「その他」

< その他 >

uws-web_icon_9.png 

● 困った!学童に入れない
● 教えてゾロリ!子どもの気持ち
● AI時代 何を勉強すれば?
● 災害 そのとき子どもは
● ニュース見てる!?
● 子どもの心身の不調
● 聞いてよ! 尾木ママ
● 子どもの怖いもの
● 仲良くできる?外国から来た子どもたち 
● どうして忘れものをするの?
● ママ友とのつきあい方
● 燃えすぎ注意!?子どものスポーツ
● わが家の防災対策
● ちゃんと知りたい!イスラム教徒ホゴシャーズ登場
● 親子で話してますか?政治のこと
● 外国人ホゴシャーズの本音
● 親子で話してる?戦争のこと平和のこと

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:00:00 | 固定リンク


2019年05月11日 (土)

困った!学童に入れない <番組内容>

共働きやひとり親家庭が増え、需要が高まっている「学童」。

しかし、この春にはSNSで「保育園落ちた」ならぬ「学童落ちた」という言葉が目立った。学童が不足し「利用したくてもできない」という家庭が増えているのだ。学童に入れなかった家庭はどうすればいいのか?

今回は、「ウワサの保護者会・ジャーナル」と銘打ち、3人のお子さんがいる、くわばたりえさんと日本学童保育学会・代表理事の増山均さんをスタジオに招き、学童問題について話し合った。 

60401.jpg 60402.jpg

60404.jpg


 【学童に入れない… カタクリさんの場合】
都内に住むカタクリさんは、夫婦共働きで帰宅するのは早くても夕方6時。そのため長男を学童に預けていたが、小学3年生になる今年は待機児童になってしまった。夕方5時までは学校で過ごすことができるが、問題はそのあと。児童館は子ども一人で通える場所になく、企業が運営する学童は費用が高く予算オーバー。結局、習い事を入れたり、仕事を早く切り上げたりして対応することにしたカタクリさん。しかし夏休みの居場所は決まっていない。

60405.jpg 60406.jpg

 

<ホゴシャーズの感想>
・学童の代わりに習い事に毎日通わせるのは、お財布に安心安全じゃない!
・フルタイムで働いていても入れないのは何とかしてほしい…



【保護者が学童をつくる ヒバリさんの場合】
待機児童が過去最多となった昨年。自分で学童をつくることにした保護者もいる。保育士として、子育て支援をするNPOに勤務するヒバリさんは、小2の長男が学童に入れなかった。このままでは仕事を続けられないかもしれないと上司に相談。すると「自分で学童をつくってみては」と提案された。
指導員や助成金の確保など課題はあるが、ヒバリさんは夏までの開設を目指している。

60411.jpg 60412.jpg


<専門家・増山均さんの見解>
・そもそも法律に学童保育が書き込まれたのは1997年。
それまで半世紀は親たちがヒバリさんのように協力して、場所を探し運営費を作ってなんとかやってきた。今も公的支援は不足している。
・いま発表されている待機児童数は氷山の一角。実際には入れないと最初から諦めて申込みすらしない人もいる。学童保育そのものがないところもある。潜在的待機児童は膨大にいる


<国の待機児童対策>
「新・放課後子ども総合プラン」(2018年9月・文部科学省/厚生労働省策定)
→3年間で25万人分の受け皿を用意し、待機児童を0にするという方針を発表
→現在は「指導員の配置基準は2人以上(うち1人は有資格者)」という基準を拘束力のない参考基準に緩める方針。


<ホゴシャーズの意見>
・指導員の配置基準がゆるむのは心配。保育の質は担保してほしい!

 


◇「待機児童解消のため、とにかく受け入れ人数を増やす」という国の方針について専門家は?◇

池本美香さん(日本総合研究所主任研究員・保育や学童問題に詳しい)
・親が働けるようにするためだけではなく、子どもが豊かな放課後を過ごすために何が必要かという視点を持つべき。
・フィンランドでは見守りの大人が常駐している公園があり、学童の役割を果たしている。公園内には建物があり、室内遊びをしたりおやつを食べたりすることもできる。
・ドイツでは、高齢者などと過ごす「多世代の家」という場所や、動物の世話をして過ごせる農場が放課後の居場所になっている。

60409.jpg 60410.jpg


<ホゴシャーズの感想>
・自分で放課後の居場所を選ぶことができたら、子どもたちも満足できるのでは。
・放課後は、子どもがもっとのびのび自由に、やりたいことをやる時間のはず。


<尾木ママの意見>
・日本は「子どもの最善の利益を追求する」とうたう子どもの権利条約に批准しているのに、子どもたちが楽しむことができる放課後の居場所づくりが遅れている。これは大人の責任。子どもたちに申し訳ない!


<専門家・増山均さんの意見>
・日本では学校が中心で放課後は付け足し、と考えられがち。しかし放課後も子どもの成長発達のために大切な時間だということを忘れずに。





END 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2019年04月06日 (土)

AI時代 何を勉強すれば?<番組内容>

AI(人工知能)の実用化がどんどん進んでいる。いつかAIが人間に代わって仕事をするようになるかもしれない。でも、そうすると子どもの将来は? 「怠け者になって、AIの奴隷になってしまうのでは?」 AI時代を生き抜くため、子どもたちはどんな勉強をすればいいのか?

学習環境の研究をしている東京大学の山内祐平教授とパパ1年生のりゅうちぇるさんも参加して話し合った。

60102.jpg 60103.jpg


◇AI時代に仕事はどうなる?◇

<山内先生の解説>
・オックスフォード大学の研究者がアメリカの仕事を分析ところ、以下のような結果に。
【自動化される仕事】レストランの調理師や一般的な事務員など。
【自動化されにくい仕事】小学校の先生やデザイナーなど、なにか新しい物を作ったり、人間関係を大事にしたりするような仕事

60104.jpg 60105.jpg

・最新の研究によると、自動化される仕事は、だいたい1割ではないかと言われている。
・新しい技術が生まれると新しい仕事も生まれるもの。あまり心配しなくてよい。


◇では、いまの時代、理系がいいの?文系がいいの?◇

<ホゴシャーズの意見>
もみじさん「論理的な考え方が仕事に役立つので、理系がよい。」
ももさん 「文系の、人の気持ちとか考え方のほうが大切。」
あやめさん「AIを作る側の人になればいいと思い、プログラミング教室を体験させた。」

