2019年7月

2019年07月30日 (火)

性的マイノリティーの子どもたち(2)~学校生活の悩み~<みんなの声>

■「性的マイノリティーの子どもたち」を見させて頂きました。
私は、身体の性は女ですが、昔から自分の性に違和感を感じ、赤のランドセルや制服が嫌でした。しかし知識の無さから、単に兄弟や親戚が男ばかりのために男っぽくなっただけだと自分に言い聞かせ、おかしいと思われない範囲で男の子の格好をしていました。
ユウさんがおっしゃっていた「知識がないから伝えられない」という言葉や、ブルボンヌさんがおっしゃっていた「『オレ』と言えなかった」という話がとても共感できました。今は男性と結婚して子どももいますが、未だに拭えない違和感はあります。
私は女性らしくすることが嫌ですが、男性になりたいとまでは感じていません。そして、恋愛対象は男女両方ですが、性的な興奮を覚えるのは女性です。その為、トランスジェンダーなのかレズビアンなのかバイセクシャルなのか、自分は何なのだろう?と分からなくなることがあります。
しかし、そんな枠組にはめることを気にしなくて済むような社会になれば良いなとも感じます。
とても共感できる、また、とても前向きになれる内容でした。ありがとうございました。
【はち】


■人間が生きることの最終到達目標は、『自己承認と自己存在への感謝』 だと思います。性的マイノリティーであることは、それを通じて他者と繋がって行ける可能性でもあるかもしれません。「この人ならば」と思える人々と出会って、この世界を生きていきやすい世の中にアップデートして参りませんか?
【ササニシキ】


■『性的マイノリティ』の放送を見ました。制服ではなくジャージで登校するために医師の診断書が必要との話で、「制服がきゅうくつでジャージで行きたい」というような子にまで認めるわけにはいかないし…
というような流れになっていましたが、「配慮が必要だから」、制服以外での登校を「認めてあげる」のではなくて、必要だと感じる全員が「自分で選べる権利」として認められないのがもったいないなと思いました。
たしか『発達障害』の回で、発達障害の児童だけではなくクラスの誰もがタブレット端末での学習を選べる、という取り組みが紹介されていたはずです。発達特性も性別のありかたもグラデーションです。本人以外が線引き(今回の場合だと診断書)をもって許す範囲を決めるのは、グレーゾーンを苦しめることになりませんか。
子どもたちの世代には自分で選ぶことが当たり前になって、「あなたはそれが使いやすいんだね」「あなたはそれが着たいんだね」と当たり前のように認め合えるる人間に育ってほしいです。
【白文鳥】


■今、録画していた性的マイノリティの回を2部見させていただきました!
全てにおいて子育てで相手を認める価値観が本当に大切なのだ、基礎になるのだと改めて分かりました!
毎回学ぶのについ現実の日々で忘れるのです…そして「ウワサの保護者会」をみて思い出します♪
この繰り返しで良いと思います。
本当にこの番組が大好き。これからも番組作り応援します。
【まりも】


■どこかで、Sさん、この番組見ていてくれたかなあ、と涙ながらに見ておりました。10年ほど前、大学院で一緒に学んで仲間に、ゼミのコンパでカミングアウトされたことを思い出しました。外見はスッキリイケメンのSさん。「男性にしか性的魅力を感じない自分が嫌で」「告白したら、気持ち悪がられた」「親から、彼女の一人くらいいないの?とか、孫はいつかしら?って言われるのが苦痛」。その時いたメンバーは、全員、人間として誠実で魅力にあふれる彼が本当に大好きだったので、異口同音に「Sさんのこと好きだよ」「自分を好きでいなよ」と言いました。Sさんは、「自分を好きでいいんだね」としみじみとされていました。男性も女性も、トランスジェンダーも関係ありません。人間として今生きている、奇跡な自分を、みんな好きでいてほしい。かずきさん、すてきでした!とても魅力的。生のかずきさんとお会いしたくなりましたことです。
【ササニシキ】


