「発達障害」

< 発達障害 >

 

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● 発達障害かも・・・ どうすれば?
● すくすく子育て×ウワサの保護者会「ちゃんと知りたい!子どもの発達障害」
● 子どもの発達障害Part5 理解してほしい!学習障害のこと
● 子どもの発達障害Part4 どうする?進学・就職 
● 子どもの発達障害Part3 学校とのつき合い方
● うちの子もしかして・・・?子どもの発達障害
● どう築く?いい関係子どもの発達障害 

 

 

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2018年11月17日 (土)

発達障害かも・・・ どうすれば?<番組内容>

テレビや身の回りで話題になることが増えた発達障害
番組アンケートでは、およそ3割の保護者が「わが子に発達障害があるかもしれない」と思ったことがあるという結果が。

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「落ち着きがなく授業に集中できない」「友達とのコミュニケーションが難しい」「がんばっても学習成果があがらない」といった困難を抱える発達障害だが、それらの特性は“個性”の範囲なのかどうか、はっきり区別する境界線がないため悩んでいる親が多い。

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【“ふつう”であってほしい…】

中1の息子が、何度注意しても「忘れ物がひどく身の回りの整理整頓ができない」「授業中ぼーっとしてしまう」というアメジストさん
小3の娘が、どんなに努力をしても算数ができないというなんてんさん
共通するのは、発達障害が原因かもしれないという不安がある一方で、専門医の診断を受けることにためらいがあるということだ。

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アメジストさん
「“ふつう”にみんなができることをできるようになってほしい。高校生になったらできるようになるのではないかと期待してしまう」

なんてんさん
「はっきり診断がでたら受け止められる自信がない。でも、いま何をすれば子どもを救えるのかわからない」


どうしても気になる部分はあるが、それ以外は他の子どもとそれほど変わらないため、発達障害があるとは思えない。どちらともいえない状況で悩む親はどうすればいいのか…?


【どちらともいえない状況で悩む親は…?】

発達障害のことで悩む親の声を長年聞いてきた臨床発達心理士林田道子さんに話しを聞いた。
・親は、子どもの状態がよくなると『発達障害ではなかった』と思い、状態が悪くなると『発達障害かも』と落ち込む。そんな気持ちのアップダウンに消耗してしまう」
・大切なことは障害があるかないかではなく、子どもが今、困っていることをどうすれば助けられるのかということ。

●診断の有無にかかわらず、どう対応すればいいかを相談できる場所はたくさんある。

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【子どもの“困っていること”に目を向ける】
スタジオでは、子どもの発達障害のことで「かつて悩んでいた」という親たちが経験談を話してくれた。

トパーズさんは、かつて息子に発達障害かもしれないと思いながらも、しつけで改善しようとした。しかし思うように行かず苦しむ息子の姿を見て、医師の診断を受けた。
放課後デイサービスに行ったら子どもが『僕の居場所を見つけてくれてありがとう』と笑顔が増えた」

うさぎさんは、息子が集団行動が苦手だったが、小3のとき発達障害の診断を受けてから、困ったときの対応法が分かるようになった。

「子どもがスケジュールを組めないという悩みがあったが、紙に1日のスケジュールを書くという専門家からのアドバイスを実践している。また、漢字が書けないので板書は友達のノートをコピーさせてもらえるよう先生に頼んだ。周りの子もみんな理解してくれた」

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ジリスさんの息子・みずきくん(小6)は、小3の頃から感情のコントロールがうまくできず、友達とのトラブルから教室にいられなくなってしまった。専門医を訪ねたところ、「自閉傾向はあるがはっきりしない」と言われた。

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ジリスさん
「成長すれば気にしなくてもよくなると思っていたが、放っておいても全然よくならなかった。発達障害があると言われたものだと思ってやることに」

困ったことがあればひとりで病院に通いアドバイスをもらい、学校とも協力しながら対応を工夫していったところ、みずきくんは次第に落ち着きを取り戻していった。


【悩みは抱え込まない】
尾木ママ
「学校の先生も対応に困っている。専門家のアドバイスを共有し、みんなで協力してその子をサポートすることが大事。親がひとりで悩みを抱え込んでしまうのが一番心配

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ジリスさん
「発達障害と言われ、一発で受け入れられる親はいない。自分もすごく年数は必要だった」

なんてんさん
「いままでは悩みを話す環境がなかった。今日は話せたことで世界がひろがった気がする」


これからも番組では、発達障害についてみなさんと一緒に考えていきます。
助けになってくれる人はきっといます。悩みはどうか抱え込まないでください!