60106.jpg

AI時代を見すえて、いまプログラミング教室に通わせようと考える保護者が増えている。
理由の1つに、2020年度から小学校でプログラミングが必修化になることがある。

<山内先生の解説>
・必修化といってもプログラミング科ができるわけではない。算数や理科などの中で、授業をより分かりやすくするためにプログラミングを使う。
・プログラミングを使って、なにかの問題を解決したりする思考力(プログラミング的思考力)を身につけさせる事が目的。

60107.jpg 60108.jpg


◇「AI時代の親の心構え」インタビュー◇

<金沢工業大学 大学院 教授 三谷宏治さん>
60109.jpg

・AI時代に必要なのは、新しいものを生み出すこと。そのためにはやってみるしかない。
試行錯誤ができる力こそが、これから子どもたちが身につけるもの。
・企画を任せてみるのもいい。例えば、予算5,000円でお母さんの誕生日を仕切らせる。
自分で調べて、自分で決めて、成功したり失敗したりすることが、何よりの経験になる。
子どもを任せて信じてあげることが、親がするべきこと」


<人材育成コンサルタント 藤野貴教さん>
60110.jpg

・AIは“うのみ”にするが、人間は問いを持つ。 
「何のために生きるのか」「この仕事は何のためにやるのか」など一つ一つのことに目的と意思を持つことが、AI時代には必要。
・人生100年時代。親もこれから何十年も働いて生きる。
自分が何を大事に生きていくのか、親がそこに問いと目的意思を持つことも大事。


<尾木ママの見解>
・いろんな教室に行って「どれもうちの子には合わなかった。才能がない子だった」と言うのは間違い。興味を持ってるものが、子どもの才能。親はそれを支援してあげることが大切。

60111.jpg

 

 

 

END

 

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2019年03月16日 (土)

くうねるあそぶ×ウワサの保護者会「災害 そのとき子どもは」<番組内容>

2018年、水害や台風など大きな災害に何度も見舞われた日本列島。
災害が発生したとき、子どもたちには、どんなことが起きていたのでしょうか?
今回は「くうねるあそぶ子ども応援宣言」と「ウワサの保護者会」がコラボして、災害が起きたとき、子どもたちを守るために私たちが今できることは何かを考えました。

子育て真っ最中の関根麻里さんユージさんも参加して、川崎市立上丸子小学校で収録しました。

53001.jpg 53002.jpg

★「くうねるあそぶ子ども応援宣言」は、すべての子どもが安心して暮らせる社会を目指すためのシリーズ番組
http://www4.nhk.or.jp/kodomo-pj/


◇子どもと避難◇西日本豪雨で被災した家族の選択

・岡山県倉敷市真備町で西日本豪雨の被害にあった佐藤さん一家を取材しました。
・佐藤さんは、年少から小学生までの3人の子どもと、高齢の両親と祖母の8人家族。
・夜8頃:雨が強くなったのでハザードマップを確認。家の3階までは浸水する可能性は低いと判断し、子ども・両親・祖母を3階に移動させました。
・夜10時頃:「避難勧告」の情報が携帯メールに届きますが、大雨の中避難所へ向かう方が危ないと判断し、家にとどまることを決めました。
・川の堤防が決壊し、自宅2階の天井まで浸水しましたが、佐藤さん一家は無事でした。
・翌日ボートで救助された佐藤さん一家。
「避難所に向かわず、自宅で待機したことは結果的に良かったが・・・」と語ります。

53003.jpg 53004.jpg


<専門家の意見・元吉忠寛教授(関西大学・災害心理学)>

・子どもと避難する時には抱きかかえる必要があるなど、大人が一人で避難するのとは状況が異なり、様々な判断が難しくなる。そのため、早めの避難が大切。
・避難の際は、指定避難場所にこだわらず、親族や友達など身近な頼れる人の元に避難してもよい。
・どうすれば身の安全を確保することができるかを最優先に考えること。


<自治体から出される避難情報の確認>

53005.jpg

「避難準備・高齢者等避難開始」には、乳幼児のいる家庭が含まれている。
この情報が出たら避難を始めること!


◇災害が起きたら、どう行動する?事前に決めて、必ず実行すること!◇

・これまでの災害では、避難が必要という情報を理解しても、行動に移さなかった人が数多くいました。「子どもと避難所に行くのはかえって大変」など、避難しないことを正当化する心の働きがあるからだといいます。
・避難情報が出たら「どう行動するか事前に決める」「その通りに実行すること」が大切。
・事前にハザードマップをチェックし、できれば練習しましょう。

53006.jpg

<尾木ママの意見>
・分かっていても動けない、ということにならないために、“教育”が大切。
・東日本大震災の時、岩手県釜石市では「津波てんでんこ」という東北沿岸部に伝わる教えをもとに、子どもたちが率先して逃げた事例がある。津波てんでんことは、「津波がきたら家族のことは気にせずてんでばらばらになって逃げて自分の命を守りなさい」という意味で、常日頃から子どもたちが教わっていた。
教えを学んで、具体的に練習して学ぶ教育がこれからも大切になる。


◇子どもと避難◇地震でマンションに取り残された親子の選択◇

安達さん親子は、札幌市内のマンションの13階に住んでいる。
・昨年9月、北海道胆振東部地震で停電が発生。マンションの電動ポンプが停止し水道が出なくなりました。家で水の備蓄はしていなかったため、トイレを流すことができず、水を使って調理する食品(即席ラーメンなど)も食べられませんでした。
・非常階段から1階に降りようと試みますが、手すりがなく、幼い子どもと一緒に降りることは難しいと判断。、家のなかで過ごすことに決めました。
・結局、地震発生から36時間、家のなかで過ごしました。

53007.jpg 53008.jpg


<家に備蓄しておくと良いもの>
・最低3日分の備蓄を行うのが望ましい。
・子どものいる家庭は、おむつ・ミルク・おもちゃ・お菓子も役立つ。
・水は子どもも大人も1日最低2リットル必要。

53009.jpg


<ローリングストック法とは?>
・「南海トラフの巨大地震など広域災害がおきると1週間分備蓄しておく必要もある」という専門家もいる。
・「ローリングストック法」がおすすめ。 レトルト食品やパスタなど普段も食べるようなものを多めに買っておおき、常に備蓄分も残しながら新しくしていく方法。

<キャンプ用品も役立つ・・・尾木ママのおすすめ
・カセットコンロを使う調理用具や、寝袋など、キャンプ用品は防災にも使える。
・防災力をあげるうえ、困難な状況を前向きに積極的に生きる良い心構えにつながる。


◇子どもが一人でいるときに被災したら?◇

通学路が心配
・登下校中に災害に遭遇したら、どんなことに注意すればいいのか?
・川崎市に住む山口さん親子が危ないポイントをピックアップし、防災士の柳原志保さがチェック!