■高2F→Mの親です。性的マイノリティーの学校生活に共感。中学でまずぶつかるのが制服問題。入学時が文科省の配慮元年で、スラックス登校許可を願い出たが「制服以外で配慮します」と。それはありがたかったが、本人の1番の望み(嫌なこと)が制服で、内部進学せずスラックス許可又は私服の高校(高専含む)を探し、かなり狭い選択肢から選ぶ。偏差値、学費共に高めで、親子共々努力が必要でした。入学前に通称名使用許可願を提出し、戸籍の性別や名前と違う、男子生徒として生活することが可能となり、満足な高校生活を送っています。ただ、中高と他目的トイレは少なく、かなり遠い職員トイレを利用したり、とトイレは常に我慢。生理がバレたら大変だから、その為のトイレも、生理痛も我慢。男子チームでの体育でも我慢。自分で決めた交換だから我慢は出来るが、女子特有の病気に繋がる心配もあります。トランスジェンダーでもF→Mは少ないのか?なかなかそういう問題がまだ表には出てません。区立中学が今年からスラックス許可となったようですが、数年前まで「一人だけスラックスではイジメに繋がるので許可出来ない」と言う学校もありました。制服は基本的配慮と思うので、制服選択制(性別に関係無く好きな方、防寒目的の選択もあり)がもっと増え、当たり前となる事を望みます。
【N】



■性的マイノリティー 学校生活の悩み、うちの子に当てはまる悩みを聞き、たくさんの子どもたちが孤独と差別に悩んでいることを知りました。
我が子は女の子、中学校に上がる前にスカートがはけないという悩みを打ち明けられました。いろいろな経過があり、中学入学に際し、学校と話し合いをして理解をいただき学ランでの通学を認めていただきました。認めてもらうことで中学校三年間、活躍できる機会を与えてもらうことができました。友達、学校の職員の理解のおかげで中学校は安心できる場所でした。そして高校進学でまた壁。私の県ではすべて制服。その中で男子制服での通学を認めてくれた私立高校に進学しました。トイレの悩み、同じです。ユウさんと一緒です。合宿も無理でした。
私は彼女の個性を認めてもらうためなら何でも行動に移します。女子が学ランで通学すること、ここまでいろいろありましたが自分で道を開かなければ乗り越えられない壁、いろんな経験をさせていただきました。これからも続きます。彼女の夢のために惜しまずがんばれます。こだわりが強いこと、自閉症スペクトラムという診断も受けています。多様性を認めてくれる社会、社会の一員として、私も認められる一人でありたいと思います。
番組はとても勇気をいただけるお話でした。ありごとうございました。
【スカイ】


■性的マイノリティを扱うならAセクシャルについても扱ってほしい。存在をないことにされやすいのでテレビで大々的に扱って存在を広く知らしめてほしい。私もAセクシャルですが存在自体が知られていないので説明するところから始めなくちゃならなくてカムアウトを躊躇しているのが現実です。
【リバティ】



*番組へのご意見ご感想をお待ちしております。

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2019年07月27日 (土)

性的マイノリティーの子どもたち(2)~学校生活の悩み~<番組内容>

今回は、性的マイノリティーの子どもたちの学校生活の悩みについて、前回「性的マイノリティーの子どもたち①」に出演した方々に経験を語っていただきながら、考えました。

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スタジオトーク 【学校で言われたつらい言葉】

ブルボンヌさん

・小学生の頃から、「オトコオンナ!」と言われ、「違うもん!」って言っていた。
・自分はみんなとは違うなぁという不安、仲間はずれや1人ぼっちなのかなという恐怖感があった。

福田さん(パティシエ/レズビアン)
・「オンナオトコ」「お前は男の子に興味ないんだろう」ということを言われた。

ユウさん(モデル/トランスジェンダー)
・「オカマ」と言われて傷ついた。



VTR取材① ユウさんの学校生活<小・中学校>】

イシヅカユウさんは、トランスジェンダー
男として生まれたが、小さな頃から、自分は女の子だと思っていて、黒いランドセルや、男子用の制服、男女で分けられる体育の時間などがつらく、無意識に髪を抜いてしまう「抜毛症」になった。中学生になると学ランがすごく嫌だったが、勉強が好きだったユウさんは、なんとかジャージで学校に通った。
しかし、宿泊訓練で心が折れて、不登校になってしまった。
多目的トイレを使用していいと言われたが、トイレに行く時だけ友達とは違うところに行くのが、嫌だった。