END

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2018年05月26日 (土)

すくすく子育て×ウワサの保護者会「ちゃんと知りたい!子どもの発達障害」<番組内容>

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コラボレーション企画

ちゃんと知りたい!子どもの発達障害

もしかして発達障害!?という不安。そのあと小学校に行くときにはどうなるのか?
今回は幼児期から小学校に上がる頃の、子どもの発達障害がテーマ。

前半は、わが子が発達障害かもしれないという不安を抱える、すくすく子育て世代のママの悩みを、先輩ママ・ホゴシャーズと一緒に考えます!

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【発達障害とは?】
発達障害は、脳の働き方が、他の人と少し異なっているために起きるといわれている。
ある特定の分野だけが極端に苦手など、周りからは分かりにくい障害だ。

発達障害には、3つのタイプがある。
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これら3つのタイプは、互いに合併して起きることもある。

また、脳波や血液検査などでは診断ができないため、ここからが発達障害という明確な境界線はない。社会性や人間関係にあらわれる障害のため、特に乳幼児の場合は、診断に時間がかかる

長年、発達障害の子どもたちの診察や支援をおこなっている、小児科医の榊原洋一さんによると…

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【発達障害かもしれない…接し方、変えたほうがいい?】

3歳の女の子が自閉スペクトラム症の傾向ありといわれているコノハズクさんは・・・
「何かをやらかしちゃったときに、気質に近い問題なのか、どちらかというと発達障害が要因で起きていることなのか それに対して、こちらがどう接してあげるのが子どもにとっていいのかっていうのが、ちょっと分からない」

 

小児科医の榊原さんは…「子育ての基本は変わらない」という。

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榊原さん「発達障害のあるなしに関わらず、そのときの状況で考えていく。(子どもが)急にいなくなって脱走するっていいますが、もしかしたら子どもなりの理由があったかもしれない、というように見守るような気持ちで躾をしていくことがまず基本だと思う」

長男がADHD,学習障害と診断されたホゴシャーズのきくさんは、、、
「この子の頭にちゃんと届くように教えてあげるにはどうしたらいいんだろうなって思い、診断をもらいに行った。どっちなんだろうって思って悩んでいるときが一番辛かった


【発達障害かもしれない…悩んだ日々】

3歳の息子の発達の遅れを気にしているシーバスさん。
子どもが数をかぞえられないのを見て『もう無理…』とわが子に言ってしまった。すると
それを聞いた子どもが…「『お母さんごめんなさい、お母さんごめんなさい』って返ってきたときに、もう限界なんだなと思って」「ベテランの保育士の方が全部受け止めてくれて、1人じゃなくて、みんなの力を借りていいんだよって言ってくれた」

長男が自閉スペクトラム症と診断を受けた、先輩ママのタンポポさんも…
「うちも療育に通って、同じような悩みを抱えている人たちと知り合えたことがすごく大きかった」

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【療育ってどんなところ?】

発達が遅れているのでは?と思ったときに、相談できるところ「療育センター」。
ここには保育士や臨床心理士などの専門家がいて、子どもと親の支援を行っている。

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さらに、親同士がつながる交流の場も用意されている。誰でも参加できるイベントを定期的に開催し発達障害の理解を深めている。

<担当ディレクターより>
発達の遅れが気になるとき、他に相談できる場としては…
☆地域の子育て相談の窓口 ☆大きな病院の「発達障害や小児科の専門医」
☆かかりつけの小児科医 などがあります。不安に思ったら、まずは相談してみてください。

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優木さん「その他に、この時期にやれることって?」
榊原さん「例えば保育園幼稚園に入ると、子ども同士でいろいろコミュニケーションがある。子どもは子ども同士で言葉を覚えたり、子ども同士でいろんなルールを覚えたりするんですね。そういう場所にはできるだけ入れてあげるのがいいと思う」

【発達障害のある子に対応する、幼稚園や保育園の取り組み】
発達の遅れを気にして、集団生活が不安に感じる親も多い。しかし今、発達障害のある子のために様々な工夫を行う幼稚園や保育園が、増えている。

例えば・・・
一日のスケジュールを伝えるとき、言葉だけでなく目でもわかるようにする
発達障害のある子は、耳で聞くより目で見た情報のほうが理解しやすい場合が多いから。

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しかし、VTRで紹介したような工夫している園は、実際はなかなか見つからない。
そんなとき、どんなふうにホゴシャーズは対処したのか!?