53010.jpg 53011.jpg
① 高層マンション:地震が起きたら窓が割れて落ちてくるかもしれないので安全な建物の中に入る。
② 狭い道:古い建物は倒れやすいので、真ん中に寄る。
③ 電柱と電線:地震が起きたら電柱が倒れたり、電線が切れたりする可能性もあるので近づかない。
④ 自動販売機:ほとんどが地面に固定されているが、重量は800キロもあるので近づかない方が安全。

<防災士・柳原さんからのアドバイス>
・災害が起きた時、通れなくなる道もあるかもしれない。通常の通学路以外の迂回路をあらかじめ決め、一度は子どもといっしょに歩くとよい。
・地震が起きた時「そのまま学校へ向かうのか?それとも家に向かうのか?」判断できる場所を決めておく。


「習い事に行っているときに被災したら?」
・塾やサッカー教室など、習い事によって災害時の対応は異なる。
・保護者とどうやって連絡を取るのか?子どもは待機させてくれるのか?など、事前に確認するとよい。
・「パーソナルカード」を持たせるとよい。名前・家族・連絡先・持病など記し、カバンに入れておくと安心。

53012.jpg 53013.jpg


「発達障害の子どもは避難所で過ごせるか?」
・市役所の防災課に個室を準備するなどの対応をしてもらえるかどうか、、いまから相談してみるのが大切。
そうして、行政に声を届けることも意味がある。
・サポートが必要な人向けの「福祉避難所」があるかどうか相談するのもよい。
・何もないときこそ、防災課とつながることが大事!


◇災害が起きたとき 子どもの心をどうケアする?◇

北海道胆振東部地震で地盤が液状化し、道路や建物に大きな被害があった札幌市清田区里塚地域。
・地震から5ヶ月のからまつ保育園では、子どもたちはようやく日常を取り戻しています。
・しかし、月に一度の避難訓練では泣き出す子ども。保育士たちはケアをしながら関わっています。

53014.jpg 53015.jpg

・札幌市内に住むあかりちゃん(2)は、地震後、ある行動をするようになりました。
・余震が起きるたびテレビをガタガタと揺らし、地震の場面を再現するようになったのです。
・さらに、人形を使って家から避難する様子を再現する遊びもするようになりました。
・周りの音にも敏感に反応するようになり、母親の友理恵さんは不安に思っています。

53016.jpg


<専門家の見解・手代木理子教授(札幌学院大学・臨床心理学)>
・大人が辛かったことがあれば「こんなことあって辛かった」と言葉で表現するのと同じように、子どもは遊びでそれを表現します。
・それは問題ではなく、むしろこどもが元気になる過程で必要なことでもあるのです。
・あかりちゃんの”災害あそび”は変化が見られます。「地震だ」→「地震だ、逃げよう」→「バスに乗って逃げよう」。こうして自分の体験をリメイクし、自分でコントロール可能なものにすることで、不安なものをじ不安ではないものに置き換えている。子どもにはそうした力がある。温かく見守ることが大切です。

53017.jpg 53018.jpg

<医療機関への相談など注意が必要な場合もある>
・睡眠不足や食欲不振などが1ヶ月近く続く場合は医療機関に相談するなど注意が必要です。

<尾木ママの意見>
・小中学生の子どもも震災前の友達と会ったり、いっしょに体験を共有したりすることが役に立つ。


◇子どもの心のケア いつも通り遊ぶこと◇
・熊本市にあるさくらんぼ保育園は熊本地震で被災しましたが、幸い建物自体に損傷はありませんでした。
・園長の建川美統さんは、すぐに園を避難所として開放。
・特に気を配ったのは、子ども達の遊ぶ場所を確保すること。園庭は普段通り子ども達が遊んでいいことにしました。
・すると、地震直後からショックで声がでなかった子どもが、遊ぶ中で笑顔を取り戻し、声を出せるように。
その姿に、保護者自身も安堵したという。

53019.jpg 53020.jpg


<尾木ママのまとめ>
・保護者が自分がどういう被害を受けたかほとんど語れないケースを見てきた。
・お互いに顔をあわせて不安な気持ちを共感する場所が大切。
・保護者を支えることが究極的に子どもを支えることにつながる。
・自然の脅威は必ずやってくる。被害を少なくする“減災”のためには、親子で共に考え経験をすること大事。





END 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:00 | 固定リンク


2018年12月01日 (土)

ニュース見てる!?<番組内容>

「ニュースにまったく関心がない!」 「芸能ニュースばかり見ている!」
今回は、こんな悩みを持つ親たちが集まり、子どもとニュースの関係について考えた。

52102.jpg 52101.jpg


◇子どもがニュースに無関心!◇

ハムスター
さんの中学生の息子は、ニュースにまったく興味を示さない。
理由を本人にたずねると、「自分には関係ないから」という返事!母は、この現状に不安を抱いている・・・

52113.JPG


<ホゴシャーズの意見>
・ニュースに共感できるかどうかは、自分の知り合いが関わっているか というポイントだけ。
・高校生、大学生でも、「自分には関係ない」と ニュースに無関心。


<尾木ママの見解>
・自分の趣味とか興味関心だけに偏った大人や子どもが増えていて とても心配。

52104.jpg

<元キャスター下村健一さんの見解>
・「ニュースは関係ない」というのは、子どもの普通の感覚。どうやってニュースと関係を持たせるかを考えるのが大人の仕事。
・ニュースは みんなが知っていなければいけないことだと 伝えることが大事。


◇ニュースに興味を持たせるために◇

ふじさんは、中学生の娘に ニュースの解説をすることを日課にしている。
政党の派閥や台風の進路について、この日も娘が宿題をしているそばで話し続けた・・・
しかし、娘からは「ニュースを見たくて見てるわけじゃない」という反応。ニュースに興味を持たせるには、どうしたらいいのか?

