2020年12月

2020年12月12日 (土)

これって過干渉?<番組内容>

今回のテーマは“過干渉”。
ホゴシャーズからは「自分は過干渉かもしれない」という悩みの声がたくさん寄せられた。

「長男(小1)が忘れ物をしないよう、学校の準備を毎日手伝っていました。子どもの自立を邪魔したのでしょうか?」
「長女(中1)は、華やかなグループに無理して入っているように見えます。『合わないのでは?』と伝えたのですが、これも過干渉ですか?」

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親は子どもにどう関わればよいのか?尾木ママ、専門家と共に考えていく!

〈これって過干渉? ホゴシャーズの悩み〉

カラスウリさん
長女(高2)の中学受験のとき、親としてよいと思う学校を強くすすめたら、キレてしまった。その反省から、長男(中3)の受験には関与しすぎないようにしていたら、妻から「もっと関わってよお父さん!」。その微妙なバランスが難しい。

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ディクディクさん
長男(中2)に対し、小学校低学年のころから、TODOリストを作っていた。宿題や習い事の課題など、子どもが学校から帰ってきてやることをまとめ、やらせている。その話をママ友にしたら「やりすぎじゃない!?」。でも、助け船を出すつもりでやっているから、いいんじゃないかなあと、もやもや・・・。

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ハナミズキさん
長男(中2)。友達関係について、小学校のころは聞いたら素直に答えてくれていた。でも中学生くらいになってから、急に面倒くさそうになって、うざがられている感じのことが増えてきた。
他には、服装について寒いときに厚着するように言ったり、上下の組み合わせについても言ってしまう。すべてが心配で、ついつい口を出してしまう。

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他には・・・
〈これって過干渉? GPSで居場所を・・・〉

ハナミズキさん
長男が出かけているときに、スマホのGPSで居場所をチェックしている。

ディクディクさん
長男が小学生のときは、私もやっていた。

カラスウリさん
やっていないけど、見たい気持ちはある。塾で夜遅くなるとき、治安の悪い地域にいたりしたら、不安になる。


これについて尾木ママは・・・
子どもに内緒でGPSで見ていたら、子どもは「親に監視されている」と感じてしまう。ただ、繁華街など危険だと思う場所にいる場合などは、親との合意の上で使ってもよい

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教育学・育児学などが専門で、子どもの発達心理に詳しい汐見稔幸さん
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子どものことが心配でしかたないのは非常によく分かる。子どもを愛していることはよく伝わってくる。自分も、子どもは40代と30代だが、いまだに心配。でも、親が知らないことは増えていくし、子どもは「親に知られてたまるか」と思っているかもしれない。子どもの世界に入り込みすぎないようにするということが愛し方


子どもは、親の関わり方をどう思っているのか?
ハナミズキさんの長男、みずきくんに話を聞いてみると、今まで口に出せなかったお母さんへの思いがあふれてきた。

〈親の心配に子どもの本音は・・・〉

みずきくん(中2)
『最近は、いろいろと言われることが多いので、少しストレス。服装のこととか自分が寒ければ厚着していくし、友達関係についても「誰と行くの?」と聞かれるけど、メンバーなんて自分の勝手じゃん!と思う。』

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それでもお母さんに本音を言わないのは、傷つけたくないという思いから。
『お母さんとちゃんと話したい、よい関係になりたいという気持ちと、嫌だなという気持ちが、時と場合によって揺れ動いて、変わっているという感じ。』


〈過干渉 子どもが心配だから・・・〉

ハナミズキさん
よかれと思ってやっていたことが息子にとってストレスになっていたと思うとつらくなった。

尾木ママ
みずきくんはすごい子。お母さんが心配しているのを分かっていて、それを跳ね返したら、お母さんが落ち込むことまで分かっている。自分を客観視していている。

汐見先生
子どもは、親が考える以上に親のことを心配している。社会のいろいろなことを考え、これから自分はどう生きていくのか、どういう風な友達とやっていくのか、一生懸命考えている。親が考えている以上にもう大人になっている
ハナミズキさんは、今のやり方について、自分を否定する必要は全然ない。アドバイスすることはあってよい。でも、少しやり方を変えたほうがいいのかもっていうようなことを、子どもが言ってくれたような感じ。



〈過干渉にならないために 親子で対話〉
みずきくんは、お母さんにどう関わってほしいと思っているのか?ハナミズキさんが聞いてみた。

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みずきくん
「お母さんは干渉しすぎ。大事なことだったら答えるけど、どうだったよい質問が多すぎる。もう中学校2年生なのだから、信頼してほしい!悩みも友達に相談している。」


〈過干渉にならない関わり方とは?〉

ハナミズキさん
「僕のことを信頼してくれ」という言葉が心に残っている。口を出しそうになったとき「ダメだ!息子のことを信頼しよう」とワンアクション置けるようになった。

尾木ママ
子どもは日常の小さなことは友達に相談している。それをいちいち親に言われたくないと思っている。子どもは友達関係、学校の授業など、社会の中で成長している



この対話を通じてみずきくんは・・・
「前は、お母さんは僕のことを心配して手放せない感じだった。今はいちいち聞かれることもなくなり、信用してもらえていることを感じる。本当に困ったときに、相談しようと思えるようになった。

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子どもに対して過干渉にならないよい関係を作っていくコツはある?