よつば 「子どもが困っているとき、こちらからしてほしいことを園に伝えて、『先生のほうでも、うまくいった対処方法があったら教えてくださいね』と、先生方と一緒にチームになりましょうという気持ちでいきました」

タンポポさんは、周りの保護者に伝えた経験を教えてくれた。
タンポポ 「最初は本当に言うのが怖かったんです。だけど担任の先生から『言ったほうがみんなは分かりやすいから、分かると思うから、言いましょう』って」
「『うちの子はこういう子です』っていうのを保護者の方の前で言ったんですよ。そうしたら、そんなに理解のない人がいなかったんですよね。みんな分かってくれたので。本当に言ってよかったなってすごく思いました」

発達障害のあることを言わなくても、わが子の特徴について思いきって伝えてみると、理解を示してくれる人も少なくないという。

最後に、榊原さんからのメッセージ
「アメリカではこういう子どもたちのことを『特別なニーズのある子』という言葉Children with special needsって呼んでいる」
「子どもに主体があるんですよ。子どものニーズに合わせると。『発達障害を支援する』っていうと大人目線、上から目線なんですね。ですから本当に名前をそういうふうに変えた方がいいですね」

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後半は・・・司会を高山アナ、尾木ママにバトンタッチ!就学について悩むママたちが登場。教育学の専門家・汐見稔幸さんも参加して、小学校にあがるときの悩みを考えます。

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 【発達障害のある子、小学校はどうなる?】

5歳の長男ケイくんが自閉スペクトラム症の診断を受けているヒヨドリさんは、来年に迫る小学校選びに悩んでいる。

以前はケイくんを守るために特別な支援が必要と考えていたが、ケイくんの通っている保育施設で、周りの子どもたちに囲まれて育つ姿を見てから考えが変わった。今は通常の学級の中で、たくさんの子どもたちと一緒に育ってほしいと思っている。
しかし…
ヒヨドリ必ずしも親の希望通りにならないってよく聞きますので、そういう不安、悩みですね」

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【発達障害のある子、小学校をどう選ぶ?】

発達障害のある子は、小学校にあがるときにどんな道があるのか?
発達障害のある子は、特別支援教育という「将来の自立と社会参加を目標とする」教育制度を利用することができる。

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通常の学級 …定員最大40人で、色々な子と関わることができる。学校側と相談した上で、個別の配慮を受けることもできる。

通級指導教室 …普段は通常の学級に在籍しながら、週に数時間程度、違う教室へ移動して子どものニーズに合った個別の指導を受ける。

特別支援学級 …障害の種別で分かれた少人数学級。子どもの状況や保護者の要望に応じて、特別なカリキュラムを編成して学習することもできる。

特別支援学校 …定員最大6人で、施設がバリアフリー化され、設備も整っている。専門性の高い教育が受けられる一方、数が少ないため地域から出て通うことになる。


【ホゴシャーズ、それぞれの小学校選びは?】

特別支援教育を選んだのは、よつばさんとタンポポさん。

よつば「うちの子は大人数が苦手というところがあったので、少ない人数…ほぼマンツーマンで、言いたいこと、気になることを聞いたらその場で先生も答えをくれるし、何かちょっと上の空になって、大人数の中だったらほーっとしてたらそのまま見過ごされるところも気づいてもらって、『しんどいときは休憩ね』とか、スモールステップで進めさせてもらってよかった」

タンポポ「個別に見ていただけるし、パニックになったときとかも別の場所に居場所が作れたのが良かった」「でも大きくなってから本人に聞いたら、あんまり好きじゃなかったって言われちゃった」

タンポポさんの長男・ABOくんは、相性の合わない先生がいたらしい。特別支援学級は少人数制のため、先生との距離も近い。クラスの印象によって学校の居心地も変わるようだ。

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さんは、通級指導教室を選んだ。
きく「通常の学級に在籍しながら、通級指導教室には1週間に1回、もしくは2週間に1回の2時間だけ通っていました。障害がありながらこの社会でうまく生きていくには、何か違うやりかたでもって、そこを乗り越えなきゃいけない部分があって。
そこを学ぶために通級指導教室を選んだ。
「(子どもは)文字が書けないんですけれど、そこでタイプすることを教えてくださって、それで通常の学級の中で一緒の指導を受けてもタイプしながら勉強が一緒にできるようになった。そういう技術をつけてくださった」

さんは、学校を選ぶときの方法についてもアドバイス。
きくずいぶん見学しました。学校の雰囲気ってそれぞれ違いますから。指導の先生方も違いますから。ここは特別支援学級だ、とかじゃなくて、自分の子の能力を最大限に引き出して指導してくれるところはどこかっていう視点で見るといい」