52114.JPG


<元キャスター下村健一さんの情報>
自分の父親はニュースを見ながら、いろいろ意見を言う人だった。
でも、意見は子どもに向かって言うのではなく、テレビ画面に向かって言っていた。
その姿を見ながら、自然にニュースが理解できるようになった。
父の「横顔」を見ながら、ニュースに興味を持つようになった。


<尾木ママの見解>
ニュースを見ている親の姿を 子どもに見せることも大事。
親がテレビを見ながら涙を流すのも、すてきなテレビの見方!


◇知っておきたいニュースの見方◇

元キャスター下村健一さんは、各地の学校などでメディアについての特別授業を行っている。
この日は中学校で「情報に踊らされないためには」というテーマで授業。
テレビやインターネットの情報を見るときの大事なポイントを解説している様子を取材させて頂いた。

52106.jpg

ポイント①
ニュースやインターネットの情報をうのみにするのではなく、ほかの見方がないか考えることが大事!

52108.jpg

たとえば、「人里にクマが出た」というニュースは人間の立場から見ているが、クマの立場から見れば「クマ里にヒトが出た」ということになる。世界のニュースも、日本から見た場合、アメリカから見た場合、ロシアから見た場合・・・と様々な立場になって考えてみると、ニュースが立体的に見えてくる。

52107.jpg


ポイント②
ニュースの情報は事実なのか、それとも誰かの意見や印象なのかをチェック。

たとえば「我々から逃げるように、疑惑のAは裏口から出て行きました」というコメントは・・・
●「我々から逃げるように、疑惑の」=印象・意見
●「Aは裏口から出て行きました」=事実

52109.jpg


<カラスウリ家で実践していること>
ニュースを様々な角度から見るために いろんなテレビ局のニュース番組を録画して見たり、新聞記事と見比べたりして家族で話し合っている。
娘と意見が違うこともあるが、多様な意見があることが伝わっているようだ。

52110.jpg


◇ニュースなら 何でも見せていい?◇
番組アンケートでは「ニュースならば、なんでも子どもに見せていいのか?」という質問も寄せられた。

52111.jpg


<ホゴシャーズの経験>
デメキンさんの息子は、東日本大震災の時に津波の映像を見ているうちに不安定になり、 トイレに行く回数が増えてしまった。
デメキンさんは、ニュース映像の見せ方に問題があったと反省している。
・娘が影響を受けやすいタイプなので、ニュース映像の見せ方は気を付けている。
親が大丈夫か判断して、映像によっては消して、言葉でやわらかく伝えるようにしている。

<小児精神科医 古荘純一さんのアドバイス>
ショックな映像を見た子どもがトラウマにならないために、ニュースを見る時は、なるべく親もいっしょに見てください。親は大げさに怖がったり不安がったりしないで、子どもの表情を見ながら 「ここは安全である」と伝え、子どもを安心させてあげてください。

<尾木ママの見解>
ニュースは真実だから、全部伝えて、そこから情報を受け取っていくというのは大事。
でも作り手にはテレビ画面の向こうには、子どもがいるということを意識してほしい!

52112.jpg

<元キャスター下村健一さんの見解>
「子どもにニュースを見せよう」 ではなく、「親子でニュースを見よう」 というスタンスが大事!




END 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2018年11月10日 (土)

どうなる?これからの部活<番組内容>

今回のテーマは「部活」。

いまや全国の90%近くの中学生が入っている部活だが、長時間の練習や教師の負担が大きな問題になっている。
2018年3月には、スポーツ庁から運動部の活動基準を示すガイドラインが発表される事態に。
これから部活はどうなるのか?

スタジオには、かつて部活に没頭したという井上咲楽さんペナルティ ヒデさが登場。
部活に実態に詳しい名古屋大学の内田良准教授も参加し、みんなで話し合った。

52001.jpg


◇部活の時間が長い!?◇
ホゴシャーズの中には、1週間に6日くらいは部活の練習をしてほしいという声がある一方で、練習時間が長いため、子どもが疲れているのではと心配する声も。

52002.jpg


<専門家・内田良さんの意見>
・実は全国的にも練習時間、練習日数、大会の数が増えている。
・そもそも部活の活動時間に決まりはない。 「隣の学校もやっているからウチもがんばらないと」と、過熱しやすいのでは?


◇教師のホンネは?◇
いまの部活のあり方は教師の働き方にとっても大きな問題。
そこで実際に部活の顧問をしている教師たちにホンネを聞いてみた。

52003.jpg 52004.jpg

◆教員の半分ぐらいは部活の顧問はやりたくないという感覚があるが、やりたくないとは言いにくい。
◆顧問が考える「部活を過熱させる原因」は3つ。
 ①教師としての評価:授業ではなかなか評価されないが、部活をやっていると”良い先生”と思われがち。
 ②子どもの熱意:試合をしたいといわれると断れないが自分の拘束時間は増える。子どもの笑顔を見ると断れない。
 ③保護者:長ければ長いほど良いと思っている保護者もいる。お守りをさせられている感じがする。「前の顧問はやってくれたのに」と言われるとつらい。

52005.jpg


◇部活のガイドラインが発表◇
今年3月、スポーツ庁が運動部の活動基準を示した「ガイドライン」を発表。
週に2日休みをとること、活動時間を2時間程度にとどめる、など具体的な目安が記載されている。


<専門家の意見>
・実は文部科学省は20年前にも「部活は週2日休む」というガイドラインを出している。
 しかし、実際はその後過熱してしまった。
・だからこそガイドラインを徹底させるうえで大事になるのが、“保護者の理解“。


◇ガイドラインで変わった!静岡の場合◇

52006.jpg

・国とは別に、独自に部活のガイドラインを作った静岡市。
活動日は週4日・土日どちらかは必ず休み、と決めた。
・部活に打ち込む生徒たちからは「練習が少ない」と心配の声もある一方、これを機に練習メニューを効率的に変えることができた、という声も。
・静岡市の大里中学校では、部活のない日に「放課後サークル活動」を始めた。
公民館の協力を得て、各種スポーツ教室や心理学の講座など18種類のサークルを開催。保護者や大学生のボランティアが指導していて、生徒の参加は自由だ。

52007.jpg


<ホゴシャーズの感想>
・部活の時間を短くするには保護者の協力も大切になると感じた。
・保護者として何ができるのか、今一度考えなければと思った。

<専門家の意見>
・部活は、楽しいというのが原点。
・トップアスリートを育てるための仕組み・楽しむための仕組み、2つ用意するのが重要だ。

<尾木ママの意見>
・部活のよいところを残しつつ、学校とは本来どういう役割なのか?もう一度問い直すことが重要


52008.jpg


END

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2018年11月03日 (土)

