「親子関係」

< 親子関係 >

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● 答えに困った!子どもの質問
● 子離れがさみしい!
● 反抗期 冷静になれない!?
● 親子の会話が難しい?
● きょうだいの子育て
● 障害について、子どもとどう話す?
● 命ってなあに?
● 折れない心 どう育てる?
● 燃えすぎ注意!?子どものスポーツ
● "もったいない" が通じない!
● 留守番する子の本音 
● 子離れするには どうしたらいい? 
● 子どもの個性 どう育てる?
● 子どもと向き合う時間がない!
● 子どもの迷言 どう受け止める?
● 男の子の育て方 どうすればいい?
● 子どもの将来 どう見守る?
● 気づいてますか?子どもの長所
● 親の子育てストレス
● 子どものケンカ そのとき親は?
● 失敗にこそ 価値がある
● うちの子 オタクなんです
● どう向き合う?セクシュアル・マイノリティーの子どもたち
● 母に言いたい!娘のホンネ

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2019年06月01日 (土)

シリーズ 虐待を防ぐには(2)「どう叱ればいいの?」<番組内容>

◇「シリーズ・虐待を防ぐには」◇
今回のテーマは「どう叱ればいいの?」


子どもへのいきすぎたしつけが、虐待に発展するケースが社会問題となっている中、今年4月には東京都の条例で「保護者による体罰の禁止」が、日本で初めて明文化された。
でも、子育て中の人たちからは・・・ 
「お尻ペンペンもダメ?」「どうやって叱ったらいいの?」
と、戸惑う声が。

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【ホゴシャーズの実感】
カッパさん「叱るっていうより怒るって感じになってる」
夕顔さん「余裕がなくなってきたりとかすると早くしてよ、パン!」
だいこんさん「3回言って聞かなかったら叩くっていうことで、お尻ペン!」

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ざくろ家の場合】

ざくろ家の男三人兄弟は、遊び盛り、食べ盛り!ざくろさんのイライラは日常茶飯事。
「早く起きなさい、早く支度しなさい、片付けなさい、ご飯食べなさい!」一日に何十回も怒ってしまう。
とっさにバシン!と出るばかりか、何言っても聞かないときは、お庭にポイッも。すると、子どもは「助けて!」と大声を出すので、あわてて戻す。
上手に叱るのは難しい・・・。

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(ざくろさん)
・ほったらかしにすると、将来ろくな大人にならないんじゃないかっていう思いがある。
・育児本も読み、寄り添いもご褒美作戦もやったが、どれも心に響かない。全部やり尽くしてしまった感が…

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◇子どもをたたくなど、手を上げることについて、どう思う?◇

(夕顔さん)
・水泳のコーチがよく”ケツバット“というお仕置きをしていたが、それだけコーチが私たちの方を向いていた事が分かっていた。コーチのことは大好きだった。
(ネクタリンさん)
私の母にパシーンと叩かれ、ベランダにポンと出され、水を張った浴槽にジョボンと入れられた。でも「痛い、悲しい、辛い、傷つく」しか覚えていない。なんでいけなかったのか、理由が分からなかった。だから自分は、子どもに絶対手をあげない。言葉でもいいと思う。



【専門家 福井大学 子どものこころの発達研究センター教授 友田明美先生の見解】 
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・一回だけだったら大丈夫だろうと思う体罰も、強度頻度を増すと、場合によっては脳まで傷つけてしまう
・感情や犯罪抑制力に関わる前頭前野が萎縮したり、扁桃体が変形したりする。
・押し入れに閉じ込める、ベランダにおきっぱなしにするなどの体罰が逆効果になる。


【ホゴシャーズのお悩み】
「つい手を上げてしまう悩みを相談できる人は、実は一人もいない…」

・夫と教育方針が違う。
・近所のママ友も、「あのお母さんって手をあげてるの?」と思われるのがいやで話せない。
・結局、ネット検索や、育児書を読みまくっている。


(夕顔さん)
「『親の顔が見たい』という世間の言葉は、母親を指していると思う。理不尽に、全部私?って思う事がよくある」
(ざくろさん)
「保健便りのプリントに『早寝早起き、朝御飯』とあると、やらなくてはと思う」



【専門家のアドバイス 数多くの虐待事件を取材してきたルポライターの杉山春さん】
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■「大阪二児置き去り死事件」
・23歳の母親が 3歳と1歳の子どもをマンションに置き去りにし餓死させた。
・周囲の人に聞いても完璧な子育てをしている人だった。
・様々な事情で完璧な子育てができなくなった時、大変さを隠し、子どもがいない事にして「すてきな生活をしている自分」をブログにあげていった。

(杉山さん)
「だから、あんまり頑張らない方がいいというのは、事件のお母さんたちに教えてもらった。だめな自分をまず自分が許してあげるということを学んだ」



◇体罰禁止を定めた東京都の条例について、どう思う?◇

(ざくろさん)
「正直ショック。全力で子育てをしてる状況での『お尻ペンペン』。
こんなことしたら法律に違反するんじゃないかと、変なブレーキがかかり、子どもに対して全力でぶつかれなくなるのではないか。どうしたらいいのか分からない…」



◇では、どう叱ればいいのか?◇

【専門家 子育て支援に長年携わっている 大日向雅美さん(恵泉女学園大学学長)】
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ポイント《1》 「感情的に叱るのはダメ、感情を込めて叱る」
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・過去を持ち出したり、未来をつぶしたり、人と比較して叱るのはダメ。
・「これだけはしないで」という思いを込めて叱る。


ポイント《2》 現場を見ていない父は要注意」
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・日中、仕事で出ていて現場を見ていない父親が、妻に言われたからというだけで、頭ごなしに叱るのはだめ。
・「お母さんから聞いたけど、どうなの?」 と切り出すとよい。


ポイント《3》 「パーツで叱る」
・叱るときは、全人格を否定しないで、「きみがいい子だというのはよく知っているよ」というのを大前提に、「だけど、君がしたこれとこれは、パパは許せないよ」などと部分的なところだけを叱る。


ポイント《4》 「すぐに効果を求めない」
・発達によって子どもの理解力はそれぞれ違う。
・1回では解決しないので、繰り返し伝えることも必要。
・「父母が震えるほど怒ったことを自分はした」という、記憶だけでいい。

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【尾木ママのまとめ】
条例とか法律で「たたくのやめましょう」という以上は、親を責める方向ではなく、社会全体が変わるべき。そんなに慌てないで、じわっと社会の文化そのものを変えていこう。



◇つい手をあげてしまったことのある保護者へ・・・
子どもの脳を研究している友田先生から、メッセージが!