さらにきくさんは「発達障害のある子が通常の学級で学ぶとき」は、親のサポートが欠かせないという。

きく「脱走したりするわけですよ。(先生が)その子を探しに行っている間に、残りの35人の子は置いてけぼりなわけですよ。私はよく学校の中にいましたので『先生大丈夫!私が(脱走した子は)みておくから大丈夫、先生は戻っていいよ』というふうにやっていました」

しかしヒヨドリさんは、息子の保育施設での経験から、子どもたちの手を借りることも大切なのでは…と言う。

ヒヨドリ「待ってなさいって言ってもやっぱり子どもが信じられないから、先生は席を外せないわけで。例えばそこで、子どもたちが『じゃあ自分たちで勉強しているよ』とか…」

それに対して、現状を知るきくさんは…
きく「先生の指導力ってやっぱりあると思うから、均一にその指導力が学校に求められるかっていうと、現実にはなかなか難しい」「ヒヨドリさんの幼稚園の先生のような、そういう指導力がある先生ばっかりになってくれると、すごい幸せなことだと思いますけれど」

この4月に小学校に上がったばかりの長男をもつ菜の花さんからも意見が…
菜の花「うちは発達障害の大きい3つの特徴がすべてある。学習障害もあるんです。いま小学校1年生で、ひらがなも数字もわからないんです。学習障害があるのに、授業でわからないものをずっと見て、ずっと聞いている本人もきっと辛いと思うんです」

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保護者同士の相反する意見を聞き、汐見さんは『いまは教室のパターンとか、授業のスタイルを問題にしているが、もう一方で、例えば学習障害のある子に対して、どういう教育をやるべきかという研究をおこなうべき』だと主張する。

汐見さん「アメリカはどうしたかっていうと『計算ができないです』『わかりました。ところで、この子は何が好きなんですか?機械いじりは好きですか?』『大好きです』『あー、それでいきましょう!』ってなる」
「『計算はすべて計算機で。文字については、形がわかるんだったらタイプでやりましょう』
『できた、君はすごいね!ワンダフルだね』って、そういうふうな教育をするらしいんです」
「できることを使って苦手を克服していく。そういうふうにしていけば、いろんなハンディがあるような人たちでもちゃんと適応していく」

今の学校教育自体が変わらないと、通常の学級で過ごすことには限界があるのではないかという。

「通常の学級で、他の子と一緒に学びたい」というヒヨドリさん。
「現状それは難しく、その子にふさわしい教育が大事」という、きくさんと菜の花さん。
親は、どちらかしか選べないのだろうか?

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尾木ママは、発達障害のある子も同じ教室で学んでいる、ある学校を紹介。
尾木ママ「大阪に、特別支援学級を作らないで、普通の通常学級で発達障害の子どもたちも一緒に学んで『教育とは何か、人間ってなんなんだろう』っていうのを深くつかんでいく学校があるのよ」

その学校は、大阪市立・大空小学校。映画にもなった。
映画の撮影当時(2012年度)は、全校生徒220人のうち特別支援の対象の児童が30人以上いたが、特別支援のクラスは作らず、みんな一緒に学んでいる。
多様な子が一緒に過ごす中に「大事な学びがある」と考えている。

発達障害のある子だけではなく、学校には、いろいろな事情をもつ「困っている子どもたち」がいる。そういう子も含め、すべての子どもたちが、一人の例外もなく安心して過ごせる学校をつくろうと、児童や教職員、保護者や地域の人たちが、力を合わせている。

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この学校の取り組みを見た保護者たちは…
ヒヨドリ「そこにいる大人に『どの子も見捨てないよ、どの子も仲間なんだよ』っていう、筋の通ったものがあるっていうだけで、問題行動を見る目がきっと変わってくる
「先生が、『またそんなことをして』っていう目で見たら、他の子どもたちは『あいついけないことをやっている』って見るけれど、『何か困っているんやろう?』って、その子に寄り添う姿勢を見せると、子どもたちも仲間として集団として成長していくと思います」

一方、きくさんは…
きく「学校や地域で、保護者や先生がたも含め、いろいろな大人が、子どもの育ちを応援していくことが、本当にあるべき姿だと私は思う」
「もう一方で、この子が一人で生きて行く力を備えていくにはどういう教育があるのかなってことを視野にいれながら、彼に届く教育がちゃんと施されているかなってことは、もっと冷静になってよく見つめる必要がある」と指摘。

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菜の花さんからも…
菜の花「理想ですよね。現実はやっぱりいろんなお母さんもいらっしゃいます。『あの子がいたら勉強ができない』っていう声も、直接私の息子にではないですけれど、まわりまわって聞くこともあります。『あの子が走り回ったら、それだけ先生も手が取られる。注意もいく。勉強がちょっと遅くなるんじゃないか』って、実際こういう話もあります」

理想は「みんな一緒」に、そして「その子に合った教育や指導方法で学ぶ」こと。しかし現実にはまだまだ難しく、簡単な問題ではない。では、どうすればいいのか?