子どもの心身の不調<番組内容>

テーマは「子どもの心身の不調」。
今回は小学生になっても続くおねしょ「夜尿症」と、
思春期を迎える多くの子どもたちが苦しんでいる「起立性調節障害」の2つを取り上げた。
スタジオに専門家も迎え、親子で病気にどう対応していくか語り合った。

51901.jpg


◇夜尿症◇

<ホゴシャーズの声>
・毎晩のようにおねしょをする。いつ治るの?
・子どもが悪いのではないと分かってはいても、つい腹を立ててしまう。

51902.jpg
<専門家>
順天堂大学医学部付属練馬病院・小児科医師 大友義之さん

◆夜尿症とは、「5~6歳以降も続くおねしょ」と定義される。
◆受診のめやす:
 ①小学生になっても続いている
 ②頻度が週1回以上
 ③本人または親が困っている
◆小学校入学時点で「夜尿症」と診断がつくのは15%弱。珍しくはない。


<ホゴシャーズ・サメさんの場合>
・小学2年生の息子が毎晩のようにおねしょをしている。
・寝る時にはオムツをはき、寝る2時間前から水分を控え、寝る直前にトイレへ行くようにしているが・・・
・朝になるとオムツはぱんぱんに膨れあがり、時にはオシッコが漏れて布団がぬれてしまう。

51903.jpg 51904.jpg

<大友先生の見解>
・水分をとるとおよそ2時間後にオシッコとして排出されるので、寝る2時間前から水分を控えるのはOK。
・サメさんは家庭でできる対策はきちんと行っている。


◆夜尿症の原因
・夜間、という尿量を少なくする「抗利尿ホルモン」の分泌が少ない。
・ぼうこうがいっぱいになる前にオシッコが出てしまうが、本人が気づかない。

◆治療法
・薬の服用:尿量を減らす薬やぼうこうの働きを調節する薬などがある。
・アラーム療法:下着にセンサーを付けるとオシッコが漏れた瞬間に音が鳴る。その音で子どもが目覚め、オシッコを我慢することで次第にぼうこうにためられるようになる。


<ホゴシャーズ・にんじんさんの息子が治ったきっかけ>
小4の時、学校で友だちにおねしょのことを告白したら、意外にも「俺なんかしょっちゅう!」という答えが返ってきた。それからはおねしょを気にしなくなり、翌年の冬にはなくなった。

<大友先生の見解>
・夜尿症の子どもはよく眠れていない場合が多い。友だちの言葉を聞いて安心し、睡眠の質が向上したことが要因かも。睡眠の質が向上すると、尿量減らす抗利尿ホルモンの出方もよくなる。
・子どもがよく眠れるようにするめに、親は、子どもが寝る前に強く叱らないことも大事。



◇起立性調節障害◇

◆症状・・・朝起きられない、寝つきが悪い、食欲不振、めまいや立ちくらみ、頭痛、腹痛、起立による失神、イライラ、無気力など

51905.jpg 51906.jpg

51907.jpg
<専門家>
大阪医科大学・小児科医師 吉田誠司さん


<ホゴシャーズの戸惑い>
・最初は病気だと分からず、「なぜ朝起きられないの?根性で起きなさい!」と責めてしまった。
・無理やり力ずくで学校に行かせようとしてしまった。

<吉田先生の見解>
・起立性調節障害はまだ一般的に認知度が低く、医者の間でも知れ渡っているとは言い切れない。
・原因は、自律神経がうまく機能せず、起立時に血圧低下や脳血流の不足が起こること。
・思春期は自律神経のバランスが崩れやすくなっているため症状が出やすい。

◆診断方法
・寝た状態と立ち上がった状態で、血圧と脈拍の数値を測り、診断する。
・小児科や耳鼻科などで診断を受けることができる。

51900.jpg

◆治療法
・病気の原因や症状を十分に理解し、生活習慣を改善する。
・心の状態が症状に影響を与えるので、心理的ストレスを減らすことも大切。

51908.jpg

<ホゴシャーズの戸惑い>
・学校で理解してもらえないことがある。

<起立性調節障害の子どもの気持ち>
・体調が悪くて学校に行けなかった時には罪悪感にさいなまれ、自分を責めてしまう。
・体調の悪化で長期間休んでしまうと、勉強の遅れや友人関係が気になり、症状が落ち着いても学校に行きづらい。

51909.jpg 51910.jpg

<吉田先生の見解>
・不登校の子どもの3~4割が起立性調節障害だと言われている。
・学校に病気のことを理解してもらえないと感じたら、「医師の診断書を提出」するのもひとつの方法。患者側から診断書を医師に依頼してもいい。

<ホゴシャーズ・カイツブリさんの娘の症状が改善したきっかけ>
診断書を学校に提出し、学校の理解を得た。しかし部活に居づらくなってしまったこともあり、転部させてほしいと先生に相談、演劇部に入ることができた。演劇に没頭しはじめたら、症状が和らいだ。

<吉田先生の見解>
・自分の存在を認めてもらえる「居場所」を作ることが大事。自己肯定感が高まり、つらい状況でも頑張ろうという気持ちにつながる。
・環境が整えば、高校生の間に治る子どもが多い。

<尾木ママからアドバイス>
・全国に起立性調節障害の「親の会」がある。そこで情報を共有し、親も孤立しない、励まし合うのがとても大事。ぜひ、親の会につながってほしい。




END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2018年10月13日 (土)

聞いてよ! 尾木ママ <番組内容>

今回は、特別企画「聞いてよ!尾木ママ」
番組ホームページにいただいた、たくさんのお悩みの中から3つのお悩みとじっくり向き合いました。

1.「置き勉を認めて欲しい」
2.「月経中のプールの授業、どうすればいい?」
3.「保護者間のSNSトラブル」

51801.jpg 51802.jpg

尾木ママは別の場所からの参加。
スタジオでは、モーリー・ロバートソンさんと、くわばたりえさんにも一緒に考えていただきました。



1つ目は、7月に番組に寄せられたこちらお悩み。

「神奈川県在住の小学3年生の母です。「置き勉」がうちの学校では認められていないんです。
遠方から通う子も多く、周りの保護者も 「重たいランドセルを背負って坂道を
30分以上歩くのは修行のようだ」 と言っています。
学校に意見を伝えましたが、今すぐには変わりそうにありません」