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ブルボンヌさんの意見

・学校は、人より目立つことが怖いと思ってしまう世界だから、物理的な対処プラス、友達が受け入れるための教育と、両輪じゃないとダメですよね。

●尾木ママの意見
学校は、すべての子どもが安心できる場所になるのが原則。授業や学級活動を通して、貫いていかなきゃいけないと思う。



スタジオトーク 【つらかったとき、心を元気にしてくれたもの】

ユウさん(モデル/トランスジェンダー)
・不登校のときに、自宅で好きな服装を選べたことが、心の支えだった。ミュールのようなかわいいサンダルや、Tシャツも、自分でかわいいのを選んでいた。
・また、不登校のときに通っていたのが、小さな頃から通っていた絵の教室。
好きな場所で過ごすうちにだんだん元気になった。自分の表現のひとつとして、絵や服などがあったことによって、自分を肯定できたり、自分がこうであるということを自分自身で認めてあげられたような感じ。

福田さん(パティシエ/レズビアン)
・学生時代にレズビアンであることを陰口で言われて、人とコミュニケーションを取るのが嫌だったが、お菓子を作る時間と、作ったお菓子を友だちにあげて喜んでもらうことが、支えだった。

ブルボンヌさん
・マンガとかゲームとかアニメ大好きだった。ゲームの中の主人公の性別を選べるとか、ヒロインが変身するなど、その世界の中でのびのびといろんなことが考えられた。

尾木ママの意見
よく、親や学校の先生は、「ゲームなんかやってないで、もっと他の世界に目を向けなさい」と言いがちだけど、子どもが楽しく過ごせると、だんだんと自分と向き合う力も出てくるし、その悩みから脱出できてくるんじゃないかな。




VTR取材② ユウさんの学校生活<高校>】

ユウさん
は、ある高校に“女子生徒”として、入学できることになった。
そこは、日中に通える定時制の公立高校で、制服や髪形などに規則がなく、さまざまな生徒がいた。
ユウさん「金髪もいたし、ギャルみたいな人もいたし。年齢も上の人もいたり、いろんな人がいることで、それが世界なんだって思ったんです。それまでの世界は、ごく一部の狭い中の、閉鎖されたものに過ぎなくて。中学までの生きてるのがつらいような不安感とは、もう全然違ったのは覚えてます。」

ずっと望んでいた、「女性」としての学校生活。
ユウさんは、心から学校生活を楽しむことができた経験が、今につながっているという。

ユウさん「高校は、自分のありのままの姿で、“そこにいていい”って言ってもらえたということ。“生きてていい”“いていいんだ”と思った。学校というのはひとつの社会なので、そこで“いていい”と言われたことで、その後もっと大きな社会に出て行く中で、すごい力になったし、勇気になった。それぐらい大きいことだと思います。」




VTR取材③ 【自分を好き?】

ユウさん
は、高校の3年間、体の性別が男であることを友達にカミングアウトしなかった。
後から聞くと、気づいている人もいたが、ありのままで友達付き合いしてくれたという。
多様性を認める関係が理想だが、性的マイノリティーの子どもは、周りと違うことで、自分に自信が持てない場合が多い。

そんな子どもの不安を母親のひと言が救ったケースを取材させてもらった。

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杉山和希さんは、北海道の大学院に進学したときに、突然、休学した。
心配した母の眞規子さんは、
電話で「そんなことでは、いい父親になれないよ」と言ったところ、「僕は父親にはなれない、僕はゲイだ、僕は同性愛者だ」というふうに強い口調で、言い返された。

ふだんはおとなしく、声を荒げるような子じゃないので、母・眞規子さんはあることが気になって、こう質問をした。

「あなた自分のことをどう思ってる?好き?」

息子は、「わからない」と答えたという。「自分を好きでいてほしい」という気持ちでずっと子育てをしてきた眞規子さんは、心配して北海道へ会いに行った。すると、待ち合わせ場所で和希さんは、女装姿で待っていた。

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初めて見た眞規子さんは、近づいていって

「あなたなの?」と聞くと、
「うん」と言うので、
「きれいじゃないの!」と言った。


和希さん
はこんな格好で待っていたものの、不安でいっぱいだったという。このころ和希さんは、大学院で哲学の研究者を目指していたが、一方で、「ドラァグ・クイーン」という女装をしてショーを行う仕事に魅力を感じ、どう生きていくかを悩んでいた。

和希さん「ドラァグ・クイーンっていう格好で、理解してもらいにくいからこそ、このままの格好で会いに行った。そしたらすんなり「あんたはあんただよ」「本当にかわいい」って受け入れてくれて、びっくりしたし、すごく安心もした。
ゲイだっていうことについて怖がってたりだとか、ゲイだっていうことを背負って生きていけるかどうか、その不安もずっとあった。

