2022年2月

2022年02月26日 (土)

食べ方が気になる!<番組内容>

今回のテーマは、子どもの「食べ方」について。
はしや茶碗の持ち方がおかしい・・・などのお悩みにこたえていく。

さて、みなさんのお子さんは、どんなおはしの持ち方をしていますか?

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今回は、子どもの食べ方について学校や保護者からの相談にのっている、笹田哲さん(神奈川県立保健福祉大学 教授)のアドバイスを受け、食べ方が上達するにはどうすればいいか、を考える。

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笹田さんは、おはしの使い方をどのように指導したら良いのか?という相談を何年も前から受けているという。


【実際のホゴシャーズの悩みとは・・・・・】

ビオラさんの場合>
小学4年生のユウセイさんは食事をするのに苦労しているという。
おはしが交差していてうまくつかめない
麺を食べるときは、おはしの先に引っ掛けて持ち上げている。
ユウセイさんの姉2人は、苦労することなくおはしを使えるようになった。
そのため、いずれ使えるようになるだろうと、ビオラさんは考えていたが・・・
なかなかうまく使えない。市販の補助器具なども試してみたが、うまくいかない。

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はちみつさんの場合>
小学1年生のかえでさんは、おはしを使うのが苦手。
今でもスプーンを使いたがる。
はちみつさんは、食事の時に度々注意はしているが、持ち方よりもおいしく楽しく食事をしてほしいという気持ちもあって、つい甘くなってしまう、という。

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【2人のおはしの持ち方は・・・・】

ユウセイさん:交差はし・・・特徴:つまみにくい
かえでさん:にぎりはし・・・特徴:疲れやすい

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もう1つ良くある持ち方として、親指がでっぱってしまう持ち方がある。

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【おはしの基本的な持ち方】

まず、親指と人差し指の間におはしを1本乗せる。
次に、薬指の第一関節を目安におはしの先を置く。
そして、親指、人差し指、中指を使っておはしをこのように持つ。
最後に、中指をおはしの間に入れる。

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この方法が難しく感じた場合は・・・定規を使う方法がある。

まず、おはしを持つ要領で、定規を親指と人差し指ではさむ。
その時、薬指を定規の下から少しだけ出す。
定規の上におはしをのせ、指を動かさないようにしながら、定規だけ上から抜き取る。
最後に中指をおはしの間に入れる。

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はしを自在に使えるようになるには、指の分離が備わっている事がポイント。

指の分離とは・・・・?
それぞれの指を独立させて動かせること


【指の分離をうながす方法】

まず親指と人差し指をあわせる。そして、ゆっくりと開く。
次は、親指と中指をあわせて、開く。
このように、親指とそれぞれの指をあわせて、ゆっくり開く動作を繰り返す。
最初は片手ずつ。できるようになったら両手でやってみる。

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他にも、こんなお悩みが・・・。

はっさくさんの場合>
小学3年生のひろやすさんの、茶碗やコップの持ち方が気になっている。
人差し指をうつわにひっかけて持ち上げ、口もとに運んでいる。
最近は時々、自分で器を持ち直す様子も見られるといが、まだまだクセはなおりきらない。

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器が大きくて、重いことも原因の1つ。
小さくて軽いもので器を変えてみると効果が出る事も多い。

器の基本的な持ち方ができるようになるためには、腕の保持力と手を返す動きが備わっていることが必要。
食事をする際、器を持つ方の手は、手のひらを返し肘を浮かせた状態を保っているのだ。


【手を返す動きをきたえるトレーニング】

お椀の中にボールを入れて持ち上げる。
親指を縁において、4本の指は底に当てて、持つ。
中のボールがこぼれないように、クルクル回す。

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もう1つ笹田さんが気になったのはユウセイさんのうどんの食べ方。
実はユウセイさん、麺をすするのが苦手。食べるのに時間がかかるという。

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麺類をすするというのは、麺とスープとそれから空気も取り込んでいく。
鼻と口の呼吸、お腹を使う腹式呼吸が身につくと楽に食べられるようになる。

横隔膜が上下に動く事で空気を取り入れる呼吸を腹式呼吸という。

ここで、ストレッチマン・レジェンドが登場!