「自分たちはもう、子どものお尻を叩いて育ててきてしまった。
 もう手遅れではないか?と思われるかもしれないませんが…大丈夫です

・親子の間に築かれる絆、愛着によって、脳は回復する。
・褒めたり認めてあげたりすることで、やる気を出す神経伝達物質ドーパミンが作られる。
・ドーパミンによって、子ども自身が意欲を持ち、集中力が増す。
・親は自信をもって子どもを褒め、楽しい子育てをしよう!

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 「ウワサの保護者会」では、これからも「虐待」について、考えていきます。
みなさんも、番組ホームページやツイッターに、ご意見をお寄せ下さい!


 

 

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2019年05月25日 (土)

シリーズ 虐待を防ぐには(1)「親も助けてほしい」<番組内容>

※虐待かも?と悩んだ時に相談できる場所をページの最後でご紹介しています。

虐待事件がニュースなどで繰り返し報道される中、「虐待」は子育て世代がとても気にする社会問題となっている。番組には「虐待はひとごとだとは思えない」という保護者からの声が多く寄せられている。
そこで「ウワサの保護者会」では、ホゴシャーズと、虐待について研究している専門家などを交えながら、虐待を防ぐにはどうすればいいのかシリーズで取り上げていく。



シリーズ 虐待を防ぐには① ~親も助けてほしい~

【専門家 林浩康教授(日本女子大学社会福祉学科)虐待が起きる背景や支援のあり方について研究】
特殊な家庭で虐待が起きるわけではなく、一般的な家庭でも「孤立した育児」や「経済的な不安」などが引き金となり、虐待につながる可能性はあるという。そのため、虐待を予防するためには一般的な家庭を支援することも必要だという。

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 【専門家 黒田公美さん(理化学研究所・脳神経科学)哺乳類の親子関係や愛着行動について脳科学の視点から研究】
・子ども虐待の罪で服役中の人にアンケート調査を行った結果、虐待の背景には夫婦の不仲や経済的な不安などの「子育て中のストレス」、うつなどの親自身の「精神的な問題」など複数の困難な要因が重なっていたことが分かった。
・配偶者との別離や病気など突発的な出来事で、子育てするのが難しくなる状況に追い込まれる可能性は誰にでもある。「親の自己責任」と言って支援をしないでいると、そのしわ寄せは子どもにきてしまうと指摘する。

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【親たちの本音:ひとごととは思えない】

「虐待という言葉を聞くのも本当は嫌だけど、そんなに遠くの話ではないと思う」(4児の母/小2~中2)

「自分自身が精神的に追い詰められてた時は、本当に可哀想な事したかなって思ってた時期もありました。その当時は、この状況をなんとかしなくちゃっていう思いで、もがきました」(2児の母/年長・小3)
「妻を突然亡くし、1人で3人の子育てをすることになった。想定外ばかり起きる中で、自分の感情が抑えられない時があった」(ライオンさん
「子どもが生まれる前は自分が感情的に怒る人間ではないと思っていた。誰しも最初に思っていたのとは違う状況に陥るのではないか」(マルベリーさん

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 【時代とともに孤立してきた子育て環境が、親を追い詰めている】
・かつては親戚や地域で気軽に助け合っていた子育て。しかし高度経済成長期以降、核家族化が進み、閉じられた空間で主に母親が子育てをするようになる。
・オイルショック以降は経済が低迷し、児童手当の受給者がより限定されるなど、国からの経済的支援も期待できなくなり、子育ては家族の責任で行うべきという考えが定着していった。
・林教授は、こうした時代背景の中で親は過剰な責任感を持つようになり、ベビーシッターを利用することも躊躇するような空気が醸成されたのではないかと指摘する。

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【親たちの本音:相談できるところがない】
「虐待してしまうかも」と悩んだホゴシャーズの中には、公的な機関の相談窓口に頼った人もいる。

・無料の電話相談を利用しようとしたが混んでいてなかなかつながらない。30回かけても、連続でつながらない。今聞いてほしいので、『かかれ』と祈るように押しています。(コチョウランさん
・育児に追い詰められて子どもにあたってしまい、警察沙汰になったこともあるが、行政の相談窓口を訪ねたところ「これぐらい軽ければまだまだ大丈夫ですね」と言われてしまった。(キヌアさん

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【なぜ支援が行き届かないのか?専門家・黒田公美さんの見解】
日本では子どもの心の傷や親の辛さに対する支援の重要性があまり認識されていない。例えば日本の医療は非常に質が高く、骨折の診療で一晩待たされることはない。しかし、人間の心に対する深い理解に基づいた福祉のあり方が欧米に比べると少しまだ遅れている。

虐待を防ぐには、どうすればいいのか。
「ウワサの保護者会」では、これからもシリーズで考えていきます。




「もしかして虐待かも?」と悩んだ時に相談できる場所

児童相談所 全国共通ダイヤル TEL:189
子育てに悩む家庭の支援や出産・育児の相談に応じています。相談は匿名でも可能で、秘密は守られます。
※24時間対応。最寄りの児童相談所につながります。
※一部のIP電話等からは利用できない場合があります。こちらの一覧表にある各児童相談所の電話番号をご利用ください。
一覧表


PCIT-JAPAN(ピーシーアイティ・ジャパン)
「PCIT」【親子で参加するプログラム】
こころや行動に問題を有する子ども(主に2~7歳)と育児に悩む養育者の両者が一緒に受ける心理療法。親子が遊んでいるの様子を見ながら、セラピストが別室でトランシーバーを使って親にスキルをライブコーチする。コミュニケーションの質を高めることで、親子関係の回復を目指す。