汐見先生
中学生にとって親は「同じ時代を生きているちょっとした先輩」として、対等に意見を言い合える年齢になっている。だからテレビのニュースや、コロナ問題などについて、対等に議論していくといい。そういう話し合いの中から、子どもがやりたいことを見つけていく。そして、子どもの意見を絶対に否定せず「面白いね」「どうしてそう思うの?」と受け入れる。

もう一つ、子どものことしか人生がないのではなく、親自身が「やりたいこと」を見つける。そうすると子どもは、親が何かに一生懸命になっている姿を見て、尊敬するようになる。


尾木ママ
過干渉を避けるためには、子どもが大人になったときのことをイメージしながら子育てしていくことが大事。そうすると、服装とか細かいことは気にならなくなる。

子ども自身が物事を決めることが大事。自分で決めた子どもは、失敗しても「自分で決めたからしかたない」と乗り越えようとして、たくましくなる。だから、小さな失敗は初期にしておいて、乗り越える力や、自己分析、客観視する力がついてくることが生きる力になる!

 

 

END

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2020年12月05日 (土)

将来の夢<番組内容>

子どもには“将来の夢”をもって頑張ってほしい!そう思っている保護者も多い。
しかしアンケートをとってみると小中学生の3割に将来の夢がないことが分かった。

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ゲストの庄司智春さんは、小学校3年生の息子に将来の夢がないことに悩んでいる。

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庄司さん「幼稚園のときに『赤い美味しいアメになりたい』と言っていたころから夢が更新されていない。自分は『お笑い芸人になりたい』という子どものころの夢をかなえたので、『夢はもったほうがいいよ!』と話し合っている」


庄司さんと同じ悩みをかかえるホゴシャーズを訪ねた。
ウグイスさんは中学1年生の長女に夢や目標がないことに悩んでいる。

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話し合いの様子を撮影してもらうと…
娘はなりたい職業はないが「楽しく生きていきたい」と話してくれた。

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これに対して、IT企業社長でもあり、3児の父である青野慶久さんは…
「究極的には、あれが夢。楽しく生きていきたいっていうあの感覚を持ち続けていく事は本質的であって大事」

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小山アナウンサー「でも目標が何もなくていいの…?」
青野さん「大人は10年後20年後の未来を求めるけど、子どもからするとそれはちょっと遠い。そうではなくて、1年後どうなっていたい?今日どんなふうに過ごしたい?と問いかけてみたら? 小さい夢を近い夢を持てるようになれば、それを積み重ねていけば遠い未来が見える」


続いて、新型コロナウイルスやAIの進化で、子どもの将来が不安というお悩み。

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花ユズさんもそんな悩みを抱える一人。
中2の長女の将来の夢は「会社員になって“普通の生活”をすること」

しかし、AIや新型コロナウイルスの影響で様々な職業が不安定になるのをみて「娘が就職するのは10年後…普通が手にはいるの?ちゃんと仕事はあるの?」と急に心配になってきたという。

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青野さん「人から言われた事をやるのはAIやロボットが置き換えてしまう。そうなってくると、自分のやりたいことをやる力や、やりたいことを主張していく力が大事になってくる」

庄司さん「やりたいことを見つけるためにはどうすれば…?」

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青野さん「『今日は何したい?』など日頃から小さなトレーニングをしていく」
庄司さん「なるほど、自分で考えさせる」

青野さん「あと、やりたい事を探すとき、本人も親も『歌が好き』など表向きにやりたい事を探してしまう。そうではなくて、本質的に自分がどう社会と向き合うのか、どんな楽しみを得ていくのか。そこを知っておいた方がより長く人生楽しめる

この青野さんの意見には尾木ママも大賛成。

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尾木ママ「自分の事が分かるっていう事はすごく大事。どの職業という形ではなくて、みんなが喜んでくれるのを見ると幸せに感じるとか、そういう所で自分の事を理解していくことが、子どもの将来の幸せにつながる」

「将来の夢=職業」でなくても大丈夫。
どんなことに楽しみを見出すのか、何に幸せを感じるのか、まずはそこから子どもと話してみよう!



END

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


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