2022年01月08日 (土)

どうにかしたい!緊張<番組内容>

ウワサの保護者会!今回は「緊張」がテーマ。

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番組には「子どもが緊張しすぎて、本番で力が発揮できない!」というお悩みが寄せられた。
緊張しすぎないためにはどうしたらよいのかを考えていく。
ゲストは、緊張しやすいタイプだという、森三中の黒沢かずこさん。


ホゴシャーズの悩み>
トキさん親子のお悩み 緊張のあまり力を発揮できない◇

トキさんの長女あゆみさん(中2)は、大事な場面で緊張しすぎてしまう自分に困っている。
学校の卓球部の試合でも、体がこわばり空振りなどをしてしまうという。

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いま親子で心配しているのは、来年に迫った高校受験。普段のテストでも緊張で思うような結果が出せないからだ。
トキさんは、どうサポートしてあげればいいのか悩んでいる。

専門家の情報>
関西学院大学総合心理科学科教授・有光興記さんは、緊張を科学的に研究している。

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そもそも、緊張とは何か?
受験や試合など大事な場面で、それを乗り越えたいと交感神経が働き、体が興奮状態になること。
頑張ろう!という、やる気の表れでもある。

適度な緊張がパフォーマンスを良くする
全く緊張していないときと、緊張しすぎているときはパフォーマンスがうまくいきにくい。
最もうまくいきやすいのは、適度に緊張しているときだという。

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不安を感じると、緊張しすぎる
「失敗するかもしれない」「他の子からどう言われるかわからない」といった不安で頭がいっぱいになると、その場でやるべきことに集中できなくなる。さらに、体がより緊張するため、実力が発揮できなくなる。
子どもは、そもそも人生経験が少ないため、不安が高まりやすい。また、10歳前後になると、他人からどう見えているかを意識し始めるため、不安を感じやすくなるという。



◇緊張しすぎ 克服するには?◇
劇団に所属するとうこさん(小4)。人前に出ると緊張しすぎてしまうためオーディションを受ける勇気が持てないという。緊張を克服したいと、今回、番組の企画に参加してくれた。

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挑戦してもらうのは、お芝居だ。「赤ずきん」の台詞を覚えて、観客の前で披露する。

有光さんからのアドバイス[1]】
「動画で自分を撮ってみる」
 1. 観客から自分がどう見えているかを想像する
 2. 実際に芝居をしているところを撮影する
 3. 撮影した動画を自分で見る。(親は子どもができたところを認めることがポイント)

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緊張しすぎる人は、自分が失敗する姿を想像しがちだ。
しかし、撮影した自分の姿を見てみると、思っているほど悪くはないと気づくことが多い。すると、本番で緊張しにくくなるのだ。

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有光さんからのアドバイス[2]】
「4・4・8呼吸法」
4秒吸って4秒とめて8秒吐く。
体を落ち着かせる効果がある。ポイントは8秒ゆっくり吐くこと。
さあ、いざ本番へ!

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とうこさんは観客の前でお芝居をやりきることができた。


有光さんからのアドバイス[3]】
「緊張を和らげる“モノ”は?」
有光さんのオススメは、「お守り」。強く大きなものに守られている気持ちになる。「家族や友だちとの写真」も良い。誰かとつながっている、ひとりで闘っているのではないという気持ちになる。安心した気持ちになり、リラックスできる。


黒沢さんは大事な場面の前には、同じものを食べるというルーティン(決まり事)があるという。初めてやったときにうまくいったため、今も続けている。
尾木ママは扇子。あおいでいると気持ちが落ち着いてくるという。

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有光さんからのアドバイス[4]】
「本番直前や本番のその場でできること】
・全く関係ないものを3秒ほど見る。そうすることで、強制的に意識を別のことに移すことができ、緊張がやわらぐという。あらかじめ、そうすることを決めておくとよい。
・「やれるぞ!」「頑張るぞ!」といったかけ声も効果的。不安な気持ちを「やってやる!」という気持ちに切り替えることができる。



◇緊張、あの人たちはどうしてる?◇
緊張する場面を幾度となく乗り越えてきた2人に話を聞いた。

<東京オリンピック・アーチェリーで銅メダルを獲得 古川高晴さん>
オリンピックに5大会連続で出場しているが、最初の頃は緊張のあまり、思うような結果を残せなかったという。

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古川さんを変えたのは、「ここぞのときこそ力を抜け」という監督の言葉。
「試合で100%の力を出し切ろう!」と思うことをやめて、「実力の7割が出せればいい」と考えるようになった。
そうすることで、平常心を持つことができ、結果を出せるようになったという。
古川さんは東京オリンピックでも、この考え方が役に立ったと話す。

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<話題のCMを数多く制作 クリエイティブディレクターの箭内道彦さん>
企画をクライアントにプレゼンするなど、仕事で緊張する場面が多いという箭内さん。
「緊張してもいいと思うすべを身につけた」と話す。

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きっかけは、難関・東京藝術大学の4度目の受験のとき。
緊張のせいで気持ち悪くなり、試験会場に1時間遅刻して入った。その時、「吐き気がとまればいい」「何かが描ければいい」と乗り越えるべきハードルを低くすることで何とか試験を終えることができたという。
「緊張したおかげで、一発すごいものを描いてやろうと思わずに済んだ」といい、合格を果たした。以来、箭内さんは緊張をポジティブにとらえている。

箭内さん「相手を大切に、自分の言いたいことをなんとか伝えたいって思うから緊張する。緊張しているからこそ出る空気とか伝わる思いとかは絶対あるはずだと思う」


トキさんの感想>
緊張についてネガティブなイメージしかなかったが、うまくつきあえば武器になると思った。克服よりもハードルが下がった。

黒沢さんの感想>
自分がよく思われたい、頭よく思われたいと緊張していたが、自分は自分で生きようと思った。

尾木ママの感想>
・長い目で、緊張しいな自分ともつきあっていくことが大事。


END




 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:45


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