AF-CBT Japan(エーエフ シービーティ・ジャパン)
「AF-CBT」【親子で参加するプログラム】
コミュニケーションやしつけに悩んでいる5歳~17歳のお子さんを持つ家族が、より安全で穏やかな毎日を過ごせるようお手伝いするプログラム。子どもと養育者が対象で、個別に受けるセッションと親子合同で受けるセッションを組み合わせて行われる。


一般財団法人MY TREE(マイ ツリー)
「ペアレンツ・プログラム」【親向けプログラム】
「子育てが苦しい」「子どもを無視したり叩いたりしてしまう」 という親の回復プログラム。身体と心のリラクセーション法の習得、自尊感情の回復、子育てが楽になるコミュニケーションとしつけ方法の練習を行う。


株式会社 メンタルサポート研究所
「子どもと笑顔で過ごすためのプログラム」【親向けプログラム】
イライラや怒り、悲しみなどの不快な感情を処理する方法を知り、親自身のこころと身体が楽になっていくことを目指すと同時に、子どもとの適切な接し方について学ぶ。少人数定員6名の全12回。座学に加え、参加者と講師が互いの思いを語り合いながら成長を目指す。


一般社団法人 WANA関西
「SEP」【親向けプログラム】
自分を好きになれない方、家族を含めた対人関係に問題をかかえがちな方が、5回の学習で認知の修正法と定着方法を身につけるプログラム。生育過程など環境からの課題を見つめ、認知(考え方)の偏りを短期間で修正する方法を学習する。



専門家・黒田先生のプロジェクトでは他にも親向けのプログラムを紹介しています。 ※NHKのサイトを離れます。
 

 




 

 

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2019年05月18日 (土)

答えに困った!子どもの質問 <番組内容>

「自由ってなに?」「なぜ人は生きるの?」お子さんに聞かれて答えに困ったこと、ありませんか?
そんな哲学的ともいえる子どもの質問に、どう答えればいいのか?
タレントのユージさんもスタジオに参加して、ホゴシャーズと一緒に考えた。

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◇街で聞いてみた…子どものこんな質問に困った!◇

・亡くなったおばあちゃんは、どこへ行ったの?
・普通って、なに?
・どうして虫を殺しちゃいけないの?
・なぜ人は生きているの?

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<ホゴシャーズの感想>
・うちの子だけじゃなかった!
・親しい先生が亡くなった時、死についての質問に、正しい答えを言ってあげたかったが、何が正しいのか分からず、すごく悩んだことがあった。

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◇哲学者に聞く なぜ子どもは難しい質問をするの?◇

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苫野一徳さん(熊本大学教育学部准教授)

・人は「何でだろう?」と答えにたどり着くまで永遠に考え続ける推論の能力がある。
・「なぜ人は生きているのか」「世界の始まりは何か」という究極的なことまで考える。
・そうした問いを持つと「本当のことを知りたい」「あの人のようになりたい」と世界を憧れの目で見るようになり、人生が豊かになる。
・子どもから問われたら、親は「なぜそう思うの?」「あなたはどう思うの?」と丁寧に聞き、対話の相手になることが大事。自分の考えを言語化すると、その考えが明確になり、新たな気づきが生まれる。そして、さらに考えを進めていくことができるからだ。


ホゴシャーズユージさんの感想◇
・いい答えを言ってあげたいという気持ちがあったが、もっと会話を楽しむつもりでいたら良かったのかな?(たけのこさん)
・子どもの質問に対して答える内容よりも、考える時間を共有する、ということが大切なんですね。(ユージさん)



◇子どもが質問しない! ハムスターさんの場合◇

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・小学生から大学生まで3人を育てているハムスターさん。「どの子からも難しい質問をされたことがない」のが悩み。ついには自分から「人って何で生きてるか気にならない?」と聞いてみたが・・・子どもたちの答えは「聞いてどうするの?」。

・哲学者の苫野さんによると、問いを持つタイミングは人それぞれ。長い目で見ればよく、心配する必要はない。ただし、子どもが問いを持ったときに「そんなこと聞いてどうするの?」などと問いをつぶさないこと。


<尾木ママの見解>
・どんどん疑問を出す子が、「素敵な子」だとか「探究心がある子」というふうに決め付けない。疑問が出てきたときにいつでも向き合える関係が大事。



◇“なぜ人は生きるのか?”―実際に子どもと話し合ったくるみ家◇

・6人の子どもを育てているくるみさんの家では、子どもたちと対話をすることが多い。 
そこで次男のひなたくん(小5)とりくとくん(小3)と、母のくるみさんで「なぜ人は生きるのか?」というテーマで1時間ほど話し合ってもらった。

 ひなた:人間、生きていくのって食う・寝る・出すだよね。
 りくと:子孫を残すため。
 ひなた:宇宙人が人間を作り、この地球に人間を落とした!
 りくと:昔は海の卵で陸地に上がって進化をして人間になったという情報もある。
 りくと:違う人を成長させるために生きている。違う生き方をした人に教えてあげたり、教え合うため。
 ひなた:幸せになるため。原始時代から人は好きなこと趣味を大切に生きてきたかも。趣味を大切にする

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◇哲学者が解説!子どもたちの話し合い◇

・「違う人を成長させるために生きている」というりくとくん。多くの場合、「人は何で生きるのか?」と考えると、自分のこととしてしか考えないので、他人を理解しようとしている思考はすごい。
・「幸せになるために生きている」というひなたくんは、「くよくよするのではなく、人生に喜びを見つけ出せ、作り出せ!」という哲学者・ニーチェと同じ考え方!
・対話をすると「いろんな考え方があるんだな」という多様性に開かれる。「人と人は対話によって納得しあえることもある」ということも実感することができる。

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くるみさんの補足
・子どもに意見を聞く時に「それいいね、そう思ったんだ」と返すともっと出てくる。
・自分自身も遊びだと思って、対話を楽しんでいる。

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ホゴシャーズユージさんの感想>
・正しいこと私がを教えなくちゃって思っていたけれど、楽しんで子どもに教えてもらうくらいで良いんだと思った。(たけのこさん) 
・子どもはみんな、自分で考える時間さえもらえれば、くるみさんのお子さんのように大人を感心させる言葉って出てくるんじゃないか。
早く帰って子どもと話したくなった!(ユージさん)


忙しい日々、時には動かしている手を止めて、子どもの「なんで?」に付き合うと、いい時間になるかも!