<「置き勉」について>
小中学生の子どもたちの荷物が年々重くなっている。原因のひとつが、教科書。ページ数が増え、サイズも大きくなった。そこで文科省は9月6日、各都道府県教育委員会などに「児童生徒の携行品に配慮するように」と、いわゆる“置き勉”を認めるよう通知を出したが、まだ実施していない学校もあるのが現状だ。
尾木ママのブログにも、「重い荷物のせいで、整骨院に通っています」という小学生の家族からのコメントが寄せられている。

VTR お悩みメールをくれた保護者とその学校を取材>
番組にメールをくれたのは、神奈川県のスズメさん。
息子のあきら君(仮名)は、小学3年生。

51803.jpg

次の日に持っていく荷物を見せてもらうと、教科書、副教科書、ドリル、ノート、合わせて17冊!
ランドセルの両側に上履きと体育館シューズをぶらさげると、荷物の重さは、6.7kg!
2Lのペットボトル、3本以上の重さだ。

51804.jpg 51805.jpg

後日番組が、学校の校長先生に取材をしてみると「置き勉を検討しているが、いろいろと課題がある」とのこと。

51806.jpg

・宿題など、持ち帰る必要があるものまで、置いて帰る子どもがいるのではという心配。
・生徒数が多く、小さなロッカーが1個ずつしかない。
・公立の学校なので、1校だけで置き勉を許可すると準備が整っていない他の学校から不満が出る


<尾木ママの意見>
学校としては難しい部分もわかる。置き勉がダメになった経緯は、置いて帰った教科書にいたずらや、盗難が起きたため。家庭学習の習慣をつけたいという流れも、2000年代後半から起きてきた。大きな学校では個別対応はなかなか難しい。

<モーリー・ロバートソンさんの意見>
担任ごとに、あるいは個人ごとにルールを変えればいいのでは?
「君は重そうだね、じゃあこれはここに確保しておこう」とか個別対応しては?
みんなが一律で、学校同士が一律とか、おかしいのでは?アメリカでは、持ち物をロッカーで自己管理するスキルを身につけることも大事にしていた。

<くわばたりえさんの意見>
子どもが小学校1年の時に「こんなに重いのか」と思ったけれど、みんなやってきているんだから、しかたないと思ってしまった。でもその時にまず動かなくてはいけなかった。

<尾木ママの意見>
それぞれの地域の保護者と学校の先生たちが、子どもたちが本当に楽しくて、安全で安心できるような学校生活をどう作ってあげるのか考えてほしい。お金がないなら、市議会や町村機関にちゃんと説明すれるのも一つの手。子どものために動いていこうという視点を持ってほしい。



 


「聞いてよ!尾木ママ」2つ目のお悩み。

51807.jpg

「娘の中学と高校では、水泳を見学すると後日500メートルも泳がなくてはいけない補習があります。
補習では男女一緒に受ける事もあり、娘はそれを避けるために、生理中でも無理してプールに入りました。
尾木ママ、どう思いますか?」

お悩みを投稿してくれた保護者、ミミズクさんはスタジオにも登場。

<ミミズクさんの話>
体育の先生は男性だという。水泳の補習のときに、生理と重なってしまった。
  母「泳ぎたくないんじゃなくて泳げない。今は生理中ですって先生に言えば?」
  娘「そんなの先生聞いてくれないよ」
  娘「私タンポンする」
  ミミズクさんは、急いで買いにいった。
  娘「痛いけれど頑張ってみる」
ミミズクさんは、娘に無理をさせてまで、水泳の補習を受けなければならないのかと悩み、番組に相談メールを送ってくれた。


<尾木ママの意見>
深刻な問題。ペナルティが500メートルというのもひどいし、見学もちゃんとした授業への参加なのに、見学がいけないことみたい。すぐ先生に言わなきゃダメですよ。

<ミミズクさんが先生に言えない理由>
先生が体育を取り仕切っているようなまとめ役の偉い先生。話をまともに聞いてくれない。こっちが対応を変えるしかないと思う。

<くわばたりえさんの意見>
高校のとき、ソフトボールをしていた。そのときに通っていた接骨院の先生に相談したらソフト部の監督に言ってくれて、生理の2日目3日目は部活を見学してもいいことになった。専門家に相談するか、専門家の意見をぶつけてみては?


産婦人科医の高橋幸子さんにも一緒に考えていただいた。
51808.jpg

<産婦人科医 高橋幸子さんの意見>
・月経だからプールに入ってはいけないということはない。タンポンをむりやり使うように強制するのはよくないが、前向きにタンポンにトライしてみるチャンスだったならば、それはそれでも良かったとも思える。
・月経のとき「プールに入りたくない」と思う子もいれば、「入りたい」と思う子もいる。保護者は、子どもの思いをよく聞いてできることを一緒に考えてあげることが大事。
・子どもが泳ぎたい場合は、痛み止めやタンポンなどの相談に乗る。
泳ぎたくない場合もその気持ちに寄り添おう。

<尾木ママの見解>
先生としては、過去に水泳の授業をサボろうと思う子もたくさんいたのではないか。
それを防ぐために500メートルとか無理難題みたいなことを課したのでは。


VTR 中学校の体育教師の実体験>
・教師にとって難しいのは、月経だとウソをついて見学を希望することもあるということ。そのため対応が難しい。

公立の中学校 村上先生
・生理が何回か続いて水泳を休み、さらに水着を忘れたという理由で休み、そしてまた生理になった、という子は「何かあるかな」というサイン。
・話をよく聞いたら「水泳が苦手で入りたくなかった」と素直に言ってくれた生徒がいる。
・体育は技能が見えてしまうので、教師も配慮が必要だ。
・「やりたくないんでしょ?」という態度で臨むのではなく、どうしてウソをついてしまっているか、話してくれるのであれば向き合って話を聞きたい。
51809.jpg


<尾木ママの意見>
・生徒がウソを言っていても、その背景を考え、生徒に寄り添い理解を深める機会にするという温かい眼差しが大事。

<産婦人科医 高橋幸子さんの意見>
・生徒と向き合う姿勢が素晴らしい
・体育の授業以外にも月経やタンポンについて学ぶ機会があるといい
・からだの変化を迎えるって嬉しいことだねというポジティブな性教育も必要

<モーリー・ロバートソンさんの意見>
・男子生徒も、男子と女子の体の変化をきちんと学べば、リスペクトが生まれるのでは?
・月経中の見学に本当によりそって、「今日はちょっとつらいんだな、そして見学しているんだな、頑張ってね」と男の子たちからも応援がいくようなコミュニティになれば、先生も変わるのでは。