汐見さんに聞いてみると…
汐見さん「世界中の国が同じような問題を抱えている。そしていろんな努力をしながら解決をしようとしていて、世界の大部分は『同じクラスで教育をしよう』という方向に動いている。いろんなニーズを持った人たちが一緒に暮らすっていうのが本来の学校の姿ではないかって…この考えを“インクルージョン(インクルーシブ教育)”といいます」

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【世界で注目されているインクルーシブ教育とは?】

インクルーシブ教育とは、
① 一人ひとりのニーズにあった教育
② みんなで一緒に学ぶ
この2つを柱とした教育理念のこと。

特別な支援の必要な子だけでなく、ゆっくり学びたい子、たくさん勉強したい子など、多様なすべての子どものニーズに応えるための教育だ。
実は、日本でも少しずつその取り組みが始まっている。

そして、汐見さんがもう一つ指摘するのは、同じ思いをもつ親たちがつながることの重要性

汐見さん「そういう経験がある親たちが、学校の先生方と、必要なことを訴えたり会話したり。あるいは街の中で、私たちも学校を支えられるんじゃないかと思ったら、『できる事をやりますので、子どもたちを一緒に育てましょう』って、少しずつ変わっていくと思っていて、決して絶望はしていないですね」

尾木ママ「あら、いいな。僕なんか絶望だ

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 【いま、親のつながりが教育現場を変える!?】

東京・八王子市では、市内の小学校に学校サポーターが入り、子どもたちの学校生活をサポートしている。学校サポーターは有償のボランティアで、支援の対象でない子も含めて「困っている子」みんなをサポートしていることが大きな特徴だ。

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 この「学校サポーター事業」は、ある幼稚園の親のつながりから生まれた
発達障害のある子を受け入れたことをきっかけに始まった親と先生たちの勉強会。この勉強会を重ねるうちに、保護者も園の子どもたちをサポートするようになった。
その思いは園を超え、地域の小中学校にも広がる…

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こうした保護者の思いが行政をも動かし、10年前、八王子市独自の事業として「学校サポーター」制度が始まる。

学校サポーターになるには、年齢18歳以上で、以下のいずれか1つに該当すれば良い。
(1)特別支援学校又は特別支援学級で指導又は指導補助等の経験がある者
(2)教育あるいは心理学を専攻し、又は教職あるいは保育士資格取得課程を履修している大学生又は大学院生
(3)八王子市の特別支援ボランティアの経験が1年以上あり、八王子市の主催する学校サポーター研修を1回以上受講した者
(4)大学や大学教員等が行う特別支援教育に関する支援者養成コースを修了した者
(5)特別支援教育について理解を有する者で学校長の推薦があり、教育委員会が認めた者

学校サポーターたちは、市内の子どもがみんな安心して学校で過ごせるように、日々引き継ぎや意見交換をし、時には専門家による支援教育の研修を受けて、サポートの理解を深めている。

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この学校サポーターの取り組みを見た保護者たちは…

菜の花「サポートの方がおっしゃってた、私も助けられたからっていう気持ちはすごくわかる。一緒に泣いてくれる方は、障害をもってないお母さんでもいらっしゃるんです。自分がしてもらったことは返したいっていうのは、私もそうだなと思って」

ヒヨドリやはり私は地域で育てていきたいっていう思いが強い。みんなの中に当たり前の存在としていてほしい。息子のことを知ってくれる人が増えることは、自立につながるっていう思いがあって」「息子のことを知ってもらうためには、まず私たちもオープンにしていかないといけない、みんなの中に私たちが入って行かないといけないという思いがすごく強いです」

よつば「いろんなことを試行錯誤してきたお母さんたちが集まれば、ものすごくたくさんの数のヒントが得られると思うので、もっともっと、輪になって手をつないで行けたら」

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教育学の専門家・汐見さんは、本来の教育、学校のあり方について、こう締めくくる。