END

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2019年02月02日 (土)

反抗期 冷静になれない!?<番組内容>


子どもに「うるさい!」「うざい!」と言われたり、無視されたり…
番組アンケートによると、子どもの反抗期には「冷静になれない」という保護者は75%。 

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<ホゴシャーズの悩み>
★中1女子の父親
 近づかないで、というオーラが年々強くなっている。
 反抗期なのか、単純に嫌われているのか分からなくなっている。
★高3男子の母親
 
朝起こすと、悪態をつかれる。
★中3男子の母親
 親として自分をすべて否定されているような気になる。


◇思春期に詳しい渡辺久子医師の解説:思春期のメカニズム◇

親に対して暴言を吐いたり、片付けられたりしないのは思春期ならではのこと。寛容に受け止めよう。
思春期は成長ホルモンや性ホルモンが大量に分泌されて脳を刺激し、肉体的にも感覚的にも苦しい時期。
脳の中で、「感情を爆発させる部分」が急激に発達する一方で「感情をコントロールする部分」は未発達。
そんな中、勉強や部活など、考えなければならないことが増え、不安を感じたりイライラしたりする気持ちがつのる。

<親の心構え>
保護者が“こういう子に育てたい”という理想がキレイごとだと、それが叶わず“反抗期”というネガティブな言葉を使うことになる。しかし、できれば「いよいよ本格的に大人になる時期が来た」とワクワク楽しみにしてほしい。

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<ホゴシャーズの感想>
子育てを楽しんでいるつもりだったが、反抗期は楽しんでなかった。
確かに感情豊かになったなと思う。昔は「親から子どもへの一方的な会話」だったが、最近は会話が楽しくなった。
「子どもにはこうあってほしい」という枠からはみ出るとイライラしていたと気づいた。


反抗期の子どもへの対応・・・尾木ママのアドバイス

①子どもの反抗的な態度や言動は、「ハートのクッション」をイメージして受けとめて!
「こんな家に産まれたくなかった」とか「あんたの子じゃない」と言われたら
「ごめんね、こんなオヤジで」と同調・共感で受けとめる。
子どもは「クソババア!」と背中に向かって言うかもしれないけれど、自分の部屋に戻ったあと、じっくり自分の気持ちと向き合う。
言い過ぎたかなとか、お母さんの心配は当たり前だと分かっている。子どもの気持ちを信じよう。

②親の確固たる価値観や信念を「強固な壁」をイメージしてしっかり伝えよう!
子どもに言いたいことを全部言わせておくのがいいわけではない。遠慮なく親の価値観を示して!
判断をピシッと示し、パッと引く!「引く」が大事!


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<VTR:実践!「ハート」と「壁」>
中2の娘を持つ父親・バクさん。いつもは娘の生意気な言動に反応してしまい、言い合いになってしまうが、今回は「ハートのクッション」と「強固な壁」にチャレンジ。
アイドルのコンサートで4万円を使うことになった娘に「お金の価値」を伝えたいというバクさん。大金を渡すと家族の食事代を削ることになると伝えたが・・・「パパのごはん代が減っても、やせられるからいいじゃん!」「みんなでダイエットすれば、食費が浮く!」という返事。
バクさん、グッとこらえてハートのクッションで受け止めた!言い返さなかったことで、お金の価値観について冷静に伝えることができ、最後には娘も納得したようだった。

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<尾木ママの感想>
お父さんがよくガマンした。娘にしっかり伝わったと思う。
娘が好きなアイドルを否定しなかったのはよかった。子どもの好きなことや価値観は、大人から見て理解できなかったとしても尊重して否定しないことが大事。
ハートのクッションを実行することで、子どもが悩みとかつらさを一人で抱え込まず、本音を話せる親子関係になり、トラブルが起きたときも話し合いやルール作りができるなど、思春期も楽に。

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<ホゴシャーズの悩み>
思春期の子どもの口数が少ない場合は、気持ちが見えにくいことも

<VTR:ライオンさんの場合>
父親のライオンさんが何を聞いても「知らん」としか返事しない、次男(高1)。
ライオンさんは、何か悩んでいるのではないかと心配している。

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しかし取材者が話しを聞いてみると・・・「悩みはないです。」
お父さんについて尋ねると「忙しいときに朝ごはんとか、昼ごはん、弁当つくってくれて感謝してます」


<尾木ママの感想>
思春期には様々な悩みを抱える。お父さんにも絶対言えないような性や恋愛の悩みなど。
それでもありのままの感情を出せているのはいい。
何を食べたいか聞くだけで、子どもには愛情は伝わる。
子どもが返事をしなくても、「本当はここでちゃんと答えなきゃいけない」というのは子どもも分かっている。返事を求めず、愛情を示して!


<VTRを見たライオンさんは…>
 「子育てと一緒で、反抗期も楽しみたいと思った!」



★★尾木ママから、最後のまとめ★★
いつまでも子ども扱いをしないで、一人の「人格」と向き合って!
反抗期は、最後の甘えの時期。親に安心して甘えるわが子を、ほっとかずに、受け止めて!  

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END

 

 

 

 

 

 

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2018年12月08日 (土)

親子の会話が難しい?<番組内容>

今回のテーマは「親子の会話」
年頃になると、子どもは親とはほとんど口をきかなくなってしまいますよね!