しかし、母親から「自分のことを好き?」と聞かれたことであることに気付いた。

和希さん「自分で自分のことを受け入れられるかどうか、ゲイだということを受け入れられてなかったのは自分だったんだ、ということに気がついて、偏見が自分の中にずっとあったんだなと、母親が認めてくれたときに初めて気がつきましたね。母親が受けとめてくれたことで、ふわーって解けていったみたいな感じだったかもしれないです。」

ゲイである自分を認めることができた和希さんは、大学院を卒業後、あるがままの自分で生きていこうと決めた。
今は、“女装子”としての「満島てる子」という人格と、“ドラァグ・クイーン”の「テルマゑ・ノヱビア」という人格など、いろんな自分がいていいんだなとだんだん思えるようになった。これからもいろんなふうに変わっていくかもしれないし、変わっていく自分でいいと思っているそうだ。

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スタジオトーク 【自分のことを好き?】

福田さん(パティシエ/レズビアン)
・「自分のことを好き?」という言葉を聞いた時は、ちょっと心に来るものがあった。私は自分のことがずっと嫌いだったので、まず自分が受け入れられなかった。私の場合はレズビアンなので、女性が好きという、その事実を自分が受け入れられなくて。

ブルボンヌさん
・小学生のときは「俺」って絶対言えなかった。強い「男性性」を感じて、使えないと思っていた。しかし今、仕事で女装をバンバンして女の引き出しいっぱい開けたら、「男の引き出しもあった」という気づきがあって、今は家では「俺」と言っている。自分に自信を持つと、今まで自分が怖かったことも「なんだ、こんなことだったんだ」と思える。
・最終的には自分自身の内側から自分を認めることが大事。

尾木ママの感想
・子どもが自分らしくありのままでいられて、自分を好きでいられるような家庭や学校の環境を作ってあげて欲しい、それが大人の責任かもしれません。

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END


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2019年07月27日 (土)

性的マイノリティーの子どもたち(1)~誰にも言えない思い~<みんなの声>

■何気なくテレビをつけたら、高校時代の担任が出ていてびっくり!高校卒業後何年か経ってから、斎藤先生が性同一性障害をカミングアウトしたと言う話を聞き、驚いたことを思い出します。あれからもう20年ほど経ちます。世界史はとても苦手だったけど、先生の授業は面白くて好きでした。進路を決めるときも、「あなたに合っていると思うよ」と言ってくれたことを今でも覚えています。先生も私も年取ったな?と懐かしみながらも、まだまだお元気そうな姿を見ることができて嬉しかったです。これからも応援しています!
【りっちゃん】


■体験談 現在子ども3人おります。上29歳 大学卒業後に子宮を全摘して女から男になり去年大学の後輩(女)と結婚しました。次女24歳の同棲相手1年後に結婚予定の子も、大学卒業後に子宮全摘して戸籍かえ、女から男になりました。3番目は男の子13歳です。きょうだいそろっての体験ですが、寄り添える相手がいることで親としてはありがたいなという思いもあります。
【みつまる】

 



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2019年07月20日 (土)

性的マイノリティーの子どもたち(1)~誰にも言えない思い~<番組内容>

性別に対する違和感や、同性愛など、
性的マイノリティーの子どもは、親にも言えず、ひとりで悩む場合が多い。
今回、その苦しい気持ちに耳を傾けました。

スタジオで、子どもの頃を振り返りながら自分の経験を話してくれたのは、
当事者である3人の方と、ブルボンヌさん
保護者2人と、ゲストのユージさんも一緒に考えました。
 
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まずは、ゲストのブルボンヌさん尾木ママが、【セクシュアリティーとは何なのか】について話しました。


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ブルボンヌさん「ゲイ」で「女装パフォーマー」。
「人前で派手なメイクをするのは、“女の人ってなんだという”ということをデフォルメする遊びの文化なんです。」

尾木ママ「尾木ママ」と呼ばれるようになったのは、およそ10年前。
そのころ、自分が何者か分からなくなって
少しずつ自分のセクシュアリティーと向き合うようになったそうです。

尾木ママ「服装や言葉や好きな芸術など“表現する性”が多数派と違っている。
好きな芸術は、女と男の間かな。あるいは分野によってはぐっと男性に近づいていることもあれば女性に近づいていることもある。グラデーションをイメージしてもらうと分かりやすいかなと思います。」