<尾木ママからミミズクさんへのアドバイス>
・教育というのは信頼関係が大事。トラブルをきっかけに、話し合って関係が深まることも。
・もう一歩勇気だして歩みよってみては?
・専門家の意見を使うのもいい。にこやかに、先生をサポートするような気持ちで話すといい




「聞いてよ!尾木ママ」3つ目のお悩み。

51810.jpg

「娘の小学校で今年度より連絡網がなくなりました。
学級代表の保護者が、急遽巨大ライングループを作成し、入らざるをえませんでした。
SNSトラブルが怖いです。」

<連絡網がなくなってきている背景>
・2017年に個人情報保護法が改正され、5000人以下の組織も対象となった。
→それまでは対象外だった学校やPTAも個人情報保護法が適用となった。
・有料のメーリングリストを導入する学校もあるが、保護者同士でSNSでつながろうとする動きがある。SNSは手軽に一斉に全員に連絡ができる、写真やファイルも送れる、いざとなったら連絡先が分からなくても通話もできる利点から。しかしトラブルの元となることも。

<「SNSグループに振り回されない使い方」をITジャーナリストの高橋暁子さんが提案

・①通知をオフにする
 グループごとに設定可能。相手にオフしたことはわからない。
 通知をしていると都度見てしまい、振り回される原因に。自分の都合がいい時に見る。

・②SNSに誤解はつきもの!と思うこと
 スタンプ1つでも、人によって受け取り方が違う。トラブルが起きそうなときは、対面か電話で話すのがおすすめ。

・③自分のスマホルールを作る
 例えば「1日に1度、夜見る 必要な返事はその時に返す」というルール。
 グループに入ったら最初に「1日に1度は見てお返事します。緊急の場合は通話機能などでご連絡ください」と伝える。返事が遅いなぁとイライラされることもなくなり、楽になる。


・SNSはリアルの「補完ツール」。あくまでツールとして使いこなすという感覚を持つといい。

51811.jpg


<尾木ママの意見>
・ぼくのゼミでもSNSグループで勝手に議論が進み、いつの間にか全然違う結論が出たり、ゼミのテーマが決まっていたりとよくないことが起きた。
・SNSでは議論は絶対しない、コミュニケーションにも使わない、実務的な連絡をするだけとルールを決めたら、みなの連帯心も高まり、リアルなところをすごく大事にするようになった。


 

番組には、先生や保護者との間で波風を立てたくない、本音を言えないという悩みが多く寄せられていますが、きっと信頼関係は作れるはず。
みなさんも、一歩踏み出してみてはいかがですか?

番組ホームページの「お悩み募集」から、どしどしお悩みをお寄せください!




END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2018年10月06日 (土)

子どもの怖いもの <番組内容>


今回のテーマは「子どもの怖いもの」。
ホゴシャーズへのアンケートによると、わが子の怖いものの上位3つは下の通りだった。

51701.jpg

子どもの周りには怖いものがいっぱいあるが、どうして子どもはこんなに怖がりなのだろう?
恐怖の心理を研究している専門家を招き、怖がる我が子に親はどう向きあえばいいのか話し合った。


ホゴシャーズの悩み おばけが怖い息子

ポニーさんの2人の息子さんは大の怖がり。夜になるとおばけが怖くて1人でトイレに行けない。そのためポニーさんは毎回トイレにつきそい、終わるまでドアの前で待っていなければならない。息子たちに聞くと、トイレの暗闇が怖いのだという。そして、子どもたちが怖いのはトイレだけではない。家の中のいろんな所にもおばけがいるように感じている。

51702.jpg


<“恐怖”の心理の専門家の話>

なぜ子どもは怖がりなのか。恐怖の心理を研究している名古屋大学准教授・川合伸幸さんはこう語る。
「人の脳には、怖さを感じる『へんとう体』と、それにブレーキをかける『前頭葉』がある。前頭葉の発達はすごく遅くて、思春期ぐらいまでかかる。だから、子どものときに怖がるのは当たり前。」

51703.jpg

では、実際には存在しないおばけが怖いのはなぜなのか?
「おばけが怖い人と怖くない人がいるが、その人のそれまでの『学習』による。例えば、ポニーさんのお姉ちゃんがおばけの話をたくさんしていたが、弟たちはそれを聞いて『おばけは怖いんだ』と学習していた。」

51704.jpg


悩んでいるポニーさんのため、川合さんは3つの解決案を考えた。

51705.jpg
① 段階的に慣れさせる。最初は3回のうち1回だけつきそい、それができたら回数を増やしていく。

51706.jpg
②周囲が怖がらせない。お姉さんに、弟たちを怖がらせないよう言い聞かせる。

51707.jpg
③想像に想像で対抗。おばけに対して、お守りなどを使って安心させる。



怖い気持ちを親が利用することは?

51708.jpg

一方で、親がしつけなどで積極的に子どもを怖がらせていることもある。それについてはどう考えるべきなのか?


<ホゴシャーズの意見>
エゾリス「怖い地獄の絵を見せて、自分の悪いことを見直してほしいと伝えたことがある。」
ハリネズミ「怖さを逆手に取る方法もあっていい。」
アラマンダ「怖さを教えるのはトラウマにならないかと私は避けてきた。」
トウガラシ「世の中全体的に平和だが、怖い気持ちは持っていた方がよいのでは。」

51709.jpg 51710.jpg


<尾木ママの意見>
「怖がらせる教育についていうと、道徳的な事を伝えたり、何かの素材として使ったりのは『あり』。しかし、子どものしつけなど、手段として怖がらせて言う事をきかせるのはかなり『疑問』。子どもを怒ってくれるアプリがずいぶん利用されたが、これはまずいと思う。下手でもいいから、ママの声でママの理屈でちゃんと叱るということが大事。」

51711.jpg


<“恐怖”の心理の専門家の意見>
「恐怖は刃物と同じ。下手したらすごく危ないが、上手に使うと非常に便利。しかし、子どもによってものすごく怖がりな子もいて、トラウマになってしまうことも。例えば、絵は心に焼き付くこともあるので、絵ではなくお話でしてあげるのがよいのでは。その子の適性や発達を見ながら学びの力にしていったらいいと思う。」

51712.jpg



どれくらいの怖さなら大丈夫?