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町で聞いてみると…
・(15歳女子)「ひまな時間は友だちとスマホで連絡、親とはあまり話さない」
・(17歳女子)「言ったことに『ちょっと違うんじゃない?』みたいになるのが悲しくて、最近あんまり話さなくなってきた」

年ごろの子どもが親と話さないのには、それなりの理由があるようだ。


【ホゴシャーズのお悩み】
マロンさん「話を聞いても、うっとうしいとか、めんどうくさいとか言われる」
ドラゴンさん「出先では無視。『寄ってくるな』オーラ」
・「小学4年生の長女が、忙しいときに限って話しかけてくる。聞き流してしまったり、こっちが結論を先に言っちゃったり…」と話すのは、もみじさん。

【尾木ママの見解】
子どもには、母親に「聞いてもらっている」という安心感、安定感が大切。
なるべく聞き流さないで、時間をとって聞いた方がよい。

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◇思春期の子どもとの会話 難しい?◇
キジムナーさんは以前、友だちとのケンカについて話す娘に、「あなたが悪かったんじゃないの?」とアドバイスをした。すると娘は「ただ話を聞いてほしかっただけだよ!」と叫んだという。
以来、子どもの話の聞き役に徹するように心がけている。
しかし、この日は元気なく帰宅した娘に話を聞こうと、また強く詰めよってしまった…

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【専門家の見解】 
自分の意見やアドバイスを伝えるのではなく、「そうやって黙ってばかりいたら、お母さんとても心配で悲しいのよ」と、自分の気持ちを素直に表現する。すると共感が生まれて、話しやすくなる。

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【尾木ママのアドバイス】
例えば、「もう、ぶん殴ってやろうと思った!」と言う子どもに、「そう、ぶん殴ろうと思ったのね」と言葉をオウム返しにくり返す。すると、「いや、別にそこまで思ったわけじゃなくて…」 などと修正するなど、子どもが自分の気持ちを整理することができるという。


◇反抗期で口をきかない子どもたちにどう対処する?◇
ドラゴンさんの息子は、4歳からカートレースを始めた。ドラゴンさんも同じ趣味だが、息子が高1となった今ではサーキット場でもほとんど口をきかないという。将来の話などしたいが、何をアドバイスしても、馬耳東風。

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アラマンダさん「でも、自分も昔反抗期だったころは、親にそう言われると逆に絶対、頑張ってる姿を見せたくないと思っていた」

【専門家の見解】
・思春期は、親に支配されている立場から、自分らしい生き方に変えていこうとする成長の一段階。親のことを否定して反抗的な態度になる。
・こんなとき親は、あきらめてはならない。声をかけ続け「あなたのことを見ている」というメッセージを伝える必要がある。親が親であり続けることが一番大事

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◇高校1年生になるウニさんの長女は、反抗期がピークのころ「大人がキライなんだよ!」と、親に辛くあたっていた。ウニさんは娘をまた怒らせるのではないかと遠慮しているうちに、どう話したらいいのかわからなくなってしまった。本当はちゃんと会話がしたいと願うが、今でもうまくいっていない…。しかし娘は、「大学のことなど、まだ自分の考えがはっきり決まっていないからこそ相談したいのに、親は『早く決めろ』という。そこでかみ合わない…」と語る。

【尾木ママのアドバイス】
・高2は、進路のことが関わってくることもあり、ひとつのターニングポイント。
・そのとき親はビビってはダメ。言いたいことを言って、親がしっかりと「壁」になることで、本人に「気づき」が生まれる

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【専門家のアドバイス】
・「ありがとう」、「さっきは言い過ぎた」など、面と向かって伝えづらいことは、SNSを利用して伝える方法もある


◇子どもとの会話 いつもと違う環境で◇
アラマンダさんは最近、小3の息子と、ゆっくり向き合える時間が少なくなってきた。そこで、やっているのが「夜のお散歩」
近所を横並びで歩く。この日は、普段は話さない女の子の話が…!

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マロンさん「初詣の帰りにたまたま娘と二人で歩いたら、突然、悩みを話してきた」
ドラゴンさん「夜に2,3時間の長い車移動をしたとき、息子はずっとしゃべっていた」


【尾木ママ まとめ】
・「夜」「1対1」「横並び」というのが、話しやすい。
・話さないのも成長の証。たとえ無視されても反応がなくても、あきらめないで!

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END

 

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2018年09月15日 (土)

きょうだいの子育て<番組内容>

今回のテーマは「きょうだいの子育て」。

「仲よく助け合ってほしい」というのが親の理想。しかし現実は、きょうだいゲンカが絶えない、お互いへの嫉妬がある、など悩みは尽きない。よりよいきょうだい関係を築くために親にできることは何か。今回は、教育学者で3人の子の父でもある汐見稔幸さんをスタジオに迎え、尾木ママホゴシャーズが語り合った。

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<尾木ママの見解>
・きょうだい全員を同じように育てるのなんて無理!
ひとりひとり性格も状況も違うから、親の対応が変わってくるのは当たり前。

<汐見さんの見解>
・親を選ぶことができないのと同様、きょうだいも選ぶことはできない。でも、きょうだい関係は一生続くもの。
 だからこそ、「きょうだいってなかなかいいものだ」と子どもに思わせてあげたい。


◇親の悩みナンバーワン きょうだいゲンカ◇

ホゴシャーズにアンケートを行ったところ、きょうだいゲンカの悩みが一番多かった。

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<ホゴシャーズの意見>
・ささいなことが大ゲンカに発展。やめてほしい。
・親はどう介入したらよいのかわからない。
・自分の気持ちを相手に伝えるのは必要な行為なので、きょうだいゲンカはしていいと思う。

<汐見さんの見解>
・きょうだいゲンカが起こるのはしかたがないし、それぞれの思いを言い合うことはとても大事。
・親はどっちが悪いと、善悪の判断をしてはならない。
 親に「あなたが悪い」と決めつけられるなどして、子どもが納得できない気持ちをため込むと、 きょうだいをもっと攻撃したい気持ちが生まれてしまうかも。


★汐見さん流 きょうだいゲンカ対処法★

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 「どうしたの?」と声をかけ、思いを聞き出す。

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② 聞き出した思いをもう片方に伝え、その子にも事情を聞く。