汐見さん「一斉に同じことを、同じように理解しなさいっていうのは、近代社会が生み出した非常に特殊なやりかた
本来の教育は、一人一人のニーズがそれぞれあって、それぞれが学びたいテーマがあって、それをちゃんと自分のものにしながら、発見する場所が学校。そのために多様な教育の形態を作らなきゃいけないというのが、ようやく今、いろんな形で明らかになってきている」

「悩んでいるお母さんたちが少しずつ声を出して。そうすると、新しい形が必ず見えてくる。そういう時代が始まったんじゃないかなと思って、皆さんの話を聞いていました」

そして最後に尾木ママは…

尾木ママ「苦労して就学を経験をしたお母さんが、これから就学の不安を抱えたお母さんに向かって語られている姿が、どの先生の言葉よりも生き生きしていて、納得してるんですよ。こういう形で、教育は、親もつながる地域も繋がって先生とも繋がって、みんなで前進しましょうと、どんどんアビールできるようになれば、希望は持てるなあと思いました。さっき絶望よって言ったけど。すぐ変わるの

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<担当ディレクターより>
今回の番組の限られた時間の中で、伝えられる限りのことを入れ込みましたが、ちょっとだけ補足します。

ヒヨドリさんの言う「地域の子どもたちと一緒にいることが、子どもの自立につながる」という意見について…「人と関わり続け、人を信用する力を育てることで、子どもは、社会の中で、つらいことや困ったことがあったとき、誰かに支えられ、誰かを支えることができる」という考えから「地域で知ってもらうこと=子どもの自立につながる」ということでした。

今回、発達障害のあるお子さんをテーマに制作してきましたが、実は今を生きる子どもたち、もっと引いて見れば、大人である私たちにとっても、これから安心して過ごすために必要なことは何かを考えさせられました。

 

END 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2017年11月11日 (土)

子どもの発達障害Part5 理解してほしい!学習障害のこと <番組内容>


テーマは「学習障害」。

学習障害は、読み・書き・計算など特定の学習に著しい困難がある障害のこと。

発達障害のなかでも、周囲から特に見えにくい障害だと言われており、
学習障害の可能性のある子どもは、
30人クラスに1~2人いるという調査結果もある。

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スタジオには、「学習障害がある子の親」「わが子が学習障害かもと疑う親」
「学習障害について知りたい周囲の親」が集まった。

【学習障害が理解されないことのつらさ】

学習障害のある子が抱える困難や思いについて、
カバさんの息子・ジンくんに話を聞いた。

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中3のジンくんは、学習障害の特性があり、 話すことは問題なくできるが、
文字を「読むこと」や「書くこと」が苦手。

小学校に入ってから様々なつまずきに直面し、
周囲の無理解からバカにされたことがきっかけで、 勉強への意欲を失ってしまった。

ジンくんが、自分がどうしても読み書きがうまくできない理由を知ったのは、
6年生のとき。専門医から学習障害の診断を受けた。

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再び「学びたい」という気持ちを取り戻し、高校進学を目指すジンくんだが、
まだ自分に合う効果的な勉強方法を見いだせていない。
合格できるのか。入学できても必要な支援は受けられるか。不安は尽きない。

【学習障害とは・・・?】

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発達障害のある子どもを長年診てきた小児科医の榊原洋一先生によれば・・・、
「脳のなかの字を読み解く働きが、 もともと十分に発達しない状態だと考えられている」
「読み書きで大きな困難を抱えてる人が一定の割合でいることを 知ってもらいたい」

自身にも学習障害の特性があるというジンくんの母・カバさんは、
「自分を知ることが何より大事」と語る。

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ジンくんも、読み・書きが苦手な原因が学習障害にあると知ったことで、
前向きになることができ、学ぶ意欲を取り戻したのだという。


【個の特性に応じた対応が必要!】

ラピスさんは、学校が学習障害のある子のために、
テストを音声で流したり、口で答えたりさせてくれたらいいのに、と発言。

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尾木ママは、昨年施行された「障害者差別解消法」を引き合いに出し、
個別の要求に沿った対応が学校現場でも必要だとした。

ウニさんは、20年以上前に放送された海外ドラマで、
学習障害のある子が別室でテストを受けることになったエピソードを覚えていた。
アメリカではかなり前から、学習障害への理解や対応が進んでいることに、
スタジオに驚きがひろがった。

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【書けなくても勉強はできる!】

中3のピタくんは、小さいときから「書く」ことに強い困難を感じていたが、
「ノートと鉛筆」の代わりになるツールを手に入れた。
それが、タブレット端末とパソコンだ。

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小5のとき、障害がある子ども向けの講座で、
タブレット端末を使えば、書きたいことを文字にできると知ったピタくん。
教室でみんなの前で説明し、学校での使用を認めてもらえるようになった。