ストレッチマン・レジェンドと一緒に腹式呼吸のトレーニング】

コップの中にある綿ボールをストローで吸って、もう1つのコップに移す。
麺をすするときのように、真下を向いて吸うのがポイント!

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ストレッチマン・レジェンドと一緒にお椀を持つためのトレーニング】

手のひらを上向きにして伸ばした両腕の上に、バスタオルをふわっとかける。そのバスタオルの中に、タオルで作ったボールを入れて転がす。

腕の保持力が鍛えられる。

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【収録を終えたビオラさんは・・・・】
ビオラさん、家に帰って、さっそくユウセイさんとトレーニング。
定規を使っておはしの持ち方も練習。

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すると・・・・。

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ビオラつかめるようになったじゃない!

大人も子供も、食べ方のちょっとしたコツをつかんでたのしく食事ができるといいですね!

レジェンド
「はさんで すすって よく噛んで
 きれいに食べてね! 端っこまで。
 はしだけに・・・ヌハっ」




END






投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2022年02月12日 (土)

努力してほしい!<番組内容>


スポーツでも、勉強でも、子どもには目標に向かってコツコツ努力してほしい
親としてはそれが理想だけれど…

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「なかなか努力してくれない」「努力したのに結果が出なかった…」といったホゴシャーズの声も。
今回はそんな“努力”に関するお悩みについて考えていく!ゲストは、井上咲楽さん。

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◆ホゴシャーズのお悩み[1] 「努力してほしい!」

ポピーさんは、息子のりょうまくん(小3)に努力してほしいことがあるという。
それは「漢字の練習」。3年生になると難しい字も増えて、覚えるのが結構大変…。
だからこそポピーさんは、毎日コツコツ努力を続けることが大事だと思っている。

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りょうまくんは、漢字のプリントを冬休みの間1日1枚することになっていたが…
なかなか身が入らない。

りょうまくん「頑張りたいとは思ってるけど、難しい…」

ポピーさんがりょうまくんに努力をしてほしいのは、将来のためを思ってのこと。
「中学受験や、高校受験、さらには将来やりたいことができたときのためにも、それが実現できるように、できる限りの自分を伸ばす努力はしておいて欲しい」



◆努力してほしい!そのためには…
一体どうすれば、子どもが自分から進んで努力をするようになるのか?

アドバイスを聞いたのは、「教育系ユーチューバー」葉一さん。 

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塾で教えていた経験を生かし、小中学生向けの授業動画や保護者向けの動画を配信している。

3つの大事なポイントを教えてくれた。

まずは、「量を減らす」
苦手なことは大人でも子どもでもやりたくないもの。たくさんの量をはじめからやらせようとしても、子どもはやる気がそがれ、定着もしない。
本人がこの量だったら覚えられるんじゃないかな?と思える量まで減らしてあげることが大事!

次に、「見守る」
親が、子どもを“監視してる人間”になるのはNG。口が出なくても、視線が痛い。横で洗い物など家事をしながら、質問があったら答えるなど、頼られたときにサポートするぐらいの距離感がいい。

そして、「過去と比較して褒める」
以前できなかったことができるようになったことを褒めると、子供たちのモチベーションが上がりやすい。「できなかったことも覚えていたうえで褒めてくれている」と子どもが喜んでくれるというメリットも。

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(尾木ママ)
「1カ月前と比べて変化がなかったら、1年前と比べてもいい。長いスパンで子どもの進歩を見つめて、それを子どもに伝える」


◆ホゴシャーズのお悩み[2] 子どもの努力が無駄に…?