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 聞いたことを、また、もう一方に伝える。

※親は伝達役に徹する!
すると、子どもたちが冷静になれることも。


 ◇思春期には、きょうだい関係に変化が訪れる◇

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思春期ごろになると、ケンカが減る。
こころも体も成長し、部活などで忙しくなるためだ。

<汐見さんの見解>
・きょうだいが一緒に何かに取り組んで共感し合った経験がたくさんあれば、成長したときに、
 お互いを気づかう関係になれる。

<ホゴシャーズの経験談>
・妹と2人だけで電車に乗って祖父母の家へ。いつもは仲が悪いのに、電車の中では仲良く過ごした。



◇ホゴシャーズの悩み 平等にできない◇
ホゴシャーズへのアンケートでは、「きょうだいに平等に接することができない」という悩みもあった。

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<ホゴシャーズの意見>
・子どもといえど、自分と性格が合う合わないはあると思う。
・子どもが反抗ばかりしていた時期、ほかのきょうだいと同じように対応できなかったことがある。

当事者のホゴシャーズは・・・>
・自分が子どもに平等に接していないことを、子どもも気づいていると思う。
・スキンシップを求められることが多い。自分の愛情不足のせいだろうか・・・

尾木ママ汐見さんの意見>
・子どもがスキンシップを求めてくるのは、親の愛情を求めているサイン。
・「甘えたいんだろうなぁ」と感じたら、感情ではなく「理屈」で自分に言い聞かせ、子どもの思いに応えること も必要。
・夫婦で話し合うなど、悩みを1人で抱え込まないことも大事。

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<ホゴシャーズの意見>
・子どものころ、妹の方がかわいがられているという不公平感を感じていた。
でも母親が自分と2人だけの時間を作ってくれたことで「自分のことも気にかけてくれている」という気持ちが生まれ、安心できた。
・完璧に平等にしようとすると、かえってがんじがらめになってしまう。
・ふだんから子どもの話を聞いてあげることが大切だと思う。

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<汐見さんからの提案>
・思春期になったら、子どもが言えずにため込んでいる思いを一度はき出させる。
・たとえば親から「あの時、○○したことをお母さんは反省してるんだよね。本当はもっと言いたいことがあるんじゃない?」など子どもに聞いてみる。
・わだかまりを残さないことが大事。



END

 

 

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2018年07月14日 (土)

障害について、子どもとどう話す?<番組内容>

“障害”や“障害者”について、子どもにどう話せばいいか?

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子どもに障害があるホゴシャ~ズ3人もスタジオに参加し、みんなで考えていく。

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【理解はしてほしいけど、どう話したらいいのか分からない・・・】

番組アンケートでは、およそ8割の親が「障害や障害者について子どもに理解を深めてもらいたい」と答えた一方、6割以上が「障害についてうまく話すことができない・わからない」と答えた。

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【番組に届いた悩み】


「パラリンピックの選手の障害について子どもに聞かれたが、うまく答えられなかった。
すると、子どもがテレビから目を背けてしまった」

「電車で突然声をあげた人に子どもが、『変な人がいる!』と指をさした。
子どもには見ないように言ったが、違う対応のしかたがあったのではないか。
でも、どうすればよかったのかわからない」

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(障害がある子の親から)
「スーパーにいたとき、『あの子支援学級の子だよ。あたまがおかしいんだよ』と言われた。
その子の親は逃げるようにその場を立ち去ったが、せめて言葉だけでも正してほしかった」

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ホゴシャーズの意見:「障害について聞いてもいいの…?」】

障害がある子の親に聞いてもいいのか迷う。
相手を傷つけてしまうのではないか、触れない方がいいのではないか?

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→「人によっては聞かれたくない親もいるかもしれないが、聞かれることはうれしいと思う親も少なからずいる」

ホゴシャーズのロバさんの長女は難病で、知的障害がある。
自分の娘に対する質問や疑問が子どもたちから出たら、率直に自分に聞いてほしいと、周囲の親にお願いをしている。

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「(疑問を持った子どもに)『そんなこと言っちゃいけません』と言ったら、次に「なんで?」と言ってくれるチャンスが無くなってしまう。
子どもの「なんで?」は救い上げてほしい」


マルベリー「その子のことを知りたい、仲よくなりたいという気持ちで聞いてきてくれれば問題ない」



【大人は気にしすぎている?子どもたちは・・・】

マルベリーさんの息子そうたくん(小3)は、足に障害がある。小学校入学当初は、足のことで友達となじめず、悲しい思いをしていたが、今は何でも話せるひなたくん(小3)という親友ができた。

仲よくなったきっかけは、ケンカ。言い争いの中で、ひなたくんがそうたくんの足のことに触れてしまい、そうたくんが「こっちは10回手術してんだよ!」と言い返した。
言い合うなかで「相手はこうなんだ」と分かり合えるようになった2人は、親友になった。

そうた「『知ろう』っていう気持ちさえあれば、仲よくできる」 

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【ホゴシャーズの感想】
「お互いの心が開いていて、すごい!」
「大人が構えすぎているところがあるかもしれない」



【障害がある子たちと、そうではない子たちが知り合う機会を】
NPO法人シオヤレクリエーションクラブは、月に3回ほど、障害の有無に関わらず誰でも参加できるかけっこ教室を開催している。

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この日の参加者は23人。3分の2が障害がある子たちだった。

代表・塩家吹雪さん
「健常児にとっても障害がある子と一緒に走れる、汗を流せる。
そういうことを子どものうちから学ぶことはとても大切」

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参加した子どもの親
「障害がある=何かができない・できないからかわいそう、という先入観を持たずに、子どもが自分で見て実際に話して感じることができる」
「子どもは理屈ではなく感覚で受け入れる。障害の有無に関わらずお互いを認め合うことができる」


【尾木ママの見解】
「多様な子どもたちと触れ合っていくことで、子どもたちが育ち合っている。そんな風景が学校や地域でもっと見られるようになれば、豊かな国になる」


【障害がある子を持つホゴシャーズの思い】


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「安心して(子どもを)託せる世の中になってほしい。そうでないと子どもを残して死ぬ不安を拭い去れない。そのためには周りの人たちの力も借りなければならない。」

障害がある子の親、ない子の親が本音で話し合った今回。
まずは、親子で知ろうとすること。そうすれば子どもは、心を広げて理解していく!