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中学では、パソコン・スキャナー・プリンターを持ち込み、テストを受ける。
ピタくんは、「『知る』ことが好きになった」と学ぶことの喜びを語った。

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【ともに学べる環境をどうつくる?】

ピタくんの母・きくさんは「宿題を仕上げるのために一生懸命書かせていたが、
書かせたいのは私だ」と気づいたという。

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タブレット使用を認めた学校側にも、ホゴシャーズや尾木ママから賞賛の声が。
ラピスさんは「学校というもの全体が、こういう姿になっていってほしい」と話した。

最後に尾木ママが、もしかしたら学習障害かもしれないと思うような子どもが
周囲にいたら、子どもと一緒にその子に対するサポートをしたらどうかと提案。

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学習障害があってもみんな一緒に学べる環境作りのために、
ひとりひとり何ができるか考えることが大切だ。


投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | 固定リンク


2017年06月17日 (土)

子どもの発達障害Part4 どうする?進学・就職 <番組内容>

テーマは「発達障害のある子どもの将来」。 

番組に届く悩みの声には
「障害を認めたら進路が閉ざされてしまうのでは?」
「将来、ちゃんと自立できるのか?」 など、進学や就職に不安を抱くものが多かった。

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スタジオには、発達障害のある子どもが「高校進学を控える」「大学に進学」「新社会人」という親や、息子・自分・父親と親子3代で学習障害だという親が集まった。


【将来が不安で前に進めない…】
「見えにくい障害」と言われる発達障害。
悩みを相談できず、抱え込んでしまう親が多い。 

トパーズさんの息子は、昨年、自閉スペクトラム症の診断を受けたが、そのことを夫に知らせられずにいる。
なぜなら夫は、息子が診断を受けることに激しく反対していたからだ。

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「障害と認めたら、それを一生背負っていくことになる」と夫は言うが、障害に向き合わないままでいいのか?進学や就職はどうなるのか?不安のなか、トパーズさんは前に進めずにいた。

尾木ママは、「将来のことが不安だからこそ“ふつう”にこだわってしまう」と夫に一定の理解を示しつつ、トパーズさんが「診断」という一歩を踏み出したことや、それ以来、息子に対して寛容になれたことを評価。
「お母さんの変化が必ず息子にも旦那さんにも波及する」と強調した。


【義務教育後の進路は?】

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義務教育後の進路にはたくさんの選択肢があるが、そのなかから子どもの特性に最も合うものを選ばなければならない。
昨年、「障害者差別解消法」が施行され、学校でも障害がある子への対応が求められるようになったが、高校での支援体制はまだ十分でなく、取り組みは始まったばかりだ。

ホゴシャーズからは、さまざまな悩みや意見が出された。

<タンポポさん> 中3息子(自閉スペクトラム症)が公立高校を受験予定
・「中学卒業後のことは、情報が入ってこない」
・「障害のことを受験する学校に言ったほうがいいのか迷っている」

それに対し尾木ママは、
・「不安があるなら学校に言うべき。障害を理由に排除されることは法的にはありえない」
・「高校での支援充実はまだこれから。先生と一緒に前進していく姿勢が大事」 

<フラミンゴさん> 18歳の息子が私立高校を卒業し新社会人に
「子どもに選択させることが大事。高校も自分で決めさせたら、多少の困難はなんとかするようになった」

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<カバさん> 中3息子(学習障害)が高校進学を希望
・「学習障害は、読み上げてもらわないとテストが受けられない。受験のときも学校に対応をお願いするつもり」
・「受験に失敗しても他の人生がある」

尾木ママもカバさんの意見に同意。
「一般的な全日制高校の普通科にこだわるよりも、その子の特性に合うところが一番伸びる場所」

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【困ったら頼る メンドリさんとやすし君】
中1で自閉スペクトラム症とADHDの診断を受けたやすし君は、今年、私立高校を卒業し、大学の史学科へ進学した。
学校にいけなくなった時期もあったが、相談室に頼ったことで事態が好転した。以来、「悩みは抱え込まずに誰かに頼る」ことを心がけてきた。
やすし君は、大学生活への不安も「相談すること」で乗り越えようとしている。週に1度は、大学の相談室に通い続けるつもりだ

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「相談すること」を続けるなかで、やすし君のなかに「自立」への意識も芽生え始めた。


【自立のために親は?】
「いまの息子があるのは100%周りの方のおかげ」と断言するメンドリさん。息子の成長が頼もしい一方、将来に不安がないわけではない。

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 中学卒業後、就職したカバさん。
周囲の理解がなく苦労もあったというが、息子には、自分の人生は自分で切り拓く力強さを身につけてほしいと考えている。

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尾木ママ「子どもに自己決定させていくことで、自己肯定感の高まりにもつながる。その積み重ねが自立につながる」

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悩んだら、抱え込まず相談しよう。誰かに頼ろう。それが自立に続く道!


