしいもの


◇変わりゆく宿題◇

・秋田県は毎年行われる全国学力テストで高い成績を収めてきた。
・秋田の公立校の多くで出されているのが「自分で決める宿題」。

・取材をさせてもらった学校では、「自学ノート」と呼ばれていて、ノートを2ページ埋めるのが毎日の宿題だ。何をどうやって勉強するかは、自由。

・大好きな歌舞伎などの伝統芸能をアルファベットで書いたり、世界の国々の首都を調べたりなど自由な発想で学習する子もいれば、ドリルや授業の予習をじっくりやる子もいる。

・教師たちはノート1冊1冊をチェックしながら、 やっていること自体を認め、一段先の学習へと導くことを心がけているという。

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ホゴシャーズの意見>
・子どもたちが自分で課題に気づいて、ちゃんとやるようになっているのがすごい!
・自学ノートは親にとって負担にならないか不安
・なかなか自分で課題をみつけることが難しい・・・

尾木ママの意見>
・生活のなかすべてが学び。5人いたら5通りの答え方をする、それを探求していくのがこれからの学びのスタイル
・学びをインプットし、それをアウトプットするという学習から、「自ら興味関心をもったことを追求していく」という学習に切り替わっていく。


【まとめ】
宿題をやる・やらない・やらせる、ということばかりにとらわれず、子ども本人に決めさせるようにすること。
なぜ宿題をするのか、これからどう学習をしていくのか、という広い視野を持つことが大事ですね!



END
 

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2018年09月01日 (土)

スペシャル「"学校"に行かないという選択」 <番組内容>

 

不登校になる人も多い、夏休み明け。学校に行かないことに悩む人もいる一方で、“学校”とは別の学びを選び、成長した人たちもいる。今回は保護者ではなく、現在学校に行っていない中学生と、学校に行かなかった経験者たちが語り合った。

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【罪悪感と不安 ゆりなさんの場合】

ゆりなさん(中1)は小学4年生のとき、病気の治療で休んだのをきっかけに、現在もほとんど学校に行っていない。「みんな学校に行って勉強をしてるのに」と罪悪感に苛まれたり、不安になることも。ななこさん(中3)も共感。あおいくん(中2)は「申し訳なくて生きていることが辛かった」と語った。

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【好きを軸に学ぶ みきさんの場合】

みきさん(22)は、小学2年生の9月1日から学校に行かなくなり、毎日泣いてばかりいた。そんなある日お母さんが自宅を拠点に学ぶ「ホームエデュケーション」を知った。ホームエデュケーションは、子ども自身の好奇心を軸に様々な体験を通して学ぶことが多い。みきさんの場合はもともと犬が好きで、捨て犬の保護ボランティアに通い始め、好きなことに取り組んだのがきっかけで自信を取り戻し、次々と他のことにも挑戦できるようになった。「自分は自分でいい」との思いに至ったみきさんは、自分のペースで学べる通信制高校へ進学し、世界をもっと知りたいと英語を学べる短大に進んだ。

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しかし、好きなことがすぐには見つからないという人も多いはず。専門学校2年生のたくみくん(19歳)は、「休むことの大切さを保護者の方に理解してほしい」、尾木ママは「周りから見ていると何もしていないように見えるかもしれないけれど、成長していく中でぼーっとしていたりする時期は必要。その中で本当の自分を見つめてきた人は強い」と語る。実際に「教育機会確保法」には不登校児童生徒の休養の必要性が明記されている(第13条)。

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【変わりつつある学び方】

学校の在り方も、いま変わろうとしている。文部科学省は「フリースクール等「学校以外の場」での教育機会が確保される時代へ」、経済産業省は「学年や時間数といった概念も薄くなり、学びの自由度が増す」と記された提言を出した。東京大学名誉教授の汐見稔幸さんは「学校や教育は子どもたちに“こんなことをやってみたい!”と夢を描かせるものでなければ必ず拒否されていく。」と語った。

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【イヤだった!学校の対応】

しかし、ななこさん(中3)の学校にはまだ変化の兆しすらないという。話は、現役中学生たちが学校からの対応でイヤだったことに移った。
 ・校長室でテストを受けさせられ、しかも評価の対象にしてもらえなかった
 ・クラスメートからの「学校に来てね」という手紙や寄せ書きがイヤだった。自分をいじめていた人が「明日は学校に来いよ」と書いていて破り捨てた
 ・学校とは距離を置きたいのに、先生が毎日電話をかけてきて、家庭訪問も多く苦しかった

公立の小学校をあえて辞め、オルタナティブスクールに通ったタオくん(16歳)は、「学校は一つの選択肢に過ぎず、嫌だったら違うところを選んでいいのでは?」という。

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【多様な学びとは?】

タオ
くんのように、あえて“学校”以外を選ぶ方法もあるが、では学校以外の民間の学び場にはどんなところがあるのか?