END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2018年05月12日 (土)

わが家の食事 これでいいの!? <番組内容>

「わが家の食事 これでいいの!?」

番組アンケートでは、およそ7割の保護者が「栄養バランスが心配」「食べ物の好き嫌いが多い」「団らんがない」など、子どもの食事について悩んでいた。

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【ホゴシャーズの悩み】

さつきさん「長男は野菜をほとんど食べない、下の娘は食物アレルギーがあるので大変」
ハナミズキさん「次男は好き嫌いが多く、今年小学校なので給食が心配。」

わが家の食事 どこまでがんばればいいの!?

シーラカンスさんは3人の子どもの母親。
料理は苦手だが、栄養バランスがとれた食事を作ろうと毎日がんばっている。しかし、子どもたちの好みはバラバラ。何を作っても誰かは喜んで、誰かはがっかりするため、モチベーションが下がっている。
一体何をつくればいいのか?悩んでいる。

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帝京科学大学の上田玲子教授の調査によると、嫌いなものが食べられるようになった理由で一番多いのは「成長にともなって」。その他「大人のまね」、「好奇心」など自発的な理由が88%。強制で食べられるようになったのはわずか7%だった。

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【尾木ママの意見】
苦手なものも食べた方がいいのはいい。でも焦って親も子どももストレスをためてまでやることじゃない。食生活も理想はあるだろうが、あんまりがんばらなくてもいい。


がんばらずにできる食事の工夫

【専門家・上田淳子さんのアドバイス】
料理研究家の上田玲子さんが、子どもたちにいろいろなものを食べてもらうための、料理のちょっとした工夫を伝授!

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一品一食材のすすめ
豚肉、キャベツ、ニンジン、モヤシがあると、肉野菜炒めにしてしまいがち。
しかし実は、一度に多くの食材を使うと味付けなどはかえって難しくなる上、嫌いな野菜が一つでも入っていれば、野菜嫌いな子どもには残念な一品になってしまう。

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そこで上田さんが提案するのは「一品一食材」。食材が1つだと調理の手間が省け、味付けの失敗も少ない。品数が増えるので、子どもが野菜を食べる機会も増える。豚肉はしょうが焼き、キャベツはちぎって肉に添えるだけ。にんじんはサラダ、もやしはみそ汁に。みそ汁に入っていた豆腐は冷やっこに。手間をかけなくても5品の夕食が完成。

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食事作りは“フルマラソン”。
時には立ち止まって休憩してもいい。ゴールは子どもが自分で必要な栄養をとれるようになること。

子どものひとりごはん どうする?

【かぼちゃさんのお悩み】
夫婦でコンビニ経営をしているため、息子は1人で食事をしている。偏食がある息子に、手をかけた料理ができず、弁当中心になってしまっている。

チワワさん 自分の親が共働きで夕食はお惣菜ばかりだった。愛情を感じなかった。せめてお皿に移して出してほしかった。

専門家・上田さん お惣菜も野菜を足すなど、ひと工夫をすると印象が変わる。

夕顔さん 子どもにお留守番をさせるなど親がいない時は手紙や絵で気持ちを伝える。

ハナミズキさん そこにお母さんの気配があればいいと思う。

ふじさん
娘と一緒に夕食を食べられないふじさんのひと工夫を紹介。ふじさんは、平日は帰宅が9時を過ぎるため、娘のかよさんは一人で夕食を食べている。週末以外は料理をしないと決めているふじさんだが、かよさんの好きなみそ汁だけは、毎日夜中に作っている。ふじさんから、かよさんへのメッセージが込められたみそ汁。かよさんはみそ汁から母の存在を感じ、「ひとりの食事でも苦にはならない」と言う。

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 【尾木ママの意見】
やっぱり僕たち日本人は、他人の目とか世間体とか、それを基準にして自分を見てしまう。そうじゃなくて、I(アイ)が中心だと。「私はどうなのか」「私の家庭はこうする」「私はこれが好きだ」「私はナニナニしたい」とか。LOVEの愛じゃないのよ!私のI(アイ)!

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END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | 固定リンク


2018年04月14日 (土)

命ってなあに? <番組内容>

 
今回のテーマは「命ってなあに?」
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日ごろ、「命は大切」なんて子どもに話しているけど、果たして本当に伝わっていますか?
虫を残酷に扱ったり、「死ね!」などドキッとしてしまう悪い言葉を使ったり、自分を大切にしない、自暴自棄な態度をとったり・・・
お子さんの日常で、親が不安になる場面ってけっこうあるもの。

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今日は、ホゴシャーズたちの日常の中で「子どもが命を大切にしていないと感じる」場面について、悩めるホゴシャーズと尾木ママが語り合いました。
そもそも「命って、なあに?」答えられますか?


【子どもが「命を大切にしていないと思うとき その1】
    『虫などを残酷にあつかう』

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ポニーさんの息子は、アリを見つけると踏んづけて笑っていたり、バッタの足を
いじりすぎて取ってしまったり、トカゲを傘でつつき回して、尻尾を切ってしまったりしているという。

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あやめさんの息子もアリを踏みつけているし、
タガメさんも「子どもがトカゲをすぐ干からびさせてしまうので心が痛い」という。

命の大切さを子どもなりに学んでほしいので、子どもが生きものに対して多少残酷なことをしても大目に見ているというマルベリーさん。

一方、自分自身が虫も他の動物も全くダメなので「図鑑を見るだけじゃダメなの?」と思っているストロベリーさん。

子どもが小さな生きものに残酷なことをしたとき、親はどう受け止めたらいいのだろうか?