(ディレクターS)

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | 固定リンク


2016年12月02日 (金)

子どもの発達障害Part3 学校とのつき合い方 <番組内容>

これまで2回テーマとしてきた「子どもの発達障害」。

番組には放送後、続々と悩みの声が届いた。
その多くが、学校に関するものだった。

理解者がいなくて孤独を感じたり、先生の対応に不信感を抱いたりしている親が少なくない。

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今回は、さまざまな立場の保護者が集まって、番組に届いた「悩みの声」を共有し、「学校とのつき合い方」について考える。



【先生は理解不足?】

通常学級に通うわが子が、担任の先生から叱られ続け、学校に行けなくなってしまったという悩みの声。

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先生にはもっと勉強をしてほしいというのが、発達障害のある子の親の本音だ。

尾木ママは、「一番しわ寄せがいっているのは、当事者の子どもたち」だとし、学校や先生の理解不足が、子どもに本来の障害ではない別の障害(「二次障害」)を引き起こす可能性があると指摘した。

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【 「周囲の親」 も学校に疑問が…】

感情のコントロールが苦手で暴力をふるってしまう子への学校の対応に疑問を持ったというパンダさん。
保護者として何かサポートできることはないかと学校に協力を申し出たが、「在校生のお母さんはだめです」と断られたという。

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「周囲の親」もまた、発達障害のある子どもの学校での状況に疑問を感じている。
パンダさんのように、役に立ちたいと思っている保護者がいても、学校側の受け入れ態勢が整っていない…。

都内の教育委員会で、保護者の悩み相談や学校へのアドバイスをしているシオンさん。
発達障害の特性がある子へ対応で特に大事なのが、「周囲の子どもたちへの教育」だという。
「子どもたちに教育すると保護者が理解してくれることにもなる」(シオンさん)

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【 「障害かどうか判断できない子」 の親も先生に不信感】

障害かどうか明確な線引きができない発達障害。
わが子の特性が「障害」なのか「個性」なのかわからず、悩んでいる親も多い。

そんな親から届いた悩みの声。
子どもに「障害」があると決めつけるような先生の態度に、納得がいかないという。

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ナツメグさんもかつて、子どもの特性が「障害」なのか「個性」なのかで悩んでいた一人。
わが子の苦手なことやだめな部分ばかり指摘する先生の態度に不満があった。

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シオンさんは、親がそのような先生に不信感を抱くのは当然だとし、先生は親の気持ちを、まずは「受け止め」なければならないと言う。

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たが、先生にとっても、子どもの問題をどう親に理解してもらうかは難しい問題。
どうすれば、保護者と学校が協力関係を結べるのだろうか?

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【保護者と学校の歩み寄り】

東京八王子市を拠点に活動する「NPO法人かたつむり」。
発達障害のある子の親同士で、日々悩みを共有し解決策を探っている。

「学校や先生との関係」は、ここでも親の悩みの多くを占めるというが、先生のネガティブな面ばかり見ていても、問題は解決しない。
どうすれば先生と何でも話し合える関係をつくれるか、座談会が行われた。

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「要望とか文句ばかりでなく感謝の気持ちも伝えないと、先生も『(親が)理解してくれない』と思ってしまう」
「先生に『朝早くから大変ですね』と伝えたら、立ち位置が近くなった」

「保護者からの歩み寄りも大事!」と考えている「かたつむり」の親たちに、昨年、ある小学校からうれしい呼びかけがあった。
保護者面談の練習相手になってほしい、と頼まれたのだ。
さまざまなテーマで行われた「模擬面談」では、先生に対し「保護者の気持ちをもっと考えて!」と率直に伝えた。

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先生も、保護者の思いを受けとめ、子どものことを「一緒に考える」ことの大切さを実感したそうだ。

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不信感を乗り越え、学校と保護者が互いに歩み寄ろうという試みが、いま始まっている。



★尾木ママのポイント

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(ディレクターS)

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | 固定リンク


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