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番組では、性的マイノリティーの子どもが、なかなか親に打ち明けられなかった理由を聞かせてもらいました。

原岡さん(20代・トランスジェンダー・親へのカミングアウトは16歳)
「小学生のころから性別違和があったが、
 これは母には、言うことじゃないって思っていた。
 自分でも“自分は何者なのか”わからなかったので。
 自分がはっきりしてないと、親に伝えられないなと思っていた。」

斎藤さん(50代・トランスジェンダー・親へのカミングアウトは35歳)
「小学校から何か変だなとは思っていて、
 自分が何者か分からないぐらいでこんなに苦しいのかと思った。
 母親はとても娘が欲しい人だったので、兄の次に女の子として生まれてきた自分が
 『男として生きていきたい』とは言い出しづらかった。

福田さん(20代・レズビアン・親へのカミングアウトは19歳)
「女性に生まれたが、小・中学生の頃は、女性として体が成長するのが嫌で、
 女性に恋をしたので、自分をトランスジェンダーじゃないかなと思っていた。
 親を残念な気持ちにさせたくなかったのと、否定されるのが怖くて言えなかった。


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精神科医の針間さんによると、小さなころ自分の体や恋愛に違和感があっても、自分で理解するまでには、時間がかかるものだといいます。

針間医師インタビュー<本人が自覚する時期について>

●体の性別に違和感があっても、“そうなのかな、どうなのかな”と、本人自体が非常に揺らぐこともあります。
●トランスジェンダーの人は、“体は女性なんだけど、スカートはきたくない”というような気持ちは小さいころからあって、だんだん思春期になって、その気持ちがより、“自分は男でなく女だとか、女でなく男だ”と強まるような変化をしていきます。
●ゲイ、レズビアンの人も、ちっちゃいころから何となく男の子好きだな、女の子好きだなという気持ちがあって、思春期になって恋愛感情が強まる時期に意識し出すことが多いと思います。



また、子どもが言い出しづらいとき、親はどう受け止めればいいのか聞きました。

針間医師インタビュー<親の受け止め方>
●あまり本人の中で熟していないときには、カミングアウトできない
子どもが隠しているときに、無理やり言わせるのは、逆に苦痛を与えることに。
●子どもが悩むこと自体は悪いことじゃなく、自分自身を見つめて、自分のセクシュアリティーに向き合うことで、すごく考えが深まっていく。
●子どもが性的マイノリティーではないかと思っているのであれば、“理解がある親なんだよ”ということを日常の中で何気なく示すのがいい
例)テレビを見て「こういう人・こういう生き方もあるよね」と言う
  性同一性障害の本を置いておいて「親も勉強しているよ」と伝える
●子どもがカミングアウトをしてきたときは、まず親がしっかり話を聞いてほしい。
子どもの気持ちからすると、いきなり「じゃあ精神科へ行くぞ」と言われたら、ショックを受けることもある。
親がしっかり話を聞くことは、お子さんにとって8割も9割も大事なこと。
これまでどおり子どもを愛するよ、ということを伝え、さらに相談にも乗ってくれるし、何かあれば学校や病院とやりとりしてくれるとなると、非常に心強い。




性的マイノリティーの子どもが、親に求めることとは。

原岡さん(20代・トランスジェンダー・親へのカミングアウトは16歳)
「理解までは別にしなくていいと思う。ただその人の意見を尊重するというか、“私はまだ受け入れられないけど、あなたはそう思うんだね”と、ひとこと言ってあげるだけで、その子の人生は結構大きく変わるんじゃないかな」

斎藤さん(50代・トランスジェンダー・親へのカミングアウトは35歳)
「100%理解してもらうことは、結構難しい。でも、自分の親はカミングアウトを受けてから、本とか心療内科の先生に話を聞きにいったり、情報を一生懸命集めて、理解しようとしてくれていました。親が、私のことを愛してくれているし、とにかく一生懸命受け入れようとしてくれているんだって伝わってきたので。それで本当に十分でした」



尾木ママは・・・
「性の話は、親子で話しづらいけれど、子どもが幸せに生きていくためには、絶対避けて通れない。とっても大事なテーマだと思います。」




END




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2019年07月20日 (土)

なんとかして!おなかの痛み <みんなの声>

■子どもの便秘の話で、「その子によって症状が違う」との話ではっとしました。
うちの子は「宿題しなさい」と言うとすぐに喉が渇いてお茶を飲みます。「さっきも飲んだでしょ集中しなさい!」とよく怒ったんですが、怒ったらダメなんだなと反省しました。
【クマ】