◎専門家によると・・・
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「幼児は動くものに対して興味があるので、死なせてしまうこともある」とした上で、
子どもはそれが“死んだ”ことを、本当の意味ではなかなか理解できない。
親など周囲の大人が繰り返し『命』について話すことで実体験と「生きる」「死ぬ」ということの意味が結びつき、だんだん理解していく。
虫などの小さい生きものを通して「もしかしたら人間みたいに何か考えたり、一生懸命生きてるかもしれないよね」などと親が話すようにした方がいいと語る。

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尾木ママ
「生きものの観察をしっかりすることが大事」だと指摘する。
観察することによって愛着がわいてきて、「命」について感じられるようになるという。


【子どもが「命を大切にしていないと思うとき」その2 】
    『汚い言葉を使う』

ポニーさんの次男と三男は、ボール遊びが大好きな仲良し兄弟。
しかし遊びがエスカレートすると歯止めがきかなくなり、汚い言葉が出てしまう。
さらに本気の兄弟ゲンカに発展すると、ポニーさんが一番心配する言葉がとうとう出てしまう!

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「このまま大きくなり、人を傷つけるような人になってほしくないので、悩む」とポニーさん。

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子どもが汚い言葉を使うのは、ゲームの影響もあるのか?「ゲームのコントローラーを握ると性格が変わるところがある」と、マルベリーさん。
命が失なわれる“死ぬ”と、子どもたちの口から出る“死ぬ”がまったくリンクしておらず、本当に軽々しく使っていると、はやぶささん。

◎専門家によると・・・
汚い言葉はインパクトがあって相手にダメージを与えるのでつい使ってしまうが、自分の気持ちを相手に上手く伝えられるように、親がうまく導く方がいい。

子どもは言葉の本当の意味を分かって使っているわけではないので、過剰に心配する必要はない。
親は汚い言葉を禁じるのではなく、小さい子どもだったら「そんなことを言ったら、お兄ちゃん悲しいよ」
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小学校3、4年生以降であれば
「『死ね!』じゃなくて『ボールをとらないで』でしょう?」と、子どもの気持ちを代弁するようにすると、言葉で自分の思いを表現する方法を覚えていく。
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【言葉は『言う側』と『受け止める側』で、重さが全然違う】

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ここで、うめさんは「言葉は『言う側』と『受け止める側』で、重さが全然違う場合があると指摘した。
娘が弟に悪い言葉を使うと、弟はとても傷ついて気にするという。

ポニーさんの長男も、友だちから冗談で「死ね」と言われて傷つき、気にしていた。

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はやぶささんの子どもは、小学校までアメリカで過ごしてきた。相手を侮辱するような言葉を使ったら、すぐに校長室に呼び出されるような厳しい教育を経験してきたが、日本に帰ってから子どもがすぐに覚えたのが、相手を罵倒する悪い言葉だったという。

尾木ママは「日本では、言葉の上で他者を気遣う、尊重するというところがかなり鈍くなってるのではないか」と指摘。
「言葉は大事にして」と、親は子どもに繰り返し話していくべきだと語る。

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【子どもが「命を大切にしていないと思うとき」その3】
    『自分を大切にしていない』
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マルベリーさんの長男・そうた君は、小学3年生。
実は、そうた君には生まれたときから神経に障害があり、そのため生死の間をさまよい、「助かったとしても歩くのは難しいだろう」と医師から言われていた。
十数回に及ぶ手術と懸命なリハビリの結果、そうた君は今、自分の足で歩いて毎日学校に通っている。そんなそうた君だが、以前は体のせいで思うようにいかないことがあると、荒れた態度を見せていたという。 

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「『走るのが遅いな』とかいろいろ言われて、イライラやストレスがたまっていたような状態で、友だちとのトラブルも絶えなかった。どこか自分に自信がなく、「どうせ僕なんて」とよく言っていた。どうしたらいいのかなと思っていました」とマルベリーさん。

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これに対してはやぶささんの息子も、夢がうまく実現せず「どうせ俺なんか」というのが口癖で、自分を大切にできないので、周りにもまったく優しくできない状態。
タガメさんの娘は、勉強はできるのに体育が苦手。「私は何をやってもどうせダメだから」と、周りの子と自分を比べて自分のできないところばかりが目につき、自信を持てていないという。

しかし子どもにもプライドがあるので、学校で傷ついてきたことなどはなかなか親に言わない。そうた君が乱暴なことをしたり投げやりな態度を取る本当の理由をマルベリーさんが知ったのは、去年の夏、水泳の授業でのことだった。

そうたくんの細い足を見て、通りがかりの子が心無い言葉を言った。介助でその場にいたマルベリーさんは、それを聞いて衝撃を受けた。

そうた君のつらい気持ちを知ったマルベリーさんは、先生に話して授業の時間を少しもらい、そうた君の生い立ちや、みんなが当たり前にできることが、そうた君にとっては奇跡なのだということをみんなに伝えた。

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するとその後、クラスメイトたちがそうた君を気遣ってくれるようになり、荷物を持ったり、階段の上り下りを見守ってくれるようになった。
体のことを言われなくなったそうた君は荒れることがなくなり、以前より穏やかになったという。

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「自分のことを分かってくれた安心感から友だちとつき合えるようになり、周りの接し方が変わって、そうた自身も変
われた」とマルベリーさん。

「自己肯定感が出てくると、子どもは挑戦心が出て、我慢強くなる」と、尾木ママ。

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ポニー
さんの長男が友だちの言葉で傷ついたときも、ポニーさんは相手の親子と話し合い、誤解が解けて、二人は親友と呼べるほどに仲良くなったという。

「いざとなったら親はちゃんと自分の味方をしてくれる」と子どもが分かり、それが嬉しかったのだとマルベリーさん。


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親の一言やちょっとした関わりで、
子どもは生き生きと輝き、人として豊かに生きて行く。
日常生活の中でお父さんお母さんが一緒になって、命の大切さや生きるといいうことを話していくことがすごく大事だと、尾木ママは言う。


みなさんも、ちょっとした場面で、親の思いを伝えてみてください!

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(ディレクターU)

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | 固定リンク


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