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以前に番組でも紹介した 5分類のうち、たくみくんの通った「フリースクール」と、タオくんの選んだ「特色ある教育」の一つを紹介。どちらも「何をして過ごすか決めるのは自分」であり本人の主体性が尊重される点が共通する。

スタジオではななこさんが「(学校に行っていない私に)友達って必要なの?」と問いかけた。「趣味が合う人なら10歳20歳上でも友達になれる。視野を広げてみては?」ともえさん。「よく“学校に行かないと協調性がなくなっちゃう”と言われるけれど、それは学校だけが社会だと思っているからで、外の世界はすごく広い」とタオくん。

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学校に行かなかった経験者と今回初めて話したというななこさんは「視野が広がってちょっと自由になった」。尾木ママは「子どもが育っていく方向は本人が決めてそれが自信につながる。これからの社会は不登校の子が切り開いていくのかも」としめくくった。



END

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2018年06月23日 (土)

習い事は難しい? <番組内容>


今回のテーマは「習い事」。

番組でアンケートを取ったところ、ほぼ全ての人が、子どもに習い事をさせた経験があると答えた。
その一方で、「何をやらせるべき?」「やめさせどきが難しい」など、ついつい悩んでしまうことも。

親も子どももハッピーになる習い事との付き合い方について考えます。

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<尾木ママの見解>
・『なんとか子どもの可能性を伸ばしてあげたい!』そんな親心が習い事に出ているような気がする。


◇お悩み① いろいろな習い事を経験させたいが、子どもはやりたくないという

・1人息子にピアノを習わせているが、ほかにもいろいろやらせたいと情報収集に励んでいる。いろいろ経験させる中で、親が想像もし得ない才能を子どもが開花させる可能性もあるのでは?

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・でも、子どもの側は「のんびりしたいからあまりやりたくない」の一点張り。
・親の思いと、子どもの思いのすれ違い。どうしたらいい?

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<ホゴシャーズの意見>
・周囲の人を見ると、たくさん習い事をさせている親は本当にいろいろとさせている。まだやらせていない自分は大丈夫か不安…。
・たとえばサッカー選手になるのであれば、小さい頃からサッカーを始めている。今もやらせていない自分は、子どもの可能性の芽を育てていないのではないか。
・子どもになぜ習い事を増やしたくないか聞くと、「子ども同士で約束し合って遊ぶことができなくなるから、予定を空けておきたい」とのこと。

<尾木ママの見解>
・『友達と遊ぶ』ということも、子どもにとってはすごく大事なこと!

<ホゴシャーズの意見>
・子どもにバレエを習わせている関係で、バレエダンサーの情報を見聞きすることがある。
一般の親は、3歳などすごく小さい頃からバレエを習わせている人も多いが、実際にプロダンサーとして活動している人の中には、8~9歳から始めたという人もいる。早ければ早いほどいい、というものでもないのかもしれないと思うことも。

<尾木ママの見解>
・全国の“天才キッズ”と呼ばれる子どもの家をおうかがいし、どんな教育をしてきたか取材したことがある。 「英才教育しているのか」と思っていたが、まったく違った。
どの家庭も、子どもの好きなことは何かを観察し、好きなことを見つけたらそれを応援するというスタンスだった。
子どもの可能性を伸ばしたいという親心はわかる。でも、一番大事なのは子どもの気持ち!

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◇習い事を続けている子どもの思いは?◇

長い期間、習い事を続けてきた子どもたちの本音は?率直な意見を聞いた。
ピアノを12年続けてきた高校2年生。母親も同じく幼いころからピアノを習ってきた。

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母親は、娘の練習態度に必死さが足りないのではないかと感じ、モヤモヤしてしまうこともあったというが、娘の側は、マイペースで練習してきたことがよかったと感じているという。

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一方、いろいろな習い事を経験してきた中学3年生。
やりたいと言ったものは親はなんでもチャレンジさせてくれた。
また、「やめたい」と思ったときには、自分の意志を尊重してくれたという。

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「もし、『一度始めた習い事は絶対にやめてはいけない』と言われていたら、“やらされている”と感じてしまい、その習い事への熱が逆に冷めていたと思う」と自己分析する。さらに、習い事のいくつかが、老後の趣味として残れば、人生が楽しくなると語る。

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<ホゴシャーズの意見>
・子どもは恐れを知らないため、新しいことにどんどんチャレンジしていける。
でも、大人になると、初めてのことを始めるのを躊躇しがち。そんなとき、過去にやったことのあるものがあれば、それに戻っていける。人生を豊かにするための手段のひとつが習い事。
ひとつのことを長く続けていくことにあまり期待せず、どれか残ればいい、くらいの心境でいるのがいいと思う。
・たとえば幼稚園の後に行われる無料体験会に参加させる、自宅の近くの教室に行かせるなど、無理せず通わせられるものに通わせたほうがいいと思う。


◇習い事、やめさせてもいい?◇

<ホゴシャーズの意見>
・子どもが、学校の宿題・支度と、習い事の間で板ばさみになり、時々パニックになっている。そんな姿を見ると、「習い事をやめさせたほうがいいのでは」と思い悩んでしまう。しかし、本人に聞くと「続けたい」と言うのでまた悩んでしまう。

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<尾木ママの見解>
・本当はやめたくても、「お母さんを悲しませたくないから」という理由で「続ける」と言ってしまう子もいる。
大事なのは子どもの様子をしっかり見ること。



◇習い事を押し付けず見守る◇

・習い事を特にやらせてこなかったケース。
親が「これをやりなさい」と押し付けるより、自分で興味を持てるものを見つけてほしいと思い、それを待つ、という姿勢で子どもを見守ってきた。
そんな2人の娘たちは今、K-POPアイドルが大好きに!

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・好きが高じて、2人は独学でハングルの勉強を始めた。インターネットで韓国のバラエティを見たが字幕がなかったため、「内容をもっと知りたい、共感したい」と思ったことがきっかけだった。

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・もし今後、本格的にハングルを習いたいと娘たちが言い出したら、そのときこそ思う存分習わせてあげようと考えている。


<尾木ママの見解>
・何かを好きになること、それ自体が才能。

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・習い事の教室に入れることを先に考えるのではなく、子どもが好きなことは何かを観察するほうが先。

・習い事にこだわらず、子どもたちの“今”が輝くように生活をサポートしてあげるのが大事。「何が何でも習い事の教室に入れなきゃ…!」という強迫観念からは抜け出したほうがいい。





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