■学校には、テスト、いじめ等いろいろな事が有り、児童にストレスがたまりやすい!
その結果、腹痛や便秘等の症状が出始め、条件反射的な症状に陥りやすくなると思います。
そのストレスを発散させる場がなかなかありません。その手段として、お小遣いを漠然として与えるのではなく、学校を休まず行くだけで、お小遣いが増えるような仕掛け等を取り入れるなどの工夫をするとなぜか、不登校が無くなったりするので不思議ですね?
要は周囲の人のちょっとした配慮が、本人のやる気を引き出させるのではないかと思います。
【どんちゃん】


■我が家、定年間近の夫がすぐお腹が痛くなってます。出勤ストレスです。私の教室の男子生徒達にも、教室に来るなりトイレに籠ってしまう子達が複数います。全員、『真面目で気にしやすい』タイプ。番組でもありましたが、『お腹が語ってくれるタイプ』です。だから、「しんどい時は、ホッコリしてから」とゆっくりしてもらっています。本人達が安心できるまで、待つことにしています。ただ、個室の中で貧血で倒れたりしないよう、声かけや配慮をするようにしています。自分の身体と仲良しになれるといいね、と伝えています。
【ササニシキ】


■2人の娘の夜尿症が改善されない。
中学1年の長女はほぼ毎日、小学4年の次女は週に4~5日程、おむつが濡れます。
夜中に何回もおねしょしてるのか、おむつから漏れる事も…
私も中学卒業までおむつして寝てたのも関係があるのでしょうか?
どうすれば良いのですか?
【なっちゃん】


■小学1年生の息子が5歳の頃から、たまに足が痛い!ということがあり、さすってもマッサージしても痛いと泣きます。足の裏と甲の部分だったり、スネのあたりだったり、はっきりとした箇所が息子の説明ではわからず、数分痛がってその間はつきっきりでどうしたらいいのかわかりません。
飛行機に長時間乗った時は7歳なのに足が痛くて泣き叫び、機内で迷惑をかけました。でもほとんど1時間以内で全く痛みは治り、普段の生活に支障はありません。よく言われる成長痛なのか、こむら返りをしたのか?わかりません。先輩ママからは温めるといいよ、優しくさすってあげるといいよとか聞きます。ゲームやテレビの息子が好きなものを見せて気をそらすと、あっという間に痛みがなくなる場合もあり、精神的なことなのか?とも思う時があります。
謎の体の痛み、どう接してあげるのがいいのでしょうか?
足が痛くなることが多かった時期に息子にマッサージをしてあげていると、マッサージ好きになってしまい、今では毎日のようにして欲しがります。
【カフェラテ】


■中一の娘がいます。4月5月は朝から通えていたのですが6月に入ってからは、朝起きた時におなかが痛かったり頭が痛かったりして休むか遅刻の毎日です。いろんなところに相談していますが解決しません。親の対応の仕方など知りたいです。
【みいママ】



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2019年07月13日 (土)

なんとかして!おなかの痛み <番組内容>

今回は、「なんとかして!おなかの痛み」。
番組で小・中学生に行ったアンケートによると、ふだんの生活の中でおなかが痛くなることがあると答えた子どもは78%にも上った。
わが子が「おなかが痛い」と言うとき、親はどう対処すればいいのか。専門家の意見を交えながら、尾木ママとホゴシャーズ、ゲストの西田幸治さん(笑い飯)も一緒に考えた。

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<専門家>順天堂大学医学部附属順天堂医院・小児科医師 幾瀨圭さん


◇緊張すると下痢をしてしまう◇

<ホゴシャーズの声>
・テストなどの大事な場面で下痢をしてしまう。親としてどうし対処したらいいかわからない。

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<専門家・幾瀨さんの見解>
●ストレスに対して腸が過敏に反応してしまう「過敏性腸症候群」に近いのではないか。

◆「過敏性腸症候群」とは…
症状:下痢や便秘、あるいはその両方を繰り返す。
原因:ストレスによって、腸がうまく動かなくなる。
改善には:
 ①脳がストレスを感じにくくするために物事の捉え方を変えていく。たとえば、テストの結果ではなく過程を大事にする、など。
 ②症状が長引く場合は医療機関に相談する。