では、わが子がどのくらいの怖さなら大丈夫なのか?その手掛かりを、東京都北区桜田保育園の保育士・近藤初江さんに聞いた。この園では、子どもたちに怖い絵本を読み聞かせるときに注意していることが2つあるという。

51713.jpg

①年齢にあわせて本を選ぶ。例えば2、3歳の場合は、鬼が出る絵本でもユーモラスな絵柄のものを選ぶなど、「怖さの度合い」をみきわめている。

②最後に必ず子どもを安心させる。例えば、怖い山んばが最後には死んでいなくなる物語を選ぶ。さらに読んだ後は「お話の世界はここで終わりだ」と子どもに伝えることも大切。




END 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2018年06月16日 (土)

仲良くできる?外国から来た子どもたち <番組内容>

ウワサの保護者会!今回は「仲良くできる?外国からの子どもたち」。

国内の在留外国人の数が256万人を超えた。全国の公立小中学校でも外国からきた子どもたちが増えているが、日本の学校生活で様々な壁にぶつかるという。外国からの子どもたちも、日本の子どもたちも、共に幸せに生きるためにどうすれば良いのか?

今回は、外国人の立場からの意見を言ってくれるホゴシャーズにも参加してもらい、話していく。

50801.jpg 50802.jpg


<尾木ママの見解>
・コンビニでは店員もお客さんも外国人というときもあって、いよいよグローバル社会になってきた。面白い。


◇外国人が増えている!◇
番組でアンケートを行ったところ、6割の保護者が日常的に接する身近な外国人がいると答えた。
一方、外国人が増えることについて少し不安を感じる、という声も。


<ホゴシャーズの意見>
・街中で日本語じゃない言葉で騒いでるのを見ると治安悪くならないかな~大丈夫かな~と感じる。
・こちらからは壁は作らないけど、外国人のほうから来てくれないと、どう接したらよいか距離感が難しい。

50803.jpg 50804.jpg

 

◇外国からの子どもたちが学校生活で困ること①プリントが多い!


実際に何に困るのか、ある外国人家族を取材した。

50829.jpg 50830.jpg

・ネパール人の一家。長男が今年4月に小学校に入学したところ、学校から配られるたくさんのプリントに驚いた。

・しかも簡単な日本語ではなく、「記載する」など難しい日本語表現が使われているため、日本語の読み書きが苦手な妻は読めずに苦労している。日本語が堪能な父が家に帰ってきてから内容を確認する日々だ。

<外国人ホゴシャーズの意見>
・4月は健康診断についてのものなど、特に配布物が多くて困った経験がある。
・仕事で疲れてしまい、どうしても語学が後回しになってなかなか身につかない外国人は多い。
・言葉がわからないと、そのままにしてしまい、外に出てこれなくなる人もいる。


◇外国からの子どもたちが学校生活で困ること②お弁当の作り方がわからない!

・遠足や運動会など「お弁当」の出番は多いが、外国人には、どうやって作ったらいいかわからないもの
・本を見ながら何とか作ったけど、最初は簡単なものしかできなかった
・まわりの日本人の色鮮やかなお弁当と比べてしまった
・イスラム教徒にとっては、お弁当用の材料を集めること自体が困難


◇日本人が外国人に対して困ったこと◇

・部活の部費を「うちの子は試合に出てないから」という理由で、払ってくれなかった。

50831.jpg

<ホゴシャーズの意見>
・部費は何か実際に費用がかかった場合に払うものだと思われたのかもしれない。
・年会費や月会費など、外国人にとって仕組みが分かりづらいものがある。
・部費など、日本人は説明がなくても習慣として受け継がれていることがあるが、外国人は丁寧に説明しないとわからないのかもしれない。
・日本人としても「なぜか」と問われると説明できないこともある。

<尾木ママの見解>
外国から来た人たちは何もわからなくて当然。学校生活の仕組みにしても地域の生活の仕組みにしても、丁寧に説明することがとても大事。


◇外国から来た子どもたちをサポートするには◇

丁寧に説明するにしても、カギとなるのは言葉。

50832.jpg

外国からの子どもたちがスムーズに学校生活に慣れるよう、取り組みをしている滋賀県湖南市を取材した。

50814.jpg

湖南市は20年ほど前から南米からの労働者を受け入れている。
増える外国人児童生徒のため、湖南市教育委員会は日本語初期指導を行う学級「さくら教室」を設置した。

50816.jpg

ここではポルトガル語、スペイン語、タガログ語など子どもたちの母語を使って、日本語の読み書きのほか、給食など学校生活の決まりなどを教えている。3~4ヶ月間、さくら教室で学んだ後、普通学級へ編入する。

50833.jpg 50818.jpg

さらに、普通学級に移った後も教師が漢字にはルビを振るなどして、外国からの児童たちをサポートしている。

50820.jpg

同じ湖南市にある市立日枝中学校では、先生たちがポルトガル語の簡単な会話を学ぶなどして、積極的に外国からの生徒たちへアプローチしている。配布物にはポルトガル語で「重要」という意味のスタンプを押すなどして、外国人保護者との連絡もきちんと取るように努力している。

50821.jpg 50822.jpg

 

<ホゴシャーズの意見>
・日本人の生徒たちも一緒に学ぶことができるし、子どもたちの視野が広がる
・国籍を超えた学びあいは、人生を豊かにするカギとなる


<尾木ママの見解>
ルビを振ったりスタンプを使ったり、ちょっとした気遣いで状況が大きく変わる。是非やって欲しい。
実は、子どもたちは母語で教育を受ける権利を国際法で認められている。
※国連制定の『子どもの権利条約』と『自由権規約』および『マイノリティーの権利宣言』に規定されている。


◇共に生きるために◇

小学生のころに来日し、学校生活で苦しい思いをした経験があるホゴシャーズのチーターさんを取材。

50834.jpg 50828.jpg

 

<ホゴシャーズの意見>
・言葉が分からないなどの事情で家から出てこられない外国人もいることを知った。日本人からも手をさしのべていくことも大事なんだと思った。
・クラスにミックスの子ども、髪の色や目の色が違う子など、いろいろな子どもがいれば、子どもは自然に慣れてくるのでは?
・これまで当たり前だった教え方を見直さなくてはいけない。日本に来た子どもたちがどうやったら楽しく生活できるかを考えることが大切。



子どもは世界の宝。外国からの子どもたちを支援することは、日本社会にとってもよいことがある。
お互いに手を差し伸べるやさしさが、共に生きる秘訣では。





END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


page top