ピスタチオさんは、子どもがせっかく努力をしたのに、それが無駄になってしまったのでは?
と悩んでいる。

娘のりほさんは幼稚園の時に新体操をはじめた。中学・高校では新体操部のある学校に進学し、週6日のハードな練習をこなしていた。そんな娘の努力をピスタチオさんはずっと応援していた。
しかし、高校2年生のとき、りほさんが突然、「もう新体操はやらない」と部活にいかなくなってしまった。部長に選ばれなかったことに納得がいかないことが理由だという。

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りほさんは、その後も部活には戻らず、最後の大会に出ることもなかった。
10年以上の努力はなんだったのか。こんな形でやめてしまっては、娘もその意味を見出せないのではないか、ピスタチオさんは、心の整理がついていない。

スタジオのホゴシャーズ・ポピーさんも、努力しても結果が出ないと、子どもの自己肯定感が下がってしまうのでは、と共感する

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◆努力が無駄に?そのとき子どもは…
子どもの努力が報われなかった…と親が感じたとき、子ども自身はどんな思いなのか?
あるホゴシャーズの話を聞いた。

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ステビアさんの長男、けんしんさん。
小学生の頃、地元の野球チームで練習に励んでいたが、試合に出ることはほとんどなかった。
「スポーツするんだったら、試合に出ないと意味がない」と考えていたステビアさん。
息子が活躍する姿を見られず、ショックを受けていた。

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しかし、ステビアさんは、その後の練習や試合の様子を見に行くなかで、あることに気づいた。
けんしんさんは、誰よりも声を出し、常に笑顔でチームをサポートしていた。
後輩に慕われ、レギュラー争いをしていた子にも優しくできる姿に、ステビアさんは感心したという。
「すごいなあ、あたしならできないなって。この子は私とは違うことができる子だなと思いました」

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現在高校3年生のけんしんさん。「野球をするのが楽しかったから続けていた」と当時を振り返る。
けんしんさんにとって、野球をしている時間そのものが、大切なものだったのだ。

ピスタチオさんの感想〉
・けんしんさんを見て、大会にでることだけが努力の結果ではなく、大会に出れないとしても、実りがあったんだなと思う。親の私の方がちょっと期待をしすぎていたかもしれない

井上咲楽さんの感想〉
・私も中学でバレーボール部を3年間続けたが、試合にはほとんど出られなかった。でも、辛いことも多かったけれどそこを乗り越えた自信はある。それだけで全然無駄じゃなかったと感じる。ただ、あの時もし辞めてても何か違う道があったんじゃないかとも思う。(途中でやめたとしても)何も無駄ではないと思う。

尾木ママの感想〉
・過大な期待を寄せてしまうのはそれだけ子どもを愛しているから。けれど、努力の後の物語は子ども自身が作っていくものだと思う。若い時の苦労、途中で辞めることも含めて、貴重な体験。

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◆あの「はやぶさ2」でも…

最後に、努力にまつわる、あるエピソードをご紹介。
小惑星探査機「はやぶさ2」。
地球からはるか離れた小惑星の砂を採取し、持ち帰るという人類初のミッションを見事成功させた。

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©JAXA/NHK

このプロジェクトのメンバー選考では、“失敗経験”をしているかどうかが重視されたという。
「はやぶさ2」は、前例のないミッション。
だからこそ、努力をしても成功する保証はないことばかり。
過去に失敗した経験がある人は、それでも、めげずに挑戦できるはずだと考えられたのだ。

〈はやぶさ2 プロジェクトマネージャー 津田雄一さん〉
「一つの成功をするためには100の失敗があって、その上に技術っていうのは、ピラミッドのように積み重なっていくもので、失敗であっても、そこで頑張ったんであればやっぱり成長につながっているはずで、そういう挑戦したことが勲章なんじゃないかなと思います」

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努力は実っても、実らなくても、成長につながる。親子共々忘れずにいたいですね。

END



投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


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