◇繰り返し「おなかが痛い」と言う子ども。これって仮病?◇

<保護者の戸惑い>
・具合が悪いと担任の先生から連絡があり、迎えに行く。でも帰宅すると元気になる。
・登校前に「おなかが痛い」と言う娘。学校を休ませるとすぐに治る。

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<尾木ママの見解>
・だまされるのが仕事だと思うことも大事。ときにはだまされる人も必要。

<幾瀨さんの見解>
・子どもが「おなかが痛い」と言うときには必ず何か原因がある。親はまずは受け止めて話を聞く。
受診が必要なのはどんなときか
 →生活に支障があるかないかがひとつの判断基準になる。例えば、学校に通えない、行事に参加できない、すごく痛がる、痛くて眠れない、体重が減ってしまう、など。



◇便秘◇
「小学生の6人に1人が便秘状態」だという(NPO法人 日本トイレ研究所 2017年調べ)

便秘とは: 排便が週2回以下、痛みや出血を伴う、時間がかかる、毎日出ていても硬くて量が少ない。
原因: 食生活、体質、ストレス、など。
改善のために:
 ①食事は、残さず食べられる量を配膳して、子どもがバランスよく栄養をとれるようにする。
 ②食事では特に食物繊維が大事。食物繊維が多い食材は野菜のほか、豆類やナッツ、きのこなど。

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③十分な水分をとる。体重20キロ以上の子どもでの目安は1.5リットル(食事に含まれる水分も含む)。水分をとるのにオススメのタイミングは朝起きてすぐ。体を起こすと腸が動き出すが、このタイミングで水分をとると、胃が膨らむのでさらに腸が動く。
④トイレに座る習慣が大事。食後に5分、便意がなくても座る。


子どもが排便しやすい姿勢は?
1.踏み台に足をのせて体を安定させる。
2.太ももに両ひじをついて背筋を伸ばし、前傾姿勢になる。

こうすることで、直腸から肛門につながる便の通り道がまっすぐになり、排便しやすくなる。

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<「学校ではトイレに行きにくい」問題について>

・トイレに行くと、「アイツ、ウンコしに行ったんじゃない?」と言われるのがイヤ。
・休み時間は行きづらいので授業が始まってから「トイレに行かせてください」と手を挙げていた。


<幾瀨さんの見解>
・我慢すると便が硬く大きくなってどんどん出しづらくなる。おなかの痛みにもつながるので、学校の先生とも相談して、トイレに行きたいと思ったら遠慮せずに行ける環境を作ってほしい。
・お通じの問題、ふだんの生活の中で改善しきれない場合は早めに医療機関で受診してほしい。


<尾木ママのアドバイス>
・快便は学校生活を送る上でとても重要。
勉強するときの集中力や、よい友だち関係にも影響すると、重要視する教師は多い。
保護者は子どものお通じのことを気にかけて、学校の先生にも子どもの状況を話してほしい。




END





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2019年07月06日 (土)

子どものウソ <みんなの声>

■むしろ「ウソつきは創造家:芸術家の始り」ですよ。番組に出てきたお子さんたちは、ある意味親御さん達を慮って作り話を拵えたんですよね。すごい能力と思いやりです。「ウソをつかれたくない」と仰るホゴシャーズが多かったようですが、まず「なぜこの子は作り話をするのか」を見極めて、思いを共有することから、一緒に考えたりお喋りしてみることが大事かな、と思います。私は自分が子どもの頃、両親が余り頼りになる人物ではなかったので、「こうだったらいいのにな的作り話」で自分を固めてました。その為に必死で努力したので、スペックは上がりましたが、幸せではなかったです。
親になり、自分の子どもやよその子どもがウソをついていても、まず、「へえ~そうなの」と耳を傾けて、一緒にお喋りしているうちに、みんな「えへ、ウソぴょん!」「信じてくれたの?」と言ってくれたり、「聴いてくれてうれしい」というリアクションが何度もありました。
教職についていたとき、ウソをつく女児をクラスメイトが弾劾するケースが起こり、腹を据えて、自分自身の経験も踏まえ「作り話はウソじゃない。こうだったらいいのにな、という自分物語へのチャレンジである」という話をしてみました。その時、子ども達は真剣に聴いてくれました。あの子達も、お父さんお母さんになっているかもしれません。「ウソ」を否定するのではなく、「ウソは成長の証」と認めることから、コミュニケーションしていってほしいです。
【ササニシキ】







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